
2020/08/03 - 2020/08/06
941位(同エリア4458件中)
アインスさん
3日目は薬師寺、唐招提寺、東大寺、と奈良旅行の定番コースを巡りました。
ホテルには16時前と早めに到着したのでホテルに隣接する旧大乗院庭園をさくっと散策して、夕食まで休憩。
夕食は久しぶりに口休めのソルベまで出るフルコースをいただきました。
8/3(月)東京発 新大阪着 1:00現地集合後ツアー開始 古墳群遊覧飛行 橿原今井町 ザ・橿原泊
8/4(火)橿原神宮 神武天皇稜 藤原宮 大神神社 石舞台古墳 キトラ古墳四神館 飛鳥寺
8/5(水)薬師寺 唐招提寺 東大寺 旧大乗院庭園 奈良ホテル泊
8/6(木)飛火野での鹿寄せ 鹿苑 春日大社 15:25 関西空港発ANA992 16:30 羽田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー ANAグループ 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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毎朝5時前に目覚める朝型の夫は6時まで近所を一人でポケモン散歩していました。
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この日も橿原駅まで行って
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昨日行った神武天皇稜まで行ってきたそうです。
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7時から朝食。
フロントの脇にこんなサブカルチャーが。 -
朝ごはん、なんと昨日と全く同じもの。お刺身やお鍋の中身が少し違っているだけで、サラダ、副菜等変化なし。う~ん。洋食が食べたかったのに残念。
美味しくても二日続けて同じだとあまり食べられませんでした。 -
8時半、チェックアウトして薬師寺へ向かいます。
途中、金魚の養殖で有名な大和郡山市を通りました。 -
ここにも金魚。
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金魚の養殖場。
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今年は全国でお祭りが中止になったりしているので、金魚もあまり売れていないそうです。
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そんなこんなで9時半ごろ、薬師寺到着。
最初に全員でお坊さんのお話を伺います。
それから5人ずつに分かれて境内を案内してもらいました。
ここでもまたボランティアガイドさん登場。
バスガイドさんがいいのですが、奈良はこういうシステムなんでしょうか。 -
薬師寺に入る手前にある休ケ岡八幡宮。
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説明書き。
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南門と北門があり、南から入って北から出るのが正しい参拝順路だそうです。
薬師寺の中門から望む向かって左が西塔、左が東塔。 -
西塔は1528年に焼失し、1981年に再建されたそうです。
今後の地盤沈下を見越して東塔より1mほど高く作ってあるんだとか。 -
世界遺産のロゴ入りの石。
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こんな札がありました。
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向こうに見える東塔。680年に創建された薬師寺の中で唯一残るオリジナルで、国宝です。
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屋根は6つあるように見えますが、3重の塔だそうです。
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こちらは新しいものだそうですが
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この阿吽の像が好きなんですよね。
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南門。あちらでチケット購入していました。
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チケット。
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お話の後、中門をくぐって
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東塔。1300年前にこんな塔を作れてそれが残っている奇跡。
修復は終わったのですが、周りを整備中で近寄れませんでした。 -
屋根の方をズーム。
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あの一番上に仏舎利をしまっておくそうです。
なんか、ネパールで同じような話を聞いた記憶が。 -
こちら西塔。比べると明らかに新しいです。
今は渋い東塔も創建当時はこんなだったのかな?
