2008/09/13 - 2008/09/14
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blumentalさん
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終日観光としては最終日、デン・ハーグ、デルフト、ライデンを訪問してアムステルダムに戻って来ました。一晩泊まれば、翌日は帰国日。午前中だけアムステルダムを散策してスキポールに向かいました。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
9月08日(月) 11:05関空~16:20アムステルダム着(アムステルダム泊)
9月09日(火) アムステルダム(アントワープ泊)
9月10日(水) アントワープ、ブリュッセル(アントワープ泊)
9月11日(木) ゲント、ブルージュ、オステンド(アントワープ泊)
9月12日(金) ルクセンブルク、ナミュール(アントワープ泊)
9月13日(土) デン・ハーグ、デルフト、ライデン(アムステルダム泊)
★9月14日(日) アムステルダム、15:20アムステルダム発~(機内泊)
9月15日(月) 9:30関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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19:00ライデン発のICで19:36アムステルダム中央駅着。旅の出発点だったアムステルダムに戻って来ました。
駅前のダムラック通りDamrakにある今夜のホテルに向かいます。スーツケースはスキポール空港駅に預けているので気楽なものです。 -
宿は5日前とは違う宿です。通りに面して建つマクドナルドの2階に受付がある宿。間口は狭いのにびっくりするくらい奥行きのある造りでした。
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どこかで遅い夕食を済ませたら既に21:00。狭い宿に戻ってもつまらないのでダムラックから東に、ほろ酔い加減で最後の夜をぶらぶら歩き。今日は土曜日なのですごい人です。
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繁華街を通り抜けてたどり着いたのはニューマルクト広場Nieumarkt。計量所Waagもライトアップされているんですね。5日前に泊った宿はこの近くです。
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ニューマルクト広場から1本西側の運河沿いに戻ると「飾り窓」地帯です。前に泊った宿はこの通りにあります。今日は週末で人がいっぱい、5日前はここまで賑やかではありませんでした。
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今日の宿は場所を変えといてよかったです。治安も悪そうだし、うるさくて眠れやしませんね。
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人混みの中をほろ酔い加減のままどこをどう歩いたのか、ちゃんとホテルには戻れたようです。
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朝、とうとう帰国日、ホテルの部屋からの眺めです。通りから離れて奥まった所にある部屋だっただけに、いろんな建物の裏面が密集しています。アムステルダムの建物の造りが複雑なことが少しわかったような気がします(間口は狭くても奥行きがすごく長いし、階段は急で、隠し部屋でもありそうな造り)。
今回のホテルは確かに安いだけのひどいホテルでした。ひとり旅だから良かったものの、女房が一緒なら一晩中文句を言われているはずです。 -
今8:15、チェックアウトして昼まではアムステルダムを散策します。
日曜の朝はひっそりとしています。かなり涼しかったのを憶えています。どの通りだったか、ダムラックから西に向かっています。 -
まず北教会やアンネの家が面しているプリンセン運河を目指して西に移動しています。プリンセン運河までに3本の運河を超えるんですが、どの運河だったか不明。
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これも途中の運河風景。朝の運河は静かで清々しいです。
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4本目のプリンセン運河Prinsengrachtの西側にある北教会Noorderkerkに到着。1620-23年の建造(1993-98年に再建)。
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もちろん開いていません。次にプリンセン運河沿いを南に移動。
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イチオシ
途中、プリンセン運河Prinsengrachtに架かる橋の上から見た南の風景。西教会Westerkerkです。
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橋から北の風景。
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正面がアンネ・フランクの家Anne Frankhuis(プリンセン運河の対岸より)。8:40、まだ誰も並んでいないようなので運河沿いを少し散策。
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プリンセン運河を挟んで西教会の北西から。1620-31年の建設で、1638年に尖塔を追加。
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尖塔は高さ85m、アムステルダムでは1番高い塔。塔頂の水色の王冠は少し派手かと思います。
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西教会の南側から。レンブラントはここに眠っています。
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アンネの家の前から西の風景です。目の前のプリンセン運河から西にブルーム運河Bloemgrachtが伸びています。
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アンネの家の少し北にある62番橋Brug 62から東の風景。プリンセン運河と内側のカイゼル運河をつなぐレリー運河Leliegrachtです。木陰でひんやりして清々しいです。
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アンネの家の入口です。8:45、いつの間にか日本人の先客がいました。さすが日本人、確実に入館するための努力は惜しみません。
※(注)現在は予約が絶対必要です。8年後(2016年)に女房を連れて開館時刻前に並ぼうとしたら、予約客だけで既に一杯で入れてもらえませんでした。 -
9:00になり、アンネ・フランクの家Anne Frank Huisに入りました。フランク一家の2年間の隠れ家です。入館してから左手のこちらの建物に移動したと思います(Prinsengracht 263が住所です)。
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.....1時間ほどして、ここを出た時は恐ろしく暗い気分になっていました。すごく考えさせられませした(解説は不要かと思います)。
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西教会南側の西マルクト広場Westmarktに立つアンネ・フランク像。
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広場の前のラートハイス通りRaadhuisstraatを東に移動します。振り返って見た西教会の東側。
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運河を眺めつつラートハイス通りを東に行くと突き当りは王宮。そこからニーウェゼイス・フォールブルグワル通りNieuwezijds Voorburgを南に進むと。。。
