2019/07/21 - 2019/07/23
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この旅行記のスケジュール
2019/07/22
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バスでの移動
鎌倉駅よりバスで材木座光明寺へ
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光明寺
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バスで鎌倉駅へ戻り、二階堂行きのバスに乗り「鎌倉宮前」下車。 徒歩で覚園寺へ。
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覚園寺
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覚園寺から鎌倉駅へ戻る 妙本寺へ
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この旅行記スケジュールを元に
2019年7月の鎌倉、小田原二泊三日。
二日目は旅友とわたしのお気に入りの古刹を巡ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
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2019.7.22の朝です。
鎌倉の蓮の花といえば、鶴岡八幡宮の源平池とともに有名なのは材木座の光明寺。
蓮の花を見るなら朝がねらい目なので、わたしと旅友は出勤・通学の方々と一緒に、
バスに乗り込み材木座へ。
上空は傘が要るような要らないような、ビミョーな、梅雨空です。 -
光明寺の山門は鎌倉一の大きさ。
威風堂々な門は眺めてると、清々しい気持ちになります。
鶴岡八幡宮の蓮は終わりかけだったけれど、海の近くの光明寺はどうかしら。 -
うむ…。
今年はどこも不作のようですね。
朝早くに頑張って来た甲斐がなかったようです。
しかし、小雨に濡れた蓮の葉は、雫が下たるほどに瑞々しく、来た甲斐はあったよね、と友と慰め合います。 -
光明寺には、江戸時代の庭園デザイナー、小堀遠州プロデュースの「三尊五祖」の枯山水庭園があります。
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その庭園のバックの木々を、ぴょんぴょんと渡り歩く一匹のタイワンリス。
鎌倉、タイワンリスの無法地帯です。
小雨が中降りになってきて、バスで鎌倉駅に戻り、またバスに乗り換えて、次の目的地へ。 -
梅雨の雨で揺れる波紋をつくる、覚園寺愛染堂前の水鉢。
ここはひとつひとつが古刹の風情。
とても落ち着きます。
鎌倉駅から鎌倉宮行きのバスに乗り、終点で降りて、雨がそぼ降る中、覚園寺(かくおんじ)まで早歩きします。
時計を見ると10時からの住職さまの案内による、ツアーガイドにギリギリ間に合いそう。。
鎌倉駅からここまで歩くと30~40分。本来ならわたしも旅友も徒歩圏内なのだけど、今日はバスを使って効率的に。。
兵庫の友は一泊二日で来ていて、午後には帰路の人になります。
わたしのオススメの古刹を是非見てもらいたく、朝から鎌倉の街を縦横無尽に移動して歩きます。覚園寺 寺・神社・教会
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覚園寺に到着したのは、ツアーガイドが始まる10分前。
ギリギリどころかわずかに余裕を持っての到着です。
このころには、雨も本格的に。。
こんな日の参加者は、わたしたち二人だけでしょーよ、と思っていたらば、他にも二人いらっしゃって、4人+住職さまで出発。
ここからは有料拝観(500円)。写真撮影禁止。
この写真撮影が出来ないという諦めが、逆に良い効果をもたらすことになりました。
住職さまが、こんな良い日にいらっしゃって…、と言われた意味が良くわかりました。
ここからは写真がないので、わたしの見たこと聞いたことの説明に入ります。
まず薬師堂近くの樹齢800年のイヌマキに圧倒される、わたしら4名。
本堂と同じ年月を支え合ってきた天然記念物の銘木です。
わづかながら枝の先端から、若葉が出てるのには感動しました。
国重文の薬師三尊像や十二神将、川端康成が愛したという阿弥陀仏。
地獄の底から救いの手を差し伸べてくれるという黒地蔵尊。
足利尊氏直筆と云われる棟札など、一見の価値があるものばかり。
住職さまのお話では、もう時期は過ぎたが、本堂前の紫陽花が見事だということ。
