初めての国内一人旅で松本へ！その3　美術鑑賞とグルメで松本観光を満喫、おまけで淡路島でランチへ

2020/08/22 - 2020/08/23

初めての国内一人旅で松本市内をぶらぶら。
レンタサイクルを借りたおかげで快適に市内観光ができた。
が、あれだけよかった天気が夕方になるとかなり怪しくなり、夜はどしゃぶり。
最初の予報では1日雨の予報だったから夕方まで天気がもってくれてよかったというべきか。
もし1日雨だったら自転車での観光は不可能だったのでだいぶ予定が変わったと思う。
1泊2日とはいえ伊丹から1日1往復の便を利用しているので実質24時間の滞在時間だったけど十分満喫できた。
海外旅行はしばらく無理だけどその間は感染対策をしつつ国内旅行を楽しめばいいんじゃないかな。
そんな松本旅行の最後の旅行記をどうぞ。

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

高橋家住宅から自転車をこいで四柱神社へ。
歩いたら結構な距離だと思うけど自転車なら楽々。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11645630
の続きです。

四柱神社 寺・神社・教会

神社の境内の自転車置き場に自転車を置かせてもらって見学。

四柱神社は天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神を祀る神社。
天照大神以外は全く分からない…。

観光客らしき人も結構いるなぁ～。
有名な神社なのかなぁ？と思っていたらこの神社、歩行者天国の縄手通りとつながっていた。
どうやら観光客が多いのは繩手通りに来た人がそのまま見学してるからみたい。

神社の前にあった池（？）に若がえりの水、と書かれている。
かえるの石像があるのは…ダジャレ？

なんだかいい感じの通りだな、と思ったらガイドブックにも載っている歩行者天国の縄手通り。
時刻は13:30。
暑いけど土曜日で天気はいいし絶好の観光日和だけど人はまばら。
これもコロナの影響かいつもこうなのか？

なわて通り 名所・史跡

通りの入り口部分にあったでっかいカエルの像。
なわて通りは「カエルの街」として町おこしをしているそうで通りのあちこちにカエルの像がある。

ガマ侍 名所・史跡

カエルの像もマスクをしてコロナ対策(笑)。

なわて通りは女鳥羽川の土手から始まった通りで、「縄のように長い土手」から「縄手」と呼ばれるようになったんだとか。
それにしても…人が少ない…。

ここでも目的はこちら。
「たい焼きふるさと」でたい焼きを食べること！
このためにお昼ご飯はあえて軽めのもりそばにしたんだから。
注文したのはたい焼きアイスのセット。
が、なぜか出て来たのが普通のたい焼きだったので「アイスって言ったんですけど…」というと「あんこって聞こえました」と言われた。
まぁ取り換えてくれたからいいけど。

ふるさと グルメ・レストラン

たい焼きアイスとカフェラテのドリンクセットで500円。
はしごチケットで更に10円引き(笑)。
暑いので冷たいアイスが美味しい！
ここでも再びはしごチケットをget。
チケットの裏のスタンプがかわいい。

そして再び自転車に乗って自転車をこいでいると案内板に中町通りには土蔵が並んでいると書いてあるのを見つけたので中町通りをサイクリング。
通りには白い土蔵が立ち並び絵になる。

中町通り 名所・史跡

新しい建物のこの雰囲気を壊さないような建物になっている。

気付いたら土蔵の写真をいっぱい撮っていたのでまとめてUP。

こちらは土蔵ではないけど歴史ありそうな建物。
ヨーロッパでも古い薬局ってよく見かけたな。
薬局は建物が残ることが多いのかな？

中町通から自転車をこいで到着したのは松本市美術館。

松本市美術館 美術館・博物館

歩くとちょっと距離があるのでレンタサイクルなかったらバスだったろうな。
美術館のマークが山とｍの文字の組み合わせ。
ｍは松本市のｍなのかミュージアムのｍなのかどっちだろう？
上の山のマークももしかするとMを表しているのかも？

ここ松本市美術館は草間彌生の作品を収蔵していることで有名。

草間彌生はこの松本市出身。
この松本旅行を決めてから松本市の観光情報を調べて初めて知った。

初めて草間彌生を知ったのはヨーロッパのどこかの街角で彼女の特別展のポスターを見かけた。
当時は草間彌生を知らず、日本人のアーティストの特別展がヨーロッパであるんだなぁと思って調べてみたらあまりにも独特の世界観にびっくりした覚えがある。

