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初海外は 1974年でパリのアリアンス・フランセーズに<br />1か月 (1日2時間) 通う語学研修だったが、最初は学校に行く気はなく、<br />ヨーロッパ周遊するつもりでユーレイル・パスを買っていた。<br />しかし世界最高の映画都市パリの毒に当たり頭がおかしくなり (??)、<br />パリから離れられなくなる。それでも、せっかくレイル・パスが<br />あるんだからと、まずは週末に近郊に行った。<br />2週間が過ぎパリの生活にもフランス語にも慣れてきたので、<br />国外にも行こうと手始めに一番近いフランス語圏の<br />ブリュッセルに3月10日に日帰りで行った。<br />そして次の週には本格的 (?) 遠距離の旅行で<br />是非とも行きたかったヴェネツィアまで行った。<br />もし最初の予定どおりヨーロッパを周遊したなら、<br />当然ホテルにも泊まっただろう (一切予約なしの飛び込みだが)。<br />しかし週末の数日だけなので節約してホテルには泊まらず、<br />追加料金の要らない夜行列車の自由席だけで、多分2泊3日<br />だったと思うが、ともかく途中の乗り換えでミラノに数時間、<br />後はヴェネツィア、ボローニャ、ピサに行っている。<br />まだ当時は EU ではないので国境を越える時は<br />列車内でパスポート・コントロールがあったが<br />空路と違い列車の場合はスタンプを押すこともなく、<br />後でパスポートを見ても入出国日すら分からない。<br />そしてもちろん通貨が違うので駅に着いたら<br />両替所で現地通貨を手に入れなければならない…<br /><br />今回もプリント写真が少なく一部のネガとベタ焼きのみ。<br />代表写真は…、実は街どころか、どこの国かも分からない。<br />何となくフランスに思えるがブリュッセルかもしれない。<br />針のない時計 (ベルイマンを連想する)、<br />映画のセットのようなファサードだけの建物、<br />シュールですね…<br />[●気に入ってる写真なので 2/4 から移動し代表写真に昇格?<br />ところがベタ焼きが見つかり判明したが、実は…<br />ル・マンだった! だから。 やはり 2/4 に入れるべきだが<br />まあ、同じ 74年だし目をつぶろう?]

1974年 初海外はパリの1つ星ホテルに1ヶ月 3/4 :初めての国境越え

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1974/02/26 - 1974/03/26

1643位(同エリア2810件中)

旅行記グループ 1974年パリ

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milouchat

milouchatさん

初海外は 1974年でパリのアリアンス・フランセーズに
1か月 (1日2時間) 通う語学研修だったが、最初は学校に行く気はなく、
ヨーロッパ周遊するつもりでユーレイル・パスを買っていた。
しかし世界最高の映画都市パリの毒に当たり頭がおかしくなり (??)、
パリから離れられなくなる。それでも、せっかくレイル・パスが
あるんだからと、まずは週末に近郊に行った。
2週間が過ぎパリの生活にもフランス語にも慣れてきたので、
国外にも行こうと手始めに一番近いフランス語圏の
ブリュッセルに3月10日に日帰りで行った。
そして次の週には本格的 (?) 遠距離の旅行で
是非とも行きたかったヴェネツィアまで行った。
もし最初の予定どおりヨーロッパを周遊したなら、
当然ホテルにも泊まっただろう (一切予約なしの飛び込みだが)。
しかし週末の数日だけなので節約してホテルには泊まらず、
追加料金の要らない夜行列車の自由席だけで、多分2泊3日
だったと思うが、ともかく途中の乗り換えでミラノに数時間、
後はヴェネツィア、ボローニャ、ピサに行っている。
まだ当時は EU ではないので国境を越える時は
列車内でパスポート・コントロールがあったが
空路と違い列車の場合はスタンプを押すこともなく、
後でパスポートを見ても入出国日すら分からない。
そしてもちろん通貨が違うので駅に着いたら
両替所で現地通貨を手に入れなければならない…

今回もプリント写真が少なく一部のネガとベタ焼きのみ。
代表写真は…、実は街どころか、どこの国かも分からない。
何となくフランスに思えるがブリュッセルかもしれない。
針のない時計 (ベルイマンを連想する)、
映画のセットのようなファサードだけの建物、
シュールですね…
[●気に入ってる写真なので 2/4 から移動し代表写真に昇格?
ところがベタ焼きが見つかり判明したが、実は…
ル・マンだった! だから。 やはり 2/4 に入れるべきだが
まあ、同じ 74年だし目をつぶろう?]

