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キプロス旅行を終え、トルコ最大の観光地カッパドキアを訪問しました。

2015年 ロンドン・トルコ経由イラク北部とキプロス-G(トルコ編)/カッパドキア

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2015/01/29 - 2015/02/04

2173位(同エリア10132件中)

まさとし

まさとしさん

キプロス旅行を終え、トルコ最大の観光地カッパドキアを訪問しました。

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  • キプロスからの船がタシジュ港に到着したのは午後10時半。天気は雨で風も強く、今回の旅行で初めての荒れた天気を経験することになる。地中海は基本的に冬の夜は天気が荒れる傾向にあるので今日まで全く雨に降られなかったのが奇跡といってもいい。

    キプロスからの船がタシジュ港に到着したのは午後10時半。天気は雨で風も強く、今回の旅行で初めての荒れた天気を経験することになる。地中海は基本的に冬の夜は天気が荒れる傾向にあるので今日まで全く雨に降られなかったのが奇跡といってもいい。

  • トルコの入国審査を終えて外に出たらメルシン行きのドルムシュがとまっていたので乗り込むことにした。このまま港町のタシジュに泊まって明日の朝出発してもよかったのが、少しでも先に進もう。<br /> 通常バスで2時間半かかるメルシンまでの道のりをドルムシュはかなり飛ばし1時間で到着した。メルシンに到着したのは12時半。予想通りメルシンから先のバスはなく、ターミナル内は閑散としていた。翌朝7時半のカイセリ行きまで待機だが待合室はオープンエアで外気がまともに入ってきてかなりつらい。しかし約4時間のためにホテルに泊まるわけにもいかない。少し暖かい格好をしてベンチで夜明かしすることになる。気温は10度位だろうか。

    トルコの入国審査を終えて外に出たらメルシン行きのドルムシュがとまっていたので乗り込むことにした。このまま港町のタシジュに泊まって明日の朝出発してもよかったのが、少しでも先に進もう。
     通常バスで2時間半かかるメルシンまでの道のりをドルムシュはかなり飛ばし1時間で到着した。メルシンに到着したのは12時半。予想通りメルシンから先のバスはなく、ターミナル内は閑散としていた。翌朝7時半のカイセリ行きまで待機だが待合室はオープンエアで外気がまともに入ってきてかなりつらい。しかし約4時間のためにホテルに泊まるわけにもいかない。少し暖かい格好をしてベンチで夜明かしすることになる。気温は10度位だろうか。

  • 【1月30日(金)】<br /><br /> キプロスからのフェリーが夜遅く到着し、そのままメルシンのバスターミナルに来たのだが、乗り継ぐバスはなかった。気温が外と同じ(たぶん10度弱)オープンエアの待合所で朝を迎えだが体中が冷え切ってふらふらだ。4時間ほどとはいえかなりつらい時間を過ごすことになってしまった。<br /><br /> トイレに行ったあと暖かいカフェが営業していたのでそこで暖を取り、同時に朝食を済ませた。<br /><br /> 7時30分発のバスに乗り込んだ。これから向かうカイセリはトルコ最大の観光地と言ってもいいカッパドキアの拠点の街だ。実際はネブシェヒルというさらに近い街があるが、タイミングよく直通バスがなかった。<br /> カッパドキアは今回行かなければもう一生行かないような気がする。そもそも今までもカッパドキアには興味がなく、行こうと思っていなかった。今回は時間もあるし、冬のカッパドキアを見学してみよう。その後コンヤからイスタンブールへは高速鉄道という手もある。

    【1月30日(金)】

     キプロスからのフェリーが夜遅く到着し、そのままメルシンのバスターミナルに来たのだが、乗り継ぐバスはなかった。気温が外と同じ(たぶん10度弱)オープンエアの待合所で朝を迎えだが体中が冷え切ってふらふらだ。4時間ほどとはいえかなりつらい時間を過ごすことになってしまった。

     トイレに行ったあと暖かいカフェが営業していたのでそこで暖を取り、同時に朝食を済ませた。

     7時30分発のバスに乗り込んだ。これから向かうカイセリはトルコ最大の観光地と言ってもいいカッパドキアの拠点の街だ。実際はネブシェヒルというさらに近い街があるが、タイミングよく直通バスがなかった。
     カッパドキアは今回行かなければもう一生行かないような気がする。そもそも今までもカッパドキアには興味がなく、行こうと思っていなかった。今回は時間もあるし、冬のカッパドキアを見学してみよう。その後コンヤからイスタンブールへは高速鉄道という手もある。

  • 6時を過ぎるとバスターミナル内の店が営業を始め、賑やかになってきた。

    6時を過ぎるとバスターミナル内の店が営業を始め、賑やかになってきた。

  • バスは途中雪に覆われた峠を越え、結構な吹雪で積雪の中を走り抜けた。北に進むと再び雪はなくなり、カイセリには12時半に到着。

    バスは途中雪に覆われた峠を越え、結構な吹雪で積雪の中を走り抜けた。北に進むと再び雪はなくなり、カイセリには12時半に到着。

  • カイセリに到着。トルコ有数の大都市だ。ただ街の中心へはかなり離れている。

    カイセリに到着。トルコ有数の大都市だ。ただ街の中心へはかなり離れている。

  • 目指す街はギョレメ。カイセリですぐにギョレメ方面のバスに乗り換えることができたがアヴァノスという街でのさらに乗り換えが必要らしい。

    目指す街はギョレメ。カイセリですぐにギョレメ方面のバスに乗り換えることができたがアヴァノスという街でのさらに乗り換えが必要らしい。

  • アヴァノスに到着。ここまでスムーズだがここで流れは止まった。ギョレメ行きのドルムシュは結構本数が少ないようだ。アヴァノスの市場があり、ここで昼食を取ることにした。

    アヴァノスに到着。ここまでスムーズだがここで流れは止まった。ギョレメ行きのドルムシュは結構本数が少ないようだ。アヴァノスの市場があり、ここで昼食を取ることにした。

  • ローストチキンのハーフで10トルコリラ(500円)。昔は中東で毎日のようにこのローストチキンを食べていた。とにかく大好物だったのと注文しやすかったのが利いいだろうか。だが、今回は初めて注文となった。昨日はまともな食事をできなかったので久々の満足度の高い食事となった。

