ベネチア・ローマふたり旅（１日目）

2020/02/03 - 2020/02/10

covid-19の猛威が目前に差し迫っていた2月頭、初めてのイタリアに向かいました。
初めて、友達とのふたり旅！
最高に楽しく準備していたし、一緒に行く友達が転職のタイミングで、この時期じゃないと長期間の海外は無理、ってことだったので、少し不安だったけどまだこの時期ではcovidはアジアだけのお話と決行しました。
帰国後半月ほどで大変なことになっていたので、本当にタイミングだったなと思います。
前半三泊ベネチア、後半三泊がローマになります。
本当に素晴らしかったので、また訪れたい。
例によって文字多めです。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 船
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

covid-19が騒がしくなり始めた２月初旬、迷ったもののこのタイミングでしか一緒に旅行に行けない友達と一緒だったので（行き先も彼女の希望！）、思い切って出発しました。多分今だと思い切れなかった。本当に、巡り合わせのようなタイミングだったと思います。（※当時イタリアの感染者数はゼロでした）
日本国内と飛行機内ではマスク着用、だけど乗り換えから先はマスクが浮いてしまうので諦めて外した出発です。
私は大阪住みですが、友達は関東住みなので、行きは羽田から関空へ来てもらうルート、帰りは羽田着で伊丹まで戻るルートになりました。
お値段が随分違ったので、珍しく公式ではなくHISを利用でANA+ルフトハンザのチケットを手配したのですが、出発前にはルフトハンザの座席指定が出来ないとのことで先に発券する友達の席番号を聞いてから私が隣を押さえるつもりだったんですが、ちょっとの差でもう埋まってましたね…。なので行きのルフトハンザ（関空ーミュンヘン）は遠く離れた席に…。ミュンヘンからベネチアまではANAだから座席指定出来てて良かったね、だったんだけど、実は隣同士だったはずの帰りも遠く離れた席だったのを、この頃の私たちは知らない。
写真は最初にいただいたおやつ。これおいしい。すき。

最初の機内食。おいしかったんだけど、何か忘れてるな…多分鶏…
と思ったらこれだけスマホに記録してありました。
照り焼きチキン、きんぴらゴボウ、茶そば、スモークサーモンとマカロニサラダにわさびご飯（わさびの気配はなかったです）、デザートにチョコムース。

朝ご飯。珍しくパニーニのみ。そうかこれANAじゃなくルフトハンザだった！

ミュンヘン到着！
さて、ここで7時間のトランジットがあるんですが、これはわざと入れたもので、未だ旅行記書いてないんですが二年前（多分）行ったマルタのトランジットと後泊でレジデンツ行けなかったのすごく心残りだったんですね…
再びの路線に乗って辿り着いたミュンヘン市街は雨。めっちゃ雨。傘はなく、濡れながら向かいます。

リベンジのレジデンツ！
しかし、ここで終了だったのでした…なんと受付に向かうとたった4分前に今日の受付が終了していました。ちゃんと調べてたつもりなんですが、取り敢えずこの日は無理だったようです。心が折れた。また……乗り継ぎで来るよミュンヘン！

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

ざざ降りの雨の中、失意のまま帰ります。
この日の受付締切が16時。調べた時は18時閉館なので受付は一時間前まで受け付けているそうなので、本当は16時半までに着いて駆け足でも見て回って、その後レストランでドイツビールと白ソーセージを決めるつもりでした。心が折れたので、何故早かったのかは分からないまま、かなり早い時間に空港に戻って長いトランジットを過ごします。

何時間か空港で過ごして（そう言えば前のミュンヘントランジットも長々い時間何も出来ずにぼんやり過ごした）、やっと出発。まだ外は雨。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

到着、ヴェネツィア・テッセラ空港！

ベネツィア マルコポーロ空港 (VCE) 空港

出立前にQ&Aでお尋ねしてたんですが、旅慣れない友達と一緒+お宿の対応が良いよとのお話を伺ったので、奮発して水上タクシーを利用することにしました。
相談に乗って下さった方々、ありがとうございました。確かに到着と同時にベルボーイの方が来て下さって荷物をピックアップして下さり、扱いがとても丁寧で嬉しかったです。

しかし取り敢えず案内にあるから向かったものの、余りにも長い渡り廊下で不安になるんだけど辿り着いた水場は水上タクシー乗り場で正解でした。ヴァポレットの乗り場と同じです。
大きく看板はないし、時間のせいか窓口みたいなのは閉まってるから更に不安になってしまうんだけど、その辺にいる現地っぽい人に声を掛ければタクシーの運転手さんで、めっちゃ陽気に応えてくれました。
前持って調べたり教えていただいていた通り、お値段は定額です。120ユーロ。

ふたりで乗るのにはあまりに贅沢！
ぐんぐん空港から海を走り（左右に杭？　のようなのがあって、これがここでの道なのかってとても感心した）、左手に街の明かりを眺め、今回ゴンドラは乗らないつもりだったんだけど、水路を往き橋の下をくぐるのに感動してるうちに着いてしまいました。
これは、とても価値のある120ユーロ！

そして辿り着いたお宿。
ダニエリです、この有名なショットを自分で撮れた…！
日頃は安宿…とまでは言わないけど有名どころには泊まらない旅ばかりなんだけど、とにかくベネチアは宿探しが難しかった。メストレまで下がればそこそこ安くて広い宿もあったんだけど、日数がそうある訳じゃないから移動に時間を掛けたくない。だけど本島になるととにかく高いのに狭い。
だったらと提案したのは、一緒に行く友達がずっと憧れていたこのお宿でした。確かに高い。でもその分広いし、お高くとも憧れのとこならって気持ちもあるし、後半のローマの宿をその代わりに節約して、ついでに私の夢のアパート滞在にしたらそこまで高くない……と選んだのは大正解でした。
さいっこうに素敵な滞在になりました！

ホテル ダニエリ ベニス ホテル

だって、なんと…

チェックインしたとき、あの、もちまえの言語力が弱くてですね…すぐに分からなかったんですが普通のツインだったのにスイートにアップグレードされてたんです…すごい…すごい…ありがとうございました…！

お風呂も広い！！！
リビングとセミダブルのベッド二台のツイン、そんでバスルームとウォークインクローゼットのあるお部屋でした。さすがにラグーンビューではなかったですが、十分過ぎました。

建物内もすごく素敵です。後日探索したので、また別に写真を上げます…

ロビーも最高に素敵。
色付きのガラスってあんま好きじゃないのに、シャンデリアが可愛すぎて毎日写真を撮ってました。フロント（で、いいのかな？　チェックインカウンターではなく鍵を預かってくれるカウンターがあるのです）から見える場所だから、その度に見られていた気がします。でもだってそれくらい美しかったのです…

しかしですね、これ最後まで友達に理解されなかったんですが、自分の部屋がどこにあるのかを立体的に把握したいのです。――と、実はここで初めて知った。とにかくダニエリは造りが複雑で、立体的な感覚がまるで掴めない上に外から中の造りが分からない。メインのダンドロ館だったとは分かったような気がしたのですが（嬉しかった）、でも最後までどこにいるのかは分かりませんでした…立体で把握で出来なかったのが今も解き明かしたくてたまらない！
泊まったのは左上の二間続きのお部屋です。でもね、左側にもこの廊下からは行けないけど建物があるんですよ…ダニエリ館じゃなかったのか…？　分からない…

さて、到着時点で遅い時間でした。
喫煙者なので、表に出て日付が変わる鐘の音を聞いて、おやすみなさい。
ベネチア到着時からミュンヘンと違って雨は降ってませんでしたが、霧が出始めていました。