ミャンマー⑤三大仏教遺跡のひとつバガン終日観光

2019/12/18 - 2019/12/19

世界三大仏教遺跡のひとつにして、ミャンマーに現状で2つしかない世界遺産のうちのひとつバガン。パガン王朝の都として遺跡がたくさん残されている観光地です。ここも訪れるのは2回めですが、世界遺産に登録されたのが2019年ということでかなり最近のことです。2011年に最初に訪れたときと比べて、ある意味一番変わったのではないかと思います。

エリア バガン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は早朝からEバイクを借りて観光です。前回来たときは自転車だったので、これが一番楽になったポイントでした。朝日を見られるポイントはいくつかあるのですが、このバガンタワーから見ることにしました。有料ですが、塔の高さ的にも良さげでしたので。

バガンタワー 現代・近代建築

塔に到着したのは日の出の1時間近く前でしたが、すでに大勢の人たちで溢れていました。ここの塔は初めてだったのでこんなに人が多いとは思っていませんでしたが、Wifiも無料で使えるので、寒さに耐えながら明るくなるのを待っていました。

バガンタワー 現代・近代建築

日の出までもうすぐですが雲海のようになっていて少し心配していました。それでも徐々に明るくなって遺跡が見えてくる様子に心が踊ります。

バガンタワー 現代・近代建築

そして無事にきれいな朝日を拝むことができました。わたしより先に来ていた人たちが多かったので最前列では写真が撮れませんでしたが、なんとかカメラにもおさめることができました。

バガンタワー 現代・近代建築

下に見えるのはリゾートホテルの客室です。ここの宿泊客でこの塔からの朝日を見に来た人も多そうです。

バガンタワー 現代・近代建築

気球もたくさんあがっていました。
そういえば私もいろいろ乗り物は乗りましたが、気球には未だに乗ったことがありません。トルコでもカンボジアでも見ているだけでした。

朝日鑑賞のあと下まで降りてきました。そういえばクリスマスまでもう少しという時期だったんですね。あんまり街中ではクリスマスらしさが感じられませんが。。。

朝日のあと、朝食とEバイクの充電があるのでゲストハウスに戻るのですが、まだ時間があるので、この周辺も少し観光します。タワーのすぐ近くにあるWinido寺院ではフランス人の観光客と犬だけで静かに見学できました。

パゴダの数は3000を超えるとも言われており、大小非常に多くありますし、わたしもすべてを見たわけではありませんし、名前がわからないものもあります。
また遺跡によっては女性は中に入れないものもあります。

遺跡も本当に様々で割合新し目の仏像が据えられているものも少なくありません。遺跡といえど現在も信仰の対象としてお祈りされているものもたくさんあります。

とにかく数多いパゴダの中でこのダマヤッズィカ・パゴダは大きさ的にも知名度的にもなかなかのものです。金色の仏塔が遠くからでもよく目立ちます。
このあとニャウンウーのゲストハウスに一度戻りました。

ダマヤッズィカ パゴダ 寺院・教会

猫もたまに見かけます。もちろんすべての寺院で見ることはできませんが、バガンの猫も大事にされているのがうかがい知ることができます。

ニャウンウーからも割合近いところにあるティーローミィンロー寺院。
多くの方が参拝と見学に訪れていました。

ティーローミィンロー寺院 寺院・教会

バガンにもピサのような斜塔があります。このKhayminghaの辺りは物売りが多かったです。

中国人観光客の馬車がたくさん停まっていました。ここまで多いということは下も見て、踏まないように歩かないといけないということですね。

このAlodawpyae寺院は現役のお寺としてミャンマー人が多かったです。
また観光客向けのマリオネットも吊るされて売られていました。

このスラマニ寺院は内部の壁画でよく知られています。
ここ以外の小さな寺院で保存状態が良いお寺もありますが、撮影禁止のところもけっこうあります。ここは撮影は大丈夫でした。

ダマヤンジー寺院も大きな寺院の一つです。幽霊が出るという噂もあるそうですが、人気スポットです。

このバガン最大の見所とも言われれるアーナンダ寺院。外観も壮麗で、もちろん多くの観光客が訪れています。

アーナンダ寺院 寺院・教会

アーナンダ寺院は近くで見ても他の寺院以上に荘厳さが感じられます。さすがバガン最大の観光スポットです。

アーナンダ寺院 寺院・教会

ピタカタイと呼ばれる石碑です。英文でも書かれていますが、歴史的な場所に作られたものです。訪れる人は多くありませんでしたが。

ピタカタイ (三蔵経庫裡) 史跡・遺跡

バガンは外国人は入域料として到着した時点でお金を払っているのですが、この黄金王宮は別料金となります。わたしは外観からだけにしておきました。

黄金王宮と王宮考古博物館 城・宮殿

ランチはオールドバガンの食堂で食べました。リバーサイドで居心地の良い場所で食べたフィッシュカレーは辛かったですが美味しかったです。

ここのレストランには猫が何匹かいました。午前中の観光での疲れもかなり癒やされました。

食事を終えて訪れたのはブーパヤー・パゴダです。川沿いにあり、地元の方々にも人気の寺院です。

ブーパヤー 寺院・教会

建物が立派なこの考古学博物館も別料金です。入場している人もけっこういましたが私は外から見るだけにしておきました。

考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

シュエサンドー・パゴダは以前来たときは上まで上がれたので、夕日はここで見たのですが、今は登れなくなっていました。仕方なくこのそばにある涅槃仏だけ見てこちらをあとにしました。

シュエサンドー パゴダ 寺院・教会

このミャーゼディの碑石はバガンが世界文化遺産に登録されるより以前の2015年にユネスコの記憶遺産に登録されたものです。
ビルマ語の最古の碑文とのことです。

ミャーゼディ パゴタ 史跡・遺跡

ここの仏像は圧迫感が感じられるということで知られているそうです。狭いスペースの中で窮屈そうとのことですが穏やかな顔つきをされています。

マヌーハ寺院 寺院・教会

このローカナンダ・パゴダはニュー・バガンと呼ばれるニャウンウーからはかなり離れたところにある寺院です。
この川岸にあるお寺も現役のお寺として多くの方が参拝にいらっしゃっていました。

ローカナンダ パヤー 寺院・教会

ほぼすべての遺跡は登れなくなっていたので今回夕日はNyaung Lat Phetという小高い丘で見ました。人はたくさんいましたが、夕日が沈むのは見られました。また地元の方が結婚の写真を撮影されていたのも見られました。
さすがに早朝からの観光で疲れたというのと、Eバイクの充電がヤバそうだったのでゲストハウスに戻ることにしました。