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スプイ広場Spuipleinにたどり着きました。この広場に面してベギンホフの入口があるはずなんですが、すぐに見つかりません。
広場にあったAmsterdams Lieverdjeの像(何者か不明)。 -
やっとでスプイ広場の北東側に入り口を発見。この門がベギンホフBegijnhofの中庭につながっているようです。
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ベギンホフ(ベギン会院)の中庭。修道院には属さない半聖半俗の女性のみの集団居住地で、14世紀に設立されました。
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中庭に建つ英国改革派教会Engelse Hervormde Kerk。1607年設立のプロテスタント教会です。
16世紀にカトリック信仰は禁止されても、ベギンホフは女性たちの私有地であったためカトリック系の施設を有していましたが、1578年プロテスタント政府によって礼拝堂が閉鎖されたため、所有権を改革派教会に譲渡してしまいました。 -
そのためいくつかの住居内に、隠れカトリック教会の礼拝堂が新たに建てられました。
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ベギンホフの中庭は47の住居に囲まれています。賑やかな外側の通りからは、こんな所に静かな中世の中庭があるなんて想像もつきません。
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ベルギーのベギンホフと異なり、ここは世界遺産に指定されていません。現在、一般の住居になっているためでしょうか。
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ペギンホフの中庭に面する建物の中で、一軒だけ三角屋根の黒い木造家屋があります。
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この木造家屋Houten Huisは1528年の建築。アムステルダムに2軒しか現存しない木造家屋の1つです。ベギンホフに入ってすぐ左手、ベギンホフの南西の角に位置します。
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ベギンホフを出てスプイ広場の南西側を見ると、クライトベルク教会Krijtberk Kerkが見えました。こちらでは珍しいカトリック教会です。
確かにすぐ目の前なのですが、近寄ってみると間にシンゲル運河があったので行くのをやめました。 -
スプイ広場から東へ、ローキン通りRokinとの交差点に第4代国王ウィルへルミナ女王(在位1890-1948)の騎馬像がありました。女性の騎馬像は珍しい。オランダって、彼女を含め3代女王が続く女王の国なんですね。
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運河沿いのグリンブルグワル通りGrimburugwalを東に進むとアムステルダム大学Universiteit van Amsterdam。1632年の創立で、市立大学を経て1961年から国立大学になりました。
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さらに東に移動してクローフェニールス運河Kloveniersburgwalを渡ると南教会Zuiderkerkがあります。
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南教会の東側です。
1603-11年の建設のアムステルダムでは最初のプロテスタント教会ですが、今はイベント会場。 -
イチオシ
塔の高さは80m。綺麗な尖塔です。
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南教会からシント・アントニースブレー通りSint Antoniesbreestraatを北に進むとニューマルクト広場。昨晩ライトアップされた計量所を見ました。
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ニューマルクト広場から運河沿いのゲルターセカデ通りGeldersekadeを北に向かうと涙の塔Schreierstoren(1480年建造)。ここから航海に出発する船乗りたちを見送ったそうです。
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涙の塔にあったヘンリー・ハドソン (1565-1611)の碑文。1609年ハーヴ・ミーン号で大西洋横断航海に出航。ニューアムステルダム(ニューヨーク)やハドソン川の発見につながりました。
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最後に涙の塔の西側にある聖ニコラス教会St. Nicolaaskerkに行きました。ここはもう駅前です。(写真は教会の西側から)
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1884-87年の建設でネオバロック兼ネオルネッサンス様式(どう違うの?)。これもこちらでは珍しいカトリックの教会です。今日は日曜でミサの最中。
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教会内の壁や柱は全て絵画による豪華な装飾です。
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教会内陣。天井も高い。ミサの最中なんでうろうろできず隅っこにひっそりと。
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イチオシ
運のいいことにちょうどミサが終わり散在しはじめたので、ドーム天井だけ撮ってきました。ステンドグラスが綺麗です。ドーム部分の高さは58mあります。
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ついでに教会の拝廊とパイプオルガン。こちら側も見事です。
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これで観光はおしまいです。教会の前にはアムステルダム中央駅。アムステルダム12:50頃発のSprinterでスキポール空港に移動(乗車時間20分程度)。
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空港駅で昨日預けたスーツケースをピックアップ。
15:20アムステルダム発のKLMに乗り、翌日の9:30関空着。帰ったら、たまった仕事と女房のいやみが待っています。 -
案の定「あなただけ好きな所に行けていいわね」と言われたんで、「今度お前を連れていくための下見をしてきたんだ」と応えておきました。
今回の旅行記をまとめると、
1. アムステルダム https://4travel.jp/travelogue/11638677
2. アントワープ https://4travel.jp/travelogue/11639367
3. ブリュッセル https://4travel.jp/travelogue/11639692
4. ゲント https://4travel.jp/travelogue/11639909
5. ブルージュ、オステンド https://4travel.jp/travelogue/11640159
6. ルクセンブルク https://4travel.jp/travelogue/11641610
7. ナミュール https://4travel.jp/travelogue/11642176
8. デン・ハーグ https://4travel.jp/travelogue/11643781
9. デルフト、ライデン https://4travel.jp/travelogue/11644339
10. アムステルダム 本稿
となります。実際に女房を連れて旅行に行ったのは4年後になります。
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