2020/05/15 - 2020/05/31
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j-ryuさん
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☆現在は新型コロナウィルス緊急事態宣言は解除されましたが
全国的にまだ緊急事態宣言が発令しているさなか
我が旅行記では定番中の定番である羽鳥湖高原の
新緑眩しい明神滝と立矢川の滝に行ってきました。
都会なら緊急事態宣言発令中に小旅行などとんでもないことですが
明神滝は例年だって平日なら観光客と出会うことは殆ど無いし
立矢川の滝に至っては滝への道も無いし地図にも載っていません。
かといって危険な場所ってわけでもないので
遭難するようなことはありません。
国の指示を忠実に守られている真面目な国民の皆様には
申し訳ないなと思いつつ、
これが3密とは縁遠い田舎の良い所でもあるわけなので
こんな時くらいは田舎の良さをありがたく享受させていただいています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆福島県天栄村羽鳥湖高原
明神滝&立矢川の滝 ルートマップ(※Google Erathに加筆)
明神滝へは国道118号線沿いの大平集落で猪苗代湖方面に向う県道235号羽鳥・福良線( 馬入峠)に入ります。
道なりに2kmほど進むと明神滝の案内板があるので左折します(黒沢林道)。
道なりに1kmほど行くと橋があり、その橋の右下に明神滝が見えます。
橋手前の路側帯に車3台ぶんくらいの駐車スペースがあります。
我が家から明神滝へは車で35分ほど。
現在は分水嶺の鳳坂峠(825m)を越えなくてなりませんが
ただいま長年の念願であるトンネルを工事中です。
全長2500m、2022年4月の開通を目指し
現在は1250m掘り進んだと表示されていました。
完成の暁にはかなり便利になりそうです。 -
☆福島県天栄村羽鳥湖高原
明神滝&立矢川の滝 拡大ルートマップ(※Google Erathに加筆)
立矢川の滝へ到るルートは幾つかありますが、
一番分かりやすいのは更目木集落の赤石川と立矢川の合流地点から
立矢川を沢登りすれば迷うことなく到達できます。
が、長靴では少し厳しく胴長のほうがベストです(危険な場所はありません)。
もう一つは合流地点脇の山道から途中の畑や森を抜けて行くルートです。
胴長は必要ありませんが、分かり難いルートです。
立矢川林道からもアクセスできますが、基本的には一般車両は進入禁止です。
最短ルートなので私はいつも林道から森を抜けてアクセスしています。
ただ林道に駐車場はないし、細いダート道で伐採作業時などは通行できません。
遭難するよな場所ではありませんが、
知っている人に案内してもらうのがベストです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
まずは林道から森を抜け滝のわずかな音を頼りに
立矢川の滝の上段ひょんぐり滝を目指します。
立矢川の滝の上段落ち口にやって来ました。
慣れれば林道から10分ほどで来られますが
森が深いので知らないと迷うかも知れません。
赤石川の合流地点から川を遡る人は下段の滝から鑑賞します。
滝や渓流を撮影する場合、
私はスローシャッターでシルキーな流れの滝を撮りますが
普通に撮ればこんな風に見えます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
この日の朝の天気予報は曇りだったので
滝の撮影にはベストコンディションだと思っていたら
晴れ時々薄曇りって感じ。
晴天時のスローシャッター撮影は白飛びしやすく
難易度が高くなるので雲が翳る瞬間を狙いながら撮影しました。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
この滝がある立矢川は郡山市と天栄村の界にある会津布引山(10,82m)を源流とし
郡山側の川は猪苗代湖に注ぎ、日橋川を経て阿賀野川となり
新潟で日本海に注ぎます。
天栄村の立矢川は赤石川、黒沢などと合流し、鶴沼川、大川、
阿賀野川を経て日本海に注ぎます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
立矢川の滝は滝幅が8m、落差は上段と下段合わせ15mくらいの段瀑です。
けして大きな滝ではありませんが、観る位置により様々な表情を持った魅力的な滝です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
“ひょんぐり滝”はあまり一般的な言葉ではありませんが
滝マニアの間では滝が前方に大きくジャンプしている状態の滝を
“ひょんぐり滝”と呼んでいます。
ふつう滝を観るのは真正面や下流側からですが
“ひょんぐり滝”だけは真横から見ないと魅力が半減します。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
福島県には他にも〝ひょんぐり滝”はありますが
個人的には立矢川の滝の上段ひょんぐり滝が一番美しいと思います。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
岩盤の固さの違いで樋状に磨耗したのだと思いますが
長い年月のうちのは土石流などで大石なども流れ落ちたことも
何度もあったでしょうけれど
よく岩盤のエッジが欠けずに樋状を維持できたものです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~更目木の滝
立矢川の滝の上段の滝の落ち口すぐ上流には更目木の滝があります。
落差1m弱しかありませんが水流が美しい小滝です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~更目木の滝
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~更目木の滝
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~更目木の滝
落差はともかく馬蹄形に流れ落ち水流が美しい滝です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~更目木の滝
更目木の滝に昨年の今ごろは無かった流木が何本も
折り重なっていました。
恐らく昨年10月の台風19号の影響ではないかと思います。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~更目木の滝
立矢川の滝の上段の滝の落ち口と更目木の滝の間は浅瀬なので
