2020/10/06 - 2020/10/06
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今回は、富士五湖周辺から勝沼ぶどう郷へ。島根から妹が上京してくるので、合流しての旅。前回の信州から草津温泉の旅に続いて第二弾です。
東京から山梨県は中央線なので何のことはない。これまでも何度も訪れる中で、甲府を中心にして、甲府市周辺、石和温泉、勝沼、韮崎辺り。武田信玄の関係を始めとして忍野八海や昇仙峡も行っているのですが、山梨ってこんなもんかあという何か物足りなさがなくはない。山梨が初めてという妹を案内するのになんかモヤモヤ。そこに山梨の物語をあまり感じないんですよね。そこで、もう一度、検討しなおしてみると、なるほど富士五湖周辺って、これまで考えていたよりずっと盛りだくさんじゃないですか。いつだったかみたいに河口湖をちょこっと見たくらいでは話にならない。それに、振り返ってみると私は富士山は静岡なのか山梨なのかと争っているような富士山の良さ。例えば、日本平から清水港まで含めて一望する富士山みたいな富士山を山梨では体感したことなかったですからね。レンタカーを駆使して回れば、きちんとその辺りが分かるように思いました。そして、山梨のぶどう。これもこの際、思い切り食べてみたい。そう考えると、あっという間に四日間のスケジュールが埋まって、これならOK。たびたびらしい旅に仕上がりました。
さて、一日目は、河口湖駅前をスタートして、忍野八海も含む山中湖周辺。いくつかの浅間神社も回って、富士山信仰の色濃さを今更ながら感じたり、吉田うどんの名店にも。天気がイマイチで、迫りくるような富士山の姿は拝めませんでしたが、それを割り引いても、初っ端からやっぱりこれが山梨という感覚は味わえたのではないかと思います。
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東京から目指すのは河口湖駅。JR中央線で新宿駅から大月駅まで行って、そこからは、富士急行線に乗り換えます。
大月駅から河口湖駅まで約1時間。大月線、河口湖線と全線は26.6kmしかないのにこれだけ時間がかかるのは、やっぱり山岳列車だからでしょうか。まあ、乗っているとそんな感じはあんまりしないんですけどね。 -
途中の富士山駅でスイッチバックして、やっと河口湖駅に到着です。
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河口湖駅前のニッポンレンタカーで、二泊三日車をレンタルして富士五湖周辺を回ります。ニッポンレンタカーの一番の利点は河口湖駅に近いこと。帰り支度をしている時にも、目の前に駅が見えるので安心感が違います。
しかし、朝8時から予約していたのに、お店に誰もいなくて焦りました。まあ結果的にはご愛敬だったんですけどね。 -
最初に向かったのは新倉浅間神社と新倉山浅間公園。新倉浅間神社は、新倉地区の氏神として文武天皇の705年に創建された神社。
駐車場に車を止めて少し上がったところに本殿がありました。神楽殿もあって、限られた広さの境内ですが、まあまあ威厳を感じます。 -
ただ、最近はむしろ新倉山浅間公園の方目当てで観光客が増えているのではないかと思います。忠霊塔である五重塔とそのバックに富士山を眺められるのが日本のイメージピッタリのビューポイントということで海外の人から人気に火が付いた場所。ふもとの浅間神社から長い一直線の石段を延々上へ上へと上ります。
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これが五重塔。立派ではないかもしれないけどやけに鮮やかですね。
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イチオシ
その背後の山の上がビューポイント。ただ、あーれー。何となく予想はしていましたが、この日は曇って富士山は拝めず。しばらく粘っても、無理そうですね。富士山が見えたらこんな風だろうなあと想像するしかありませんでした。まあ、仕方がありません。
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続いては、北口本宮冨士浅間神社。
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に登録された中には7つの浅間神社(うち、山梨県は、河口浅間神社と冨士御室浅間神社)があるのですが、こちらはその7つの浅間神社ではなくて、別途「富士山域」の中に含まれる唯一の浅間神社。ちょっとややこしいんですが、いずれにしても世界遺産の構成資産です。 -
始まりは、日本武尊が東方遠征の折、箱根足柄から甲斐国酒折宮に向かう途中、「富士の神山は北方より登拝せよと」勅されたことからだとか。参道の両側に並ぶ石灯篭と杉木立。その奥に赤い大鳥居と
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厳めしい
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隨神門に、
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神楽殿、拝殿など。
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それぞれ造りも大きいし、本殿のこの神々しさも
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確かにちょっと普通の神社ではないですね。
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境内の「太郎杉」も大迫力。
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イチオシ
この根の張り方は尋常じゃないでしょう。
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続いては、新屋山神社。駐車場から神社の入口に回ると森の中に伸びる稲荷神社みたいな赤い千本鳥居。この参道は細くて頼りないんですが、
