2002/05/02 - 2002/05/06
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nichiさん
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2001年4月よりマレーシアのクアラルンプールに単身赴任していた家内ですが、2002年4月よりサンフランシスコに赴任しました。
私は赴任中のブリュッセルからサベナ・ベルギー航空でLAまで行き、そこでノースウェスト航空に乗り換え、サンフランシスコに行った記録が残っています。
サベナ・ベルギー航空、ノースウェスト航空、共に今は無き航空会社ですね。
サンフランシスコに午後に着き、空港で家内と会ってタクシーで家内の家へ。
何となく私の体調がイマイチだったので、家内の家で暫くゆっくりしましました。
翌朝、家で家内の手料理の和食を戴き、元気に市内観光にスタートです。
家内はこの時赴任1ケ月。
以前出張で何度か訪れているようです。
私は初サンフランシスコです。
家内に案内してもらいました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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家内のアパートの最寄り駅は地下鉄Montgomery駅。
オフィス街のど真ん中です。
家内は5分で徒歩で会社に通っているようで、普段はあまり乗り物には乗らないようです。 -
サンフランシスコの市内交通は、地下鉄とトラムとケーブルカーとバスです。
5月3日~5日の3日間、乗り放題のチケットです。
値段は10ドル。
この時代はまだアナログですね。 -
今では7路線あるサンフランシスコの地下鉄ですが、この当時は5路線でした。
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地下鉄をEmbarcadero駅で降りて地上に上がりました。
ここもビジネス街です。
ここでケーブルカーに乗り換えました。
起伏に富んだ坂の街サンフランシスコに1873年に開業したケーブルカーです。
馬車が重い荷物を曳いて坂でスリップする事故が多発し、ワイヤーで車両を曳くケーブルカーが開発されました。
スキー場のリフトの技術を応用したようです。
1880年代は蒸気機関でワイヤーを動かし、平坦地を含め網の目状に巡る路線網が構築されたようです。
バスに代って行き、現在では3路線が残っています。
これから乗るのはカルフォルニア線です。
この線は前後に運転台があるので、終点に車両を回転させる転車台はありません。 -
ケーブルカーの車内です。
路面の下にはケーブルが這わせてあり、動いているケーブルを掴むことで車両が動く仕組みです。
運転台のケーブルを掴むその装置 が見えます。
ケーブルカーの運転手を別名グリップマンとも言うそうです。 -
ちなみにアマリサンフランシスコ市民はこのケーブルカーをあまり利用しないようです。8割が観光客だとか、、、、、
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走り出すとき、グッとワイヤーを掴んで発車する感覚が独特です。
坂を下ってきたケーブルカーとすれ違います。 -
坂の街サンフランシスコを実感!
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坂を登ってケーブルカーを下車。
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グレース大聖堂にやってきました。
19世紀半ばに建てられた教会です。 -
カトリックではありません。
聖公会、つまり英国国教会の教会です。 -
綺麗なステンドグラス。
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近くのケーブルカー博物館にやってきました。
サンフランシスコのケーブルカーについて色々知ることができました。
元々は馬に対する愛護精神でこのケーブルカーができたこと。
20世紀初頭のサンフランシスコ大地震からの復興の際の廃止の危機を乗り越えてきたことも。。。
この目の前の滑車は動いています。
がんがんワイヤーを廻しています。
この滑車のワイヤーは、サンフランシスコのケーブルカーの全ての線路の下に繋がっています。
なんとココがケーブルカー3路線全ての動力になっているんですね。
博物館でありながら、ココはサンフランシスコのケブルカーの心臓部なんです。
ケーブルカーの車庫にもなっているようです。 -
このケーブルカーはパウエル・ハイド線です。
ケーブルカーがすれ違う時に乗客が笑顔で手を振り合ったりします。
乗客に観光客が多いのが納得できます。
ちょっと遊園地の感覚ですね。 -
家内が言うには、この辺りがケーブルカー撮影のベストポイントだそうです。
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海に浮かぶ島は有名なアルカトラス島です。
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映画好きの私も興奮してしまいます。
クリント・イーストウッドの代表作「ダーティ・ハリー」やスティーブ・マックイーンの「ブリット」の派手なカーチェイス。
ロビン・ウィリアムスの「ミセス・ダウト」でよく出てきた斜面を走るケーブルカーなど数々の撮影現場でもあります。 -
有名なロンバートストリートの上の部分に出ました。
