2020/07/24 - 2020/07/24
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Rinさん
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本当ならアイルランド旅行記行くはずだったオリンピックの開会式開催予定だった7月の4連休。
この年の冬に中国で始まったコロナウィルスの感染拡大はその勢いをあっという間に全世界に拡大させ、私のアイルランド旅行どころかオリンピックも延期になる事態。
なのでせっかく抑えていたJALのロンドン行きのビジネスとファーストの無料航空券も泣く泣くキャンセル。
マイルの有効期限をキャンセルした日から3年にしてくれたJALの対応がせめてもの救い。
こういう対応は日系のエアラインは素晴らしい。
某欧州系のエアラインはオプション代は返金なしの上、航空券代は1年間利用可能なクーポンで返金だったのに…。
さてそれはさておき、GWは緊急事態宣言もあり全く外出せず。
6月には多少コロナも落ち着いたものの、7月になると再び感染者が増え始めて来た。
とはいえ外出自粛するようにという呼びかけもないので密を避けてお出かけしようと京都に行くことに。
行先は以前から行ってみたいね、と友達と言っていた仁和寺。
詳細は旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アイルランドに行く予定だったオリンピック連休はコロナ感染拡大でアイルランド旅行はもちろんオリンピックさえもなくなった。
とはいえ国内に限って言えば外出自粛という掛け声もわたしの住む自治体からは出ていないのでちょこっと近郊にお出かけすることに。
まぁ外出することに何となく罪悪感があるんだけどね。
地元の駅から向かったのは阪急電車の大宮駅。
ここからバスに乗り換え。 -
10分程待ってきたバスに乗る。
このバス1時間に2本程度しかないので逃すと結構大変かも。
混んでいるはずの連休だけどバスはご覧の通り空いていた。
まぁマイナーな路線だからかもしれないけど。 -
そしてバスに乗ること20分程で目的の仁和寺に到着。
-
今日の目的はこの仁和寺。
教科書などにも「仁和寺の和尚さん」で知られているお寺だけどちょっと行きにくい場所にあるのもあって行ったことがなかった。
友人が会社の人から勧められたとのことで今回行ってみることに。
まずは大きな正面入り口の、重要文化財でもある二王門。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
-
で、どうせ行くならちゃんと説明聞きたいよね?って事で
僧侶による案内で巡る 世界遺産仁和寺 特別プライベートツアー
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=3795
を申し込み。
ツアーは友人が探して来てくれて予約もしてくれた。
ありがとう! -
7月のこの連休お天気はイマイチ。
この日は雨こそ降っていないもののいつ降るのかわからない空模様。
どうか最後までもちますように! -
正面入り口の二王門には阿吽の二王像。
「におうぞう」って「仁王像」だと思ってたけど仁和寺のパンフレットには「二王像」となっているので今回はこの表記で。
柵が邪魔で二王様の写真が綺麗に撮れません…。 -
門に掛かっている垂れ幕(?)には天皇家の菊の御紋。
仁和寺は明治維新まで(京都風に言うとちょっと前まで)皇子皇孫が門跡を勤めていたという超格式が高いお寺。
そんな事もあって御室御所とも呼ばれている。
御室の「御」は天皇さんが来る特別の場所という意味でつけられているんだとか。
ちなみに体温計でお馴染みのオムロンは昔このすぐ近くに本社を構えていて現在の社名「オムロン」をこの「御室御所」から取ったらしい
。
ってことを今回のプライベートツアーの説明で初めて知った(笑)。 -
まずはプライベートツアーの受付をしなくては。
二王門入ってすぐの左手に拝観受付があるみたいなので行ってみる。 -
この奥の建物が拝観受付。
-
こちらで11時からのプライベートツアーの受付を済ます。
-
ここでツアー代をお支払い。
ホームページ見て1人1万円近くすると思っていたら2人で7800円だから1人3900円。 -
ちなみに仁和寺は平成6年に世界遺産に指定されている。
右側はそのことを示す証書。
左側は日本の文化庁から同様に世界遺産に指定されたことを示す証書。 -
去年の竜王戦はここで対局したらしい。
将棋に興味はないけど最近藤井聡太八段で話題よく出るので何となくの馴染みがある(笑)。 -
ちょっと早いけど始めちゃいましょうか?ってことでプライベートツアースタート。
ツアーの間はこのカードを首からかけるように言われる。
