北海道　その１☆美瑛編

2020/09/02 - 2020/09/05

-----＜2023年1月15日　追記＞-----------------
2023年1月5日、夫が61歳にて永眠しました。
この北海道旅行は、子供が生まれた後の最初で最後の夫婦二人宿泊旅になってしまいました。
読み返すと忘れていたこともたくさんありました。
夫との会話も含まれるこの旅行記を残しておいて良かったと思います。
もう一緒に旅行できないことが寂しいです。
でも、前向きに生きていきます。　Haru
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３泊４日で北海道の美瑛、富良野、トマム、登別を訪れました。
夏に北海道に来るのは、学生時代以来です。その時に訪れなかった場所を選びました。
ラベンダーの季節は終わっていましたが、涼しくて過ごしやすく、とてもきれいな景色も見ることができました。

本編はその１☆美瑛編です。

9/2（水）
　　伊丹　→　新千歳
　　Cafe &　Bread　 IPPO　で昼食
　　青い池
　　白金不動の滝
　　白ひげの滝
　　ジェットコースターの路
　　フラノ寶亭留泊

9/3（木）
　　フラノ寶亭留の庭散策
　　ファーム富田
　　道の駅　南ふらの
　　鵡川ラフティング（リバートリップ北海道）
　　星野リゾート・トマム　ザ・タワー泊

9/4（金）
　　雲海テラス
　　支笏湖
　　登別　地獄谷
　　ホテルまほろば泊

9/5（土）
　　大沼湯、奥の湯
　　天然足湯
　　新千歳空港
　　　コカ・コーラポーラベア
　　　ロイズチョコレートワールド
　　　シュタイフディスカバリーウォーク
　　新千歳　→　伊丹
　　　
　　
　　

　　
　　　

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: その他
• 利用旅行会社: ANAセールス

自宅最寄り駅７時発のモノレールに乗り、伊丹空港に到着。
伊丹空港ＡＮＡラウンジ、夫はしょっちゅう利用していますが、私は初めてです。
思っていたより広かったです。
ドリンクコーナーの前には女性スタッフが立っていて、必ず手指消毒するように促されます。

伊丹空港 ANAラウンジ 3階 空港ラウンジ

飛行機が見えるカウンターに座りました。
コロナ感染予防で密を避ける為、搭乗開始まではラウンジで過ごすようにとアナウンスが入りました。

飛行機は積み荷作業が遅れているとのことで、約20分遅れて出発しました。

私はANAは初めてかも。歌舞伎の非常時の案内を初めて見たので、乗っていたとしても歌舞伎の案内になる以前です。
夫は「いつもこれやでー」と言っていました。

3月のシンガポール旅行をコロナ禍でキャンセルした為、飛行機に乗るのは約２年ぶり。
窓から何枚かパチリ♪
夫は「ここで雲海見れるやん。」と言っていました。
（３日目の早朝にトマムの雲海テラスに行く予定なので「わざわざ行かんでも」という意味です。）

機内では、紙コップのお茶かペットボトルの水の配布がありました。
希望者には消毒ナフキンと使った後に捨てるビニール袋も。

北海道の景色が見えてきました。

無事新千歳空港に到着。（10：48）
到着出口を出るとすぐにニッポンレンタカーの受付カウンターがありました。予約してあったので名前を言って受付番号札（レシートの様な紙）を貰うだけです。

夫がお腹がすいた、何かちょっと食べたいと言うので近くにあったモスバーガーをテイクアウト。
立ち食いしていると、レンタカー営業所までのバスが来るということで移動。
バス乗り場までは女性スタッフが案内してくれます。
モスバーガーの残りをバス車内で食べ終えた後で「車内飲食禁止」の貼り紙を見つけました。
HAHAと笑って済ませました(;^ω^)　ごめんなさい。
モスチーズバーガーは、中からソースが流れ出てきて「食べにくい」と夫が何回も言っていたので、移動しながら食べるのには向いていないようです。
（いつもなら味見～と一口貰うんですが、食べにくそうにしていたので私は食べていません( ´∀｀ )）

新千歳空港 空港

５分ぐらいバスに乗って、ニッポンレンタカーの千歳空港営業所に着くと、カウンターに受付番号が表示されていて、自分の番号の所へ行くと「○○様ですね？」と準備万端でした。
書類も自宅プリンターで印刷して記入済だったので、免許証の確認だけしたらすぐに車に案内されました。
車の説明の若いお姉さんは早口で案内は不十分でした。（説明事項は決まっているのかもしれませんが。。）
ホテルに着いた時にトランクを開けるボタンを探したけど見つけられなくて、ダッシュボードからマニュアルを引っ張り出しました(;^_^A

