2019/07/30 - 2019/07/30
1317位(同エリア8685件中)
紅映さん
友だちとランチのお約束があって札幌へ♪
せっかくなので早めに出掛けて北大植物園を小走りで回って来ました。
北大植物園は広さ13.3haだそうです。
園内にはハルニレの巨木があり、一部うっそうとした自然林も残されていて、街の中にあって明治以前の古き札幌の姿が偲ばれる場所となっています。
もともとは植物学の教育・研究を目的に設置された北海道大学の施設ですが、古くから広く一般にも公開されています。
開園日
●夏期期間 4/29~11/3
4/29~9/30 9:00~16:30 (入園は16:00まで)
10/1~11/3 9:00~16:00 (入園は15:30まで)
庭園・温室・博物館・北方民族資料室・宮部金吾記念館を見学できます
●冬期期間 11/4~4/28
温室のみ見学できます
●休園日:月曜日(祝日の場合は開園、翌日が振替休園日)
●入園料:7才(小学生)以上:120円
北海道の気候は、半年も植物園を閉鎖するほど厳しいことが分かります。
2020.6.25 記
- 旅行の満足度
- 5.0
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北大植物園入口
右手のレンガ色の花壇の向こう側が現在の入口です。北海道大学植物園 公園・植物園
-
植物園門衛所
現在の入口を入った左手、出口付近にあります。
1911年(明治44年)に建てられました。
切妻造の主体部に八角形の張り出しを作ってあります。
中は八角形の部分が板敷きの見張り所、主体部は畳敷きの休憩所となっています。
1989年に国の重要文化財に指定されています。 -
入口を入って右周りで観て行きます。
門衛所の後ろに見えるのは針葉樹林です。 -
北大植物園 園内図
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宮部金吾記念館
植物園の初代園長である宮部金吾博士の記念館です。宮部博士は、札幌農学校2期生として学んだ後、終生札幌農学校の教員として植物学の教育・研究に身をささげました。この記念館には主に遺族から寄贈を受けた遺品が展示されています。また、宮部博士と親交のあった新渡戸稲造や内村鑑三らとの手紙、有島武郎の絵画なども展示されています。
この建物は、かつて札幌農学校キャンパス内にあった動植物講堂の一部を植物園に移築したもので、当初は北海道大学附属植物園庁舎として使われ、1992年(平成4年)に記念館として一般公開されました。
2000(平成12)年に登録有形文化財に指定されています。 -
記念館前には背丈を越えるほどの額紫陽花
すでに盛りを過ぎていますが、これもまた素敵です。 -
湿生園
開発によって失われてしまった石狩低地帯の原植生の面影を再現した貴重な場所になっています。 -
湿生園の水芭蕉
花が終わった水芭蕉の葉はこんなに大きくなります。 -
北ローンの東屋
北ローン奥にはライラック並木があり、6月頃に花が咲いて見事です。 -
ちょっとステキな「めがね橋」
この橋の雰囲気好きなんですよね♪
渡った先は樹木園です。 -
もうトンボがいました♪(樹木園)
北海道はあと半月ほどで夏が終わると言われます。 -
ハタザオキキョウ (樹木園)
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草本分科園
帰化植物を含めた、北海道で身近に見られる約150種類の草本植物を植栽展示しています。特にキクの仲間が多いため、晩夏から秋に見頃となるそうです。 -
ヤマゴボウ(山牛蒡) (北方民族植物標本園)
ヤマゴボウの花は直立していますが、東京などの草叢で見かける洋種とつく種類のヤマゴボウの花は垂れさがります。
アイヌの人たちは、根を脚気や水腫の薬として利用したとか。 -
ウラジロタデ(北方民族植物標本園)
別名ウラジロイタドリ
北海道などの亜高山帯から高山帯の砂礫地や岩礫地、崩壊地に生育。雌雄異株。 -
ハナウドらしきセリ科の花 (北方民族植物標本園)
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ツリガネニンジンのようです。(北方民族植物標本園)
自然の山などにあるものに比べて背が高いです!! -
ヤナギラン(柳蘭) (北方民族植物標本園)
アイヌの人たちは、茎葉の煎汁を胃腸病や婦人病に服用したようです。 -
バラ園
古い品種を中心とした約20種のバラやハマナスが植栽されているとのこと。この時は盛りを過ぎた感じでした。 -
バラ園の南側にあるツルバラのアーチ
ツルバラは終わってしまったようで、ノウゼンカズラがちらほらと咲いていました。 -
蒼い玉咲き紫陽花
北海道では7,8月頃が紫陽花のきれいな時期です。
それにしても、東京では見られないようなきれいな青色です!! -
エゾカンゾウも咲き誇っていました。
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自然林を通り抜けて行きます。
植物園設立当初から、地形や植生に人の手を入れないように残してきた場所です。イタヤカエデやオオモミジなどの大木がうっそうとした林をつくり、明治以前の札幌の姿を想像することができるエリアです。 -
南ローンに出て来ました。
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南ローン
自然の起伏を利用しています。
人が歩きやすいところを道にしたとか・・・ -
南ローンに面した木立の向こうに重要文化財の建物が幾つか建っています。
今回は時間がないので遠目に見るだけ・・・ -
博物館本館
ヒグマやエゾシカなど北海道に生息する動物をはじめ、エゾオオカミやニホンカワウソなど絶滅してしまった動物や、南極観測で活躍したカラフト犬「タロ」などの剥製を見ることができます。
また、ブラキストンが収集した鳥類標本を中心に、北海道と本州以南の動物相の違いについて紹介しています。
建物は1989(平成元)年に国の重要文化財に指定されています。 -
ノリウツギ
南ローンから高山植物園の方へ行く途中です。
残念ながら、もう盛りを過ぎた感じです。 -
高山植物園
北海道の大雪山やアポイ岳に生育するものを中心に、日本の高山植物約600種が、トムラウシ山の8合目辺りを模して作られた岩組みに植えられています。春から夏にかけて次々に咲く花を見ることができます。
この時は、近寄って見るほどの花らしきものは見当たりませんでした。 -
温室
北海道の屋外では越冬できないものを育成・展示して、植物園が閉まっている半年もの長い間、緑や花を楽しんだり、学んだり出来るようにしています。 -
温室手前の池
園内には、これ以外にいろいろな植生の池が配置されています。 -
針葉樹林
一帯に北方系の木が林立しています。 -
針葉樹林/プンゲンストウヒ ポプシー
葉先が白っぽいのがそれです。
北アメリカ西北部の山腹や水辺に自生する常緑針葉樹。枝ぶりが端正で銀青色の葉が美しい「ホプシー」はプンゲンストウヒの最高峰とされるそうです。林の中でひときわ目を惹く樹木です。
以上、園内の3分の2くらいをそそくさと回ってきました。
久し振りの植物園でしたが、印象としては、花が少なく紅葉には早いといったところで、目を惹くものに乏しかったですが、ひとつの記録として旅行記にしたためました。
いつもご訪問頂き、最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。
・・・☆紅映☆・・・
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