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南北に長い新潟県の一番北側にある市が村上市です。ここは鮭が遡上する町として知られており、鮭と共に生活している町です。<br /><br />その町では、鮭を塩漬けにして食べる保存食が特長的で、この時期はどの家庭の軒先でも「寒さらし」した鮭を見ることが出来ます。<br /><br />さて、その鮭の塩引きですが、この時期だけ体験会を開いており、本格的な塩引き鮭を誰でも作ることが可能です。あなたも是非体験してはいかがでしょうか?

2019 福島 新潟 大作戦 ③ 村上で塩引き鮭体験

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2019/11/30 - 2019/12/01

417位(同エリア424件中)

旅行記グループ 19年 福島 新潟 大作戦

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menhir(メンヒル)

menhir(メンヒル)さん

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南北に長い新潟県の一番北側にある市が村上市です。ここは鮭が遡上する町として知られており、鮭と共に生活している町です。

その町では、鮭を塩漬けにして食べる保存食が特長的で、この時期はどの家庭の軒先でも「寒さらし」した鮭を見ることが出来ます。

さて、その鮭の塩引きですが、この時期だけ体験会を開いており、本格的な塩引き鮭を誰でも作ることが可能です。あなたも是非体験してはいかがでしょうか?

  • 昨夜は新潟市内に宿泊したので、本日の出発は新潟駅です。

    昨夜は新潟市内に宿泊したので、本日の出発は新潟駅です。

    新潟駅

  • 村上まで直通の普通列車が運行されているので、乗り過ごすことも有りません。この列車に早速乗車します。

    村上まで直通の普通列車が運行されているので、乗り過ごすことも有りません。この列車に早速乗車します。

  • 9時ちょっと前に無事村上駅に到着しました。新潟から大体90分くらいですね。

    9時ちょっと前に無事村上駅に到着しました。新潟から大体90分くらいですね。

    村上駅

  • 駅舎内には鮭をモチーフにした様々なものが有ります。本当に鮭の町ですね。

    駅舎内には鮭をモチーフにした様々なものが有ります。本当に鮭の町ですね。

  • 塩引き鮭の燻製の香りが駅全体、というより町全体に漂っています。この時期はまさに塩引き鮭作りの仕込みに最高の季節。とても良い時期です。

    塩引き鮭の燻製の香りが駅全体、というより町全体に漂っています。この時期はまさに塩引き鮭作りの仕込みに最高の季節。とても良い時期です。

  • タクシーで体験場まで移送します。大体1000円ぐらいの距離です。<br /><br />塩引き体験は、「イヨボヤ会館」という鮭の博物館の一角で行われます。鮭専門の博物館が有る町、かなり驚きですね。

    タクシーで体験場まで移送します。大体1000円ぐらいの距離です。

    塩引き体験は、「イヨボヤ会館」という鮭の博物館の一角で行われます。鮭専門の博物館が有る町、かなり驚きですね。

    イヨボヤ会館 美術館・博物館

  • その会館の裏側に体験場がります。<br /><br />体験会は1日2回実施され、大体2時間位の実習となります。今回は9時半から始まる午前中の会に参加しました。

    その会館の裏側に体験場がります。

    体験会は1日2回実施され、大体2時間位の実習となります。今回は9時半から始まる午前中の会に参加しました。

  • 最初に師匠から手ほどきを受けます。<br /><br />塩引き鮭とは、鮭を一度塩付けにし、その後塩抜きしたものを「寒さらし」して完成させる保存食の一種です。

    最初に師匠から手ほどきを受けます。

    塩引き鮭とは、鮭を一度塩付けにし、その後塩抜きしたものを「寒さらし」して完成させる保存食の一種です。

  • 最初にえらを外します。細い包丁でガリガリと外します。結構立派なえらが出てくるので驚きです。

    最初にえらを外します。細い包丁でガリガリと外します。結構立派なえらが出てくるので驚きです。

  • そして腹を裂いて内臓を取り出します。この時の腹のさばき方で、塩引きの「流儀」が決まります。<br /><br />イヨボヤ会館での流儀は、腹部分を2か所で切る「三ノ丸流」。2か所に分けて切ることで仕上がった時の姿が美しくなります。また、腹を切る=切腹のイメージが強いので、おなか側の皮を少し残した切り方になるのも、「三ノ丸流」の流儀です。

    そして腹を裂いて内臓を取り出します。この時の腹のさばき方で、塩引きの「流儀」が決まります。

    イヨボヤ会館での流儀は、腹部分を2か所で切る「三ノ丸流」。2か所に分けて切ることで仕上がった時の姿が美しくなります。また、腹を切る=切腹のイメージが強いので、おなか側の皮を少し残した切り方になるのも、「三ノ丸流」の流儀です。

