北海道　その2☆フラノ寶亭留編

2020/09/02 - 2020/09/05

３泊４日で北海道の美瑛、富良野、トマム、登別を訪れました。

本編は、フラノ寶亭留編です。

このホテルを選んだのは、ANAトラベラーズのパンフレットで「上質な時を過ごす厳選の宿」の中で「美食宿」のマークがついていて、客室冷蔵庫内のドリンク無料、館内バーのドリンク付きだったので、グルメ飲み助の夫にちょうどいいと思ったからです。
しかーし、レストランのワインが高く、無料ドリンクの利点を吹き飛ばしてしまいました（笑）が、ゆっくりくつろげるいいホテルでした。

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: その他
• 利用旅行会社: ANAセールス

フロントでチェックインをした後、ロビーで館内の施設案内を聞いて食事の時間を選択します。
チェックインしたのが17時半過ぎで、夕食はもう19時半しか席が残っていないとのことでした。
朝食は、7時、７時半、8時の中から真ん中の７時半を選択しました。

フラノ寶亭留 宿・ホテル

ふらの牛乳の瓶で作られたシャンデリアです。

表紙写真は夜のロビーです。

ロビー、レストランは３階で私達の客室は１階でした。
客室は40㎡です。

入り口すぐ横にクローゼット、ナンバーロック式の金庫と羽織が入っていました。

冷蔵庫とカプセル式のコーヒー＆ティーメイカー。

冷蔵庫内のドリンクは無料です。アルコールは瓶ビール２本でした。

洗面室。排水の流れが悪くて、歯磨き後、水がなかなか流れず、栓を外して流していました。今思うと、栓を閉めるレバーの位置が悪かったのかもしれません。そこにレバーがあるとお部屋の説明で聞きましたが全開しているものと思って触らずでした。

タオル６枚、バスタオル６枚、バスローブ２着、作務衣２着、棚下段の籠は大浴場までタオルや着替えを持って行くのに便利でした。

男性用はKracie、女性用はDHCの化粧品。

アメニティのシャンプー類はロクシタンでした。
足袋もありました。

客室内のお風呂。
オシャレなジャグジーバスでしたが、大浴場に行った為、入浴には使わずでした。
夫が水を流していたので、
「何してるん？」と聞くと、
「洗面所の水が流れない～」と、そこでうがいの水をペーしてました(;^ω^)
巨大洗面所　( ´∀｀ )

室内との境がガラス張りで、広く感じます。

トイレを撮り忘れましたがウォッシュレットで、トイレ内に小さな手洗いもありました。水が跳ねるので、洗面所で手洗いしてましたが。。

いつも荷物を広げる前にお部屋の写真を撮りますが、テーブルの上にマスク置き忘れてました。。

ベッドと壁には「響」の書。

夫のいびきが「響」　(;^_^A

かなりの轟音なので、自宅では寝室は別です。
ノーズテープを試しに貼ってもらい、耳栓も持参。

窓からお庭が見えます。写真には写っていませんが、右手にベランダに出るドアがあります。

ベランダからお庭の景色。ラベンダーの季節はきれいでしょうね。。

全室、十勝岳に向かいベランダが設置されています。
写真に写っている建物はレストランとギャラリー部分です。

早速、ウェルカムプリンをいただきました。
チェックインが１７時を過ぎていたので、貰えないのかなーと思っていたら、お部屋の冷蔵庫にありました。わーい！(^^♪
（何かにウェルカムプリン１５~１７時と書いていたような。。）

夫は冷蔵庫のラベンダーティ、私はティーメイカーでアールグレイを入れました。

とろっとクリーミーな美味しいプリンでした。
もうちょっと上まで入っててもいいのになぁ。。( ´∀｀ )

ロビーの暖炉です。
公式HPに火のついてる様子の写真がありました。
http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/furano/

大浴場は貸し切りでした。
部屋に戻ると夫が冷蔵庫のビールを飲んでいたので、私も少し飲みました。
男性浴場も貸し切りだったとのこと。
客室が25室しかないので、食事時間と重なる時間はお風呂はすいているんでしょうね。