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩

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  • これも国も分からない駅風景だが鉄道旅行ということで…<br />掲示はフランス語なのでフランスのどこかだろう、<br />(例えばオルレアンとか)<br />それはともかく、まずは多分一番近いフランス語圏<br />というだけの理由でブリュッセルに行くことにした。<br />もちろん陸路で国境を越えるのは初めて。<br />車内でパスポートのチェックはあったが<br />あまりにも簡単に国境を越えられるので<br />ある意味で、すでにヨーロッパは1つという感じがした…<br />[●見直したら同じ写真を2/4 にも載せていたが、<br />これもそのままにしておく]

    これも国も分からない駅風景だが鉄道旅行ということで…
    掲示はフランス語なのでフランスのどこかだろう、
    (例えばオルレアンとか)
    それはともかく、まずは多分一番近いフランス語圏
    というだけの理由でブリュッセルに行くことにした。
    もちろん陸路で国境を越えるのは初めて。
    車内でパスポートのチェックはあったが
    あまりにも簡単に国境を越えられるので
    ある意味で、すでにヨーロッパは1つという感じがした…
    [●見直したら同じ写真を2/4 にも載せていたが、
    これもそのままにしておく]

  • 当時は安全のためもありTC (トラベラーズ・チェック) が<br />一般的で、それを現地で現金化する。<br />恐らく観光客相手の大きな店では直接TCが使えたと思うが、<br />僕の場合は有名店や、その手の店には縁がないので、<br />基本的に店でTCは使えず事前に銀行などで現金化する。<br />写真はブリュッセルに着いて駅の両替所で<br />10ドル (360ベルギー・フラン) を現金化したレシート、<br />手数料は取られていないようだ。<br />パリでは AMEX が手数料ゼロだったので、よく利用した

    当時は安全のためもありTC (トラベラーズ・チェック) が
    一般的で、それを現地で現金化する。
    恐らく観光客相手の大きな店では直接TCが使えたと思うが、
    僕の場合は有名店や、その手の店には縁がないので、
    基本的に店でTCは使えず事前に銀行などで現金化する。
    写真はブリュッセルに着いて駅の両替所で
    10ドル (360ベルギー・フラン) を現金化したレシート、
    手数料は取られていないようだ。
    パリでは AMEX が手数料ゼロだったので、よく利用した

  • ブリュッセルに着くとコインロッカーの前で困っている<br />日本人女性がいて使い方を教えてやった。<br />英国に留学し帰りに少しヨーロッパを回るという。<br />タクシーでグラン・プラスに行くというので同乗、<br />案の定 (?) 降りるとき値段をふっかけてきた。<br />しかし僕が大きな声でフランス語で文句を言うと<br />シブシブ適正価格に、彼女はヨーロッパは怖い (?) と…<br />英国のどこか忘れたが、まあ英国は<br />ヨーロッパの大都市より治安はいいだろう…<br />(一般に英国の警官は銃すら携帯していない)<br />写真は北側の Maison du Roi (王の家)

    ブリュッセルに着くとコインロッカーの前で困っている
    日本人女性がいて使い方を教えてやった。
    英国に留学し帰りに少しヨーロッパを回るという。
    タクシーでグラン・プラスに行くというので同乗、
    案の定 (?) 降りるとき値段をふっかけてきた。
    しかし僕が大きな声でフランス語で文句を言うと
    シブシブ適正価格に、彼女はヨーロッパは怖い (?) と…
    英国のどこか忘れたが、まあ英国は
    ヨーロッパの大都市より治安はいいだろう…
    (一般に英国の警官は銃すら携帯していない)
    写真は北側の Maison du Roi (王の家)

