台南・高雄6泊7日の旅2（台南：国立台湾歴史博物館＆日本統治時代旧跡巡り編）

2018/04/29 - 2018/04/29

ＧＷに台南・高雄および近郊を6泊7日で巡る旅。
台南2日目の午前は国立台湾歴史博物館で台湾の歴史について学び、午後は日本統治時代の旧跡巡りや小吃を楽しむ。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食は屋上で食べられる。気持ちいい～。

イージー イン インターナショナル ホステル ホテル

無料でこの種類。お粥が嬉しい。

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お腹いっぱい。さぁ、出かける準備をしよう。

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国立台湾歴史博物館へは18番バスで移動。あまり頻繁に走っていないようなので注意。

時刻表では7:40、8:00となっていたが来たのは7:55。恐らく7:40が遅れた便かな。客はオレともう一人だけ。

8:35に博物館前のバス停に到着。帰りの時刻表の写真を撮っておいた。

博物館前にあったオブジェ

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

台湾原住民をモチーフにしたかわいい人形。
入場料NTD100、日本語オーディオガイドNTD100（両方で約740円）。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

原住民の民族衣装

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

時代系列順に展示がある。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここは、日本と台湾の関係が始まった頃についてのコーナー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

朱印状

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

朱印船の絵

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

朱印船の模型

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

おぉ、豊臣秀吉の名が。

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オランダ人が書いた媽祖のイメージ。中華の神なのに、洋風の絵になっているのが面白い。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

オランダが台湾に上陸した際の絵？

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

浜田弥兵衛という商人とオランダとの衝突であるタイオワン事件についての絵。詳しくはWikipediaにて。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AF%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

商船での取引の様子。人形がめっちゃリアル。

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商人と役人かな？

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アヘンの取引も。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

原住民の親子

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

祭りの様子

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

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次は一番の楽しみの日本統治時代のコーナーへ。
日清戦争で日本に割譲されることになったが、清朝とは無関係であることを示すため一時的に樹立した台湾民主国の国旗。

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台湾・基隆に攻め入る近衛師団

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日清開戦の図

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台湾と澎湖諸島の日本への割譲について取り決めた下関条約

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

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初代台湾総督・樺山資紀が斬首された絵を描くことで抗日運動を煽っている（実際は殺されてすらいない）。

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日本軍入城

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日本人の警察官

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自撮りしようとしたら、親切な台湾人のおばちゃんが声をかけてくれて撮ってくれた。優しい～。

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当時の派出所のレプリカ

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台湾人に与えられた大日本帝国のパスポート。

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警察官の制服

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警察官の権力の強さを大菩薩にかけて皮肉った絵。時代が時代やし、偉そうやったんやろなぁ。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

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台湾原住民分布図。この辺りまで国としてきちんと調べているのが日本らしい。

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反乱を起こす原住民と憲兵

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

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降伏を促すビラ

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

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原住民による最大規模の抗日蜂起事件霧社事件を報じるフランスの新聞。運動会が襲われたので多くの女性や子どもが犠牲になった。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

当時の為替手形やお金

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日の丸模様が入った肥料工場？の看板

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製糖工場の写真

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当時の教科書。「台湾総督府」の文字が見える。

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卒業証書

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タバコや酒の看板やポスター

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

当時の街並みが実物大でリアルに再現されている。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

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タカサゴビールのポスター。和と南国の絶妙な混ざり具合がたまらんな。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

当時の喫茶店

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

薬。マラリアの薬があるのが興味深い。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

神社

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国威発揚の演劇の広告

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国威発揚プロパガンダのポスター

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

高砂族の青年の壮行の様子

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

千人針

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

映画の広告

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここからは戦後コーナー。イマイチ興味ないので、ササッと見るだけ。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

