2020/08/05 - 2020/08/05
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orangeさん
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朝食を終え部屋に戻って戦後75年・広島原爆忌式典の報道に向き合い静かに瞑目しました。徒歩で四条河原町から鴨川を渡り南座手前の道を南下して建仁寺に向かいます。何度か京都へ来たのにここは初めてでした。
10時開園を待って圧倒的な迫力で迫ってくる俵屋宗達画「風神・雷神図」、
禅の心を体感する石庭、講堂の天井画「双竜図」は実に見応えがありました。
京都の歴史、風情を味わおうと熱中症を警戒しながら緑深い東山を逍遙しました。明治新政権の大立者、実業家が挙って別邸を建てた一帯です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝食は3蜜を避けてバイキングではなく1プレートの軽食
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イタリアンのチェーン店らしいのですが、
ホテルリソル京都 河原町三条 宿・ホテル
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イタリアンのチェーン店「il-Chianti 」
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料金¥1000は正直コスパ▲
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部屋に戻り 原爆投下時刻に合わせて多くの犠牲者を出した広島の犠牲者に祈りを捧げました。
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元醤油の「壺屋」だったという「ホテルリソル京都」を後にします。
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四条河原町交差点に来ました。
四条通 名所・史跡
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鴨川の大橋の袂に明治のレトロな建築
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鴨川の西詰
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川床の設備が見られます。夜 営業しているのかどうかは分かりません。
四条大橋 名所・史跡
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「三条大橋」
三条大橋 名所・史跡
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南座です。昔 何度か観劇に来ました。
京都四條 南座 (阿国歌舞伎発祥の地) 名所・史跡
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鴨川沿いの川端通を南下して東の小道へ入るとレトロな和風の家並が、
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何故か目を引きました。
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この長~い塀は大和大路通と思われます。
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立派な西門からお邪魔しました。
建仁寺 寺・神社・教会
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三門「望闕楼」を内側から遠望。その先に「勅使門」があるのですが....
大正12年、静岡県浜名郡の安寧寺から移建したもの。
空門・無相門・無作門の三解脱門。「御所を望む楼閣」という意味で「望闕楼」と名づけられる。楼上には釈迦如来、迦葉・阿難両尊者と十六羅漢が祀られる。室町時代中期の瑞巌龍惺の「春眺」の詩の中に「望闕楼高くして帝城に対す」という句がある。 -
「法堂」傍をよぎり
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回り込みます
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警備員詰所で聞くと拝観できるまで待っていてくださいと言われてしまいました。
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矢印に従って向かうのは.....
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「本坊」
南向きなので日が照って暑いことこの上なし。
10:00になってやっと入場できました。 -
栄西禅師の教え「大いなる哉 心や」がお出迎え
(人の心は本来自由でおおらかである)
左手の窓口で一人¥800を支払います。 -
天井を見上げると吹き抜けです、
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かの有名な俵屋宗達渾身の「風神、雷神」
本物の屏風は京都市博物館にあるそうです。
ビデオ解説も用意されていました。 -
「楽神廟」解説
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絵馬が人気のようです。
売店前に休憩用の椅子が置いてありました。 -
境内案内図です。左手から入って集中的に拝観し北門から出る予定です。
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本丸と方丈を繋ぐ渡り廊下
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まずは方丈へ行きます。
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方丈の前庭には枯山水様式の「だいおうえん」。
「大雄苑」重要文化財 -
「大雄苑」重要文化財
広縁には数人の人が同席したのみ、広々としていました。 -
方丈の前庭には枯山水様式の「だいおうえん」。
この庭で自己を見つめ暫し思索しました。 -
「方丈」
パンフレットによれば
慶長四年(1599)恵瓊(えけい)が安芸の安国寺から移築したもので、優美な銅板葺の屋根が印象的な禅宗方丈建築。本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像。