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抜けたところは、そこそこの境内です。
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室町時代後期、天文3年(1534年)の創建。主祭神は大山祇大神(おおやまづみおおかみ)。本殿や手前の神楽殿は白い漆喰の地の色が鮮やかでした。
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では、この辺りで、少し早いけどちょっとお腹に入れときますか。
やってきたこのみうらうどんは、朝10時から開いている吉田うどんの人気店。平日の開店直後に訪れましたが、座敷の広間はけっこういっぱい。さすがですね~ -
イチオシ
いただいたのは、肉うどん。これまで食べたことのある吉田うどんは固すぎて、讃岐うどんに慣れている私としてはあまりいい印象ではなかったのですが、ここはもっちり固いけどそこまでの固さではないような。優しい味わいの味噌味の出汁もほっこりですね。肉も柔らかくて、朝からすとんと腹に収まりました。本当はあんまり期待していなかったのですが、吉田うどんの印象がかなりよくなった気分です。
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ここから忍野八海に向かうのですが、途中途中で気が付いたところに寄ってみます。
鴎倶楽部は、まだ富士吉田市内。ロードサイドに建つログハウスのパン屋さんです。 -
店内は広くて、イートインコーナーも悠々ですね。
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いただいたのは、ハード系のパン。
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これをスライスしてもらいましたが、ちょっと枯れた感じの味わいがいいですね。うまみもきちんとある仕上がりです。
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こちら道の駅 富士吉田は、国道から少し高台に入ったところ。駐車場が広いし、規模が大きな道の駅ですね。
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産直コーナーは、当然のごとくぶどうが充実。
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シャインマスカットほか、
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イチオシ
けっこういろんな種類のぶどうがあるし、
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見ているだけでも楽しいですね。
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一方で小さなサイズも用意されていて、私はこれを買って、のどを潤しました。
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道の駅富士吉田の隣りに建つのは富士山レーダードーム館。道の駅の駐車場を越えていったさらに高台。35年間にわたり富士山頂から気象観測データを送りつづけたレーダードーム。それを復元したドーム型の外観にはリアルな迫力があります。日本の気象の歴史を考えるとまた味わいが深くなるかなと思います。
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さて、忍野八海のエリアに入ってきました。
東円寺は、忍野八海近くの市街地。山の中腹に建っていて、楼門式の山門がちょっとしたシンボルですね。 -
始まりは、空海が富士北麓の地に霊温泉の湧いている所を見つけ一宇を建立したという古刹です。また、古文書が多くあって、忍野八海が富士山世界文化遺産構成資産に認定された際、それが役に立ったのだとか。境内ほか、いかめしい雰囲気はありませんが、地元の歴史を守るお寺です。
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いよいよ忍野八海です。私は二回目。前回は中国人だらけでしたけどね。
これは忍野八海淺間神社。またここも浅間神社かという感じですが、富士吉田市やその周辺には浅間神社と名前の付く神社が本当に多いですよね。 -
境内は比較的小ぶりですが、創建は大同2年(807年)。忍野八海の守護神であり、本殿に祀られた木花之咲耶姫命以下、三神像は重要文化財。侮れない神社です。
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さて、ここからは歩いて忍野八海に向かいます。
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湧水のエリアに入ってきましたよ~
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中心部はこの先です。
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お久しぶりですね。これが忍野八海池本。
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イチオシ
忍野八海のまさに中心。忍野八海でも一番大きな遊水地の傍らに立っていて、店内や周辺には観光客がいっぱいです。
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イチオシ
滔々と湧き出る湧水の中、悠々と泳ぐのはマスかな。
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ゆらゆら揺れる水草も素晴らしいです。
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イチオシ
隣りの池はちょっと静かな佇まい。
