2020/08/26 - 2020/08/26
51位(同エリア336件中)
くわさん
東北旅行2日目、キャンプばかりでは疲れるので、一日おきに旅館、ホテルを事前に予約していました。
普段はケチケチ貧乏旅行が得意なくわ一家ですが、今回は7月下旬から始まった、"GoToトラベル"とやらを使ってみました。このキャンペーン、いまいち制度がよくわかりませんでした。予約なしでも使えるのか、現地で割引価格で泊まれるのか? などなど。
調べてみると事前に予約する必要があるとのこと。割引の適用は事後に還付されたり、事前にクーポンが発行されて現地では割引価格で泊まれたり、さらにはクーポンも何もなしで割引価格で泊まれたり・・・よくぞこんな複雑怪奇な制度を作ってくれたものです。しかも短期間で。
しかし、半額近い割引は無視するわけにはいきません。割引は一回いくらではなく約4割なので普段泊まれない高級旅館ならお値打ち度倍増です。(みなさんそう考えたのか、このキャンペーンの恩恵をあずかっているのは高級旅館、ホテルだけらしい)
そして今日泊まるのは、去年再放送されていたあの「おしん」に登場していた銀山温泉。ドラマに出ていたあの光景を観たくて銀山温泉は古山閣に泊まってみました。おしんの「おっかぁ」には出会えたのでしょうか。
ちなみに古山閣は公式ページから予約し、予約後GoToトラベルのサイトからクーポンを発行してもらうシステムでした。ああ、分かりにくい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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蔵王から降り、山形で途中給油、天童、東根を経由し尾花沢市から銀山温泉に向かいます。銀山温泉の手前で、14:40、こけしのお店に立ち寄ります。
伊豆こけし工房 工芸館 専門店
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なんでも、ここのこけしが「おしん」に登場したとのこと。おしんがおっかぁからもらったあのこけしですね。
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おしんの写真展もあったのですが、コロナの影響か閉館中。結局ここでは何も買わず。
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このお店の向かいには番所跡があります。
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銀山から銀を持ち出す輩がいたのでここで厳重に取り締まっていたのでしょう。
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番所はここだけではなく何カ所かあったそう。
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番所跡から見た伊豆こけし工芸館。
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さて、銀山温泉に車を走らせます。
事前に旅館から駐車場を案内するので公共駐車場に着いたら電話してくださいと言われていましたが、まだ3時前だったので電話せずに温泉街へ行ってみようと車を走らせていたら、古山閣の駐車場を発見。車を停め駐車場にいたスタッフに旅館まで荷物を運んでもらいます。
駐車場から古山閣までは200メートルくらいでしょうか。徒歩で旅館に到着。旅館前の道は狭く、緊急車両以外は通行禁止です。鏝絵が美しい大正ロマンの宿 by くわさん伝統の宿 古山閣 宿・ホテル
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ここが古山閣。木造3階建て、実際には屋根裏にも部屋があるようで、実質4階までありました。
鏝絵が美しい大正ロマンの宿 by くわさん伝統の宿 古山閣 宿・ホテル
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ここ銀山温泉の各旅館には宿の名前や屋号が鏝絵で書かれています。
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この旅館、玄関の左手に神社が祭ってあります。近くの神社の分社だとか。
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山の神神社の分社。本社は文字通り古山閣の山側にあります。
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古山閣の玄関。
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観客松が出迎えてくれます。
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右手には招きお多福。
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荷物を運んでくれたスタッフさんに案内されて中へ。
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そのスタッフさんがこの古い電話の右のレバーをグルグル回して呼び鈴を鳴らします。お客さんが来たとの合図用として現役。
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電話機の隣には柱時計
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カウンターでチェックイン手続き。
事前に印刷しておいたGoToトラベルのクーポンを提示します。 -
チェックイン後、担当女中が荷物を運んでくれます。
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部屋は三階。
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レトロな階段を登り・・
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部屋は花山。
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この部屋、山側で窓を開けると・・・
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こんな景色しか見えません。女中さんからあと2,000円出せば街側の部屋に変えられますよ、と言われます。予約時、山側と街側の部屋が2,000円差で予約できることは知っていましたが、目をつぶって寝たらどの部屋でも一緒や、お安い山側の部屋を予約したのです。もしここで2,000円でアップグレードしてしまうとGoToトラベルの割引恩恵にあずかれないのでお断りしました。(GoToトラベルを適用したら1,000ちょっとの差額になる)
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時刻はまだ15時ちょうど。温泉に浸かる前にちょっと銀山温泉の街並を散策してみましょう。
こちらが古山閣。銀山温泉の入り口付近に位置します。右手が新館。一階で本館と繋がっているようです。 -
そうそう、この景色。おしんがある日突然姿を消し、この銀山温泉から過去を振り返る旅を始めたのでした。
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この温泉街の建物、大正時代に造られたそうですがどれも巨大です。これだけの資材を当時こんな山の中まで運ぶだけでも大変だったでしょう。
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この旅館も立派です。
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旅館街の川にたくさんの橋が架かっています。
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ちょっと振り返ります。古山閣に似ていますが別の旅館。
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赤い橋が見えてきました。
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おしんが泊まっていた能登屋です。
能登屋旅館 宿・ホテル
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おしんはこの旅館の玄関にタクシーを呼んでいましたが、当時はここまでタクシーが入れたのでしょう。今はそんなタクシーが入れるような道幅もありません。
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この旅館街では一番お値段が弾みそうな感じです。古山閣予約時、ここもチェックしましたが、既に満室だったような記憶が。GoToトラベルの影響で、高いところから売れているそう。そりゃそうですよね。一定金額でなく割合なら、そりゃ高い方がたくさんの金額が帰ってきますからね。
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更にこの川の上流へ行ってみましょう。
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あっ、ここ、他の方の旅行記で見たことがあります。カリーパンで有名とか。しかし、これから大量の晩ごはんなのでガマン。
はいからさん通り グルメ・レストラン
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ここにも赤い橋。
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滝見荘。この日は閉館している様子。
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その先に白銀公園。
白銀公園 公園・植物園
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白銀公園から川に降りると滝が見えてきました。
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暑い日だったのですが、少しは涼しく感じます。
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滝付近から滝見橋を振り返ります。
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白銀公園の横に銀鉱山跡が残されていました。入って見ると・・・
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おお、涼しい。天然のクーラー。
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ここから先は立ち入りできません。
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この岩を煎じ詰めれば銀がとれるのでしょうか。
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案内板によると、この先にかつての坑道があるそうなので行ってみることにします。
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坂を登って滝の上流、ここにも赤い橋が架かっていました。
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更にその上に小さな滝。
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この辺りまで来るとなだらかで、清流沿いの小径を進みます。
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さっきの滝と比べると水量は少なめ。
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今度は太鼓橋。
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時刻は15:45、陽が傾き影が伸び出しました。急ぎましょう。
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そろそろ坑道口。ここから階段。
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ちょっとした公園に出てきました。
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池がありますが、坑道は?