    ローストチキンのハーフで10トルコリラ(500円)。昔は中東で毎日のようにこのローストチキンを食べていた。とにかく大好物だったのと注文しやすかったのが利いいだろうか。だが、今回は初めて注文となった。昨日はまともな食事をできなかったので久々の満足度の高い食事となった。

  • さてドルムシュでギョレメだが交通は相当不便なのか。ずいぶん時間がかかってしまった。でも天気は回復して比較的暖かくなってきたので過ごしやすい。1時間近く待たされたが、ギョレメへのドルムシュを捕まえることができた。アヴァノスからギョレメにまでは30分かからない。<br /> ギョレメはキノコのような奇岩が町中に点在してカッパドキアを代表する中心都市だ。その奇岩が住居やホテルとして利用されていてその光景を見たときは圧倒されてしまった。結構おもしろそうな街だなというのが第一印象だ。さすがトルコ最大の観光地だけのことはあるわざわざ来た価値はあるのかなと思う。

    さてドルムシュでギョレメだが交通は相当不便なのか。ずいぶん時間がかかってしまった。でも天気は回復して比較的暖かくなってきたので過ごしやすい。1時間近く待たされたが、ギョレメへのドルムシュを捕まえることができた。アヴァノスからギョレメにまでは30分かからない。
     ギョレメはキノコのような奇岩が町中に点在してカッパドキアを代表する中心都市だ。その奇岩が住居やホテルとして利用されていてその光景を見たときは圧倒されてしまった。結構おもしろそうな街だなというのが第一印象だ。さすがトルコ最大の観光地だけのことはあるわざわざ来た価値はあるのかなと思う。

  • ギョレメではせっかくなので奇岩の中にある洞窟部屋に泊まろうと思った。「ローマスイート」というホテルに泊まることになり、洞窟部屋を見せてもらった。でも内装はたいして変わらないので値段の安い普通の部屋に泊まることにした。敷地内からは見晴らしのよい共用スペースもある。値段1泊80トルコリラ(4000円)と高いと思ったが、セントラルヒーティング完備で設備は中級ホテルだ。また朝食もついているようなのでそれほど悪くはない。とりあえず2泊快適に過ごせそうだ。<br /><br /> 到着が遅くなってしまったので遅れてすぐに日が暮れてしまう。16時30分が日没だ。荷物を置いて一目散にギョレメの裏山に登った。ギョレメパノラマと呼ばれる展望台で夕日を眺めるスポットになっている。なので観光客がちらほら集まっている。

    ギョレメではせっかくなので奇岩の中にある洞窟部屋に泊まろうと思った。「ローマスイート」というホテルに泊まることになり、洞窟部屋を見せてもらった。でも内装はたいして変わらないので値段の安い普通の部屋に泊まることにした。敷地内からは見晴らしのよい共用スペースもある。値段1泊80トルコリラ(4000円)と高いと思ったが、セントラルヒーティング完備で設備は中級ホテルだ。また朝食もついているようなのでそれほど悪くはない。とりあえず2泊快適に過ごせそうだ。

     到着が遅くなってしまったので遅れてすぐに日が暮れてしまう。16時30分が日没だ。荷物を置いて一目散にギョレメの裏山に登った。ギョレメパノラマと呼ばれる展望台で夕日を眺めるスポットになっている。なので観光客がちらほら集まっている。

  • ギョレメの裏山からの眺め。

    ギョレメの裏山からの眺め。

  • これは持ち帰るのは難しい。

    これは持ち帰るのは難しい。

  • やがて日没。

    やがて日没。

  • ギョレメ中心部。奇岩と街が一体化していておもしろい。

    ギョレメ中心部。奇岩と街が一体化していておもしろい。

  • ギョレメのモスク。

    ギョレメのモスク。

  • バスターミナル。大型バスも発着するがドルムシュ(ミニバス)が圧倒的に多い。

    バスターミナル。大型バスも発着するがドルムシュ(ミニバス)が圧倒的に多い。

  • ギョレメの中心部。<br />オフシーズンでどこの宿もガラガラのようだが、街の中心部を歩いている観光客がほとんどいない。<br />でも明日週末なのでトルコ人観光客がやってくる可能性はある。<br />とりあえず明日丸1日カッパドキア滞在で明後日にコンヤへ出発する。<br />なのでバスを購入しておくことにした。コンヤからは高速鉄道を使いたい。<br />これでイスタンブールまでの日程がほぼ確定した。<br /> 夕食は街の中心の安食堂に行くことにした。食事の値段は観光地なので高めだがオシャレな店も多い。<br />でも大衆的な店で安く済まそうとしたが案外高かった。

    ギョレメの中心部。
    オフシーズンでどこの宿もガラガラのようだが、街の中心部を歩いている観光客がほとんどいない。
    でも明日週末なのでトルコ人観光客がやってくる可能性はある。
    とりあえず明日丸1日カッパドキア滞在で明後日にコンヤへ出発する。
    なのでバスを購入しておくことにした。コンヤからは高速鉄道を使いたい。
    これでイスタンブールまでの日程がほぼ確定した。
     夕食は街の中心の安食堂に行くことにした。食事の値段は観光地なので高めだがオシャレな店も多い。
    でも大衆的な店で安く済まそうとしたが案外高かった。

  • ギョレメで滞在しているホテルは「ローマ・スイート・ホテル」という宿だ。日中は誇りっぽくてメンテナンスが行き届いてない宿だなと思ったが、日が暮れライトアップされるとずいぶん豪華な感じになった。1泊80トルコリラ(4000円)。

    ギョレメで滞在しているホテルは「ローマ・スイート・ホテル」という宿だ。日中は誇りっぽくてメンテナンスが行き届いてない宿だなと思ったが、日が暮れライトアップされるとずいぶん豪華な感じになった。1泊80トルコリラ(4000円)。