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水深が深いので、こっちの方がよりはっきりと魚が空中を泳いでいるように見えるんですよね。
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うーん。いい感じです。
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少し周辺散策も。
手焼堂は、忍野八海のにぎやかな通り沿い。手焼きの米系煎餅を売っているお店です。 -
見ると富士山の形をした小さな煎餅。いただきの部分が白くなっているのは砂糖をまぶしているからですね。かわいらしいので、それをお土産にしました。味はまあほどほどです。
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もう一軒は大吉屋。店頭で焼いていた忍野名物の草餅をいただきましたが、
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うーん。なんかおいしくないですねえ。お餅に弾力はないし、餡子もぼんやりした甘さ。100円だけど、残念ながらこれでは話にならないと思います。
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気を取り直して、再び池本へ。
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ここで干したあんずを
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お土産にして、
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改めて忍野八海の名物草餅150円をいただきました。
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草餅は少し弾力があってまあまあ。ちょっと挽回できた感じです。
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忍野八海から、山中湖を目指します。
その途中の、これは承天寺。創建が寿永3年(1184年)の真言宗の寺です。
山岳仏教のイメージが強い真言宗ですが、寺は平地にあって境内の囲い。ただっ広い敷地に本堂や鐘楼がちょこんと建っていて、その雰囲気は全くありませんね。 -
むしろ、聖観音を祀る三十三観音の札所だったり、寺内の石の像とかにもちょっとエンターテイメントの要素が匂いました。
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さらに進んで。
今度は、山中湖 花の都公園。有料の駐車場に車を置いて、道路の向かいにある公園を訪ねるという設計です。 -
公園は奥の有料部分とその前面のこれもかなり広いお花畑のエリアがあって、
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私はお花畑の方でも十分楽しめました。
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ただ、ここは富士山の借景があって雄大な気分を味わえるのがウリ。でも、相変わらず富士山が雲で隠れていたので、それは味わえず残念でした。
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さらに山中湖に近づいて。
山中諏訪神社は、山中湖の北西部。山中浅間神社と橋を挟んで建っていて、二つをセットで回ります。山中浅間神社の方はちょっと荒地の感じがありましたが、山中諏訪神社の方はそういうことはない。社殿も格式を感じさせる雰囲気がありました。始まりは崇神天皇の頃。厄病を封じるための創建だったようですが、今は安産の神様なんだそうです。 -
この橋を渡った先が山中浅間神社。
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改めてですが、あんまりきれいに整備されていない荒地のような場所。社殿はまだ新しい感じだけど、趣きはイマイチかな。こちらは、承平元年(931)、村上天皇の勅命で建立されたという由緒正しき神社だとか。しかし、まあ、どうってことはありません。
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山中湖に到着して北側の山中湖親水公園から。山中湖の中心は湖の南側なのでこの辺りは比較的寂しい場所なのですが、山中湖越しに正面の富士山が見れるのはこの辺りになるんですよね。
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ちなみに、山中湖は一周およそ14km。面積は6.57km2で、富士五湖の中では最大です。
山中湖のサイクリングロードはその湖畔に整備された道。富士山と山中湖を両方望める眺めのよさと平坦で道幅も十分。整備もいいですね。サイクリングだけじゃなくて、歩いている年配夫婦の姿も見えましたが、それもありかなと思います。 -
条件が整えば逆さ富士も見れるスポットなんですが、
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やっぱり富士山は雲に隠れて拝めず。ただただ湖面を見るだけになりました。残念。
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そのまま、山中湖を時計回りに回ります。
海雲山寿徳寺は、山中湖の東側。武田信玄ゆかりの寺。武田家印判状というのが残されていて、このあたりの地下人に軍道の整備を命じたものだそう。この地が駿河と相模の国境にあたるため、国境守備の祈願所にも定められたとか。 -
山門から
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奥に続く石燈籠の参道が独特の雰囲気でした。
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これは本堂とか仏殿?