プライベートツアーなので当然参加者は私と友達の2人だけ。
案内してくれるのはお寺の僧侶の方。
まだ若い方で広島のお寺の方で仁和寺には数年前に来たらしい。
修行の一環かな? -
こちらが仁和寺の見取り図。
結構広いぞ。 -
まず最初に見学したのは勅使門。
天皇さんが来られた時はこの門から入るんだとか。
当然一般人は使えません。 -
で、そのまま奥にてくてく歩いて到着したのが…
美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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こちら中門。
-
門の向かって右側にいるのが持国天、左側にいるのが多聞天とのこと。
さっきの二王像に比べると小さめ。 -
中門から正面入口の二王門を眺める。
この景色もオススメポイントだとか。 -
ちなみに門は古いけどこの閂は新しいとか。
というのも2018年の豪雨で閂が壊れたのこれだけ新調したらしい。
この閂の色がこの門の元々の色だったとか。 -
中門を抜けた所にある休憩所にちょっと面白いものが。
それがこちら「御室ムスメ」なるキャラクター。
https://omuro88.com/
御室仁和寺の周辺には四国八十八か所霊場巡りができるようになっていてその88霊場のキャラクターらしい。
ちゃんと物語(?)に沿ったキャラクターらしく、僧侶の方が監修知っている本格派。
お寺もいろいろ考えているんだなぁ。 -
で、こちらが仁和寺といえば!の御室桜。
桜にしては背が低いのが最大の特徴。
桜の背が低い理由は、皇子皇孫の方がいらっしゃるからそれより高くなってはいけない…というので仁和寺の桜は背が低い…と言われているらしいけど近年の研究で土壌の性質のせいだと判明したとか。
土壌が粘土質で根がなかなか伸びないので高い木にならないらしい。
ちなみに御室桜はこの区画にしかなく、ほかの場所に植えても育たないらしい。
このすぐ横の土壌も大して変わらない区画に植樹しても育たなかったんだとか。
まだまだ不思議がいっぱいの御室桜。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
-
仁和寺の中にはこんないかにも現代アートなオブジェがいくつもあった。
なんだろう?と思ってたらこちらはコロナの終息を祈って開催されているゼロ・ヒガシダさんという方の彫刻展らしい。
写真左が「阿羅漢」右下が「空海」
…すいません、どこがどう「阿羅漢」や「空海」なのかさっぱりわかりません。
僧侶の方も分からないとのことでした…。 -
こちらは観音堂。
非公開。
ただし毎月18日のみ観音会に参加するという形で中に入れるらしい。 -
実はこの観音堂、去年の秋に実に6年にも渡る修復が終わったところらしい。
観音堂の前にあるこの塔は観音堂修復記念に建てたもの。
で、この字を書いたのがなんと今回私たちを案内してくれた僧侶の方。
めっちゃ字が綺麗!
ちゃんと墨を刷って書いたとのことで1年たっても全く字が薄れていない。
墨って雨にも強いのね。
ちゃんと文字の間隔とか考えながら書いたのかな?と思って聞いたら「適当に書いたらなんか綺麗に収まった」とのこと。
すごい! -
ちなみに修復は残せるところは残して、ダメになっている所だけ新しいものに変えるという方法。
まぁ世界遺産だから当然の修復方法。
当然ながら大変手間がかかるので新しく建てた方がよっぽど早い。
なので修復に6年もかかってしまったんだとか。
よく見ると確かにこの柱も下の部分のほんの一部の木を変えているだけ。 -
この辺りは木が新しいから修復したものなんだろうな。
-
次に向かったのは御影堂。
美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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こちらは何の碑かというと…西郷隆盛が仁和寺に馬で来た時にここで「お寺の境内で馬に乗るなんて!」と怒られて「そりゃ悪かった」と言って降りた場所。
ってここ結構奥なんだけどこんなところまで馬に乗って来たのね…。 -
ちょこっと中にも入ってみる。
-
この金細工の部分も修復された部分。
が、修復にも差があり…左の金具は下の金具は彫りがしっかりしているけど上おn金具は…。
せめてこの彫りが浅い金具は上の方の見えにくい部分に使ったらよかったのに…と案内の僧侶の方。
確かに。
天井の金具はよく見るとセミがいてる! -
御影堂の横にあるのは水掛不動尊。
この梅の紋は菅原道真と何が所縁が!?と思い聞いてみたけどよくわからないとのこと。 -
水掛不動尊なので水をかける。
水をかけるひしゃくがめっちゃ長い!