8つのヘアピンカーブがある急勾配の道路です。
車幅は車1台が通れる程度です。
歩道もあって、歩いて降りることができます。 -
下からロンバートストリートを見上げます。
マイケル・ダグラスとシャロン・ストーンが主演の「氷の微笑」では、2人が乗った車がすごいスピードで走り抜けていた坂です。 -
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引き続き街をプラプラ。
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カジュアルなイタリア料理屋さんで昼食です。
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家内は何度か訪れたことがあるお店のようで、店員と雑談しています。
ピザとコーヒーの昼食です。 -
坂の街サンフランシスコを感じます。
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コイトタワーにやってきました。
コイトタワーは、1933年に建てられた鉄筋コンクリートの高台に建つ展望台です。
高さは64m。 -
コイトタワーに登ってみました。
サンフランシスコの街を一望にすることができます。 -
元祖ベイブリッジですね。
元々は世界最大の吊橋。
元々と言うのは、今の吊橋世界一は瀬戸大橋だからなんですね。
サンフランシスコとオークランドを結んでおり、1936年に開通しています。 -
トランスアメリカピラミッドが見えます、
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左の小島はアルカトラス島です。
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ウェスタンショップに入ってみました。
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私は革のペンケースとブーツキーパーを購入。
この時購入したブーツキーパーは、今でも冬に使ってます。 -
パウエル - メイソン線に乗って、終点までやってきました。
ベイストリートとテイラーストリートの交差点です。
この線の車両は運転台が片側にしまない為、終点で方向転換が必要になります。 -
運転手の方が降りてきて、車両を回転させます。
何と手動です。 -
多くの観光客がカメラを構えてこの様子を撮影しています。
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再びケーブルカーに乗車しました。
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今度はサンフランシスコ市民を気取ってデッキに乗ってみます。
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街の風を感じます。
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サンフランシスコにいることを実感する瞬間です。
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ケーブルカーを途中で降りて中華街へ。
中華街を暫くプラプラして、家内は翌日の朝食用にマーカステラを購入。 -
フレンチのお店で夕飯にしました。
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ケーブルカーから地下鉄と乗り継いで、家内の家に帰りました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- picotabiさん 2020/09/03 13:38:06
- 路面電車
- nichiさん こんちはです。
もうこの10年も前ですけど、初めての海外がサンフランシスコだったので見入ってしまいました。写真あるとは思うのですが、実家? どこにあるか探す気力もなしで。
改めて見るとこんなすごい急坂だったのかと。同じ路線かわかりませんが。
急坂に面してるホテルに泊まってイケメンのベルボーイさんと写真撮ったり、路面電車では一緒に行った同僚がチケット買ってあげると言われてだまされたり。今じゃカラオケで外国曲を歌うとたまにでてくる光景。フィッシャーマンズワーフでカニ食べたり。エイビーロードを買って旅行してた時代。懐かしすぎて震えがきてます笑
- nichiさん からの返信 2020/09/04 09:27:49
- RE: 路面電車
- picotabi さん
こんにちは。
そうでしたか。。。。
picotabiさんの初の海外旅行はサンフランシスコだったのですね。
>イケメンのベルボーイさんと写真撮ったり、
→このコメントに家内がビビットに反応していました。
「やったやった。これやったよ〜!」
家内の初の海外旅行は、1982年のハワイだったそうです。
キャピキャピの女子大生3人組で同じことやってたそうです。
38年前ですね?(笑)
>エイビーロードを買って旅行してた時代。懐かしすぎて震えがきてます笑
→懐かしいですね〜 エイビーロード。随分お世話になりました。
それまでは旅行会社のカウンターを巡ったり、航空会社から資料を取り寄せたりして旅行を計画していたのが、この雑誌の創刊で、簡単に比較検討ができるようになり、海外旅行が身近な存在になった気がします。
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