カーナビをセットして、しばらく走ってからグーグルマップを見ると乗ろうとしていた道東自動車道よりも北側をさらに北に向かって走っていました。
「あれ？ちゃう方向に走ってるで～」と少し焦りました。
カーナビは現在地がどこなのかがわかりにくいですね。
拡大表示と詳細表示の切り替えがスマホの方が速くて簡単です。

千歳東から道東自動車道に乗るつもりが、少し遠回りして夕張から乗ったのですが、おかげで北海道らしい景色を見ることができました。
夕張から先の道東自動車道はトンネルが多くてつまらなかったです。

信号がほとんどなくて、道がまっすぐで、「高速とかわらんなー」と夫が言っていました。北海道で運転するのは初めてとのこと。

私は、北海道でスピード違反で捕まったと言っていた友達を思い出しました。

占冠（しむかっぷ）で高速を降りて、お昼ご飯はここを目指して来ました。

Cafe &　Bread　 IPPO
事前にグーグルマップから検索して良さそうだったので。。

Cafe&Bread IPPO グルメ・レストラン

車は道路を隔てたお店のちょうど前が下金山地区農村公園の無料駐車場でガラガラだったのでそこに停めました。
お店の周りにも停められたのかもしれませんが、停める場所がわかりにくかったので。。
レンタカーはSUBARUインプレッサスポーツ４WD。

玄関前もお花できれいにされてます。
どっしりとした木のドアで中が見えないので、開いているのかな？と11：00～Openの表札を確認してドアを開けました。

靴を脱いでスリッパで入ります。
「お好きな席へどうぞ。。」と案内されます。
普通のお家のような感じでゆったりできます。

冬には暖炉を使うのでしょうか。。

窓際の席に座りました。
少し遅め（13：35）だったせいか私達だけで貸し切りでした。

ランチとスープカレーを注文しました。
グリーンカレーもありました。

窓際に置いてあった「ターシャの庭」
どこかで読んだことがあります。
手に取ってページをめくりながらお料理を待ちます。

お野菜たっぷりで品数も多いランチ。
メインは鶏肉とお野菜の炒め煮。デザートはヨーグルト（甘酸っぱいソースがgood♪）
これで1000円はリーズナブルだと思います。

スープカレー　800円
こちらもお野菜たっぷりでした。
カレーはあっさり目で辛くなかったです。

どちらも美味しかったです♪

洗面所とトイレもオシャレでした。

IPPOで約50分過ごし、青い池を目指して出発しました。（14：25）

途中の町っぽい所を通った時に、前を走っていた大きなトラック。
何を積んでいるのかと思ったらニンジンでした。
横側は網目から所々ニンジンが飛び出ていました( ´∀｀ )

途中山道っぽい所も通って、青い池に到着しました。（15：29）

池の周辺の遊歩道を歩きます。

お天気や時間によって色は違って見えるようですが、想像以上に青くてきれいでした。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

1988年12月の十勝岳の噴火に伴い、火山泥流を防ぐために美瑛川本流にいくつかブロック堰堤（小規模なダムのようなもの）が作られ、そこに偶然、川の水がたまってできたのが青い池です。

1997年に発見され、プロカメラマンが写真集を出版して口コミで広がり、2014年にテレビで紹介され有名になりました。
また、2012年にApple社の壁紙として採用され、世界的にも有名になりました。

付近から出る湧き水に硫黄などの温泉成分や水酸化アルミニウムなどの微粒子が含まれていて、この湧き水と美瑛川の水が混ざると、コロイド（ある物質の粒子が、他の物質（この場合は水）の中に均一に分散している状態）が生成され、太陽光に当たるといろんな方向に光が散乱します。波長の短い青い光が散乱されやすいため、青く見えると言われています。また池の底にある白い土壌が光を反射して、青さを引き立てているという一説もあります。

一番奥に小さな展望台があります。そこからの風景です。

偶然後ろ姿が写っているご夫婦（？）は、たぶん私達に写真を撮ってほしいと頼まれた方ではないかと。。
私達も撮っていただいて、その写真を大学生の娘に送ると「距離間笑」と返信が来たので、「青い池を間に入れて写真を撮ってくださいって頼まれたから、真似さして貰っただけー(^^)」と返信しました。