  • 王の家の前から東、突き当たりに見えるのは<br />Maison des Ducs de Brabant

    王の家の前から東、突き当たりに見えるのは
    Maison des Ducs de Brabant

  • これが Maison des Ducs de Brabant

    これが Maison des Ducs de Brabant

  • こちらは王の家の向かいにある市庁舎

    こちらは王の家の向かいにある市庁舎

  • 世界三大がっかり、とも言われる小便小僧。<br />人魚姫同様、別にガッカリはしなかったが、<br />ふーん、こんなものか とは思った。<br />隣の (少なくとも現在) その名も<br />小便小僧 (Mannneken Pis) という Chocolaterie の窓には<br />少女の人形が飾ってあるが現在のSVでは見えない…

    世界三大がっかり、とも言われる小便小僧。
    人魚姫同様、別にガッカリはしなかったが、
    ふーん、こんなものか とは思った。
    隣の (少なくとも現在) その名も
    小便小僧 (Mannneken Pis) という Chocolaterie の窓には
    少女の人形が飾ってあるが現在のSVでは見えない…

  • この女性が出会った日本人。<br />食事を共にしたとかの記憶はないので<br />ここで別れたのだろう。 SV を見ると、<br />小便小僧にも現在は嫌になるほどの人だかり…

    この女性が出会った日本人。
    食事を共にしたとかの記憶はないので
    ここで別れたのだろう。 SV を見ると、
    小便小僧にも現在は嫌になるほどの人だかり…

  • 次はイタリアに向かう。まだ TGV は走っていないので<br />長距離列車はコンパートメント式。<br />[TGVの初営業路線は 1981年 9月27日のパリ-リヨン間]<br />覚えてはいないが幸い列車は空いていたようで足を伸ばし<br />セルフタイマーで撮っているから占有していたのだろう…

    次はイタリアに向かう。まだ TGV は走っていないので
    長距離列車はコンパートメント式。
    [TGVの初営業路線は 1981年 9月27日のパリ-リヨン間]
    覚えてはいないが幸い列車は空いていたようで足を伸ばし
    セルフタイマーで撮っているから占有していたのだろう…

  • 以下は車窓からの風景だが<br />ネガが揃っていないので時系列不明なものが多い。<br />つまり行きか帰りか、場所がどこかも分からないが<br />車窓を纏めて…

    以下は車窓からの風景だが
    ネガが揃っていないので時系列不明なものが多い。
    つまり行きか帰りか、場所がどこかも分からないが
    車窓を纏めて…

  • 何と呼ぶのか、列車か車用の特徴的な高架道路が見える。<br />見て分かる人も居るだろうが、マップで探すのは難しい…

    何と呼ぶのか、列車か車用の特徴的な高架道路が見える。
    見て分かる人も居るだろうが、マップで探すのは難しい…

  • これは駅名が見えるから確実でスイスの Sion 駅、<br />夜行だから翌朝…<br />

    これは駅名が見えるから確実でスイスの Sion 駅、
    夜行だから翌朝…

  • Mont Blanc かどうか知らないが<br />アルプスの白い山並みが見える

    Mont Blanc かどうか知らないが
    アルプスの白い山並みが見える

  • 幸い天気は良好

    幸い天気は良好

  • どこかの駅に停まる

    どこかの駅に停まる

  • 駅名の掲示が見えるが読み取れない。<br />雪がないと言うことはアルプスを越えて<br />イタリアに入っているのかな?<br />こういう山肌を見るとヨーロッパは石の国だなと感じる

    駅名の掲示が見えるが読み取れない。
    雪がないと言うことはアルプスを越えて
    イタリアに入っているのかな?
    こういう山肌を見るとヨーロッパは石の国だなと感じる