鎌倉には大混雑する紫陽花の名所がいくつかあるけれど、
ひっそり愛でる自分だけの紫陽花の場所を持っていると、楽しみ方も格別ですよね。
水が滲み、瑞々しい苔の境内を静かに歩み出すと、深い谷戸の中から、遠くに近くに取りのさえずりが聞こえてきます。
梅雨特有の立ち上がる草いきれ。
音もなく静かに真っ直ぐに降る雨は、実はほんの僅かのボリュームで癒しのBGM
になっていること。
五感を集中させると、こんなにも自然を近く感じられるのです。
写真に納められないぶん、目と心に焼き付けてお持ち帰り。
心洗われる50分間の拝観ツアーでした。 -
8月10日は「黒地蔵盆」。
8月9日夜半過ぎから始まる、真夜中の縁日で、普段静かな覚園寺にたくさんの人が訪れます。
慈悲深いお地蔵様の縁日、朝6時にはお粥が振る舞われるそう。
地元の方の大切な縁日ですね。
ツアーが終わってゆっくり歩いてバス停へ向かいます。
途中に咲いてた時計草、この旅の表紙写真にしました。黒地蔵縁日 祭り・イベント
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さて、こちらは鎌倉駅からほど近い妙本寺。
梅雨が明けてないこの時期、カラッとした青空は望めないですが、緑が萌え、一番瑞々しい鎌倉に出会えます。
妙本寺は、駅近なのに、ここだけ空気が一変します。
むせかえるような緑や苔の感じ、とっても鎌倉らしいお寺さんです。
妙本寺の夏の花といえば凌霄花(ノウゼンカズラ)。
しかし近ごろは温暖化傾向で、どのお花も咲き始めが以前より早まりました。
ノウゼンカズラも終わりかけ。だいぶ花が落ちています。 -
ツルに花を付けて垂れ下がるのが、かんざしのようでかわゆし。
オレンジのビタミンカラーは夏にピッタリ。 -
ノウゼンカズラ越しの阻師堂(そしどう)。
開放的でかつ、堂々とした貫禄のあるお堂であります。 -
いつもは静かな谷戸の中の妙本寺。
しかしこの日は二天門前、人口密度高し。
結婚式の前撮りカップルなどもいました。
(最近、どの寺社を訪ねても前撮りカップルが多いです)妙本寺 寺・神社・教会
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妙本寺をあとにして、旅友Hさんとレンバイ(鎌倉農協連即売所)を覗きました。
おぉ!あるよ~。
パラダイスアレイのニコニコパン。
何回も通って、今回初めてゲットしました。 -
パラダイスアレイ、雑然としててパン屋さんの雰囲気には程遠いのですが、それがこちらの個性です。
新陳代謝が激しい、お店激戦区の鎌倉においては、もう老舗の貫禄ですね。
兵庫の旅友Hさんとは、午後にお別れ。
この日はおひとりさまディナーで、明日は完璧ひとりです。
きままにお初の小田原なんぞに行ってみようかなぁ。。
~つづく~パラダイス アレイ ブレッドカンパニー グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (2)
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- UKICOさん 2021/05/27 17:36:05
- コメントありがとうございます。
- salsaladyさん、初めまして。
拙い旅行記にメッセージありがとうございます。
鎌倉が好きで足繫く通っていましたが、コロナ禍のため、思えば19年7月のこの旅行以来行けていません。(泣)
鎌倉も、昨今では立派な観光地になりましたので、いつ行っても人がいっぱいです。
なので、あまり人が行かない自分だけの「お気に入り」を見つけて徘徊しています(笑)
息子さんが鶴岡八幡宮で挙式されたのですね。おめでとうございます。
末永くお幸せでありますように。。
「武家の古都」といわれる鎌倉は、雅な京都とは違う面も多々ありますので、コロナ禍が終息しましたら、ぜひ鎌倉の魅力再発見していただきたいです。
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- salsaladyさん 2021/05/27 10:17:19
- 鎌倉も角度を変えれば京都風~
- ☆日本全国を網羅する勢いで歩いてらっしゃる?
☆鎌倉は私にとって庭?と言えるほど何度も訪れていますが。。。これらの寺風景はまだ経験してないなあ~
☆昨年の今頃、「不要不急は。。。」の戒の中、次男の挙式を八幡宮の舞殿で決行して以来2年がかりの自粛続きですが。。。いい加減にしろ!って気持ちですね。
☆しかし、いまだからこそ自然を感じられる雰囲気が味わえるってこともあり、早朝のかまくら散歩は必然かも。。。
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