アメリカ中西部３州ドライブ12日間⑤フィッシュレイクとキャピトルリーフのパイ屋さんで束の間休息

2020/06/20 - 2020/06/20

2020年6月16日～27日の12日間、中西部の暑くて乾燥したエリア（ユタ・ニューメキシコ・ネバダ）の国立公園一帯をドライブで一回りしました。
ぎらぎらの日差しに乾燥して高温の気候、総走行距離2600マイルと、一大旅行で大いに疲れましたが、アメリカの壮大な景色に圧倒された旅となりました。

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４日目。
途中水を求めて寄り道しながら、キャピトルリーフで火星みたいな景色に圧倒。
緑の芝生で幸せな気持ちでチェリーパイを食べていたらトラブル発生、大移動した一日となりましたが、総じてやはり楽しかった。

※コロナのリオープン状況にあわせて、ルールに従って行動。

エリア キャピトルリーフ国立公園周辺(アメリカ)

パンギッチ発。
2泊お世話になりました。ちっちゃくて一番居心地の良い街だったかもなあ。

もう二度とこないかもしれない。
というフラグ。

朝ごはんに、ザイオンで買ってまだ残っていたアップルパイを食べて、Ｋカップで入れたコーヒーを飲んで出発。

かんかん日照りのところばかりなので、小休止に水を求めてフィッシュレイクへ。

大きいけどなんてこともない湖だったが、水辺に座って牛乳とカントリーマアムをちびちび食べていたら、何とも言えずほのぼのした気分に。
ボートに乗っている人などもいた。

日本の河口湖みたい。

さて今度はキャピトルリーフＮＰへ。

赤土の他重層エリアに突入していく感じ。
ここはＮＰに入るまでの景色もすごかった。が、運転中なので写真なし。

ビジターセンターどこ！？って思ったけど、ちゃんともっと先の方に車で行けるところにあった。

全体的にごつごつギザギザしていて、圧倒される景色。
何台か車が止まっていたので止まってみたら、トレイルヘッドになっていた。

マミートレイルという模様。一周すると相当時間がかかるが、途中の小高いところまで片道30分ほど歩いただけでも大満足だったので、おすすめ。

良さが伝わらないが、迫力ある景色だった。
まわりに建物とか人工物が何もないし、人も少ないので、本当に火星に包まれるという感じ。

今回の旅で、自然に一番没入できるトレイルナンバーワンかな。
一番気に入ったかも。

途中、ネイキッドハイカーのおじいさんにもあった。
写真を撮ってくれて、ヘンテコだったが良い思い出になった。

しかし暑すぎる。乾燥しててへろへろ。

キャピトル リーフ国立公園 国立公園

ダメ押しでもう一枚載せておく。
写真じゃやっぱり伝わらない。
キャピトルリーフは周り全部こんな感じで、上から見るだけでなく没入で着て、とにかく圧倒されるので本当におすすめ。

キャピトル リーフ国立公園 国立公園

赤土の景色に少しへろへろになっていると、ビジターセンターが見えてくる。

その奥に、モルモン教徒がその昔住んでいたという農村みたいなのがある。

キャピトル リーフ国立公園 国立公園

こんなところに、パイ屋さん。
ギフォードホームステッドという。

小さくてかわいい。一度に数人しか入れないので少し待ったが、お店の中は、ジャムや瓶詰ピクルス、紅茶など可愛らしい食品がたくさん。

近くの果樹園でとれた果物で作っているパイが名物。

こんな緑、ひさしぶり！
小さな牧場という感じで、目に優しい。嬉しい。癒される！

バニラアイスとともに、パイを購入。
近くの芝生のピクニックエリアで楽しむ。

サクランボがごろごろごろ入っていて、美味しい！
冷え冷えのバニラアイスとともに。

赤土に少し辟易ともしていたので、緑の芝生や果樹園を眺めながら本当に癒される瞬間。

今回寄った食べ物の思い出ＭＶＰは、ギフォードホームステッドです。

しかし、この直後同行者がパンギッチのエアビーに財布を忘れていたことが発覚。2時間半ほどの道程だが、泣く泣く戻る。

私は助手席で爆睡。

へろへろになって16時頃に到着。

午前中、もう二度とこないかもと思っていたパンギッチに夕方再度きてしまった。

今日の宿はアーチーズ近くのモアブなので、今度は4時間ほどの道程だが、いったん休憩。

終わりかけていたカフェでカフェオレをテイクアウト、道沿いのベンチでごくごく。しみる～

カフェの横のお土産屋さんをふらふらしてみたら、なぜかメイドインペルーというハンドメイドっぽいピアスを発見し、ふたつ購入。

十分やすんで、選手交代。
今度は私がドライバーでがんがん走る。

がんがん走った先、途中で運転交代のために、パーキングエリアと称するところで降りた。

店など何もないが、なんとたまたま展望台。
どこまでも広く続く大地を背にぱしゃり。意外にも良い眺めが見えた。

「サンドベンチビューエリア」というところ。

どんどん走っていると、少しずつ景色が変わってくる。

ただただ乾燥した赤土から、だだっ広い荒野へ。

夕日が沈んでいく…ずんずん走る。
ちょっと切ない景色。

途中、線路なども見えました。こんなところ走ってるんだね、アムトラックかなぁ？

久しぶりに、目の前に山が見えた！

コロラドかと思いましたが、方角的にはちょっと違ったかな。

なんとかモアブエリアに到着。モアブはここまでの中では一番発展している観光町という感じでした。

モアブから車で10本ほど離れたところが本日のエアビー。

真後ろはリムでした。

翌日の食料や水などをスーパーで買いこんで、倒れこみ。

シャワーを浴びてさっぱりして、エアビーのリビングで食べるカップヌードルは染みました。

しかし、モアブはこの旅で一番乾燥していた。なんと８％とか！
お肌がぱさぱさしていってつらいので、お鍋に湯をわかしたり、キッチンペーパーに水を含ませたり四苦八苦。

この日は一日で８００ｋｍほど移動した計算。
明朝はゆっくりしよう…泥のように眠る。