  • テラスからの眺め。

    テラスからの眺め。

  • 【1月31日(土)】<br /><br />今日はツアーには参加しないでカッパドキアの主要な場所を徒歩でまわろうと思う。ギョレメ屋外博物館、エセンテベ、ユルギュップ、デヴレント、ゼルヴェ博物館、パシャバー、そしてギョレメに戻ってくるルートだ。全く交通機関のないユルギュップからゼルヴェ博物館の間だが、距離は10キロ位なので歩いても2時間ちょっとだ。

    【1月31日(土)】

    今日はツアーには参加しないでカッパドキアの主要な場所を徒歩でまわろうと思う。ギョレメ屋外博物館、エセンテベ、ユルギュップ、デヴレント、ゼルヴェ博物館、パシャバー、そしてギョレメに戻ってくるルートだ。全く交通機関のないユルギュップからゼルヴェ博物館の間だが、距離は10キロ位なので歩いても2時間ちょっとだ。

  • 朝食は思いのほか豪華でびっくりしたが、並べてある範囲が広いだけでまぁ悪くない程度だ。朝からたくさん食べられるのはありがたい。

    朝食は思いのほか豪華でびっくりしたが、並べてある範囲が広いだけでまぁ悪くない程度だ。朝からたくさん食べられるのはありがたい。

  • 宿のテラスからの眺め。今日は雲が多い天気だ。

    宿のテラスからの眺め。今日は雲が多い天気だ。

  • 10時前には宿を出発してギョレメ屋外博物館の方へ歩きだした。最大の心配はどこに行っても放し飼いの犬や野良犬が多いということだ。<br />石窟のある奇岩が周辺のは多い。<br /><br />ギョレメ屋外博物館は洞窟の中の壁画などが見られるようだが、興味ないので通り過ぎることにした。

    10時前には宿を出発してギョレメ屋外博物館の方へ歩きだした。最大の心配はどこに行っても放し飼いの犬や野良犬が多いということだ。
    石窟のある奇岩が周辺のは多い。

    ギョレメ屋外博物館は洞窟の中の壁画などが見られるようだが、興味ないので通り過ぎることにした。

  • 博物館周辺のはたくさんの石窟がある。

    博物館周辺のはたくさんの石窟がある。

  • 屋外博物館の前でちょうどユルギュップ行きのドルムシュがやってきた。そのドルムシュに乗り込みエセンテベというユルギュップの少し西にあるキノコ岩のポイントへと向かった。ドルムシュが捕まらないと5キロ以上あるので歩くと結構大変だ。ドルムシュは2時間に一本位しかないのでタイミングよく乗れてよかった。

    屋外博物館の前でちょうどユルギュップ行きのドルムシュがやってきた。そのドルムシュに乗り込みエセンテベというユルギュップの少し西にあるキノコ岩のポイントへと向かった。ドルムシュが捕まらないと5キロ以上あるので歩くと結構大変だ。ドルムシュは2時間に一本位しかないのでタイミングよく乗れてよかった。

  • エセンテベは「三姉妹の岩」と呼ばれるキノコ岩がある場所だ。

    エセンテベは「三姉妹の岩」と呼ばれるキノコ岩がある場所だ。

  • エセンテベをあとに

    エセンテベをあとに

  • ユルギュップの交差点。ここから北に徒歩でゼルヴェ屋外博物館まで歩くことになる。距離は約10キロ。ひたすら歩くのみだ。

    ユルギュップの交差点。ここから北に徒歩でゼルヴェ屋外博物館まで歩くことになる。距離は約10キロ。ひたすら歩くのみだ。

  • 4キロほど歩いた場所にデヴレントというポイントがある。ここには「ナポレオンの帽子」「アシカの群れ」「ラクダ岩」などのキノコ岩がある。実際その岩がどれなのか教えてもらわないとわからないほどたくさんの奇岩が周辺にある。

    4キロほど歩いた場所にデヴレントというポイントがある。ここには「ナポレオンの帽子」「アシカの群れ」「ラクダ岩」などのキノコ岩がある。実際その岩がどれなのか教えてもらわないとわからないほどたくさんの奇岩が周辺にある。

  • 土産物屋の右寄りの岩が「ナポレオンの帽子」

    土産物屋の右寄りの岩が「ナポレオンの帽子」

  • 「アシカの群れ」

    「アシカの群れ」

  • そして「ラクダ岩」

    そして「ラクダ岩」

  • さらに北へ。

    さらに北へ。

  • 歩いてゼルヴェ屋外博物館までやってきた。チャイハネで休んだ後、博物館に入場してみた。博物館と行っても延々と続く石窟の住居跡を見学するだけだ。30年ほど前まで人が住んでいたらしいが現在は廃墟だ。

    歩いてゼルヴェ屋外博物館までやってきた。チャイハネで休んだ後、博物館に入場してみた。博物館と行っても延々と続く石窟の住居跡を見学するだけだ。30年ほど前まで人が住んでいたらしいが現在は廃墟だ。

  • ゼルヴェ屋外博物館の石窟の住居跡。

    ゼルヴェ屋外博物館の石窟の住居跡。

  • ゼルヴェ屋外博物館からはドルムシュがたまに通るはずだが歩いて次のポイントである「パジャバー」に向かった。<br /> パジャバーは一帯にキノコ岩が生えているカッパドキア定番の眺めが広がるハイライトといってもいい場所だ。たくさんの観光バスが乗り入れ観光客だらけだ。

    ゼルヴェ屋外博物館からはドルムシュがたまに通るはずだが歩いて次のポイントである「パジャバー」に向かった。
     パジャバーは一帯にキノコ岩が生えているカッパドキア定番の眺めが広がるハイライトといってもいい場所だ。たくさんの観光バスが乗り入れ観光客だらけだ。

  • そのまま歩いてパジャバーを離れることにした。

    そのまま歩いてパジャバーを離れることにした。

  • しばらく歩いているとちょうどギョレメ方面へ行くドルムシュが走ってきた。すぐさま乗り込みギョレメには3時前に戻ってくることができた。<br /> ツアーに参加しないとキノコ岩は回れないと思っていたが、何とかなるものだ。ちなみに旅行会社で今日歩いたルートのツアー代金はいくらか聞いたら100トルコリラ(5000円)だった。ただし博物館の入場料や昼食代も含まれている。でも徒歩で観光できたのでずいぶん安くすんだ。

