2008/09/10 - 2008/09/10
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blumentalさん
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アムステルダムからアントワープに移動し4泊します。アントワープで迎えた最初の朝はアントワープ見学です。午後はブリュッセルの予定ですので、2時間半だけのアントワープ散策になりました。
なお本旅行記では、アントウェルペンの地名はオランダ語ではなく、英語名のアントワープを使っています。
旅行の日程は以下の通り:★印がこの旅行記です。
9月08日(月) 11:05関空~16:20アムステルダム着(アムステルダム泊)
9月09日(火) アムステルダム(アントワープ泊)
★9月10日(水) アントワープ、
ブリュッセル(アントワープ泊)
9月11日(木) ゲント、ブルージュ、オステンド(アントワープ泊)
9月12日(金) ルクセンブルク、ナミュール(アントワープ泊)
9月13日(土) デン・ハーグ、デルフト、ライデン(アムステルダム泊)
9月14日(日) アムステルダム、15:20アムステルダム発~(機内泊)
9月15日(月) 9:30関空着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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アントワープ中央駅構内です。
アントワープに宿を移して最初の朝。駅のすぐ南にあるホテルから駅構内を通って移動です。 -
待合ホールは巨大なドームとなっていて天井は44mの高さ、すごい重量感を感じます。駅舎自身が芸術作品ですね。前年(2007年)に大掛かりな改修工事が行われたそうです。
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イチオシ
中央駅から真っすぐ西に延びるデ・カイセルライ通りDe Keyserleiを進むとダフィット・テニールス2世(1610-90)の像が立っています。アントワープ生まれの画家らしいですけど、どんな人かはどうでもいいんです、背景がいいんですよ、この場所は。
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イチオシ
どんどん西に進むとグルーン(フルン)広場Groenplaatsに到達。北側には聖母大聖堂(ノートルダム大寺院)Onze-Lieve-Vrouwekathedraal。今9:30。
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広場中央にはルーベンスの像。ご存知バロック絵画の巨匠、アントワープで活躍。でも彼はベルギー生まれではなく、ドイツのジーゲン生まれです。
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大聖堂は「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一部として世界遺産に登録されていますが、寄せ集めではなく、単独で世界遺産にする価値があると思います。
大聖堂が開くのは10:00なので、他を先に廻ります。 -
大聖堂の西側を通り抜けるとグローテマルクト広場Grotemarkt。写真は広場の北側。
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広場の西側にはルネサンス様式の市庁舎Stadhuis(1561-65年建築)。
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建物前面は色鮮やかなたくさんの国旗で飾られています。これも世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つ。
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広場中央にはブラボーの噴水Standbeeld van Brabo。手(hand)を投げる(werpen)という意味がアントワープの名前の由来。もし手を蹴とばしていたら、違う名前の街になっていたわけです。。。
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スヘルデ川の川岸に住む巨人アンティゴーンが、通行料を払わない船乗りの手を切り落としていたのを、ローマ戦士ブラボーが巨人を倒してその手を切り取って投げたというお話です。切り口の水しぶきが血しぶきでなくてよかった(グロッ)。
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イチオシ
広場の北側にずらっと並ぶギルドハウスの眺めは素晴らしい。建物全面はほとんど窓で覆われています。屋根の形も特徴的で、どの屋根にも金色の彫像があります。
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広場から北に伸びるブラーデライ通りBraderijstraatに入ると、煉瓦の家がずらり。
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通りを北に抜けると西側には肉屋のギルドハウスMuseum Vleeshuisがあります。これは東の面。
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1501-04年によって建てられたゴシック様式の建物です。かつては肉屋ギルドの集会所や肉市場や倉庫として使われ、現在は古楽器の博物館になっています。
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建物沿いに路地を抜け、西側から見上げています。赤煉瓦が肉の赤みを連想させます。
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ギルドハウスの西側、通りを挟んでステーン城(国立海洋博物館)National Scheepvaartmuseum Steenが現れました。城の横に船も見えます。これは城の東側の面です。
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10世紀から16世紀まで要塞や牢獄として使われていたのを、海洋博物館として改修したようです。
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イチオシ
城の南側はステーン広場Steenpleinになっています。こちらから見ると全然違う城に見えます。
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城の前には、巨人ランゲ・ワッパーとそれを見上げる二人の像があります(1963年建造)。ブラボーに手を切られた巨人アンティゴーンと一緒にステーン城に住んでいたのがこのランゲ・ワッパーだそうですが、それがどうしたのかそれ以上の話を知りません。
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ステーン広場の西側にはスヘルデ川。かなりの川幅ですね。ここまで来て、アントワープは港湾都市であることを再認識。
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南側から見たステーン城は、とても見栄えの良い城です。
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城の西側。城に隣接して船専用の倉庫がありました。
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さて大聖堂に戻ります。これは尖塔の北側。手前にはギルドハウスの屋根。
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南塔は未完成なので北塔だけですが高さは123m。1352-1521年の建築、北塔は1518年の完成。
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タンパン部分の彫刻。
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塔の下には、大聖堂建設に携わった建築家の父子ジャン(1352-1411)とペーター・アッペルマン(1373-1434)の功績を称える記念像がありました。どれが誰?
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回廊。
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内陣と主祭壇。
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ドーム天井。天井の絵画は直径5.8m。
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ルーベンスの祭壇画「キリスト昇架」(1610-11年作)。
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ルーベンスの祭壇画「キリスト降架」(1611-14年作)。
少年ネロがここを訪れる話をアントワープの人のほとんどが知らなかったということがここでは有名な話です。 -
他にも綺麗なステンドグラスがたくさんあったのにこれしか撮っていません。どの部分だったか。。。
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次はグルーン広場から東に、ルーベンスの家Rubenshuisを訪問。ペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)がアトリエ兼住居として30年過ごした場所が市立美術館となっています。
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絵画や彫刻の展示だけでなく、当時のアトリエや居間なども見学できます。美術館というよりは博物館の印象です。内部よりは建物の方に惹かれました。写真は敷地内にある凱旋門。
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ルーベンスは工房を構え、チーム・ルーベンスとして多くの作品を制作。ルーベンス工房の作品の価格は、ルーベンスが関与した割合に応じて決定されたそうです。
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庭園もありますが、これは当時のものではないようです。
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さて、次のブリュッセルが待っています。
マイル通りMeirを東に、中央駅に向かいます。通りの両側には、豪華な建物が並んでいます。 -
マイル通りの東端に立っていた彫像はアンソニー・ヴァン・ダイク(1599-1641)。アントワープ生まれの画家。
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通りの名前はライス通りLeysstraatに変わり、このまま東に中央駅に戻りました。
そして12:20頃の列車でブリュッセルに向かいました。
(ブリュッセル)https://4travel.jp/travelogue/11639692
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