2020/09/19 - 2020/09/20
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que sera seraさん
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近代彫刻の父と称されるオーギュスト・ロダンが生前に制作活動を行っていた、パリとその近郊ムードンのアトリエが、いずれも美術館として公開されています。
新型コロナ感染拡大防止のため3月からパリのすべての美術館は閉鎖になっていましたが、パリのロダン美術館は6月に、そしてムードンは9月18日にようやく再開しました。
この2軒のロダン美術館を、週末で制覇。
芸術に関しては狭く浅い知識しか持ち合わせていませんが、彫刻の鑑賞は大好き。
平面の絵画とは異なり、様々な角度から光と影を調節しながら作品を観察して魅力を探ることができるので、時間をかけてじっくり鑑賞したくなります。
しかも2軒のロダン美術館はいずれも雰囲気が良く、作品越しに見える建物や景色も素晴らしい!
巨匠の作品を目に焼き付け、心を豊かにすることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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パリ7区にあるロダン美術館、10時オープンに一番のり。朝一は比較的空いています。
18世紀に造られた建物は、1911年に国が買収に乗り出しましたが、自らの作品と収集した芸術品を寄贈するとの交換条件で、生涯アトリエとして使用することが許されたそうです。ロダン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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中庭には『考える人』(1880年制作)が。庭の草花の手入れも良く行き届いています。
「考える人」のオリジナルは約20点あるといわれていますが、雨ざらしになっているこれはレプリカです。 -
未完の超大作『地獄の門』。「この門をくぐるものは一切の希望を捨てよ」の銘文で有名なダンテの『新曲』に登場する門をモチーフにしているそうです。
地獄の門というだけあって、結構グロテスクな表現もあります。 -
『地獄の門』を細部まで鑑賞できるよう、正面には望遠鏡が。
ズームアップして、この作品のどこに『考える人』が組み込まれているか探してみてください。 -
美術館内へ。2005年に大改修された、瀟洒な2階建ての建物。
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展示室はシャンデリアなどの調度品もエレガントで、作品をより魅力的に見せる空間になっています。
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オーギュスト・ロダン作『接吻』(大理石像・1888-98年)
素晴らしい作品を数多く世に出しているロダンですが、入試に3年連続失敗したため高等美術学校(ボザール)には入学できず、独学で技術を習得したそうです。 -
『接吻』を別角度から見てみると…
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オーギュスト・ロダン作『考える人』(ブロンズ像・1880年)。世界に約20点あるオリジナルのうちのひとつ。
オリジナルは意外に小さいなというのが第一印象でした。 -
オーギュスト・ロダン作『歩く人』(ブロンズ像・1900年頃)
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弟子たちの作品も秀悦ぞろい。カミーユ・クローデル作『VERTUMNE ET POMONE』(大理石像・1886~1905年)
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アントワーヌ・ブールデル作『オーギュスト・ロダン』(ブロンズ像・1910年) そっくり!
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絵画も見応えがあります。フィンセント・ヴァン・ゴッホ作『タンギー爺さん』(1887年)
ジャポニズムの影響を強く受けている貴重な作品。
美術館内では写真撮影時は自由ですが、上手に撮れなかったことを後悔。 -
『叫び』で有名なエドヴァルド・ムンク作『ロダンの考える人』(1907年頃)
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美しい庭園。野外にもロダンの作品のレプリカが点在しているので、のんびり散歩しながら鑑賞して心地よい時間を過ごすことができます。
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第2章:
翌日曜日はパリ近郊の瀟洒な街ムードンのロダン美術館へ。この美術館は金・土・日曜のみの開館です。庭園や建物も素敵なパリ郊外のロダン美術館 by que sera seraさんロダン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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敷地内に入ると、オーギュスト・ロダン作『接吻』(ブロンズ・1888-98年)がいきなり出迎えてくれます。
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敷地内にはいくつもの棟がありますが、こちらは住居兼アトリエ。
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ダイニング。ロダンが実際にここで食事をしていた様子を撮った写真も展示されています。
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ダイニングの横のアトリエ。
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石膏のギャラリーに展示されているパーツ。人体模型のよう。
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オーギュスト・ロダン作『接吻』。パリの美術館では大理石でできた完成形を見ましたが、こちらのものは石膏でできています。
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オーギュスト・ロダン『カレーの市民』(石膏)。パリにはブロンズ製がありました。
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これは何でしょう?実はこれは考える人の座る椅子のレプリカ。
後ろの立て札には、「ここに座って考える人のポーズをして写真を撮り、ハッシュタグを付けてソーシャルメディアにアップしてみましょうと記されています。 #PensezPosez」 -
考える人の椅子は、実はパリにもあったのですが、それが何なのかわからずにもてあそんでしまっていました。
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ロダンのお墓が美術館の庭園内にあります。墓標は考える人。
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この旅行記へのコメント (2)
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- norio2boさん 2020/11/24 10:57:36
- 旅行記拝見!
- eksさん
ロダン美術館2館の訪問旅行記楽しく拝見させて頂きました。
丁寧な説明に引き込まれてました。
このコロナの時代貴重な記録だと思います。
パリでは「アジア人狩り」というデモや事件があるとききました。くれぐれもご注意ください。
ロダンの愛弟子のカミーユクローデルの美術館がセーヌの上流の街のノジャンシュルセーヌにあるのでお訪ねください。
2019年の10月に行って来ました。
(旅行記アップしていますので覗いてみてください)
パリ再訪はまだまだ先になりそうです。
ご自愛ください!
PS:日本も大変になって来ました。
- que sera seraさん からの返信 2020/11/24 17:50:32
- Re: 旅行記拝見!
- norio2bo様
メッセージありがとうございます!
現在パリは再びロックダウン下に置かれ、美術館はすべて閉鎖になっています。街中ではアジア人に対する差別が横行しているとのうわさも聞きますが、幸い、当方は嫌な思いもすることなく安穏な暮らしを送っています。
カミーユ・クローデル美術館の情報、ありがとうございます。知りませんでした。
公式HPを見てみましたが、素敵な美術館!パリからなら電車を乗り継いで2時間でアクセスできるようですね。開館されたたら是非行ってみたいです。
日本でも新型コロナの感染者が増加しているようです。
どうぞご自愛ください。
誰もが安心して自由に旅ができる日が早く来ますように。
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