    しばらく歩いているとちょうどギョレメ方面へ行くドルムシュが走ってきた。すぐさま乗り込みギョレメには3時前に戻ってくることができた。
     ツアーに参加しないとキノコ岩は回れないと思っていたが、何とかなるものだ。ちなみに旅行会社で今日歩いたルートのツアー代金はいくらか聞いたら100トルコリラ(5000円)だった。ただし博物館の入場料や昼食代も含まれている。でも徒歩で観光できたのでずいぶん安くすんだ。

  • 夕方はウチヒサルという岩山の周辺に発展した町に行くことにした。バスで行こうと思ったが本数が少ないので歩いて行くことにした。距離は3キロほどだ。途中ギョレメパノラマという景勝地を通過する。

    夕方はウチヒサルという岩山の周辺に発展した町に行くことにした。バスで行こうと思ったが本数が少ないので歩いて行くことにした。距離は3キロほどだ。途中ギョレメパノラマという景勝地を通過する。

  • ウチヒサルは中級以上のホテルしかないようだが、レストランなどの閉まっているところが多く、街に活気がない。朝から何も食べてないのでここでチキンケバブを食べることにした。値段はギョレメに比べ少し安いかと思ったが同じだった。

    ウチヒサルは中級以上のホテルしかないようだが、レストランなどの閉まっているところが多く、街に活気がない。朝から何も食べてないのでここでチキンケバブを食べることにした。値段はギョレメに比べ少し安いかと思ったが同じだった。

  • 帰りもバスがなかなか来ないので歩いてギョレメまで戻ることにした。ギョレメパノラマからはギョレメの夜景を見下ろしつつ、ギョレメに着く頃には完全に日が暮れてしまった。<br /><br /><br />【2月1日(日)】<br /><br />朝食が8時半からと遅いのでそれに合わせて9時半のバスを予約している。もっと早く出発したいが、せっかくの朝食を拒否するのはもったいない。<br /> 9時過ぎにチェックアウトしてバス乗り場へ向かった。コンヤへのバスは9時30分過ぎにやってきた。どこから来たバスかわからないがコンヤまでは人が降りる方が多い。途中ネブシェヒルとアクサライのオトガルを経由した。

    帰りもバスがなかなか来ないので歩いてギョレメまで戻ることにした。ギョレメパノラマからはギョレメの夜景を見下ろしつつ、ギョレメに着く頃には完全に日が暮れてしまった。


    【2月1日(日)】

    朝食が8時半からと遅いのでそれに合わせて9時半のバスを予約している。もっと早く出発したいが、せっかくの朝食を拒否するのはもったいない。
     9時過ぎにチェックアウトしてバス乗り場へ向かった。コンヤへのバスは9時30分過ぎにやってきた。どこから来たバスかわからないがコンヤまでは人が降りる方が多い。途中ネブシェヒルとアクサライのオトガルを経由した。

  • トルコ中部の高原地帯。途中、アクサライからも見事な雪山を眺めることができた。

    トルコ中部の高原地帯。途中、アクサライからも見事な雪山を眺めることができた。

  • ギョレメからコンヤまでは3時間半で午後1時に到着した。<br /><br />コンヤに来た理由は高速鉄道に乗るためだ。現在トルコ高速鉄道はコンヤからアンカラとアンカラからイスタンブールの二系統が開通している。情報では14時30分発のアンカラ行きの高速鉄道があるはずで、それに乗るためコンヤの街の中心部の外れにある駅に向かうことになる。

    ギョレメからコンヤまでは3時間半で午後1時に到着した。

    コンヤに来た理由は高速鉄道に乗るためだ。現在トルコ高速鉄道はコンヤからアンカラとアンカラからイスタンブールの二系統が開通している。情報では14時30分発のアンカラ行きの高速鉄道があるはずで、それに乗るためコンヤの街の中心部の外れにある駅に向かうことになる。

  • オトガルは街の中心部からかなり離れているがトラムが街の中心まで走っているので迷うことはないがそこそこ時間はかかる。中心部までは30分ほどだ。コンヤのトラムは結構歴史があるようでドイツ製の旧式の車両が走っている。

    オトガルは街の中心部からかなり離れているがトラムが街の中心まで走っているので迷うことはないがそこそこ時間はかかる。中心部までは30分ほどだ。コンヤのトラムは結構歴史があるようでドイツ製の旧式の車両が走っている。

  • 新型のトラムで中心部へ。

    新型のトラムで中心部へ。

  • トラムは円形のアラアッディンの丘というところでループを描いて折り返す。アラアッディンの丘周辺がコンヤでもっとも賑やかな場所になる。

    トラムは円形のアラアッディンの丘というところでループを描いて折り返す。アラアッディンの丘周辺がコンヤでもっとも賑やかな場所になる。

  • ここから高速鉄道の駅まで歩いて行けないこともないが、切符を買う時間など結構慌ただしいのでタクシーを捕まえて駅に急いだ。<br />コンヤ駅に到着。<br />駅の窓口に並んだ。そして自分の番が回ってきたが、今日の列車はすべて満席とのこと。イスタンブールへの直通列車もあるが1日2本しかなく、今日はもちろん明日の便も満席らしい。アンカラからイスタンブールの混雑状況はわからないがコンヤからアンカラへの高速列車は互いの街の中心部にある駅まで乗り入れるのでバスよりかなり便利だ。しかも早くて安いときたら空いているわけがないのだ。コンヤに来るまでそれに気がつかなかったのは誤算だった。トルコのバスが直前でも簡単に乗れるので同じような感覚で絶対乗れるものと信じていたからこんなに遠回りをしてまでここに来たのだ。しかも今日は日曜日で夕方の便は都会へ戻る客が大勢いるのはトルコも同じだろう。大失敗だ。