また前庭に枯山水様式の「大雄苑(だいおうえん)」を有すると記されています -
渡り廊下を法堂の方へ歩みます。
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「法堂」はっとう
明和2年(1765年)上棟。
仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」。五間四間・一重・裳階付の堂々とした禅宗様仏殿建築。その天井には平成14年(2002年)創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれました -
「法堂」
明和2年(1765年)上棟。
仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」。五間四間・一重・裳階付の堂々とした禅宗様仏殿建築。正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。 -
方向を変えて北の建物・小書院に渡ります
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「竹林七賢図」
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「山水図」
解説によれば
「竹林七賢図」「花鳥図」「琴棋書画図」「雲竜図」「山水図」は、海北友松一派の筆になる方丈旧障壁画であり、襖絵から掛軸に改装されている。 -
京都最初の禅寺『建仁寺』の開山栄西禅師(千光祖師)は二度目の入宋で、天台山の虚庵懐敞禅師より臨済宗黄龍派の禅を嗣承され、建久2年(1191年)に帰朝され、わが国初の臨済禅がもたらされたのです。
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石で表す文字の意味深長
禅師は在宋中、求道修行のかたわら、喫茶の法を究め帰朝に際して茶種を将来され、喫茶の風を全国に広められ、日本の茶祖としても親しまれています。 建保3年(1215年)禅師は遷化されますが、その法灯は連綿と受け継がれ、その精神はわが国民の心の支柱として深く根づいています。という説明を受けました。 -
栄西禅師は幾多の圧迫を受けながら建久九年(1198年)「興禅護国論」を書き、禅宗の時機性、国家性、戒律の重要さを強調されました。玄関の ―大哉心乎(おおいなるかなしんや)― は今もって我々が心に刻んでおかねばならない言葉なのですね。
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中庭には紅葉の緑を配した禅庭があります
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照雲閣
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飛び石がリズミカル
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襖絵のタッチが軽快
「竹林七賢図」「花鳥図」「琴棋書画図」「雲竜図」「山水図」は、海北友松一派の筆になる方丈旧障壁画。 -
「竹林七賢図」「花鳥図」「琴棋書画図」「雲竜図」「山水図」は、海北友松一派の筆になる方丈旧障壁画。
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掛け軸など重文級の書画多数
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貴賓を運ぶ御輿
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重文 「花鳥図襖」
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重文 「花鳥図襖」
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重文 「花鳥図襖」
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○△□乃庭 宇宙の根源的形態をしめしています。
禅宗の四大思想 (地水火風)を象徴したものだそうです。
禅師は在宋中、求道修行のかたわら、喫茶の法を究め帰朝に際して茶種を将来され、喫茶の風を全国に広められ、日本の茶祖としても親しまれております。 建保3年(1215年)禅師は遷化されますが、その法灯は連綿と受け継がれ、その精神はわが国民の心の支柱として深く根づいているようです。 -
雄大な山河 「凪」左
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「凪」右
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「唐子遊戯図」
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「唐子遊戯図」
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「聴音庭」ー三連の庭
中央に置かれた三尊石と手前の座禅石 -
「聴音庭」ー三連の庭
中央に置かれた三尊石と手前の座禅石
此処からの一角が最も魅力的です。 -
回遊式の禅庭、「聴音庭」ー三連の庭
中央に置かれた三尊石 -
「聴音庭」ー三連の庭
中央に置かれた三尊石
廻廊になっています -
「聴音程」ー三連の庭
東の座禅石 枯淡な四方正面の禅庭 -
墨痕鮮やかな揮毫と奥の方に居並ぶ僧の姿
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方丈の石庭
渡り廊下からの眺め -
「風神、雷神」の墨書
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本坊に戻ります
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丸窓から除く芭蕉の葉
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鮮やかなブルーの山河 「船出」
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「船出」襖絵にしては鮮烈な青色。
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この門の中が「大雄苑」です。
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「勅使門」に似ている「北門」は花見小路に接続しています。
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