草間彌生といえば水玉！
ということで建物の周囲のあらゆるものが水玉仕様。

コロナ対策で入口で住所・電話・名前を記入。
万一感染者が出た場合は連絡があるとのこと。
熱を測ってからチケットを購入。
入場料ははしごチケットで100円引きの310円。
今の期間は特別展は開催されていないので常設展だけ。

来月からミュシャ展が開催されるということだったので本当は来月来たかったんだけど、伊丹→松本の飛行機が飛んでいるのは8月中だけだったので諦めた。

展示室は3階。
2階から3階の階段は水玉。

残念ながらここからの撮影は禁止。
中は草間ワールド全開でオブジェやらデッサンみたいな作品がてんこ盛り。
暗い空間に展示されている作品も多かった。
真っ暗な部屋の中央に大きなシャンデリアがあってその周囲が鏡張りでシャンデリアだらけに見える部屋とか、暗い部屋にはしごがあって上下に鏡を映してどこまでも続くはしごに見えたり…。

とにかく不思議な世界。
この他にも棟方志功の作品とかもちょこっとあった。

1時間程で見学終了。
ミュージアムショップもちょこっと覗いて次の目的地へ。

再び自転車に乗って向かったのはあがたの森公園。

あがたの森公園 公園・植物園

公園の入口にあるのは重要文化財にも指定されている旧松本高等学校校舎。
現在はあがたの森図書館として使用されている。

向かいにある行動では講演会が行われていた。

こちらは旧制高等学校記念館。
朝はあれだけ晴れていたのにこの頃になると空模様がだいぶ怪しくなってきた。

旧制高等学校記念館 美術館・博物館

観光したいと思っていたところの見学は出来たのでホテルに戻ろうかと思ったけど途中にイオンモール発見！
ということで寄ってみる。

このイオンモールがすごく大きくって映画館やレストラン街等が建物ごとにあった。
ちょこっとスーパーを覗きたかっただけなのに肝心のスーパーがあったのは一番奥の建物。
かなり歩く羽目になって疲れた…。
スーパーも普通のイオンと同じで地元ならではの物もさほど見当たらず、スーパー内のお土産コーナーで割引販売されていたこちらのドレッシングを購入しただけ。
家に帰ってから使ってみると思ったよりワサビが効いてピリッとしてた。

今度こそホテルに戻ろうと地図を確認。
すると帰り道に源智の井戸というのがあったので寄ってみる。
松本市内観光をしていると井戸をちょこちょこ見かける。
日本アルプスが近いから地下水が豊富なのかな。
こちらも元は武家屋敷にあった井戸との事。

源智の井戸 自然・景勝地

明治時代に創業された老舗菓子店開運堂の本店に通りかかったので入ってみる。
さすが老舗の本店だけあって広くて雰囲気も重厚。

開運堂本店 グルメ・レストラン

創業当時は当然和菓子屋さんだったけど、今は洋菓子も充実。
お土産に買って帰れそうなもの…と思ってこちらのチーズケーキを購入。
1個140円＋消費税。
保冷バック持ってきているから持って帰れるよね。

続いて寄ったのは老舗の味噌店萬年屋。

天保3年に創業した味噌店だけど、お漬物も売っている。

味噌店だから味噌漬けを買おうとナスの味噌漬け（400円＋消費税）購入。
あとはワサビ漬け（300円＋消費税）も。
それだけ買って店を一度出たけど次言った店で野沢菜が売っていなかったので再び戻って野沢菜を買ったらおまけで小さな味噌をつけてくれた。
このおまけの味噌めっちゃ辛かった。

続いて行ったのがこちら小口わさび店。

わさび専門店ということでちょっと他では見かけないわさび奈を購入。
税込み540円。
わさび菜といってもちょっとだけピリッとする程度だった。

そして16時30分少し前に本日の宿泊先ホテルトレンド松本に到着。
まずはチェックイン。
コロナ対策で熱を測る。
部屋は507号室のシングルルーム。
部屋の半分がベッドだけど机もあって寝るだけなら十分な広さ。

ホテルトレンド松本 宿・ホテル

バスルームもコンパクト。

一通りの物は揃っている。
冷蔵庫には小さな冷凍スペースもあるので保冷バッグ用に持ってきた保冷剤を冷凍させる。
シャンプーなどのアメニティはDHC。
中国人観光客とか喜びそうだな。

ちょっと部屋でホテルで休憩して再び自転車に乗って出かけようとしたら…雨が降ってきていたので歩きに変更。
さっき見かけて後で来ようと思っていたお店がなんと17時で閉店。
HPには17時30分までって書いてたのに…。
多分コロナのせいで閉店時間が早まっているんだろうな。