    ここから高速鉄道の駅まで歩いて行けないこともないが、切符を買う時間など結構慌ただしいのでタクシーを捕まえて駅に急いだ。
    コンヤ駅に到着。
    駅の窓口に並んだ。そして自分の番が回ってきたが、今日の列車はすべて満席とのこと。イスタンブールへの直通列車もあるが1日2本しかなく、今日はもちろん明日の便も満席らしい。アンカラからイスタンブールの混雑状況はわからないがコンヤからアンカラへの高速列車は互いの街の中心部にある駅まで乗り入れるのでバスよりかなり便利だ。しかも早くて安いときたら空いているわけがないのだ。コンヤに来るまでそれに気がつかなかったのは誤算だった。トルコのバスが直前でも簡単に乗れるので同じような感覚で絶対乗れるものと信じていたからこんなに遠回りをしてまでここに来たのだ。しかも今日は日曜日で夕方の便は都会へ戻る客が大勢いるのはトルコも同じだろう。大失敗だ。

  • コンヤ発の時刻表

    コンヤ発の時刻表

  • 乗るつもりだったトルコの高速鉄道。初期型はスペイン製だ。

    乗るつもりだったトルコの高速鉄道。初期型はスペイン製だ。

  • イスタンブール行き。

    イスタンブール行き。

  • 途方に暮れつつも腹が減ったのでコフタ屋で昼飯を食べることにした。サンドウィッチが2リラ(100円)だった。この町は物価が安いのか、今までが高かったのか。

    途方に暮れつつも腹が減ったのでコフタ屋で昼飯を食べることにした。サンドウィッチが2リラ(100円)だった。この町は物価が安いのか、今までが高かったのか。

  • しかたないのでトラムでオトガルへ戻った。

    しかたないのでトラムでオトガルへ戻った。

  • 再びコンヤのオトガルに戻ってきた。隣には大きなモスクがある。<br /><br />バスでアンカラに向かい、明日の日中の高速列車でアンカラからイスタンブールへ向かおうと思った。<br />しかしオトガルでアンカラへのバスを予約しようとするとすべて満席という現実を思い知ることになる。イスタンブールのバスもすべてアンカラを経由するので同じく満席だ。まさに八方塞がりだ。今回の旅行終盤で途方に暮れることになった。<br /> いったいいつまで待てばバスがあるのか聞いたらイスタンブール行きなら今夜の0時発にあるらしい。メトロという一度乗ってみたかった大手バス会社だ。明日まで待ってアンカラ経由で帰るのはリスクが高すぎる。明後日には帰国しなくてはならないのでイスタンブールでは一泊してゆっくりしたい。なので明日の早い時間にイスタンブールには到着したい。なので高速鉄道はあきらめ今夜の夜行バスでイスタンブールへ向かうことにした。大手バス会社のメトロに乗れるのでよしとしておこう。しかしこのバスもシート番号はかなり後ろの方で奇跡的に空いていたといっても過言ではない。<br /> 何とかこれからの移動手段は確保できたがバスの出発まで8時間もある。幸いオトガルの中に荷物預け入れのロッカーがあり、身軽になることができた。再びトラムで中心部へ向かった。

    再びコンヤのオトガルに戻ってきた。隣には大きなモスクがある。

    バスでアンカラに向かい、明日の日中の高速列車でアンカラからイスタンブールへ向かおうと思った。
    しかしオトガルでアンカラへのバスを予約しようとするとすべて満席という現実を思い知ることになる。イスタンブールのバスもすべてアンカラを経由するので同じく満席だ。まさに八方塞がりだ。今回の旅行終盤で途方に暮れることになった。
     いったいいつまで待てばバスがあるのか聞いたらイスタンブール行きなら今夜の0時発にあるらしい。メトロという一度乗ってみたかった大手バス会社だ。明日まで待ってアンカラ経由で帰るのはリスクが高すぎる。明後日には帰国しなくてはならないのでイスタンブールでは一泊してゆっくりしたい。なので明日の早い時間にイスタンブールには到着したい。なので高速鉄道はあきらめ今夜の夜行バスでイスタンブールへ向かうことにした。大手バス会社のメトロに乗れるのでよしとしておこう。しかしこのバスもシート番号はかなり後ろの方で奇跡的に空いていたといっても過言ではない。
     何とかこれからの移動手段は確保できたがバスの出発まで8時間もある。幸いオトガルの中に荷物預け入れのロッカーがあり、身軽になることができた。再びトラムで中心部へ向かった。

  • アラアッディンの丘のモスクのトイレは中心部にあって無料なのはありがたい。コンヤの人々はファッショナブルでずいぶん垢抜けした感じだ。東部や南部は保守的だが中部からアンカラ、イスタンブールにかけては開放的なのだろうか。街の中心部で食事をしようと思ったら6リラ(300円)でサラダ付きのケバブを食べることができた。<br /><br />町中のテイクアウトのケバブ屋は2リラ(100円)が相場のよう中には1.5リラ(75円)などという店も存在する。今まで滞在してきた場所に比べてずいぶん安く感じる。

    アラアッディンの丘のモスクのトイレは中心部にあって無料なのはありがたい。コンヤの人々はファッショナブルでずいぶん垢抜けした感じだ。東部や南部は保守的だが中部からアンカラ、イスタンブールにかけては開放的なのだろうか。街の中心部で食事をしようと思ったら6リラ(300円)でサラダ付きのケバブを食べることができた。

    町中のテイクアウトのケバブ屋は2リラ(100円)が相場のよう中には1.5リラ(75円)などという店も存在する。今まで滞在してきた場所に比べてずいぶん安く感じる。

  • コンヤは宗教都市で世俗主義を唱えた独立の父であるアタチュルクによって解散させられたイスラムの一派メヴラーナ教団発祥の地で、今ではこの教団の踊りなどが観光用に上演されている。現在でもその影響は残っているのだろう。

    コンヤは宗教都市で世俗主義を唱えた独立の父であるアタチュルクによって解散させられたイスラムの一派メヴラーナ教団発祥の地で、今ではこの教団の踊りなどが観光用に上演されている。現在でもその影響は残っているのだろう。

  • とはいえコンヤに観光的な見所は少ない。アラアッディンの丘が唯一の見所といってもいい。

    とはいえコンヤに観光的な見所は少ない。アラアッディンの丘が唯一の見所といってもいい。

  • お菓子を売っている喫茶店に入ることにした。席に着いたらテーブルの中に世界の紙幣が飾ってあった。店員は世界の紙幣に興味があるらしく、何かないか聞いてきたのでイラクの1000ディナール紙幣(90円)を渡したらただでチャイ2杯とお菓子を食べさせてくれた。どれほど得したかはわからないが喜んでもらえてよかった。