  • 最後の仕上げは塩を全体にまぶす、塩引き作業になります。500gほどの塩をまんべんなくまぶします。「まぶす」というより「擦り込む」という表現がふさわしいです。

    最後の仕上げは塩を全体にまぶす、塩引き作業になります。500gほどの塩をまんべんなくまぶします。「まぶす」というより「擦り込む」という表現がふさわしいです。

  • 続いては実際に各自が作業をする番です。鮭は4キロほどの大きさの鮭になります。先ほどの指導に倣い、参加者自らが仕込みを実施します。

    続いては実際に各自が作業をする番です。鮭は4キロほどの大きさの鮭になります。先ほどの指導に倣い、参加者自らが仕込みを実施します。

  • 手順はきちんと貼り出されているので、その通りに実施すれば大丈夫。どなたでも参加できます。

    手順はきちんと貼り出されているので、その通りに実施すれば大丈夫。どなたでも参加できます。

  • 最終的に塩をまぶして完成です。この状態で数日間放置し、その後、塩を落とします。

    最終的に塩をまぶして完成です。この状態で数日間放置し、その後、塩を落とします。

  • 数日前に体験処理された鮭が水に浸されて塩抜きされていました。<br /><br />この後、寒い空気にさらして乾燥させて完了です。大体一か月ほどで完成します。

    数日前に体験処理された鮭が水に浸されて塩抜きされていました。

    この後、寒い空気にさらして乾燥させて完了です。大体一か月ほどで完成します。

  • 最後に認定書が配布されます。

    最後に認定書が配布されます。

  • 私は4回目の参加なので、4段の認定になりました。参加者の多くは初段=つまり初めての方が多いのですが、中には20回以上の永世段位の方もいらっしゃいました。

    私は4回目の参加なので、4段の認定になりました。参加者の多くは初段=つまり初めての方が多いのですが、中には20回以上の永世段位の方もいらっしゃいました。

  • 大体2時間で体験会は終了です。皆手際が良いので、思ったより早く終了しました。

    大体2時間で体験会は終了です。皆手際が良いので、思ったより早く終了しました。

  • 屋外には、仕上げ工程に向かう鮭がたくさん並んでいました。

    屋外には、仕上げ工程に向かう鮭がたくさん並んでいました。

  • この施設では鮭の稚魚を成育させています。大きくなると、施設の前にある川に放流し、数年後の遡上を見込んでいます。そのような事業を町全体で行っています。素敵ですね。

    この施設では鮭の稚魚を成育させています。大きくなると、施設の前にある川に放流し、数年後の遡上を見込んでいます。そのような事業を町全体で行っています。素敵ですね。

  • 時間が早いので、街中を見学しながら駅に向かいます。街歩きは沢山の発見があって楽しいです。<br /><br />早速、マンホールを見ると、、、、鮭

    時間が早いので、街中を見学しながら駅に向かいます。街歩きは沢山の発見があって楽しいです。

    早速、マンホールを見ると、、、、鮭

  • 側溝蓋を見ると、鮭。<br /><br />この町は本当に鮭の町なのですね。

    側溝蓋を見ると、鮭。

    この町は本当に鮭の町なのですね。

  • ちなみに、後日自宅に届いた塩引き鮭の完成品。カラカラに乾燥した状態で自宅に届きます。

    ちなみに、後日自宅に届いた塩引き鮭の完成品。カラカラに乾燥した状態で自宅に届きます。

  • この鮭を、一旦真ん中で半分に切ります。カラカラに乾燥しているものの、中はしっとりしています。

    この鮭を、一旦真ん中で半分に切ります。カラカラに乾燥しているものの、中はしっとりしています。

  • 本来ならば半身にすべきなのですが、乾燥のため包丁がうまく入りません。そこで背越しで仕上げることにしました。

    本来ならば半身にすべきなのですが、乾燥のため包丁がうまく入りません。そこで背越しで仕上げることにしました。

  • 少々厚いですがこんなもんでOKです。

    少々厚いですがこんなもんでOKです。

  • こんな感じで仕上げました。この後、すぐに焼いて塩鮭にしたいのですが、まだまだ塩辛いので、我が家ではオリーブ油に一晩漬けて頂くのが恒例となっております。<br /><br />12月の初旬に仕込み、年内には自宅に届きます。<br />切り身になった鮭は、お世話になっている夜の店やお姉さんに配られ、自宅には数切れのみしか残りません。が、気の利いたお歳暮になりますョ。

    こんな感じで仕上げました。この後、すぐに焼いて塩鮭にしたいのですが、まだまだ塩辛いので、我が家ではオリーブ油に一晩漬けて頂くのが恒例となっております。

    12月の初旬に仕込み、年内には自宅に届きます。
    切り身になった鮭は、お世話になっている夜の店やお姉さんに配られ、自宅には数切れのみしか残りません。が、気の利いたお歳暮になりますョ。

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