ちょっと面白い。 -
そしてこちらが金堂。
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂。
実はこの御堂、慶長年間造営の御所内裏紫宸殿を寛永年間に移築したもの。
つまり帝が住んでいた建物がお寺になっている。
仁和寺が天皇家と所縁が深いことを示している。
ちなみにこの建物は宮殿建築を伝える現存最古の紫宸殿として国宝にも指定されている。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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通常は内部の見学は出来ないけどプライベートツアーは内部も見学させてもらえた。
鍵を開けてもらって中へ。
撮影は禁止だけどありがたく阿弥陀三尊を拝ませていただく。
阿弥陀三尊の他四天王像も安置されていた。
中はかなり暗かった。
本当は照明もついてないらしいけど、理由は忘れちゃったけどちょっと前に事情があって照明を特別に取り付けてまだ外していないということで今回は薄暗いながらも照明をつけて見学をさせていただいた。
僧侶の方も読経を聞きながらしばし見学。
読経の声が説明の時の声とは全く違ってちょっとびっくり。
読経の声に思わず聞き言ってしまった。
すごく気さくな方だったけどやっぱり立派なお坊さんなんだなぁ。 -
金堂でちょっと面白いのがこの屋根の部分。
小さな人形があるのが分かる。 -
屋根が三層になっているのはとても格式が高いことを示しているんだそうな。
さすが元紫宸殿。 -
この白いのは防腐剤的な意味があるらしい。
この白いの実は昨年塗ったばかりらしいけどもうこの状態。
1年でこうなってしまうのはどうにもならないらしい。 -
金堂にはコロナウィルスの終息祈願の看板が。
本当に早く終息してほしい。 -
見学しなかったけどごちらは鐘楼。
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続いて経蔵の見学。
経蔵とは名前の通りお経が収められている建物。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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ここも通常は内部の見学は不可。
が、プライベートツアーはここの内部見学が出来るので鍵を開けてもらって中へ。 -
建物の真ん中にあるこの棚の中にお経が収められている。
個々の僧侶の方でも収められているお経のすべてを見たことは無いそうな。
内部は照明がないのでドアを開けて見学していると一般の見学者ものぞいてきていたので僧侶の方がさりげなく注意していた。 -
このように棚は引き出しになっていてそれそれの引き出しに文字が一文字書かれている。
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引き出しを引っ張り出すとこんな感じでお経が収められている。
中のお経は実際に収められている古いもの。
プライベートツアーって説明がついているだけだと思っていたけど一般では見学できないところも見学させてもらえるのは嬉しい。 -
仁和寺の境内は広い。
近くにある嵐山や金閣寺に比べると知名度は低いので見学者も少なく三密を避けるにはぴったりの観光地。 -
こちらは重要文化財に指定されている九所明神。
本殿・左殿・右殿の三棟からなり、本殿には八幡三神、左殿には賀茂上下・日吉・武答・稲荷、右殿には松尾・平野・小日吉・木野嶋の九座の明神を祀っているとか。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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その手前にあるこの建物はただの建物で中には何もないとのこと。
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プライベートツアー最後の見学は重要文化財の五重塔。
京都で一番高い場所に建っている五重塔なんだとか。
…こじつけみたいな1番…京都は五重塔いっぱいあるからね…。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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ここも内部を見学させてくれた。
内部の壁には仏様の姿や菊花文様が描かれていた。
ここも当然内部の照明はないので薄暗い中での見学。
ちなみにどこの五重塔も地震等で倒れたことがないらしい。
その理由が、五重塔の中心にあるこの柱。
固定されているんだけどよく見ると少し動くようになっている。
地震の揺れに合わせて柱も動くから倒れない。
今の免震構造と考え方は一緒。
昔の人の知恵に驚かされる。 -
プライベートツアーは約2時間で終了。
非公開の場所も見られるし説明も興味深かったし、これで1人4000円ならオススメ!