    お菓子を売っている喫茶店に入ることにした。席に着いたらテーブルの中に世界の紙幣が飾ってあった。店員は世界の紙幣に興味があるらしく、何かないか聞いてきたのでイラクの1000ディナール紙幣(90円)を渡したらただでチャイ2杯とお菓子を食べさせてくれた。どれほど得したかはわからないが喜んでもらえてよかった。

  • 夜8時頃にはオトガルに戻ることにした。日曜の夜。オトガル内の待合室は座る場所がないほど混雑している。イスタンブール行きのバスは深夜0時。バスターミナルの外のカフェにでも行こうとしたが、住宅街でそれほど店はなかった。<br /> 0時にコンヤを出発。メトロの車体はトルコでは珍しくダブルデッカー車だった。しかし定員が多く荷物預けなどで乗客がバスの周辺にごった返し、大混乱になるのでバスは少人数の方がいい。<br /><br /><br />【2月2日(月)】<br /><br />翌朝、バスは経由都市のバスターミナルに立ち寄りながらイスタンブールへ向かうため、結構時間がかかる。イスタンブールではアジア側のターミナルがあるハレム桟橋を経由しないようでオトガルに直接乗り入れるらしい。バスはかなり郊外にある第二ボスボラス海峡を通過してヨーロッパ側の内陸部にあるオトガルに11時前に到着した。橋を渡る直前で結構渋滞に巻き込まれたりして、コンヤから11時間かかったことになる。

    夜8時頃にはオトガルに戻ることにした。日曜の夜。オトガル内の待合室は座る場所がないほど混雑している。イスタンブール行きのバスは深夜0時。バスターミナルの外のカフェにでも行こうとしたが、住宅街でそれほど店はなかった。
     0時にコンヤを出発。メトロの車体はトルコでは珍しくダブルデッカー車だった。しかし定員が多く荷物預けなどで乗客がバスの周辺にごった返し、大混乱になるのでバスは少人数の方がいい。


    【2月2日(月)】

    翌朝、バスは経由都市のバスターミナルに立ち寄りながらイスタンブールへ向かうため、結構時間がかかる。イスタンブールではアジア側のターミナルがあるハレム桟橋を経由しないようでオトガルに直接乗り入れるらしい。バスはかなり郊外にある第二ボスボラス海峡を通過してヨーロッパ側の内陸部にあるオトガルに11時前に到着した。橋を渡る直前で結構渋滞に巻き込まれたりして、コンヤから11時間かかったことになる。

  • 今日のイスタンブールは結構強い雨が降っている。オトガルからメトロと最近開通したボスボラス海峡の海底トンネルを走る鉄道(マルマライ)を乗り継いでシルゲジ駅へと向かった。写真は昔からあるメトロ。

    今日のイスタンブールは結構強い雨が降っている。オトガルからメトロと最近開通したボスボラス海峡の海底トンネルを走る鉄道(マルマライ)を乗り継いでシルゲジ駅へと向かった。写真は昔からあるメトロ。

  • メトロとマルマライの乗換駅「イェニカプ」駅。<br /> <br />イスタンブールでは海底トンネルが開通してから初めての訪問となる。地下鉄は今までと同様、路線毎に料金がかかる仕組みで乗り換えるたびに料金を徴収される。海底トンネル開通に伴い、他の地下鉄2路線が乗り入れるこの「イェニカプ」という総合駅ができた。しかしすべての地下鉄料金が統一されることはなく、路線を乗り換えるたびに料金が発生する。ちなみに海底トンネルを走るマルマライはトルコ国鉄による運行だ。マルマライとはイスタンブールの南にあるマルマラ海とトルコ語で鉄道を意味するライを重ね合わせた名称だ。

    メトロとマルマライの乗換駅「イェニカプ」駅。
     
    イスタンブールでは海底トンネルが開通してから初めての訪問となる。地下鉄は今までと同様、路線毎に料金がかかる仕組みで乗り換えるたびに料金を徴収される。海底トンネル開通に伴い、他の地下鉄2路線が乗り入れるこの「イェニカプ」という総合駅ができた。しかしすべての地下鉄料金が統一されることはなく、路線を乗り換えるたびに料金が発生する。ちなみに海底トンネルを走るマルマライはトルコ国鉄による運行だ。マルマライとはイスタンブールの南にあるマルマラ海とトルコ語で鉄道を意味するライを重ね合わせた名称だ。

  • イスタンブールの地下鉄やBRT(専用軌道を走るバス)の路線網はここ数年で急拡大した。

    イスタンブールの地下鉄やBRT(専用軌道を走るバス)の路線網はここ数年で急拡大した。

  • イスタンブールでの宿はシルゲジ駅周辺にするのでシルゲジ駅で下車した。

    イスタンブールでの宿はシルゲジ駅周辺にするのでシルゲジ駅で下車した。

  • マルマライの車両。

    マルマライの車両。

  • マルマライの地上出口の一つは従来のシルゲジ駅舎の真横にできていた。

    マルマライの地上出口の一つは従来のシルゲジ駅舎の真横にできていた。

  • 近郊列車は運休しているが駅舎の窓口や待合室は従来通り使用されている。

    近郊列車は運休しているが駅舎の窓口や待合室は従来通り使用されている。

  • 宿泊先は駅近くの裏路地にに入った昔ながらの宿だ。オフシーズンの今、客は多くないはずだ。またシルゲジ駅が地下鉄の単なる停車駅になってしまい、駅周辺の人の流れも変わって客は少なくなっている可能性もある。なので宿は簡単に値引きに応じてくれたがもっと安くなったかもしれない。60トルコリラ(3000円)で朝食付き。設備は古いが文句はない。ホテル前の通りは有名な安食堂街だ。イスタンブール滞在は1泊のみで雨も降っているのであまり遠出はしたくない。基本的には宿周辺ですべての用が済んでしまうので都合のいい宿だ。

