2019/07/13 - 2019/07/13
203位(同エリア367件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
いつか行ってみたいなと思いながら、内陸部のため、
なかなか行く機会のなかった篠山。
全国廻っているのに、今回初めて伊丹空港を利用。
観光スポットのパンフレットには、2019年5月1日をもって、
「篠山市」は「丹波篠山市」に市名変更しましたとの表記が。
訪れたのは、丹波篠山市になって、まだ2ヵ月あまりの改名ホヤホヤのタイミング。城下町:丹波篠山市を散策します。
- 旅行の満足度
- 3.5
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篠山口駅と観光の中心になる市街地が離れているため、
バスに乗ってやってきました。
観光案内所で市街の地図を手に入れます。 -
観光案内所の目の前には、大正ロマン館なる観光施設があります。
休憩所や土産物屋、カフェが入った複合施設です。丹波篠山観光の休憩所と土産物販売を兼ねた施設 by 赤い彗星さん丹波篠山 大正ロマン館 名所・史跡
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こちらは市街を散策した後、バス待ちの間に食べた丹波の黒豆ソフト。
大正ロマン館内で販売されています。 -
大正ロマン館前には、丹波焼きで制作されたデカンショ祭りのマスコットキャラクター「デカボー」が座っています。
丹波篠山の民謡にデカンショ節と云うものがあるそうです。 -
観光案内所のすぐ近くにある、青山歴史村から観光を開始します。
丹波篠山の観光案内所近くの文化施設 by 赤い彗星さん丹波篠山市立青山歴史村 美術館・博物館
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入口の門を潜り歩いて行くと、デカンショ踊りの踊り子人形が展示されています。令和元年に出来たばかりみたいなので、今年完成した展示物ですね。
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丹波篠山4文化施設の共通チケットというものがあり、4館で1,200円の所、共通チケットは600円で購入できます。迷わず購入。
ちなみに青山歴史村単館の入場料は、300円です。 -
江戸時代に使用されていた金櫃です。
現在の三井住友銀行篠山支店のある場所には、篠山藩の貨幣司があり、そこの土蔵下に設けられていました。耐火性や防犯対策に優れていそうな金庫です。 -
青山歴史村は、先ほど通った長屋門、庄屋の建物を移築した「桂園舎」と3棟の土蔵で構成された施設です。
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今でも田舎に行けば、目にしそうなな古い日本家屋です。
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青山家は、篠山藩最後の城主で、徳川譜代の大名として老中なども輩出している家柄です。
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こちらは土蔵です。
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青山家の家紋「青山銭紋」が施された瓦が、展示されています。
家紋の由来は複数あるようですが、庭園に生えた竹の子に銭が付いていて、竹に成長してから馬印としたところ、出陣の度に軍功を上げたそうです。そこで縁起がいいと、穴あき銭を家紋としたという説が、説明版に掲載されています。 -
篠山藩の藩印が、沢山展示されています。
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幕府に提示した篠山城石垣修理伺いの図面です。
事前に幕府の承諾を得ずに城を修理すると、改易の憂き目にあう可能性があるので、かなり詳細な図面が用意されています。
本丸を中心に石垣と堀で囲まれたシンプルな縄張りですが、三ヶ所の馬出で攻守の備えをしています。 -
青山家家紋入りの大きな櫃。
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青山家に代々伝わっていた鎧や陣羽織も展示されています。
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青山歴史村の敷地内には、丹波篠山デカンショ館も建てられています。
個別の入場料は不要です。 -
デカンショ踊りをしている女性像が装飾されている、味のある看板が迎えてくれます。
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デカンショ館内のバーチャルデカンショ踊りブース。
バーチャルでデカンショ踊りを体験する事が出来ます。 -
篠山城の周りには、デカンショ祭りの提灯がぶら下がっていました。
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城下町の中心地、篠山城に到着しました。
大書院と青山神社以外の建物はなし by 赤い彗星さん篠山城跡 名所・史跡
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木戸門を通って、本丸に入ります。
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大書院の入口。単館の入場料は、400円です。
こちらも4館共通券(600円)の対象施設となります。平成に入り復元された大書院 by 赤い彗星さん篠山城大書院 花見
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まずは城内を散策。大書院の裏側に廻り込んでみました。
明治維新後も城内で大書院だけ残され、学校や公会堂に利用されていたそうです。昭和19年に火災で焼失してしまいましたが、平成12年に復元されました。 -
大書院裏には、かなり大きな敷地が広がっています。
往時は、二ノ丸御殿が建てられていました。 -
城内に鎮座している青山神社。
明治に入り、青山家の旧恩を忘れずにいた元藩士たちにより、創建されました。 -
大書院に入場。
最初に目に入る広間には、武田信玄や伊達政宗、真田幸村などの有名武将たちの鎧のレプリカが、展示されていました。 -
大書院内の8つの広間を囲むように、広縁が設けられています。
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大書院の復元工事用に作成された模型。
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大書院内で最も格式の高い上段之間。
城主などの貴賓が座る場所は、一段高くなっています。 -
上段の間に設けられている帳台構。
元々は、寝室の入口を装飾化した座敷飾りです。 -
上段の間は、往時の雰囲気を再現するため、狩野派の障壁画を転用しているそうです。
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孔雀の間の床の間には、孔雀絵と笹山城主の鎧が飾られていました。
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石垣の向こうに大書院の屋根が見えています。
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城郭を廻り込んで武家屋敷群方面に向かう最中、どこからか牛の鳴き声が。
牛小屋や放牧地らしきものがないなあと思っていたら、鳴き声は堀から聞こえる。鳴き声の主は、堀の中のウシガエルでした。田舎で見かけた事はあるけど、鳴き声聞くのは初めて。本当に牛の鳴き声そっくりでした。 -
武家屋敷安間家史料館にやってきました。入館料は200円。
こちらも4館共通券の対象施設になっています。4館共通チケットが利用できます by 赤い彗星さん御徒士町武家屋敷(安間家史料館) 美術館・博物館
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安間家住宅は、篠山藩の標準的な徒士用の住宅です。
小さいながらも庭園も設けられています。 -
丹波地方の民芸品稲畑人形。
貴族風な人形には、リアルな表情が描かれています。 -
住宅の土間。なぜか蒸し器が並んでいます。
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土間の横には、台所。大きな食器棚が置かれています。
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篠山城横の武家屋敷街には、このような住宅が立ち並んでいたんでしょうね。
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平成に入ってから、修復復元された建物が多いので、古さはあまり感じませんが、周辺道路なども含め、きれいに整備されています。
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建物老朽化に伴い解体修繕され、平成17年に復元された小南家長屋門。
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