入浴してビールを飲むと、ディナーの19時半にちょうどいい頃合いになりました。

レストラン前のオブジェ。冬はロウソクが灯りそうですね。

レストラン内。
この写真は食べ終わった頃の人が少ない時に撮りました。

テーブルに向かい合ってではなく、横に並んで座るように案内されました。
横の方が距離が近くて小声で話しができるのでいいですね。

明る過ぎず暗過ぎず、いい雰囲気の照明でした。

ディナーのメニューです。

ボトルワインメニューです。

美味しい食事には必ずお酒が必要な夫。
グラスワインは900～2000円ぐらいであり、一番安いボトルワイン￥7260を頼むより違う種類のグラスワインを４杯飲めば？と提案しましたが、
「グラスワイン、ほんまちょっとしか入ってないでー」
と前の席の出されたばかりのグラスワインをしっかり観察していた夫。
自宅でも、ビールを飲んだ後にワインを軽く１本飲んでいます。

「16万5千円のワインもあるわ。さすがの俺もそんな高いワインを頼もうとは思わんし。一番安いのでええから。。」
とスペインワインを注文し、女性スタッフがコルクを開けようとするとコルクが腐っていて開かず、「前に開けた時もこんな状態で。。」と謝ってさがり、在庫がもうないからと同じぐらいの価格帯で別のワインを勧められました。

それがこちらの富良野ワイン、ミュラートゥルガウ　2018年。￥8800（税込み）
半分ぐらい飲むまでこの状態だったので、ここはボトルクーラーはないのかな？と思っていたら、後から出てきました。

私はワイン通ではないのですが、フルーティでまったりした（さっぱりではない）感じ。
普通に美味しいですが、家飲みしているワイン（600～1500円）と比べて格段に美味しいとも思えず、スマホで検索してみたら、同じワインが1848円で売っていました。
4.76倍はぼったくり？　Σ(￣ロ￣lll)
ワイン通の友人にワインのホテルレストラン価格について後から聞いてみたら、昔は３倍、今は2.5倍が相場、4.7倍は高いねとのことでした。

お料理はホテルの庭で採れたハーブが使われています。
食べられるお花、ボリジやナスタチウムは自分でも育てたことがあるのですぐにわかりました。

「旬の地元の食材を使用し、富良野の四季をお皿の上で表現する」
これがフラノフレンチのシンプルなこだわりです。
真っ白なプレートは、時に色鮮やかなお花畑に、時に小動物が遊び回る森になり、
自由な発想と遊び心を用いて驚きの一皿をご提供いたします。（ホテルHPより）

全体的にあっさりとしたお味付。私は薄味なのでちょうど良かったです。
何が一番おいしかったかというアンケートには、「デザート」と書いてしまいました。デザートのココナッツソースがとても美味しかったです。
それから、パンもおいしかったです。
隣の席の若い女性二人も「パンおいしい」と言っていたのが聞こえました。
お料理は、見た目を楽しむ感じで、お味は普通です。（個人的な意見です）

レストラン前の作品。
上品かつ温もりがあります。
ホテル内のあちこちに作品が展示されています。
お値段がついているものもあります。

説明書きのアップ。

これは、トイレの洗面台にあったものです。

奥のガラス張りのところがバーです。

ディナー後すぐに入ってみました。（21：25）

一部有料のドリンクはこの２品。
他のドリンクは無料です。

カウンター席が8席か10席か・・・
私達でちょうど満席になりました。
JBL製の大型スピーカー。
右側のスピーカーのちょうど前に座ったので、
「真ん中に座らないとステレオに聞こえないかもねー」とヒソヒソ声で話しましたが、音楽は全然気になりませんでした。

私のオーダーしたドリンク。
１．ダイキリ（若い頃によく飲んでいました）
２．クランベリージュース（ちょっと休憩）
３．チャイナブルー(初めて飲みました。今日見た青い池にちなんで冒険）

左下は、MIXナッツ　500円（税別）

フードは有料です。

夫は、ＶＳＯＰ以外をロックで４～５杯。
「言うても、１杯がちょっとしか入ってないからそんなに飲んでないで」と。

隣の席の男性は、焼酎、カクテル、日本酒と、私達が横に座ってからも次々と、一々数えてないですがうちの夫以上に飲んではりました。
お酒好きには無料バーはいいですよねー(^^)