    宿泊先は駅近くの裏路地にに入った昔ながらの宿だ。オフシーズンの今、客は多くないはずだ。またシルゲジ駅が地下鉄の単なる停車駅になってしまい、駅周辺の人の流れも変わって客は少なくなっている可能性もある。なので宿は簡単に値引きに応じてくれたがもっと安くなったかもしれない。60トルコリラ(3000円)で朝食付き。設備は古いが文句はない。ホテル前の通りは有名な安食堂街だ。イスタンブール滞在は1泊のみで雨も降っているのであまり遠出はしたくない。基本的には宿周辺ですべての用が済んでしまうので都合のいい宿だ。

  • ホテル前の食堂街で昼食をとることにした。

    ホテル前の食堂街で昼食をとることにした。

  • 肉料理は一皿7リラ(350円)から。こった盛り合わせ。

    肉料理は一皿7リラ(350円)から。こった盛り合わせ。

  • 今回のイスタンブール訪問の最大の目的はボスボラス海峡横断トンネルの見学だ。でも景色が見えるわけではなく、単に海底トンネルの鉄道に乗車するだけでおもしろみはない。駅の構造には興味があったが、シルゲジ駅は1面2線と単純な作りだ。長距離列車の発着のために隠れた場所にホームがあるのかこれから作るのかはわからない。<br /> 海底トンネル開通とはいえ、やはり船でのんびり海峡を渡る方がおもしろい。午後には雨も上がって散歩できるようになった。でも今日は太陽は期待できそうにない。

    今回のイスタンブール訪問の最大の目的はボスボラス海峡横断トンネルの見学だ。でも景色が見えるわけではなく、単に海底トンネルの鉄道に乗車するだけでおもしろみはない。駅の構造には興味があったが、シルゲジ駅は1面2線と単純な作りだ。長距離列車の発着のために隠れた場所にホームがあるのかこれから作るのかはわからない。
     海底トンネル開通とはいえ、やはり船でのんびり海峡を渡る方がおもしろい。午後には雨も上がって散歩できるようになった。でも今日は太陽は期待できそうにない。

  • イスタンブールのガタラ塔と航行する船。

    イスタンブールのガタラ塔と航行する船。

  • 船でアジア側に渡ることにした。アジア側のカドキョイ桟橋周辺はマルマライの駅から離れているので船の利用者はそれなりにいる。しかしアジア側の鉄道駅があったハイダルパシャ航路は廃止されてしまったようだ。ハイダルパシャ駅はすでに廃止の方向なのだろう。

    船でアジア側に渡ることにした。アジア側のカドキョイ桟橋周辺はマルマライの駅から離れているので船の利用者はそれなりにいる。しかしアジア側の鉄道駅があったハイダルパシャ航路は廃止されてしまったようだ。ハイダルパシャ駅はすでに廃止の方向なのだろう。

  • ボスボラス海峡を横断。

    ボスボラス海峡を横断。

  • イスタンブールはいつの間にこんなに摩天楼都市になったのだろうか。

    イスタンブールはいつの間にこんなに摩天楼都市になったのだろうか。

  • 廃止になって駅舎がくすんで見える。

    廃止になって駅舎がくすんで見える。

  • 歩いて駅を見に行ってみることにした。

    歩いて駅を見に行ってみることにした。

  • 駅構内には廃車になった旧式車両が放置されていた。駅舎の建物は歴史的価値がありそうなので別の用途で保存される可能性はあるかもしれない。でもこの駅に列車が乗り入れることはもうないのかもしれない。そう考えると寂しい限りだ。列車の高速化で便利になる一方、列車での移動が単調になり、面白味がなくなりつつあるのは日本もトルコも同じだ。

    駅構内には廃車になった旧式車両が放置されていた。駅舎の建物は歴史的価値がありそうなので別の用途で保存される可能性はあるかもしれない。でもこの駅に列車が乗り入れることはもうないのかもしれない。そう考えると寂しい限りだ。列車の高速化で便利になる一方、列車での移動が単調になり、面白味がなくなりつつあるのは日本もトルコも同じだ。

  • 閉鎖された売店。

    閉鎖された売店。

  • 引き込み線には廃車車両が並んでいた。

    引き込み線には廃車車両が並んでいた。

  • ちなみにヨーロッパ側のターミナル駅であるシリゲジ駅の近郊列車は改良工事のため運休しているが、線路は錆びないように回送列車が地上駅に乗り入れている。なのでシリゲジ駅の地上駅は廃止されず、今後もヨーロッパ方面の玄関口として存続するようだ。

    ちなみにヨーロッパ側のターミナル駅であるシリゲジ駅の近郊列車は改良工事のため運休しているが、線路は錆びないように回送列車が地上駅に乗り入れている。なのでシリゲジ駅の地上駅は廃止されず、今後もヨーロッパ方面の玄関口として存続するようだ。

  • マルマライのアジア側のターミナル駅であるアイルルックチェシメ駅は地上にあり、駅前にはカルフールがある。フェリーが発着するカドキョイ桟橋からは少し歩くことになる。アイルルックチェシメ駅からシリゲジ駅までは数分とあっという間だ。

    マルマライのアジア側のターミナル駅であるアイルルックチェシメ駅は地上にあり、駅前にはカルフールがある。フェリーが発着するカドキョイ桟橋からは少し歩くことになる。アイルルックチェシメ駅からシリゲジ駅までは数分とあっという間だ。

  • シルゲジ駅の構内にある壁画。

    シルゲジ駅の構内にある壁画。

  • シルゲジ駅のスルタン・アフメット側の出入り口。駅は相当深い場所に位置している。海底トンネルの最深部は60メートルなのでそれ相応の深さに位置するはずだ。ちなみに大江戸線の六本木駅は地下42メートルだ。。

    シルゲジ駅のスルタン・アフメット側の出入り口。駅は相当深い場所に位置している。海底トンネルの最深部は60メートルなのでそれ相応の深さに位置するはずだ。ちなみに大江戸線の六本木駅は地下42メートルだ。。