ちなみにこのプライベートツアーは最近始まったものらしい。
最後にアンケートを書くを護符を頂けた。 -
最後にちょっと雨がぱらついてきたのは残念だったけど内容的には大満足のプライベートツアー。
今後はこういうのが主流になっていくのかな? -
時刻は13時。
お腹も空いてきたので仁和寺の敷地内にあるレストランへ。
3密対策で感覚はかなり空いていて、席も横並びで座るように指示された。仁和寺境内の食堂 by Rinさん和食処 梵 グルメ・レストラン
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で、注文したのはこちらのあんかけ湯葉どんぶり。
900円くらいだったような…。
HPで見たのに比べるとメニューがかなり減っていた気がする。
味は…まぁ普通。
値段は観光地価格だなぁ…。 -
食後はプライベートツアーの受付をした御殿に戻って御殿の見学。
御殿のお土産物屋さんに売っているこちらの四つ葉のクローバーのお守りは現在20歳前半の会社の後輩の子が中学か高校の頃流行っていた少女漫画に出てきて有名になったらしい。 -
御殿の入場料は500円。
霊宝館とのセット入場券もあったけど、今回は御殿だけの見学にすることに。 -
早速御殿の見学へ。
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御殿の入口から入るとまずは木の廊下。
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まずは見事な石庭に目を奪われる。
美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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庭に面した場所にある部屋が白書院。
美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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白書院には昭和12年福永晴帆に描かれた松の絵が描かれている。
そのほか部屋には不思議なオブジェも多数。
これもロ・ヒガシダの彫刻展の一環。 -
こちらのお庭は苔がいい仕事してる。
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木の引き戸。
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庭園は先ほど見えた五重塔がいい借景になっている。
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木の廊下を更に渡って霊明殿へ。
霊明殿は檜皮葺の屋根の上に見事な宝珠が飾られているのが特徴的な建物。 -
霊明殿には歴代門跡の尊牌が安置されている。
ご本尊は薬師如来。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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霊明殿から宸殿を眺める。
霊明殿は宸殿よりちょっと高い場所にあるので見下ろす感じ。 -
庭園。
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パンフレットによると黒書院には堂本印象の襖絵がある。
あれ?どこにあった?と思って再チェック。
ちょうど行ってない場所にあった。
こちらの襖絵は昭和6年に宇多天皇一千年・弘法大師一千百年御忌の記念事業として描かれたもの。美しい庭園 by Rinさん仁和寺 寺・神社・教会
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楽しく仁和寺の御殿の見学をしていたらあっという間にもう1つ予約をしていた仁和寺VRの時間になったので急いで御殿のすぐ裏の入口へ。
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最近始めたというVR、つまりヴァーチャルリアリティを利用したイベント。
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料金は1300円。
記念品として観音堂に祀られている観音様のクリアファイル(左)がいただける。
ってこれ…使うのがちょっと難しそうな…。
会社とかで使ったら2度見されそう(私ならする)。 -
密にならないためにということで少し受付で待ってからVR会場に案内される。
この建物は普段公開はされていなくて僧侶の方たちのプライベートスペースみたい。
