[2011年 タイ] ひとり旅　Part3

2011/03/01 - 2011/03/10

初めてのひとり旅でタイに行った時の記録、Part3。
現地10日間の日程でバンコクから徐々に北上し、アユタヤ→スコータイ→チェンマイ等巡りました。今回はチェンマイからバンコクに戻って帰国まで。

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェンマイの初日は昨晩の夜行列車のおかげでのんびり過ごす。
土曜日はサタデーマーケットというのが開かれるというので、夕刻から再び外出。
お土産やら屋台やらストリートミュージックやらで賑わっている。

サタデー・マーケット 市場

Day6　3月6日
メオ・トライバル・ビレッジにやってきた。
モン族という中国南部からベトナムやラオスにもいる山岳民族がいる場所。
元は中国に起源をもつミャオ族というのが南下し、タイではモン族またはメーオ族と呼ぶそう。顔も自分に近しい東アジアのモンゴロイド系。

モン族の村 旧市街・古い町並み

織物や色鮮やかな刺繍を編み込んだ小物をお土産で売っている。

ワット・プラタート・ドイ・ステープ
チェンマイから1時間ほど、標高1080mの山の上に建つ金がまぶしい寺院。

ワット プラ タート ドイ ステープ 寺院・教会

仏塔の中には仏陀の遺骨も収められているためか、原地帯の人もたくさんお参りに訪れている。

屋台メシ
部屋をシェアする仲間が今晩19:00にラオスへ発つ。
最後の食事もいつもの屋台で。汁けは全くないけどタイカレー。

Day7　3月7日
タイ最北端まで訪れるツアーに参加。
道中はチェンライ温泉（＊お湯につかれる訳ではない）に立ち寄ったり、ワット・ロンクン（写真）というもはや寺院なのかどうかも怪しい、独特の世界観の寺を訪れる。

ワット ロンクン 寺院・教会

ゴールデントライアングル
タイ・ラオス・ミャンマー３カ国の国境地点。
世界2位のケシ生産国であるミャンマーと隣接するこのエリアは麻薬生産の拠点としても知られている。さすがに数時間の滞在では危険な雰囲気等は感じれなかったけど、そういう側面もあるみたい。

ゴールデントライアングル (黄金の三角地帯) 文化・芸術・歴史

川を挟んで右手にラオス、左前方がミャンマー。
アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの三国国境と構図が似てる。

タイ最北端メーサイの街
国境の街らしい雑多感。
安そうな衣服やおもちゃ、日用品、お菓子...etc
地域差はあるにせよ比較的タイは発展してる印象を受ける。そんなタイ側にわざわざ入ってでも手に入れたいもの、ここでしか買えない物があるんだろう。

ツアーの最後には「首長族」で知られるカレン族の集落にもお邪魔した。
未婚の女性は白い服を着て、首に真鍮（銅と亜鉛）でできた輪っかを巻いている。この輪っかは幼少期からつけ始めて、年齢と共に徐々に増えていくそう。

真鍮をつけている人の中では最も年長らしき女性のところでタイパンツを買う。今でも洗うと水が黒く濁るけど、丈夫でお気に入り。

終日ツアーを終えてチェンマイに戻ったのは21時を過ぎ。宿の手前にあった屋台で肉まん的なものだけつまんでおわり。

Day8　3月8日
チェンマイ最終日。
夜行バスで移動するまで最後のチェンマイ散策。

ワット・チェディ・ルアン
チェンマイの旧市街内だけで60程も寺院があるらしいけど、中でも初日に訪れたワット・プラ・シンなど共にチェンマイの３大寺院に数えられるだけあって立派。

ワット チェーディ ルアン 寺院・教会

たまたま立ち寄った楽器屋さん。
親子か師弟関係かもわからなかったけど、
「ジャパニーズ？」かと聞かれて、頷くと
谷村新司の『スバル』を演奏してくれた。何故その曲が吹けたかは永遠の謎。

この日は深夜バスでバンコクまで戻る。
バスターミナルに行くまで宿のロビーでゆっくりしていけるのでコーヒーを飲みながら過ごす。
バニラー・ゲストハウスはカフェテリアとしても機能していて地元の人もコーヒー飲みに来たり、スタッフの人と駄弁りに来たり。ツーリストとローカルが交わる良い空間だと思う。

バニラー ゲストハウス ホテル

Day9　3月9日
10時間のバス移動を経て再びバンコクへ。
旅の始めと同じ宿（ウェンディ・ハウス）に戻って荷物だけ置かせてもらう。

エラワンの祠
ヒンドゥー教の神様、ブラフマーを祀る場所。
願い事が叶うパワースポットとしても評判らしく、他の寺院のように大きな建造物があるわけではないけど、人の往来が盛んでお香の煙と独特の音楽が漂う。

元々は目の前のホテルを建てる際の厄除け的なものとして作られたらしく、いつからか”願い事が叶うパワースポット”として人々はご利益に預かっている。

プラ プロム(エラワン廟) 寺院・教会

バンコク市内でタイ東北部イサーンの料理が食べれる評判の店があると聞き、調べて訪れたお店、Larb Lang Suan.
すごい脇道に入るお店で探すのにひと苦労。

写真手前から
ラープ・ムー（豚肉を香草・ライム等で和えたもの。いちよサラダに類されるみたい）
サイグローグ・イサーン（イサーンのソーセージ。酸味がすごい）
ガイヤーン（炭火焼チキン）

全体的に酸味のある料理が多い印象。
＊今はバンコクのお店は閉めて移転しちゃったそうです。

夜、MBKショッピングセンターの脇でムエタイの試合を行なっていたので、高架橋から観戦。

MBKファイトナイト スタジアム・スポーツ観戦

Day10 3月10日
エアポートリンクを使ってスワンナプーム空港へ。

初めての一人旅。
無事に終わったという安心感もありつつ、日数が足りないと思えたのは旅が充実していたから。
いつか絶対に再訪したい。そう思ってからもう9年も過ぎてしまっている。。。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港