  • 昼食はホテルの隣にある行列のできてる「バルカン」という安食堂へ。安く量も多い。ただ盛りつけは適当なのが多い。

    昼食はホテルの隣にある行列のできてる「バルカン」という安食堂へ。安く量も多い。ただ盛りつけは適当なのが多い。

  • 夕方シルゲジ駅へ。駅前のトラム。

    夕方シルゲジ駅へ。駅前のトラム。

  • トルコのデザート屋。

    トルコのデザート屋。

  • フルーツが盛りだくさんのプリンが多い。

    フルーツが盛りだくさんのプリンが多い。

  • 甘すぎて気持ち悪くなってきた。

    甘すぎて気持ち悪くなってきた。

  • 【2月3日(火)】<br /><br />朝のイスタンブール。晴れ間も見えるが天気は下り坂。

    【2月3日(火)】

    朝のイスタンブール。晴れ間も見えるが天気は下り坂。

  • ストリートトラム。

    ストリートトラム。

  • トルココーヒーで一服。チャイは1リラ(50円)だがコーヒーは3.5リラ(170円)くらいする。でもベトナムコーヒーやバリコーヒーに似ていてコクがあってうまい。

    トルココーヒーで一服。チャイは1リラ(50円)だがコーヒーは3.5リラ(170円)くらいする。でもベトナムコーヒーやバリコーヒーに似ていてコクがあってうまい。

  • 値段が高めで行列のできていない店がある。でも客が全く入っていないわけではない。やはり高い店は食材の盛りつけが上品だ。

    値段が高めで行列のできていない店がある。でも客が全く入っていないわけではない。やはり高い店は食材の盛りつけが上品だ。

  •  行列ができている「バルカン」は量は多いが盛りつけはそれなりだ。味は食べてしまえば同じだが、トルコ最後に高めの店で注文し、デザートも食べることにした。<br /><br /> チェックアウトを済ませ1時前には空港へ向かうことにした。マルマライとメトロを乗り継いで空港へ向かうことになる。<br /> アシアナ航空で仁川へ。仁川でのトランジットの際、時間があるので街に出ようと思うが荷物は成田まで預けることにした。<br />

     行列ができている「バルカン」は量は多いが盛りつけはそれなりだ。味は食べてしまえば同じだが、トルコ最後に高めの店で注文し、デザートも食べることにした。

     チェックアウトを済ませ1時前には空港へ向かうことにした。マルマライとメトロを乗り継いで空港へ向かうことになる。
     アシアナ航空で仁川へ。仁川でのトランジットの際、時間があるので街に出ようと思うが荷物は成田まで預けることにした。

  •  ラウンジはトルコ航空のラウンジだ。2009年の訪問の際にも利用しているが、当時は狭くて食事もたいしたことがなく、シャワーもあるにはあったがトイレのついでにあるような程度のの設備だった。なので今回ラウンジには期待していなかった。でも今回訪問して驚いた。<br /><br />入り口は従来通りの場所だったにも関わらず、内装が大幅に改良されスペースが数倍に拡張されていた。

     ラウンジはトルコ航空のラウンジだ。2009年の訪問の際にも利用しているが、当時は狭くて食事もたいしたことがなく、シャワーもあるにはあったがトイレのついでにあるような程度のの設備だった。なので今回ラウンジには期待していなかった。でも今回訪問して驚いた。

    入り口は従来通りの場所だったにも関わらず、内装が大幅に改良されスペースが数倍に拡張されていた。

  • 吹き抜けのダブルデッキになっていて至る所にドリンクバーやチャイのカフェ、デザートなどが点在している。

    吹き抜けのダブルデッキになっていて至る所にドリンクバーやチャイのカフェ、デザートなどが点在している。

  • 逆に落ち着かない。

    逆に落ち着かない。

  • ピザなどは小麦をこねてラウンジ内で焼いていた。それ以外のトルコ料理も充実している。

    ピザなどは小麦をこねてラウンジ内で焼いていた。それ以外のトルコ料理も充実している。

  • デザートは街中で気になっていたトルコのお菓子がほぼすべて揃っていた。シャワーなどは特別のブースが設けられ受付を通して利用することになる。<br /> ここまで充実したラウンジは最近経験していない。まさかこんなに充実しているとは思わなかったので空港に来る前に食べ過ぎたのを後悔してしまう。いろいろな食べ物があるにも関わらず全く食べる気がせず損した気分だ。でもトルコ航空は今後も利用するかもしれないのでこの充実度はありがたい。

    デザートは街中で気になっていたトルコのお菓子がほぼすべて揃っていた。シャワーなどは特別のブースが設けられ受付を通して利用することになる。
     ここまで充実したラウンジは最近経験していない。まさかこんなに充実しているとは思わなかったので空港に来る前に食べ過ぎたのを後悔してしまう。いろいろな食べ物があるにも関わらず全く食べる気がせず損した気分だ。でもトルコ航空は今後も利用するかもしれないのでこの充実度はありがたい。

  • 一応トルココーヒーとデザートを軽くつまむことにした。

    一応トルココーヒーとデザートを軽くつまむことにした。

  • ラウンジ内はイスラムのモスクをイメージした天井をイメージしている。

    ラウンジ内はイスラムのモスクをイメージした天井をイメージしている。

  • イスラム教の国にもかかわらずアルコール関係が充実している。

    イスラム教の国にもかかわらずアルコール関係が充実している。

  • そしてつまみのオリーブなど。

    そしてつまみのオリーブなど。

  • トルココーヒーは頼めばその場で入れてくれる。

    トルココーヒーは頼めばその場で入れてくれる。

  • アシアナ航空の仁川行き。A330でインチョンへ。

    アシアナ航空の仁川行き。A330でインチョンへ。

  • 満腹の状態で搭乗したにもかかわらず、ビビンバが出てきたので美味くて完食してしまった。アシアナ航空の長距離路線は二回の内最初の機内食だけはかなりレベルが高い。ただ到着前のものはまずい。<br /><br />【2月4日(水)】<br /><br /> 仁川には早めに到着したので到着予定時刻の9時半には入国審査を済ませて10時前には各駅停車でソウル駅へと向かった。

    満腹の状態で搭乗したにもかかわらず、ビビンバが出てきたので美味くて完食してしまった。アシアナ航空の長距離路線は二回の内最初の機内食だけはかなりレベルが高い。ただ到着前のものはまずい。

    【2月4日(水)】

     仁川には早めに到着したので到着予定時刻の9時半には入国審査を済ませて10時前には各駅停車でソウル駅へと向かった。

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