水量が少なければ長靴でも対岸(右岸)に渡れ
立矢川の滝の上段ひょんぐり滝を右岸から見ることができます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝右岸
更目木の滝と立矢川の滝上段の間を渡渉し
立矢川の滝の上段ひょんぐり滝の右岸から中段のテラスを見下ろした構図です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝右岸
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝右岸
同じ上段ひょんぐり滝ですが見る角度が少し違うからかか
右岸から見るより左岸から見る方が大きく”ひょんぐって”いるように見えます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝右岸
樋状の岩盤に滝が落下し
そこからかなり前方に飛び出しているのが良く分かります。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝右岸
上段ひょんぐり滝を右岸から見た後は再び左岸に戻り
急斜面を中段のテラスに降りていきます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段下段全景左岸
上段から中段のテラスへはかなりの急斜面を降りるので
私は安全のためザイルを張って下りています。
ザイル(orトラロープ)無しでも下りられないこともありませんが
やはり危険回避のためにはザイルを使用した方がいいと思います。
もっと下流ならザイル無しでも下りられる斜面がありますが
立矢川の滝の下段に戻ってくるかたちになります。
斜面の途中から中段テラスを良く見たら
昨年の今ごろはあったはずの折り重なった流木がありません。
これもまた台風19号の仕業かも。 -
◆羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸 (2018/7撮影)
昨年の7月までは中段のテラス右側に流木が折り重なっていました。
この流木は私が立矢川の滝を初めて訪れた7,8年前からずっとあって
その間にも台風や豪雨は何度もありましたが流されることはありませんでした。 -
◆羽鳥湖高原~立矢川の滝 上段ひょんぐり滝左岸 (2018/7撮影)
上段から見ろした中段のテラスの折り重なる流木。
年々少しずつ朽ちてきているので7,8年前ほどの量はありませんが
それでもずっと流されずにあったのが
ついに全部流されキレイさっぱり。
それだけ昨年の台風19号は強力だったことが分かりまず。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝左岸
中段のテラスに降り立ち下段の滝を見下ろした構図です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
中段のテラスは畳6畳ほど。
水深は深いところでも20cm、
平均的には5,6cmしかないので
長靴で大丈夫です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
滝の落ち口から見下ろしたのと同じ滝ですが
まるで別の滝のように見えます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
昨シーズンの冬は暖冬&少雪だったので
水量が例年よりかなり少なく迫力不足かな。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
けして大きな滝ではありませんが
滝って大きけりゃ良いってもんでもなく
小さくても個性があった方が飽きがこなくていい感じです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
水量がもう少し多いと相似形の流れが美しいのですが
今回は少し残念でした。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
一般的に滝を撮影する場合はおそらくほぼ全景を撮る人が多いと思いますが
私はお気に入りの部分を見つけその部分だけ切取るような撮影をします。
そうすると美しさがより際立つように思います。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
左岸から中央、右岸へと少しずつ位置を変えて撮影します。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
こちらはほぼ正面です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
右岸ギリギリの岩壁から撮影。
昨年まではこの位置に流木が折り重なっていたので
上段全体を撮ろうとすると流木が邪魔でした。
今回は流されスッキリはしましたが
元々上段の滝は左岸から見た方が美しいので
流木が無くなっても撮影にはそう大きな変化はありません。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
中段のテラスから下段の滝を真横に見た構図です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
この位置からの構図も滝の水流がとても美しいので
お気に入りのポイントです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
滝の落ち口が滑らかに摩耗していると
水が平均的に流れ落ちるので美しい水流になるのだと思います。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝右岸
中段のテラスから右岸の斜面を降りれば下段の滝下や下流にも行くことができます。
その斜面の途中から下段の滝を真横に見た構図です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝右岸
右岸には槍先を横にしたような不思議な岩が突き出しています。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝右岸
どうしたらこんな槍のような形になるのでしょうね? -
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝右岸
立矢川の滝は滝の分類上、全体的には段瀑ですが
直瀑やら斜瀑やら分岐爆やら様々な形の滝でできているので
見る位置や角度、切取り方によって様々な表情があるので
とても撮りがいのある滝です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝右岸