気を取り直して次に向かったのが牛乳パンで有名なパントリー マルナカ。
張り紙には「牛乳パンあります」って書いてあったけど入ってみると見当たらない。
聞いてみると本日分は完売。
明日も12時ならないと焼きあがらないとのこと。
知っていれば最初に通りかかったときに確認したのに…。

パントリー マルナカ グルメ・レストラン

歩いているうちに雨がだんだん強くなってきた。
そして到着したのが「馬肉バル 新三よし」。
観光案内センターで教えてもらった馬肉専門店。

馬肉バル 新三よし グルメ・レストラン

夕食にはちょっと早い17:30過ぎなのでお店は空いている。
少し待ってカウンター席に案内された。
いわゆる居酒屋だけど明治32年創業のお店らしい。
さすが専門店だけあって馬肉料理が充実。

店内は馬の鞍や馬の置物…

馬関連グッズがっ所狭しと並べられている。

注文したのはまずはこれでしょ！と馬刺し３種盛り。
1180円＋消費税。
白いのはたてがみ、赤いのは赤身、真ん中は極上…何とかだった。
醤油で食べてもよし、味噌で食べてもよし。
久々の馬刺し。
美味しい！

続いてしぐれ煮茶漬け。
お出汁をたっぷりかけていただきます。
これも美味しい。

最後は1日10食限定の揚げ南蛮スペシャル。
730円＋消費税。
これまた美味しい。
〆て2600円ほど。
今回の旅の目的は松本城に行って馬刺しを食べることだったのでこれでコンプリート。
一人旅なのでいろんな種類を食べられないのが残念だけど十分満足。
よく考えたら居酒屋一人で入るの初めてだったけど…旅行だったら入れるもんだな。
そして居酒屋なのにお酒注文しなかったけど大丈夫だった。
基本お酒飲めないので…。

食後はお土産をまだあんまり買っていないのでバスターミナルの地下にあるスーパーへ。
18:30だけど人が少ないなぁ。

せっかくなので信州ならではの物を買おうと物色。
りんごバターというのが有名らしい。

で購入したのがこちら。
かりんとうは1袋129円＋消費税。
りんごバターは359円＋消費税。
りんごバターは食べていみると普通のりんごジャムだった。
バターの風味はさほどしないような…。

欲しかったお焼きがなかったので駅前のステーションビルMIDORI へ。
ここの1階はお土産は大充実。
さすが松本駅直結。

ステーションビルMIDORI (松本店) ショッピングモール

おやきも製造元が違い、味も違う持ち帰り可能な冷凍のものがたくさん。
どれにしようか迷うほど。
迷いに迷った末、いろは堂（1個240円）、縄文おやき（1個180円）、峯（1個250円）を合計7個購入。
保冷バッグも別料金で販売していた。
保冷バッグも持ってきていたので買わなかったけどね。

ホテルに戻ってからさっきバスターミナルの地下のマサムラで購入したベビーシュークリーム（120円＋消費税）を頂く。
どこか懐かしい味のするシュークリーム。
ちなみにここの創業者の正村氏はヒロタのシュークリームで修行していたんだとか。

翌日。
朝ご飯は昨日パントリーマルナカで買ったパン190円。
これだけではちょっと足りないかな？と思ったのでバスターミナルの地下のパン屋さんで買った牛乳パンもいただく。
牛乳パンふわふわで美味しい。

7:45の空港行きのバスに乗らなきゃいけないので7:30前にはホテルを出発。
涼しいな～と思ったら22度。
20度台の気温久しぶりに見た気がする。
やっぱり信州は涼しいなぁ。

松本駅近くで松本山雅FCのマンホール発見。

そして7：30過ぎにバスターミナル到着。

松本バスターミナル 乗り物

バスターミナルに草間彌生ペイントのバスが来たので思わずパチリ。
遠目でもこれは目立つ！

しばらく待つと空港行きのバスが来た。

チケットはバス車内で現金支払、とはっきり書いていたので運転手さんから買おうとすると…乗った途端運転手さんに「チケットは？」と聞かれた。
いやいや、バス車内で現金支払って書いているよね？？と思いつつも「持ってないです」と言ってチケット購入。
運転手さんは乗り場に貼っているこの張り紙のこと知らないのかな？