米英を撃滅する日本軍の風刺絵

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

日本統治時代の展示があまりに興味深くて、ついつい2.5時間も博物館にいてた（笑）。一人旅やと誰にも気を遣わず好きな場所で好きなだけ時間を使えるのがええわ。

11:35発のバスで宿近くのバス停まで戻る。

国立台湾歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ランチは阿霞飯店でカニおこわを食べようと思っていたんやけど満席やったんで、中華ちまきで有名な再發號へ。

再發號 百年肉粽 地元の料理

創業100年以上らしい。

再發號 百年肉粽 地元の料理

ジャンボ粽と湯菜、ビールも頼んで計NTD230（約850円）
ちまきは結構大きく、しかももち米なのでこれだけでお腹いっぱい。美味しかった！

再發號 百年肉粽 地元の料理

再發號の向かい側にあるB.B.ARTへ。古い建物をリノベーションしている。

アートギャラリーも併設したオシャレなカフェで、その分アイスラテもNTD260（約960円）とめっちゃ高かった(^^;　アートに全く興味ないので、普通のカフェにすれば良かった（笑）。

日本風の家屋

次は呉園へ。入口がイマイチ分からず、グルっと映画館のまわりを周って、公園らしきところを発見。

呉園 広場・公園

階段を上ってみよう

呉園 広場・公園

階段上がって左手に見えるのが旧台南公会堂

呉園藝文中心 (旧台南公会堂) 現代・近代建築

呉園藝文中心 (旧台南公会堂) 現代・近代建築

民権路二段から見た旧台南公会堂

呉園藝文中心 (旧台南公会堂) 現代・近代建築

呉園藝文中心 (旧台南公会堂) 現代・近代建築

先ほどの階段を上がって右手にあるのが、柳屋。昭和9年に建てられた日本統治時代の食堂らしい。いい雰囲気！

柳屋 十八卯茶屋 カフェ

柳屋 十八卯茶屋 カフェ

肉餅が有名な萬川號

おやつに一つ買ってみる。NTD22（約80円）

冷たいスイーツでひと休みしよう。蜜桃香という店。

蜜漬け氷フルーツNTD50（約185円）
素朴な甘さでスッキリ美味しい。

次は、台湾府城隍廟へ。台南三大扁額の一つ「爾來了」が奥に見える。

台湾府城隍廟 寺院・教会

大きいソロバンが飾ってある。城隍さまが人類の罪を計算することができるという言われらしい。

台湾府城隍廟 寺院・教会

台湾府城隍廟 寺院・教会

台湾府城隍廟 寺院・教会

次は、旧台南測候所へ。

気象博物館 (旧台南測候所) 博物館・美術館・ギャラリー

向かい側にあるのは、太平境馬雅各紀念教会

太平境馬雅各紀念教会 寺院・教会

日曜なので、どうやら休館のようだ。残念。

気象博物館 (旧台南測候所) 博物館・美術館・ギャラリー

その奥にある、「鶯料理」という日本統治時代の日本料亭。

鶯料理 建造物

鶯料理 建造物

鶯料理 建造物

当時の写真。

鶯料理 建造物

当時の店員の着物

鶯料理 建造物

鶯料理 建造物

鶯料理 建造物

いかにも、料亭という雰囲気。

鶯料理 建造物

井戸を汲み上げるポンプ

鶯料理 建造物

次は、北極殿へ。再發號の近くまで戻ってきた。

北極殿 寺院・教会

北極殿 寺院・教会

北極殿 寺院・教会

北極殿 寺院・教会

北極殿 寺院・教会

北極殿 寺院・教会

次は天壇へ。

天壇 寺院・教会

天壇 寺院・教会

天壇 寺院・教会

天壇 寺院・教会

天壇 寺院・教会

天壇 寺院・教会

天壇 寺院・教会

有名な「一」の扁額

天壇 寺院・教会

次は林百貨店へ向かう。途中にあった鄭成功廟。