新旧見られるのも面白いです。 -
正面金堂。
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立派。
国宝の仏様が三体並んでいるのを間近に見られるのはこちらだけだそうです。 -
西塔。
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金堂と西塔。
今日も青空で最高気温は35度の予報。 -
中門から続く回廊。
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西塔。立派です。
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東塔は少し逆光。
渋みが1300年の歴史を感じさせます。 -
金堂の説明。
参拝しましたが、仏像は撮影禁止です。 -
金堂を通り過ぎて大講堂。
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こちらも端正なつくりです。
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大講堂はお坊さんたちが勉強する場だそうです。
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説明書き。
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振り返って金堂と東塔。
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東塔。
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西塔。
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鐘楼の前に
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蓮の花が沢山鉢植えに植わっていました。
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お花はいいですね~
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ジベルニーのモネの庭でもこんなに咲いていなかったし、近くで見ることはできませんでした。
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満開。
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ボランティアガイドのおじいさん、次にどこ、という案内が一切ないのでただついて歩いたのですが
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次はここ、東院堂。
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1285年に再建された国宝の建造物。
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同じく国宝の聖観世音菩薩像が有名らしいのですが、海上自衛隊だか海上保安庁だかの方々がいらしてずっと説明を聞いているので上に上がれず、外から拝んで終わりました。残念。
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また鐘楼に戻ってきました。
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鐘楼の屋根瓦。
西洋のガーゴイルのようなもの? -
ここがフォトスポットです、と言うので一枚。
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食堂。
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屋根に今井町で見た煙の排出口がありました。
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北門から出ます。
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そして、お昼のレストランへ向かっている、はず。
なにせ、何も言わずに歩き続けるので・・・ -
振り返ると東塔らしきものが見えますが、どこかは不明。
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もう一組に会うわけでもなく、来た道をいきなり戻りだすボランティアガイドさん。
どうも、行こうと思っていた道が閉まっていたらしいのですがそういう説明も一切なし。 -
こちらは何かの展示館らしいのですが、現在は閉鎖中だそうです。
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その後、無事に道に出て
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昔はここまで薬師寺の境内だったんですよ、と説明され
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指が移りこんでしまいましたが、11時過ぎに本日の昼食場所、よしむらに到着。
ちなみにもう一つのグループは10分ほど遅れて到着しました。 -
お蕎麦はかけかざるか冷やしを選べたので私は冷やし、
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夫はざる。
このセットで1500円くらいでした。
お蕎麦はおそうめん?というほど細く、10割蕎麦なので蕎麦の香りがほんのりして美味しかったです。
でも、私はお蕎麦より、かき揚げの天ぷらの美味しさにびっくり。
衣がもっさりではなく、まぶしたように薄く付く程度で揚げられており、素材の味が出ていてとても美味しかったです。人気のお蕎麦屋さんらしく、12時前に出る頃には外に人が並んでいました。 -
12時過ぎにお店を出て歩いて到着したのは唐招提寺。
薬師寺から唐招提寺は歩いて行けるんですね。 -
こちらもまた歴史を感じる入口です。
唐招提寺は中国から苦難を乗り越えて来日した鑑真大和上が仏教を学ぶ場として造られたお寺だそうです。 -
門から中を覗きます。
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南大門から見る金堂。
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チケットとパンフレット。
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奈良時代建立の金堂の屋根の上についているのは鴟尾(しび)。
元は魚とも言われますが、不明だそうです。 -
修復作業の際降ろして中を見るとミツバチの蜜がみっしり詰まっており、それが接着剤の役目をはたしてずっと壊れなかったと考えられているそうです。
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そのハチミツは関係者でいただいたそうですが、ものすごく美味しかったそうです。
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金堂から左の方へ進んで戒壇。
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仏教戒律を授ける場所で、ここで問答にこたえられた者だけがお坊さんになれて、そこから修行が始まるそうです。
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金堂の後ろの講堂に進みます。
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講堂は教室のような場所で、中は撮影禁止でした。
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講堂を出たところにあった鼓楼。
金堂、講堂と共にこちらの建物も国宝です。
仏舎利を収納する建物ですが、毎年5月の「うちわまき」という行事の際はこちらの2階からハート形のうちわがまかれるそうです。 -
鼓楼を出て東室を右に見ながら進みます。
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松尾芭蕉が詠んだ句。
奥の細道の旅の際、唐招提寺にお参りして鑑真大和上の像を拝した時の句だそうです。
芭蕉もここを歩いたかと思うと感慨深いです。 -
芭蕉の句碑の左を登って左を見ると、奥が鑑真大和上が住んでいた辺りだそうです。
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御影堂。鑑真大和上の像や東山魁夷の絵が展示されているのですが、ただいま修復中。
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屋根しか見えず。
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終わるのは2年後らしいです。
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さらに右に進んで鑑真和上の御廟に向かいます。
左に現れた小さな門をくぐるとこの世界。 -
写真だとわかりづらいのですが、木立と一面の苔。
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苔がまた青々として美しい。
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ここまで素晴らしい苔を初めて見ました。
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進むと、鑑真が中国から持って来たという花が植えられていました。
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そして、御廟。
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さすがに近くまでは行けません。
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中国からはるばる日本にやってきて仏教を布教してその地に眠る鑑真。昔、井上靖の天平の甍を読みましたが、それを少し思い出しました。
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前いらした方も、ここまでは来なかった、と話していました。
唐招提寺にいらしたらぜひ足を運んでみてください。 -
この苔を見るだけでも価値があります。
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両方に広がっています。
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入口はこんな。この壁も早めに修復した方が良さそうです。
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国宝の経蔵。
昔の倉庫ですが、今はほとんど何も入れていないそうです。 -
また、ガーゴイルのような瓦。
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向かって左側には同じく国宝の宝蔵があります。こちらも校倉造りです。
これで唐招提寺の見学は終了。1時間弱の見学でした。 -
再びバスに乗り、30分ほどして東大寺を見学するために奈良公園でバスを降ります。
さっそくの鹿さんたち。 -
ここで、大きすぎる南大門にびっくり。
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薬師寺の住職さまが東大寺のことを「大きい事は良い事だ。」と話していましたけど、門からしてこんなに大きいとは!