売店がありました。

青いソフトクリームを食べてみたかったけど、お腹がいっぱいだったので食べずです。

売店の中もちらっと拝見。
青い池まんじゅう。

青いパッケージが多いですねー。
青い池ドロップは食べたら舌が青くなるかも？

青い池には30分程滞在。

（15：56）

旅程を計画した時に、青い池の後、滝を見に行くか、美瑛の丘めぐりをするか、時間的にどちらかで、その時の気分で決めようと思っていましたが、滝にしました。

最初に有名な白ひげの滝と青い池の間にある白金不動の滝。
青い池から車で１０分弱です。
グーグルマップを見ながら走らないと通り過ぎてしまうぐらい目立たない所です。

（16：10）

駐車場はないので路駐です。

山道に入ってすぐに瀧不動明王。お屋根付きでした。

山道を３分程歩きました。

脇に笹が沢山あったのですが、葉っぱが自宅の庭の笹に比べてすごく大きいです。

不動の滝に着きました。
高さが25ｍあり、十勝岳各方面の地下水が集まって岩の間をぬって落ちる段々の滝。

不動の滝 自然・景勝地

滝の音が涼しげです。

もう少し正面から滝を撮ろうと足場の悪い所へ進んで行くと、後ろから夫が「はまるなよー」と言います。
冒険好きの私、保守的な夫。

不動の滝から車で３～４分、すぐに白ひげの滝に着きます。
ここも駐車場はないので、ブルーリバー橋の近くに車を停めました。
私達の後から２台車が来て同じように近くに停めていました。
混み合うと停める場所がなくなるかもしれませんが、そんなに長居する場所でもないので、入れ替わりで停められるのかな？

（16：20）

ブルーリバー橋は車は通れません。

「橋の上から見てみよう
十勝岳連邦は、数百万年間にわたる火山群の活動の結果、形づくられました。数千年前から続いている十勝岳の活動は、実はその一連の火山活動の一部なのです。これらの火山活動によってつくられた大地には独特の湧水や動植物がみられ、私達はその恩恵を受けながら、時に災害と向き合い美瑛・上富良野の地に生きています。」

白ひげの滝はこの橋の上から眺めます。

「白ひげの滝は、実は地層の間から水が湧き出しています。
滝がかかる崖の下部は、土石流などでたまったレキや砂の層で、その上に重なる岩の層は、実は大昔の溶岩です。白ひげの滝は、実は十勝岳火山の歴史を物語る地層の境目から水が湧き出しているのです。」（案内板の説明の続きです）
１枚の案内板に「実は」4回も、使いすぎ・・・( ´∀｀ )

白ひげの滝 自然・景勝地

美瑛川が青く見えるのは、青い池と同じ理由でしょうね。
アルミニウム＋水＋太陽光です。

写真を撮っていると、夫が後ろから「スマホ落とすなよ～」と何度も言っていました。
「俺、高所恐怖症かも・・・」　(;^ω^)

背後に十勝岳が見えます。

「橋の上から見下ろすので滝は小さくしか見えない」との口コミを読んであまり期待していなかったのですが、美瑛川の青さも美しく、来て良かったと思いました。

（16：23）

ぜるぶの丘、ケンとメリーの木、セブンスターの木、パッチワークの丘、マイルドセブンの丘・・・全部、グーグルマップに地点登録していたのですが、それらを周るとホテルに着くのが遅くなってしまうので（夫がぶーぶー言うので）諦めて、せめてジェットコースターの路だけでも通ってホテルに行くことにしました。

「そこいらじゅうパッチワークの丘みたいなもんやん」と夫。
周れるだけ周りたい欲張りな私と、早くホテルでゆっくりしたい夫。
似た者夫婦の反対言葉は何でしょう？
似てない者夫婦？( ´∀｀ )

グーグルマップでジェットコースターの路のポイントがある付近、道路脇に少しだけスペースがあり車を停めました。

（16：50）

ジェットコースターの路 自然・景勝地

「激しいアップダウンが続く約2.5ｋｍもの直線道路はまさにジェットコースター、頂上に位置するこの場所は十勝岳連峰を見渡せる絶景スポット。道路の両脇には広大な田園風景が広がります。」

ジェットコースターの路 自然・景勝地

十勝岳連峰。
ふむふむ。。

この地点から南西側の路。（これから進む先）

そして、北東側の路。（通って来た道）

車の助手席に乗っていると、全然ジェットコースターの路って感じはしなかったです。ちょっと期待外れました。

ここは、自転車で走ってみたいです！
上りはもちろん電動自転車です　( ´∀｀ )

ジェットコースターの路からフラノ寶亭留へ向かう途中の路。（中富良野町）

（17：13）

フラノ寶亭留に到着です。

（17：35）

ご覧いただきありがとうございました。

その2☆フラノ寶亭留編　https://4travel.jp/travelogue/11645141　へ続きます。

フラノ寶亭留 宿・ホテル