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝右岸
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下流
赤石川と立矢川の合流地点から川を遡ると
ここに到着します。
大雨後でもなければそう難しいルートではありません。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝
中段のテラスの流木はきれいさっぱり流されましたが
この斜瀑の途中にある楕円形の岩は今にも転げ落ちそうですが
私が初めて訪れたときから変わらずここにあります。
上流から大量の流木が流れ落ちてきたら
一緒に巻き込まれて落下しそうですが
見た目以上に安定しているようです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝左岸
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝
下段の滝は一枚岩の中段のテラスを流れ落ちていますが
水量が少ない時は右岸に偏って流れ落ちています。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝 (2018/4撮影)
春先は雪解け水もあるので水量はやや多めになり
下段のあちこちから流れ落ちます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝左岸
中段のテラスは大きな一枚岩で
下段の滝は裏側が大きく凹んでいます。
特に左岸側は凹みが大きいので一部滝の裏側に回ることもできます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 下段の滝
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
再び右岸斜面を登り中段のテラスに戻ってきました。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの上段
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~立矢川の滝 中段のテラスからの下段
中段のテラスから再び急斜面を登り
立矢川林道から
尾根一つ南にある明神滝に向かいます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~黒沢林道 明神滝橋
立矢川の滝を堪能した後は立矢川林道から県道235号を羽鳥湖方面に戻り
途中、黒沢林道に右折し1kmほど直進すると明神橋があります。
橋の手前右側に3台分くらいの駐車場があります。
滝を川面から間近に見る場合は橋のたもとの左手から
踏み跡を辿り降ります。
黒沢林道はこの橋の先の黒沢集落までは快適な舗装道路ですが
会津若松の東山温泉へつながる安藤峠は度々通行止めになるので
確認が必要です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
四季折々趣のある明神滝ですが
この時期はトウゴクミツバツツジや新緑とのコラボが見どころです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
明神滝は会津布引山(1081m)に源を持つ黒沢にある滝で落差、
幅とも8mほどの小ぶりな分岐瀑で、通常の滝は2筋に分かれ落ち小さいながらも中々優美な滝です。
何より、橋の上から見下ろせるお手軽さが魅力です。
トウゴクミツバツツジが見物だったのですが
今年の花付きは何故かあまり良くありません。
それどころかオレンジ色のヤマツツジが全く蕾さえ持っていませんでした。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上 (2019/5 撮影)
昨年はオレンジ色のヤマツツジも咲き始めていました。
今年は後に訪れた同じ羽鳥湖高原二岐の御鍋小滝のヤマツツジも
なぜか全く花を咲かせていませんでした。
年によって花付きの良し悪しはありましたが
花がまったく咲かない年は初めてです。
何が原因なのかさっぱり分かりません。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
-
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
花や果実は表年(当たり)と裏年(はずれ)がある種類もありますが
ツツジがこんなに裏年になるのは明神滝では初めてです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋上
明神滝のトウゴクミツバツツジは左岸&右岸含めて6本くらい自生していますが
撮影ポイントに近いのは1本しかないのが残念です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
明神滝そばのトウゴクミツバツツジがすぐ近くで撮れるのは1本しかないので
比較的近く黒沢沿いに咲いてるトウゴクミツバツツジのUPをご覧下さい。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅/ツツジ科ツツジ属)は
関東の山地に多いことから東国ミツバツツジと呼ばれ
代表種のミツバツツジとは違い、おしべが10本あります。
主に5月中旬~6月上旬にかけて咲き
ミツバツツジよりも花期がやや遅く、
関東では標高の高い場所(概ね標高1000m以上)に見られますが
福島県では標高600m辺りから見られます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~トウゴクミツバツツジ
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝
つぎは橋の下に下りてみましょう。
黒沢林道から谷底への踏み跡です。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
橋下で滝は基本的に左岸(見た目の右側)で撮影しますが
基本的には左岸から撮影しますが
水量が少なければ長靴や胴長で
川の中や右岸からも撮影できます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
明神滝のある川の名は黒沢で会津布引山(1081m)周辺を源流とし、
下流で赤石川、鶴沼川、大川(阿賀野川)と合流し新潟県で日本海に注ぎます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