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私の好きな阿吽。
これも大きい!
部分ごとにそれぞれ作り、2か月かけて一気に組み立てたそうです。 -
普通は門から外を見ていることが多いのですが、こちらは向かい合っているそうです。
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その間につぶらな瞳の鹿さん。
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上もこんなで、とにかく巨大です。
これが木造だからすごいですよね。 -
狛犬さんもいました。
左右で雄雌なんだそう。 -
南大門をくぐると中門が見えます。
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ママと一緒のバンビちゃん。
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鹿の子模様がくっきり。
春に生まれるので8月1日に鹿苑から、今年最後に生まれた親子を出したそうです。 -
下を見ると小川で涼む鹿。
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よく見ると何匹もいます。
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ただいま14時、一番暑い時なので鹿も大変そう。
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廻廊を通り過ぎて
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本来は戒壇堂を見るのですが、今修復中なので通り過ぎて
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これが見るはずだった戒壇堂。
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こちら、千手堂で千手観音菩薩立像を見ます。
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普段はある時期にしか見られないものですが、現在は戒壇堂が閉まっているため、こちらを公開しているそうです。
中は写真不可でしたけど、こじんまりしたお堂でした。
本物は写真で想像していたより小さく、色もここまで派手には見えませんでした。 -
戻ります。
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戒壇堂の屋根が気になる私。
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来た時と違う道を戻ります。
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鹿を見ると和みます。
小鹿が特にかわいい。 -
そしてやってきました。東大寺と言えばこちら、大仏殿。
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大きい!
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チケットをもらいました。
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炎天下、大仏殿に向かいます。
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金色の鴟尾(しび)。
下の瓦の下は窓になっていて、お正月など開いて大仏様のお顔が外からでも見えるそうです。 -
窓が開いて大仏様のお顔が見えている写真を見せてもらいました。
なんか、巨大ロボのよう(不謹慎)。 -
右を見ると金色の相輪。
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これも大きい。
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八角灯篭。
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これも大きいです。
大仏殿のまわりは全てが大きいですね。 -
大仏様!!
こちらは、写真OKで、太っ腹です。 -
茅の輪がありました。
コロナ撲滅を願いながらくぐりました。 -
いつもは修学旅行生や中国人で大賑わいなんだそうです。
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優しい大仏様。
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鴟尾(しび)が何故か置かれていました。
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大仏様の左は
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虚空蔵菩薩様。
知恵と慈悲の菩薩様だそうです。
ボランティアガイドさんはここに来るたびに「まだ呆けませんように」とお祈りするそうです。 -
置かれている蓮と蝶々の置物も大きい。
シンガポールの植物園を思い出しました。 -
2階への急階段。
平家が攻めてきたとき、何人もこの階段から2階へ逃げたそうですが、全員焼き殺されたそう。大仏様の傍で物騒な>< -
四天王のひとり、広目天。
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大仏様の後ろに回り込みました。
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真後ろ。
光背の下は蓮の花でしょうか? -
模型。
昔は大仏殿の両脇に100mの7重の塔があったそうですが、さすがに高すぎて崩壊したそうです。復元しようという話もあるそうですが、早くても30年後になるとか。観られるかな(笑)。 -
多聞天。
四天王のひとりで、一人でいる時は毘沙門天と言う名前だそうです。 -
大仏様の前から時計回りに回って右前に出てきました。
如意輪観音様。 -
こんな感じ。
お三方とも大きい。 -
高さ18mだそうです。
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こっちの蝶々も大きい。
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お坊さんが何やら打ち合わせ中でした。
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外に出ると赤ずきんちゃんのような仏像。
びんずるさんと言って、お釈迦様の弟子だったのですが、自分が良くできる事を自慢したためにお釈迦様に怒られて、外にいなさい、と言われ、なのでびんずるさんの像はどこでも外に置いてあるそうです。 -
大仏殿を出て歩いて鐘楼に向かいます。
上り坂になるので辛い人は待っていてもいいです、とのことでしたが皆さんお元気で全員で行きました。 -
途中右に見えた広場。
ここが東塔の跡地だそうです。 -
右に曲がって鐘楼。
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ここはさすがにつけませんでした。
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中。
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大きい!