会場の入口で空港とかでよく見るタブレットでの検温。
VRだけあって最新式? -
会場はこちら。
畳の部屋でVR。
ミスマッチ感が凄い。 -
会場の部屋には屏風がいくつも飾ってあった。
これは370年前に描かれた観音堂障壁画(須弥壇正面と側壁の観音像)を屏風に復元したものらしい。 -
で、椅子に座ってこちらのゴーグルをつけて10分程VR体験。
よく考えたらVRって名前は聞くしどんなものかも知ってるけど初めての体験。
内容は荘厳な観音曼陀羅の世界、といっても伝わりにくいかな…。
要は観音堂の観音様が次々と出てくる映像。
観音様その他が近くまで迫って来る。
観音様は当然本物を撮影しているので観音堂で見るよりも細部まで見ることができる。
こういう試みなかなか面白いと思う。
ちなみに7/31までの限定公開だったので今はやってないけど秋からは本格的に導入予定らしい。
興味ある方はこちら
https://www.bing.com/videos/search?q=%e4%bb%81%e5%92%8c%e5%af%ba%e3%80%80VR&docid=608001647971731789&mid=0E0D95822AA642A66D620E0D95822AA642A66D62&view=detail&FORM=VIRE -
仁和寺の見学をを終えてすぐ近くだし金閣寺でも行っとこうか?ってことで最初はバスで行くつもりだったけどバスだと結構待たないとダメみたい。
ってことでさくっとタクシーで金閣寺まで。
940円でいけた。
仁和寺は全然人いなかったけどさすが京都、というよりも日本有数の観光地。
こんな天気でコロナ真っただ中でも観光客でいっぱい。 -
案内図をパチリ。
入国制限のせいで最近はさっぱり見かけない外国人観光客がここにはそれなりにいてる。
日本に住んでいる外国人の方なのかな? -
人の流れにまかせて歩いていると…
-
チケット売り場到着。
行列するためのスペースには誰もいなかった。
それなりに人はいてるけど並ぶほどではないって感じ。
きっと通常よりは人は少ないんだろうなぁ。 -
そしてこちらが金閣寺の入場券。
お札になってる!
これ地味にうれしい。
外国人受けもいいだろうな。
ちなみに拝観料は400円。 -
そして早速中へ。
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入って最初にいきなり見える金ぴかの建物。
いわゆる舎利殿。
前に来たのは学生時代だったなぁ…。
ここに着いたあたりから雨が本格的に降って来た。鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会
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絶好の写真スポットなので人がいっぱい。
「密にならない」ってのは少々無理な状況。
観光地で「密にならない」って人気スポットであれば難しい話だよね。
金閣寺って京都でもちょっと外れた行きにくい場所にあるけどそれでもこれだけの人が来ちゃうしね。 -
昔はこの金ぴかをすごい~って思って見てたけど…なんか今見るとイマイチに感じる。
なんというか成金趣味で趣味悪い…みたいな。
金にしなきゃもうちょっと良かったような…。
すごいのはすごいんだけど、外国人受けするのも分かるんだけど。
日本建築の美しさを感じるのは断然桂離宮とか地味な建物なんだな…と。
この年になって桂離宮を絶賛した建築家ブルーノ・タウトの気持ちがわかるわ…。 -
金閣寺をみるとあとは道なり。
-
こちらは厳下水(がんかすい)。
足利義満が手洗いに用いたと伝わる泉。 -
龍門の滝。
いわゆる登竜門にちなんでつけられた名前だとか。 -
で、最後にあるのがお茶室。
そのお茶室の手前にあるのが「貴人とう」といわれる身分が高い人が座る椅子(写真上)。 -
で、その横にはお茶室夕佳停。
鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会
-
江戸時代の茶道家金森宗和が好んだ数寄屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が殊に佳いということから「夕佳亭」と名付けられたんだとか。
-
その先にはお土産屋さん。
-
その先には不動尊。
ここのご本尊は弘法大師が作られたと伝えられる石不動明王。
不動尊の手前にあるのは御朱印所。
御朱印は御朱印帳に直接書くのではなく紙を渡すタイプ。鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会
-
おみくじも英語、中国語、韓国語とあるけど…今これを引く人はおそらくほとんどいないと思われる…。
-
金閣寺の見学はトータル20分程でさくっと終了。