人けはないですね。 -
さらに進んで、山中湖交流プラザ「きらら」は、山中湖の東端。この辺りだと観光施設はここくらいしかなさそうだし、ちゃんと道路標識でここが示されていたので訪ねました。
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駐車場も広くて、野外の遊園設備が整備されたりして公園としては美しいのですが、コロナ禍もあってでしょうけどここも人けはないですね。周辺の眺めをちょこっと確認しておしまいといった感じです。
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ただ、奥にある山中湖シアターひびき、野外ステージが見どころの一つ。緑に囲まれた8,000人を収容するスケールなんですが、これもウリはその背景に富士山が見えること。どこもかしこも富士山が見えないと悔しいことになりますね。
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最後に水辺を歩いて、おしまいです。
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富士山の見えない山中湖にがっかりですが、少し気分転換しましょうか。
ペーパームーンは、山中湖の周辺だと圧倒的な人気を誇るカフェ。 -
入口が二階で、
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テラス席からだと緑の涼し気な林越しに正面の山中湖を望めます。
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さて、いただいたのは、ダークチェリーパイ。
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イチオシ
酸味がけっこうある大人の味わいなんですが、付け合わせのバニラアイスの甘さと組み合わせるとかなりいい感じ。バランスの取れたおいしさになりますね。これならお客さんが多いのもうなずけます。
気持ちが少し落ち着きましたね。 -
ここから、山中湖の南側。賑やかなゾーンに入ります。
まず向かったのは山中湖観光案内所。山中湖の周辺ではこの辺りが中心かと思います。周囲には山中湖文学の森があって、徳富蘇峰館や三島由紀夫文学館も。ただ、コロナで閉まっている施設なんかもあるのでここで情報を確認しておこうと思ったのですが、なんか情報があいまい。スタッフはたくさんいるのですが、もうちょっとしっかりしてほしいなと思いました。結局、徳富蘇峰館、三島由紀夫文学館は閉まっていて、旅の後半でリベンジすることにしました。 -
それを覗くと、ちょっとカスみたいなもんなんですが
山中湖情報創造館は、山中湖観光案内所の奥の一段高い場所。雰囲気のある建物なのですが、何かの保存建物というのではないようですね。 -
施設としては単純に図書館。ただ、中は木造の暖かな雰囲気がありました。
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少し離れた場所建つ俳句の館 風生庵も、今はコロナ過で閉館中。
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ただ、建物は旧天野傅長宅という山中湖村平野地区に残る旧家を移築したもの。富士北麓の典型的な農家建築で豪壮な雰囲気は外観からでも味わえます。
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では、方向転換して他の施設へ。
山中湖 テディベアワールドミュージアムは、駐車場から道路を越えて高台に上がった場所。 -
しかし、ここもコロナ過で休館中でした。
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ただ、施設の建物はテーマパークらしい雰囲気があって規模もまあまああるようなことは確認。一方で、併設されたラーメンカフェ 湖麺屋 Reel Cafeは営業をやっていましたね。
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最後にチェックしたのは森の駅 旭日丘。
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基本は旭日丘バスターミナルということですが、甲州ワインとかお土産物の施設もあって、この辺りの賑やかさを支える存在です。ここからは峠を越えて御殿場の方に向かうバスがあって、それが通る度に山中湖が観光地であることを思い出させるようなところもあると思います。
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で、旭日丘バスターミナルから向かいの湖畔に出たところが旭日丘湖畔緑地公園。
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きめ細かな砂の浜で、貸しボートの施設もあります。
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山中湖の遊覧船を眺めたり、ハクチョウが少しいて浜辺で羽を休めていました。
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あんまり人間を恐れていないのでけっこう近くまで寄って行けました。
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そして、晩飯はレストラン古志路。
山中湖の閑静なエリアにひっそりと佇むソーセージなんかの販売もやっている洋食レストランです。 -
早い時間帯だったのもあって、お客さんは我々だけですよ~
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イチオシ
いただいたのは、ビーフシチュー。じっくり煮込んだとろとろのシチューの中心にはごろんと繊維質の跡が程よく残った美しい肉の塊り。ビーフシチューはかくあるべきといった正統派のビーフシチューですね。
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そして、セットにしたソーセージの盛り合わせ。抜群に質がいいし、変化があって、これもいい。間違いなく名店のレベルだと思います。これは当たりでしたね。
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さて、今夜の宿は山中湖温泉の岩魚茶舎。
赤いシックな外壁が目を引きます。 -
イチオシ
部屋は少し小さ目だけど、落ち着いた雰囲気が悪くない。
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露店風呂があって、空きを見て入ります。温泉は無色透明。臭いもないし、なんかおとなしい温泉ですね。
明日は河口湖から残りの富士五湖や風穴など。それなりに長い距離も走るので、ゆっくり休みます。
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