23時頃までバーにいました。

バーの近くのソファー。
「もしバーが満席やったら、ここで飲ませて貰えるんかな？」

ロビー内のアートショップに展示されている作品。

「46200円やってー、買う人おるんかな？」

「こっちは犬おらんから29700円や」

44000円、33000円。

3960円。
「これなら買えるわ。買わんけど( ´∀｀ )」

ミニマリストを目指し、あんまり物（特に装飾品、庭の植物は除く）を買わない私。
「普通、女性は買い物好きやろー。うちの奥さんは変わってる。」と夫がよく言います。

木の作品が多いですね。

「道内アーティストの作品を展示しています。どれも北海道で活躍する新進気鋭の作家による、世界でひとつだけのものです。自然の中で作られる作品をゆっくりとご鑑賞ください。また、作品の販売も行っております。」HPより。

普通のお土産っぽいものもありました。
スタッフは常駐していないので、買う場合はフロントに持って行くんでしょうね。

部屋へ帰ろうとしていて、たまたま見つけたギャラリー。

「手作りの繊細さが光るデンマークの家具を専門に揃えたギャラリーです。ソファや椅子に腰掛けて、じっくりとアートに浸るのもおすすめです。また、一部展示品の販売も行っておりますので、お気軽にお申し付けください。」
とHPに紹介もあったのに見落としていました。

沢山の作品が展示されていました。

モノトーンのお人形も。
かわいい！

時間が遅いので、誰もいません。
夫はあまり興味なさそうなので先に部屋に帰ってもらいました。

「墨魂」の展示。

そしてこのお部屋の奥には。。

「ご自由にお書きくださいませ。」

何の字を書こうかな。。

展示作品の字を真似るのも何だし。。

左の一番太い筆を選んで。。

とっさに思い付いたのが長男の名前です。
長女は漢字３文字なので、ごめんねー( ´∀｀ )

その奥にピアノのある部屋がありました。
部屋の電気は消えていたけど、勝手につけちゃいました。
KAWAIの透明グランドピアノ。
ショパンの別れの曲を弾いてみたけど、すっかり忘れていて、出だし数小節で終わりました(;^_^A
こんな時にさらっと弾けるように普段から１曲ぐらい暗譜しとかなきゃなーと思いました。
きちんと電気を消して部屋に戻りましたよ(^^♪

夫が「えらいゆっくりやったなー」と。

サービスのお夜食が届いていました。
チェックイン時に必要かどうか聞かれました。
「ディナーを食べてみないとわからんなー。どんな物ですか？」と夫が聞くと
日替わりなのではっきりわからないがたぶんおこわですとのことで、
一応お願いしました。

二口ぐらいで食べられるサイズのおこわで、ペロリといただきました。

夫のいびきのせいではありませんが、一睡もできず。。
ベッドで横になってるだけでも体は休まる説もあったなーと思いつつ、朝４時半頃には外が明るくなってきたので、ベランダに出てみたり。。
朝５時の大浴場オープンの時間を待って入りに行きました。

夜も貸し切りでしたが、朝一番も貸し切りなので写真を撮りました。

洗面化粧台、引き出しに入っているドライヤーは自宅と同じパナソニックのナノイーでナイス！
近所の銭湯では、ナノイーだけ有料という、普通のドライヤーより少し価格が高めですが、髪に艶がでるので３台ぐらい買い替えても長年ずっとナノイーを使っています。

脱衣カゴの上に貴重品入れがあります。
前日の夜来た時に、貸し切りだしスマホ持ってきたら写真撮れたのにーと思ったので、今朝はちゃっかり持ってきました。
大浴場は時間帯により、１階と３階男女入れ替わります。

裸になる前に中も写真撮影。。

夜は暗くて何も見えなかったけど朝は明るくて景色が見えます。

「機械故障のため、ミストサウナはご利用いただけません」
コロナ感染予防の為ではないの？

露天風呂です。

「屋根の外に出ると上階から見えるのでご注意ください」との注意書きがありました。
もちろん裸でないうちに出てみました　( ´∀｀ )