岩の上ではナルコスゲ(鳴子菅/カヤツリグサ科スゲ属)が涼やかに揺れ
新緑の渓谷に一服の清涼を届けてくれます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
明神滝の名前の由来は滝の左岸頂上にある直立した大きな一枚岩の傍らに
宗像三神の一つ田心姫命が祭られていて、その御神体は蛇体であるとされ、
日照りの時でもこの社に祈ると、必ず雨が降ると言い伝えられ、
いつしか明神滝と呼ばれるようになったそうです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
田心姫命が明神と言うより、中世頃から神が本来の名前で呼ばれることは少なり、
神様の名前を省略し通称で「明神」や「権現」などと大まかに言うそになったそうで、
天栄村の明神滝も神のご利益がある滝という意味で『明神滝』と呼ばれたと思われます。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
明神滝は四季折々趣がありますが
夏を迎えるとタマアジサイが初秋を迎えるとオタカラコウが
彩りを添えます。
もちろん紅葉や雪景色も素晴らしいです。 -
◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下
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◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝橋下 左岸真横
左岸からは滝の真横まで行くこともできます。 -
◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
☆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
明神滝を堪能した後は再び鳳坂峠を越え
同じ天栄村の涌井の清水近くまでやってきました。
その理由は近隣では一番のホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)の
群生が見られるからです。
ホタルカズラは日本各地の明るい山林に自生しますが、
数はあまり多くないようです。
21都府県で絶滅危惧種に指定され
佐賀では絶滅し、東京、愛知、長崎では絶滅危惧種1類、
他多くの県で絶滅危惧種2類に指定されています。
当町町内でも3ヶ所ほど確認していますが
ここほどは群生していません。 -
◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
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◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
ホタルカズラは決してか弱い山野草ではありませんが
ご覧のように草丈が低いので草丈の高い植物が多く茂る場所では生育できません。
定期的に下刈りされる明るい林床が理想的な環境ですが
中々そいいう好条件の場所が少ないので自生地が限定的になるようです。 -
◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
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◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
蔓(かずら)とは蔓(つる)のことで
ホタルカズラは花後にランナー(匍匐茎)が伸びてきて子株ができ
地を這うように増えていきます。
このランナーを蔓(つる)とみなし青紫の星のような花を蛍の光にみたてた命名です。 -
◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
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◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
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◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
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◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
ホタルカズラはルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)と
同じように咲きかけや蕾はピンクや薄紫色ですが
時間とともに目の覚めるようなコバルトブルーに変化していきます。
でもピンク色や薄紫なのは半日ほどです。 -
◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
園芸センターでよく似た花のミヤマホタルカズラが売られていています。
いかにも山奥の山野草っぽい名前ですがそれは欧州原産の園芸種です。
日本のホタルカズラは園芸種に勝るとも劣らないとても美しい山野草です。 -
◆ホタルカズラ(蛍蔓/ムラサキ科ムラサキ属)
これで◆新緑萌ゆる羽鳥湖高原~明神滝&立矢川の滝はお仕舞いです
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
9月に予約してある米国グランドサークル旅行。
日本ではようやく新型コロナウィルス感染症の収束が
少し見えてきましたが米国はまだ一日当たりの
新規感染者が1万人を超えています。
どうみてもあと2か月で米国の新型コロナウィルス感染症が収束するとは
とても思えませんし、外人観光客が入国できるのだろうか?
まだキャンセルこそしていませんが見通しは暗そう。
そんな中、旅行社から旅行保険の加入申し込みメールが届きました。
旅行社は催行する気満々です。
たしかにいつもはクレジットカード付帯の旅行保険で済ましていましたが、
もし催行されるなら高額保証の旅行保険は必要かも。
でも催行されるかどうかも分からない9月の米国旅行の保険に入るのも
どうかなと思うし、
それ以前にまだ海外旅行全般に再開の動きが見えないのに
旅行会社が催行するつもりで計画を進めなければならないのも
気の毒な事です。
ではまた。 j-ryu
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