2016/11/06 - 2016/11/12
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fudekagePaPaさん
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「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2016年の 中国 洛陽・西安 その 002。
〇 2016年11月 6日(日) 岡山→上海→西安
● 2016年11月 7日(月) 西安→洛陽
〇 2016年11月 8日(火) 洛陽→少林寺
〇 2016年11月 9日(水) 洛陽→西安
〇 2016年11月10日(木) 西安→兵馬俑
〇 2016年11月11日(金) 西安
〇 2016年11月12日(土) 西安→上海→岡山
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
昨夜はなぜこのアパートが見えなかったのだろう。
ホテルの15階の窓からは、よく見えるのに。
中国情報局が、Googlemapの現在位置を操作しているらしい。
それで自分の位置が分からず、迷うのか… 知らなかった。 -
「車に乗れ!」
ホテルのオーナーに、車に押し込まれ、連行される。
私が「秘密情報部員」とは露見していないはずだ。いや、すでに漏れたのか…
「降りろ!」
西安北駅だった。出勤途中に車で西安北駅まで送ってくれたのだ。
疑って申し訳ない。多謝、多謝、多多謝!西安北駅 駅
-
改めて西安北駅前の、絶望的な光景を、朝日の中で見たが、やはり何もない。
-
遠くに建物があるが、そこまでが何もない。
-
昨夜は、この壁の周りをぐるぐる歩いて、遭難したのだ。
秘密情報部員の方向感覚を迷わせるために、このような街づくりをしているのだな。
初見の町へは、明るいうちに到着しろという原則を、上司「M」に報告しなければ。 -
西安北駅はとにかく広い。
そして、時間が来ないと改札が開かない。
改札口で荷物、身体検査がある。
昨日、東方航空で出たキービー弾、いや、吉備団子を護身用として、隠し持っていたのだが、見つからず通過。
もし、露見したら、即、口に入れて証拠隠滅を図ろうと思っていたのだが。 -
和諧号が入線してきた。
突然ホーム上で夫婦喧嘩を始めた熟年2人。
夫は乗り込んだが、妻は乗り込まず、発車できない。
係員が暴力的に2人を下ろし、心が暗澹となるが、和階号は静かに発車した。 -
西安から洛陽への車窓、遠くに見えるのこぎり状の山が崋山だろうか。
断崖絶壁にかかった板を歩く山。
いつか特殊訓練に行かねば。
列車は、函谷関や三門峡など、著名な場所を通り東へ進む。 -
1時間半ほどで、洛陽竜門駅に着く。
竜門駅というくらいで、『龍門石窟』のすぐ近くにある駅だ。
バスで4キロほど南へ行くと、世界遺産『龍門石窟』に着く。
ここでチケットを買って入場してみよう。龍門石窟 史跡・遺跡
-
チケット売り場から、龍門の入り口まで2キロ以上あるので、体力温存のため、素直にカートに乗ったほうがよい。
カートは、河を渡った所で降ろしてくれる。
そこから南へ歩いていくと、 -
龍門石窟の本体が現れてくる。
一つ一つの仏龕(ぶつがん)の穴に仏像がまつられている。 -
一番の見どころは、万佛洞だ。
北魏が、平城から、洛陽に遷都した時、雲崗石窟から龍門石窟に事業を移した。
朝鮮では、高句麗・新羅・百済の三国時代。日本は倭と見下されていた時代だ。
奈良の都を「平城」としたのも、北魏の流れだろうか。 -
万佛洞の対岸にも石窟が並んでいる。
-
仏像を見て回るための足場がかけてあるのだが、これまで高所特殊訓練を受けてきた私でさえ、中国の工作技術を信用してよいものかと、足がすくむ。
-
橋を渡り(渡し船もある)、対岸から万佛洞を望む。
北魏の皇帝たちが、両岸の仏様にご加護を願いながら、宋へ出兵したことだろう。 -
龍門チケットセンターへ帰る途中に、なんと、白居易先生の墓所・旧宅がある。
「白園」という。
龍門石窟のチケットで入れる。
小ぢんまりとした庭園だが、「秘密情報部員」になる前は、大変お世話になった先生なので、お参りしておく。 -
四人の女性情報部員が、暗号文の刻まれたカプセルをやり取りしている。
時々、「ポン」、「ロン」という謎の言葉を発し、最後に、情報料を渡している。
路上で、機密情報をやり取りしても、大丈夫なカプセルなのだろう。
「Q」に、同じようなアイテムを開発してもらおう。 -
洛陽の旧市街の麗景門にやって来た。
旧市街は、ぐるりと城壁と堀に囲まれている。
門の建物は古いものではなさそうだが、往時の雰囲気があってよい。麗景門 建造物
-
麗景門の中に、もう一つ楼門がある。
韓国の水原で見た、華城と同じ構造だ。
もちろんこっちが大先輩だ。麗景門 建造物
-
麗景門に登ってみると、その構造がよくわかる。
右の城壁には、人が住んでいそうな雰囲気があるが…
左は廟があって、機密文書を燃やす焼却炉が、モクモク煙を吐いている。
テープレコーダーが煙を吹き、「自動的に消滅する」我が国のローテク技術と違い、灰テクだ。 -
旧市街側は古そうな建物が密集して、よさげな雰囲気。
-
西大街を歩こう。
ここは観光地なのだろう。面白そうなお店が並んでいる。
このUFOのような物体は何だ?
アダムスキー型の偵察用ドローンか? -
さっきの麗景門から、東に延びる通りは、昔の大通りだ。
ブラブラしていると、5時が近づいてきた。
すると、どこからともなく、屋台型の戦車が何十台と湧いてきた。
どこで擬装していたのだ?
どこに集結して、闘いが始まるのだ? -
屋台型の軽戦車はスピードが速い!
追跡するのが精一杯だ。
何とか最後尾についていくと、旧市街の中枢部に集結するようだ。
ここで、陣地取り合戦が繰り広げられている。
街の提灯に灯が入り、いい雰囲気に人々も集まってくる。 -
私も参戦してみよう。
羊肉が弾倉(だんそう)に装填(そうてん)されている。
三十連発ぐらいありそうだ。 -
こっちは「炒涼粉」?
プルンプルンで、コンニャクをゆるくした味がする。
これを床にまいておくと、敵が足を滑らせそうだ。
このアイディアも「Q」に報告だ。 -
などのようなものを食べながら、麗景門へ戻ってきた。
-
明日も頼むぞ『003』
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