冷水サーバー。

化粧品とＢＢクリームもありました。
使ってませんが。。

体重計もオシャレ♪

あがる時に朝日がきれいで、またスマホを取りに脱衣場に行って、写真を撮ろうとしたら雲に隠れてました　(;'∀')

脱衣場に温泉分析書が貼ってありました。
よく見ると平成6年6月の調査。26年前。古くない？

大浴場の前に置かれていた低温殺菌牛乳。
給食で飲んでいた牛乳瓶の半分ぐらいの小さい瓶です。
１本いただきました。
濃厚でめっちゃおいしい！！
飲む前に振るようにとの注意書きを飲んだ後で読みました　(;^ω^)
瓶の上部にクリーム分がねっとりと残っていました。
それ程濃厚ってことですね。

朝食まで30分ほど時間があったので、ホテルの庭を散策することにしました。
1階から庭への出口がわからず、３階のフロントで尋ねると、カートでぐるっと周って10分ぐらいの広さということで、カートを借りることにしました。

「私運転するー(^^♪」
（スタッフに向かって）「免許持ってますからー」
スタッフ：「敷地内は免許がなくても大丈夫です　( ´∀｀ )」

所々でカートを停めて、歩いてお花や野菜を見に行きます。
温室もありました。

ディナーに入っていたお花やハーブもありました。
右下がボリジ。

たまには私の写真。

受付時に「採って食べられます」とお話しされてたミニトマト。
勝手に採っていいのか今日確認しなかったし、自宅の庭のミニトマトを食べ飽きていたので食べず。。

庭から見たホテル。

ホテルの玄関。
チェックイン時は写真を撮る余裕がなかったので。。

玄関入ってすぐのオブジェ。
お迎えしてくれているようです。

朝食時間の7時半ぎりぎりまで散策してました。
そのままレストランへ。。
入り口で「〇〇様ですね？」と言われたので、7時半組の最後だったかも。
８時組の人が来た時は、部屋番号を聞かれていたので。。

ヨーグルトやドリンクはビュッフェ形式です。
グリーンスムージーにしました。
大浴場の前にあったおいしい牛乳の大きな瓶もありました。
体調が良ければ飲んだのになー。。

このプレートはサーブされます。希望すればご飯も持って来てくれます。

眠れなかったせいか体調が悪く食欲全くなし。。(-_-;)
旅行前日も３時間睡眠、そして今日０時間睡眠、
大浴場の前の牛乳、すごく美味しかったけど、牛乳だけ飲むのは久しぶりで後味で胸焼け。。
カマンベールチーズやベーコンを夫のお皿にポイポイ。。
「俺もそんなに食べられへんでー」と言われ、
頑張ってちょっとずつ食べました。
少し残しましたが。。

「パンを持ち帰る袋がドリンクコーナー横にあります」と案内された時は、嬉しかったです。美味しそうなパンを残すのはもったいない！
私はパンは食べずに持ち帰り（お昼ご飯になりました）。
夫はご飯とパンも１.5個食べてました。
私：「パン食べずに私のおかず食べてくれたらいいのにー」
夫：「食べたいもんを食べたい時に食べるんや。」

シーザードレッシング、パンに添えられたジャムとバター。
今、シーザーはきついのでサラダには何も掛けずハムと食べました。

パンは食べられないけど、ジャムにはちょっと興味あり。。
で、ジャムだけほんの少し味見しました。
左が柑橘系のジャムで、右がミルクジャム。
「むっちゃ美味しい！ヨーグルトに入れて食べれば良かった。。」
ヨーグルトは食べた後で、おかわりする程の食欲もなし。
ヨーグルトに入れたハチミツも美味しかったですが。。

朝食の席は窓際でした。

チェックアウトして、富田ファームに向かいます。
午後はラフティングの予定。
体調は大丈夫か。。！？


ご覧いただきありがとうございました。

その３☆ファーム富田編　https://4travel.jp/travelogue/11645544　へ続きます。