最後は長い階段を降りる。
金閣寺の境内は緩やかな登坂になっていたので知らないうちに結構坂を上がっていたみたい。
金閣寺からは各方面へのバスが出ているのでバス停へ。
ちょうど来たバスが河原町行きだったので河原町へ出ることに。 -
お天気イマイチでもそこは4連休。
コロナの感染者が増えていても河原町は人が多い。
まぁ普段に比べたら外国人観光客がいない分は少ないけど。
ちょっとお茶したいよね、ということで河原町をウロウロして雑居ビルの上にあるこちらのお店に入る。
ビルの上のせいか人も少なくゆったりお茶できた。
食事メインのお店だけどお茶だけでもOKとのことだったのでチーズケーキとレモネードのセットで1000円。
チーズケーキはトムとジェリーのチーズをイメージして作っているんだそうな。
なかなか美味しかった!チーズ専門店 by RinさんCCC Cheese Cheers Cafe KYOTO グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ムロろ~んさん 2020/10/31 21:41:00
- 私には書けない書(◎_◎;)
- こんばんは、ムロろ~んです。
京都と仁和寺へ行かれた旅行記を拝見しました。
って、この旅行記で一番驚いたのが案内して下さった和尚さんの観音堂の前にある塔の書。
私だったら絶対に適当に書けません(◎_◎;)。
修行しないと難しいと思います。
ゼロ・ヒガシダさんの作品の空海、私もさっぱり分かりません(笑)。
プライベートで巡る、しかも説明が和尚さんとともに寺を巡るのは貴重だと思います。
そしてなかなか入れない所までも入れたのも良かったと思いますよ。
五重塔の造りなんて興味深かったと思います(^_-)-☆。
一昨日、京都の宇治へ行って来たのですが、静かで落ち着いて巡れました。
収まったら賑わうんだろうなぁきっと・・・。
なので、今のうちにぷらっと旅してしまいました(^_^;)。
ムロろ~ん(-人-)
- Rinさん からの返信 2020/11/10 22:02:55
- RE: 私には書けない書(◎_◎;)
- ムロろ〜んさん、こんばんは。。
ですよね!
適当に書いてあんな綺麗に書けてちゃんと収まるとかあり得ないです。
凄すぎる。
和尚さんならみんなあれくらい書けるのか?と思ってましたが…そうではないということですね(笑)。
私も和尚さんが案内してくれるというのにびっくりしました。
仁和寺が特別なのかと思っていましたが、どうやら最近お寺ではこの手の試みをしているみたいです。
コロナの影響で団体さんが来られなくなったのも影響しているのかもしれませんね。
どこも大変ということでしょうか…。
関西に来てたんですね!
このご時世ですので関西に来るならオフ会を…とお声かけ出来ないのが残念です…。
早く落ち着いてほしいものです。
宇治の旅行記拝見しますね。
Rin
-
- クサポンさん 2020/09/06 18:43:34
- ツアーて知るお寺さん
- Rinちゃん
クサポンです
先日はありがとうございました。とっても楽しかったです^ ^
お寺さんもプライベートツアーどと新しい発見の連続ですね。西郷隆盛は寺を馬で入ったの?今ならシャコタン車で寺を激走したくらいのインパクトありますね。
私もガイドツアーなどがあれば利用してます。ただ、その時は、うんうんと聞いてるのですが、すぐに忘れちゃいます(-。-;
記憶を発掘するのも一苦労です。
次回の京都は悩んだ末に、仙洞御所ツアーにしました。
今週金曜日からなのでお天気が心配。てるてる坊主しなちゃんを連れて行きます!どこまで頑張れるから(-。-;
仁和寺、_φ(・_・ 次回の課題にします(^.^)
- Rinさん からの返信 2020/09/06 21:33:13
- RE: ツアーて知るお寺さん
- クサポンさん
こちらこそありがとうございました!
> お寺さんもプライベートツアーどと新しい発見の連続ですね。西郷隆盛は寺を馬で入ったの?今ならシャコタン車で寺を激走したくらいのインパクトありますね。
まさにその通り。
お坊さんも似たような説明してました。
まぁ怒られたら素直に降りたのでただマナー知らない田舎者だっただけなんでしょうが。
説明は私もその時は「へぇ〜」とか思ってますが、半分位忘れてます(笑)。
覚えてるのは印象深かったことだけで旅行記書きながら思い出して書き終わったらまた忘れます(笑)。
仙洞御所ツアーいいですよ〜。
私も去年行きました。
宮内庁の職員さんが無料ガイドしてくれたんですがなかなかお話上手でした!
ちなみに天皇陛下が京都に来た時に泊まるのは今は仙洞御所なんだとか。
今週末お天気よくなることを祈ってます!
Rin
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