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東大寺は大体がLサイズですね。
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重要文化財の大湯屋。
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お風呂場だったとのこと。
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芝生の上を歩いて行きます。
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わかりづらいですが、葉っぱの下の方はなくなっています。ここまで鹿が首を伸ばして食べるそうです。
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正倉院。
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現在は年に一回、虫干しを兼ねて公開されているそうです。
東大寺は広かった。2時間の見学でした。
15時45分、バスに乗ります。 -
16時、奈良ホテルに到着。
こちらも皇族や有名人が泊まる高級ホテルです。 -
ロビーの天井。
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何故か鳥居と狛犬さん。
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ロビー右奥のお部屋。
奥の柱時計の音を美智子さまが気に入ってわざわざ出発の15分前に降りてきて聞きにいらしたそうです。 -
アインシュタインが弾いたというピアノ。
GHQに徴収されてなくなっていたものを写真などを頼りに調べて取り返したそうです。 -
その説明。
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フロント方面。
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廊下に飾られている皇族方のお写真。
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何度もいらしているようです。
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秋篠宮ご一家も。
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紀子様、眞子様。
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とりあえずお部屋にIN。
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クラシックです。
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ベッドの上にパジャマ。
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洗面所。コンパクトですけど、昨日のホテルよりお風呂が使いやすそう。ここは大浴場がないですしね。
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アメニティ。
石鹸がしっかりしていて、イギリスのブランドらしいです。 -
お水が置いてありました。
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座るとぐったりしそうなので荷物を置いてすぐに出かけます。
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こういうホテル、外人の方はお好きだろうと思います。
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チャップリンなども泊まったそうです。
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フロントで宿泊者は無料になるというチケットをもらいました。
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旧大乗院庭園。もとは大乗院というお寺の回遊式庭園だったそうです。
16時過ぎ、誰もおりません。 -
庭園、というから六義園や後楽園を想像して行ったのですが
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だだっ広い芝生に池に
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小さな橋がいくつかあるのみ。
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なんだか思っていたのと違う・・・
疲れすぎていたのかも? -
太鼓橋を渡ります。
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橋にかかる松が瑞々しい。
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こうして見ると素敵なんですけど広いわりに石庭もない、灯篭もない、お花もない。
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ちょっと期待値が高すぎました。
添乗員さんが「10分で見れます」と話していたわけが分かりました。 -
ナショナルトラストが管理しているようです。
私達、ホテルに近い裏口から入って表から抜けました。 -
一回見ればいいかな、という個人的な感想です。
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立派な案内。
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逆光ですが、奈良ホテルの看板。
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戻ってきました。
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へとへとでたどり着きました。
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お部屋に戻る前に、ショップが開いているうちに、とお土産を購入。
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鹿サブレ奈良ホテルバージョン。702円。
これ、同じものが奈良ホテルの名前なしで駅前で50円くらい安く売られていました(笑)。 -
お風呂に入ってさっぱりして、18時半から夕食です。
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ドリンクはワールド航空サービスからのサービスということで、夫は赤ワイン、私はジンジャーエールをいただきました。
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テリーヌ。
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ビーフコンソメ。
味わい深かったです。 -
海老のグラタン。
せっかくの海老がホワイトソース味にまみれてもったいない。
普通に焼いてくれて良かったのに。 -
口休めのソルベ。
さっぱりして美味しかったです。
ここまでちゃんとしたコースは久しぶり。 -
ビーフのパイ包み焼き。
パイ皮が重いので、私は中のお肉だけいただきました。 -
デザート。
アップルパイとバニラアイスとフルーツ。
肉料理がパイでデザートもパイってありなんでしょうか??
バニラアイスは濃厚で美味しかったです。 -
コーヒー。
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レストランはこんな感じ。
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なんと満州国の愛新覚羅溥儀の御一行もいらしたんですね。
歴史すぎる。 -
大倉陶園と
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カガミクリスタル。
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全体。
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20時半、お部屋に戻りました。
今日も18,000歩。
歩数もですが、とにかく暑さに参ります。
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旅行記グループ
百舌鳥古墳群遊覧飛行と奈良・飛鳥の旅 4日間
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