  • 同じ駅ではないはずだが、<br />やはり駅に山肌が迫っている

    同じ駅ではないはずだが、
    やはり駅に山肌が迫っている

  • 相変わらず岩の山肌が続く…

    相変わらず岩の山肌が続く…

  • 列車は山間を縫うように走るがアルプス越えなので<br />相当標高の高い所を走っているはず。<br />駅舎は何となくイタリアの雰囲気がする…

    列車は山間を縫うように走るがアルプス越えなので
    相当標高の高い所を走っているはず。
    駅舎は何となくイタリアの雰囲気がする…

  • 教会らしき塔が見える

    教会らしき塔が見える

  • ここにも塔が

    ここにも塔が

  • 日本で見かけることが少ないからか<br />教会の塔ばかり撮っていたようだ

    日本で見かけることが少ないからか
    教会の塔ばかり撮っていたようだ

  • 向こうの建物に ARONA という文字が見える。<br />結構大きな駅だ。イタリアはアルプスの南、<br />マッジョーレ湖畔の街アローナ駅、<br />次の停車駅はミラノ?

    向こうの建物に ARONA という文字が見える。
    結構大きな駅だ。イタリアはアルプスの南、
    マッジョーレ湖畔の街アローナ駅、
    次の停車駅はミラノ?

  • まるで落書きのメモみたいだが、<br />名前やパスポート番号 (ME) も書いてあり<br />B.N.C UFFICIO CAMBIO MILANO とある。<br />つまりミラノ駅で両替したレシートで<br />一番上の日付は 15-3-74 になっていて<br />やはり 10ドル両替したようだ (6,300リラ)<br />[74 なんて日本人には読めない、&quot;払&quot;う みたい]

    まるで落書きのメモみたいだが、
    名前やパスポート番号 (ME) も書いてあり
    B.N.C UFFICIO CAMBIO MILANO とある。
    つまりミラノ駅で両替したレシートで
    一番上の日付は 15-3-74 になっていて
    やはり 10ドル両替したようだ (6,300リラ)
    [74 なんて日本人には読めない、"払"う みたい]

  • これは画像検索で見つけられたが<br />カヴール広場の南向きで突き当たりの門は<br />Archi di Porta Nuova 。<br />現在は門の下をトラムが走っている<br />パリのポン・ヌフ同様、名前は 新しい門だが<br />古代からある古い古い城壁門の1つ

    これは画像検索で見つけられたが
    カヴール広場の南向きで突き当たりの門は
    Archi di Porta Nuova 。
    現在は門の下をトラムが走っている
    パリのポン・ヌフ同様、名前は 新しい門だが
    古代からある古い古い城壁門の1つ

  • 恐らく Sant’Eustorgio 教会だと思われ、<br />かすかに大時計が見えるから正面からのようだが、<br />こんな角度で取れる場所がないし 少し建物も違うような気も…<br /><br /><br />

    恐らく Sant’Eustorgio 教会だと思われ、
    かすかに大時計が見えるから正面からのようだが、
    こんな角度で取れる場所がないし 少し建物も違うような気も…


  • ミラノではないと思うが、どこかの駅。<br />ホームで撮っているから乗り降りした駅か、<br />あるいは長い停車時間待ちか…<br />『リトル・ロマンス』でも長い停車時間で<br />乗り遅れそうになる場面があったが<br />30分近くの停車も珍しくない。<br />次は『リトル・ロマンス』のように (?)<br />ヴェネツィアを目指す…<br />[●実は、これも実際はル・マン駅だったと判明!<br />確かに上の作業用鉄橋 (?) やその下の逆三角形が<br />今も確認できるが、まあそれは他の駅でも大差ないだろう。<br /> でも…<br />『リトル・ロマンス』を出すために必要だったので??]

    ミラノではないと思うが、どこかの駅。
    ホームで撮っているから乗り降りした駅か、
    あるいは長い停車時間待ちか…
    『リトル・ロマンス』でも長い停車時間で
    乗り遅れそうになる場面があったが
    30分近くの停車も珍しくない。
    次は『リトル・ロマンス』のように (?)
    ヴェネツィアを目指す…
    [●実は、これも実際はル・マン駅だったと判明!
    確かに上の作業用鉄橋 (?) やその下の逆三角形が
    今も確認できるが、まあそれは他の駅でも大差ないだろう。
    でも…
    『リトル・ロマンス』を出すために必要だったので??]

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