林百貨店
日本統治時代に建てられた百貨店をリノベーション。

林百貨店 建造物

林百貨店 建造物

林百貨店についての説明書き

林百貨店 建造物

なるべく、当時の雰囲気を残したリノベーションがなされている。

林百貨店 建造物

エレベーターのインジケーター。今はエレベーターは使用できない。

林百貨店 建造物

当時のエレベーターのドア

林百貨店 建造物

林百貨店 建造物

当時の外観。めっちゃオシャレ！

林百貨店 建造物

屋上にある神社の模型

林百貨店 建造物

神社がある屋上に上がる。機銃掃射で破壊された跡が残っている。

林百貨店 建造物

修復前の写真。鳥居の上部が破壊されている。

林百貨店 建造物

無理に修復せず、ボロボロになったままの鳥居が生々しい。

林百貨店 建造物

林百貨店 建造物

林百貨店 建造物

手動式シャッターのハンドル

林百貨店 建造物

林百貨店 建造物

林百貨店の斜向かいにある旧日本勧業銀行台南支店の建物。とても立派。

旧日本勧業銀行台南支店 (現台湾土地銀行） 史跡・遺跡

旧日本勧業銀行台南支店 (現台湾土地銀行） 史跡・遺跡

旧日本勧業銀行台南支店 (現台湾土地銀行） 史跡・遺跡

重慶寺

重慶寺 寺院・教会

日本統治時代の旧台南山林事務所

原台南山林事務所 史跡・遺跡

日本統治時代の旧台南武徳殿

台南武徳殿 史跡・遺跡

現在は小学校になっている。

台南武徳殿 史跡・遺跡

奥へ進むと、旧台南神社の事務所跡がある。

鳥居などが一切残っていないので当時の雰囲気を偲ぶのが難しいが、唯一橋が復元されてるようだ。

唐突に爆弾が飾ってある。

道路を挟んだ向こう側には、日本統治時代の旧台南愛国婦人館

次は、大南門や旧台南放送局のある南門公園へ。

大南門 史跡・遺跡

既に17:30だったので、残念ながら中に入れず。

大南門 史跡・遺跡

大南門 史跡・遺跡

旧台南放送局

原台南放送局 史跡・遺跡

原台南放送局 史跡・遺跡

時間もないので、次は五妃廟へ向かおう。樹林街二段を歩くと、途中、台湾府城についての解説が書かれてある壁があった。

城壁の一部も残っている。
五妃廟も残念ながら閉まっていて入れなかった。

次は台南大学へ。紅楼と呼ばれるこの建物は、旧台湾総督府台南師範学校だった。

國立臺南大學 建造物

鹿角枝 カフェ

日本統治時代に台湾総督府台南北京語学院があった国立台南大学附設実験国民小学校。1945年の米国の爆撃により当時の建物は何も残っていないとのこと。

本日最後のスポットは、鄭成功を祀る延平郡王祠。鄭成功歴史文物館は時間が遅く、既に閉館していた。ここは、日本統治時代は開山神社があった。

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

台湾の英雄・鄭成功
ちなみに日本人とのハーフ（母親が日本人）

延平郡王祠 寺院・教会

あー、疲れたー。暑くて疲れすぎてあまり食欲がないので、夜は軽く麺でも食べよう。ブラブラ歩いて見つけた東門圓環近くにある三好一公道當歸鴨という店に入る。

鴨肉線麺NTD60（約220円）。美味くもなくまずくもなく。

帰りはバスがなかなか来ず、30分以上待つことに。疲れたので全身マッサージに行ったんやけど、ミニスカートの若い女性が出てきてイヤな予感。いや、そういうのじゃなくてガチで揉みほぐして欲しいんやけど（笑）。力は想像以上にあったけど、ポイント外し気味で痛い。60分でNTD800（約3000円）と、日本の中国人マッサージと変わらない値段（笑）。コンビニでビール買って、飲んで寝る。

（飛虎将軍廟＆台湾最古の街 安平編に続く）