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更に上へ行くと、ありました、坑道口。
延沢銀坑洞 名所・史跡
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中からクーラーのように涼しい空気が流れ出てきます。
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中に入ると・・・ああ、涼しい。
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外は30度越えですが、中は20度もないのでは。
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あまりの気温差にカメラのレンズが曇ります。
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この銀山、江戸時代初めに発見されましたが明治初めには閉山されたそう。
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出口がある。
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出口の先にもまた別の入り口があり、なんかちょっと迷路状態。
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ここはまた別の坑道。遊歩道もその先に伸びていましたが、迷子になりそうだったので来た道を引き返すことにします。
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元来た坑道を戻ります。
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古山閣に戻ってきました。ここは貸切風呂があり予約なしで空いていれば入れるとのことでしたがあいにく使用中、一階の共用風呂に浸かります。
半地下のお風呂は広くはありませんが、大正時代からの歴史を感じさせられます。 -
一階ロビー。お客さんがその後何人か来られました。
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二階にあった民芸品。
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お風呂から出たところ。
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昔の表札でしょうか。
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風呂から上がって夕食までの間、この旅館の鏝絵をじっくりと観察しましょう。
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古山閣前はカフェ。
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こちらは川の上流側。
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ここ古山閣は鏝絵で有名なんだそう。
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鏝絵とはこの旅館を建てたとき左官が壁の漆喰にいろいろと装飾を施したもので、ここの鏝絵は1月から12月までの風物詩が描かれています。
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向かって一番右端が一月。富士山からの初日や凧あげなどが描かれています。
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二月が節分。
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三月がひな祭り。正面から見るとただの絵にしか見えませんが、斜めから見ると立体的に桃の花が浮かび上がっています。左官さんの腕の見せ所ですね。
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四月の桜。この桜の花、花弁が一枚一枚、立体的に浮かび上がっています。左官が丹念に鏝で細工したのでしょう。力作ですね。
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季節を飛ばして8月の夏祭り。解説板に書かれていた祝儀袋、見えますか?
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多分これでしょうね。
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最後は11月の七五三。あれれ、12月が無いと思いましたが同じ11枚目の右に12月の湯治の鏝絵が左に描かれています。
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そしてプラスαでこれは山形の酒田に来ていた北前船を模した宝船。
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こんな隅にもさりげなく鏝絵。左官さん、やりますね。
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鏝絵は山陰地方のとある民家で見たことがありますが、こんな立派なものは初めてです。
銀山温泉はこの旅館以外にも屋号などを鏝絵で書いている旅館がありました。 -
古山閣の前には足湯もあります。
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17:40、食事は18時からなので部屋に戻りましょう。
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ロビーにはこけし。
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二階の飾り付け。
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二階にあった謎の扉。
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18時、夕食が運ばれてきました。メニューはこれだけではなく・・・
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次から次へといろいろと運ばれてきます。
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尾花沢牛に・・・
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あゆの塩焼き。
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おいしいおいしいと大喜びの"ゆう"
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最後はデザートまでいきました。
ビールもたらふく飲んでご機嫌で、夜の散歩に出かけましょう。 -
各旅館に灯が灯り、カランコロンと下駄の音を響かせて川の上流へ。
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古山閣周辺は旅館はまばらですが、この辺りは川の両岸に旅館が建ち並んでいます。
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上流に向かって左側の旅館。
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川面もライトアップされています。
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ここからの景色、昼も夜も気に入りました。
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赤い橋までやってきました。
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おしんが泊まっていた能登屋。
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おしんのおっかぁも銀山温泉に出稼ぎにきていました。
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こちらは能登屋の隣の旅館、永澤平八
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ここにも鏝絵。鶴でしょうか。
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この辺りが一番きらびやかですね。
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平日なのに、GoToトラベルの効果なのか、各旅館賑わっていました。
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古山閣に戻ってきました。
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古山閣の右側は新館。
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古山閣前から川の上流を望みます。
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鏝絵もライトアップされています。
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古山閣玄関もライトアップ。
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松もライトアップ。
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古山閣前の道から。
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ただいまぁ~。
一階ロビーの風呂前の大きな一枚板のテーブル。 -
おしんはおっかぁからこんなこけしをもらいましたね。
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この右のドアが風呂のドアです。
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太鼓の民芸品。
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金魚の置物とほおづき。
このようにして銀山温泉の夜は更けていったのでした。続く・・・
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