バスは30分で信州まつもと空港到着。
昨日の夜の雨のすっかり上がって今日はいいお天気。

松本空港 (信州まつもと空港) 空港

同じバスで来た人たちもみんなJALの伊丹行きに乗るみたい。
まぁこの時間それしか便がないからそうだろうな。
空港の写真を撮っていたので列の最後になっちゃった。
ソーシャルディスタンスがりんごで表示しているのが信州らしい。
が、並んでいると係員の人に声を掛けられ座席指定をしていればタッチ＆ゴーが使えるらしい。

ということでお土産店をちょっとだけ覗いて…

出発ゲートのある2階へ。

JALの運転シミュレーションゲームがあった。
これは初めて見たな。
…なんか時代を感じる…。

そして保安検査を抜けると…

出発ゲートへ。
といっても小さな空港なのでゲートは1か所。
奥に小さな土産屋さんはあったけどこの時はまだ開いてなかった。
この後すぐ開いたけどね。

椅子にはソーシャルディスタンスをとるように1つおきに表示が。

伊丹行きの後は神戸行きが出ているみたい。

時間通りに搭乗開始。
ブリッジに木を使っているのが信州らしい。

搭乗率は2割程度かな？
行きよりは少し多いかもしれない…。
でもあんまり乗っていない。
2-2配列の窓側を指定。

離陸を待っている間フジドリームエアラインズの機体が見えた。
知らない航空会社だなぁと思ったら静岡空港、名古屋の小牧空港、神戸空港を中心に運行している航空会社らしい。

そして定刻通り離陸。

のどかな信州の風景が広がる。

帰りもドリンクサービスがあった。
今度はりんごジュースにしてみる。

しばらくのどかな風景が続いた後…

大阪の街が見えて来た。
1つだけ飛び出ているビルがあべのハルカス。
こうやって見ると目立つな。

大阪城公園も綺麗に見えた。

梅田のビル群の上から

淀川を通り越して…

10時に伊丹空港到着。
定刻通り。

前来た時は人でいっぱいだった到着階の売店はご覧の通り人がほとんどいない。
10時は過ぎているのに…。
飛行機を使う人が減っていることを実感。
航空会社だけでなく空港や空港の売店もこのままではもたないだろうな。
早く普通に旅ができる日が来てほしいなぁ。

と、ここで松本の旅行記は終わりなんだけど…今回はちょこっとだけまだ続く。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

家に帰るとまた10：30。
昼ご飯を食べに淡路島に行こうかということになり、11時に出発。
淡路島へ。
途中淡路のSAで休憩。
なんか大きな観覧車がある。

トイレ休憩のみで再び出発。

そして12：30過ぎに道の駅うずしおの臨時駐車場に到着。
なぜに臨時？道の駅どこにもないんだけど？と思ったらどうやらここからシャトルバスで道の駅うずしおに行くらしい。

バスに乗ること数分で目的地道の駅うずしおに到着。

道の駅 うずしお 道の駅

淡路島といえば玉ねぎ！ということで道の駅は玉ねぎが満載。

道の駅うずしおにあるあわじ島バーガーでは全国ご当地バーガーグランプリで1位と1位に選ばれたハンバーガーが食べられるということで大人気。
この日も大行列ができていた。
このハンバーガーはずいぶん前に食べたことあるけど確かに美味しかった。

が、今回の私たちの目的はハンバーガーじゃなくって、道の駅内のレストラン。
道の駅はすごい人だったので並んでたらどうしよう…と思ったけどすぐに案内してもらえた。

レストランの大きな窓からは大鳴門橋がよく見える。

で、注文したのがこちら、赤い炙肉丼3300円。
「丼」というからどんぶりかと思えばミスジ、ハネシタ、サンカク、ヘレ、ロースの焼肉セット。
ランチにしてはお高い値段だけあっていいお肉を使っていて美味しい。
淡路島だけあって玉ねぎサラダがついている。

こちらは母の注文したべっぴん鱧の照り焼き重2530円。
関西で夏と言えば鱧よね。

食後はお土産コーナーをうろうろ。
玉ねぎマスクとか意味不明なものも。
大人気の道の駅だけあってすごい人。
完全に三密。
コロナの影響で観光地は閑散としているという話だけど、淡路島はむしろ観光客が前年比で増えているらしい。

淡路島は大阪、神戸から気軽に行ける距離だし、屋外だから大丈夫だろうって思うんだろうね。
で、その結果淡路島の人気スポットは過密状態になっていると…。

帰りにどこかに寄ろうかとも思ったけど淡路島は一般道を走るとめちゃくちゃ移動に時間がかかるので結局どこにも寄らずに一直線に帰宅。
本当にご飯食べるため為だけに淡路島に来た感じ。
まぁたまにはこういうのもいいよね。