2019/08/16 - 2019/08/22
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Minty Pinkさん
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『ふたりで歩く歩くシカゴ・ミルウォーキー』から美術館で見た絵をピックアップ。何を見たか覚えていられるように。
今回の旅行では2つの美術館を訪ねました。2つめはシカゴ美術館。夢にまで見たエドワード・ホッパーの《ナイトホークス》。そして印象派が大充実。オキーフもたくさん。そして意外と楽しめたモダンアート。
ここは「その2」
私がシカゴに来たのはエドワード・ホッパー様の『ナイト・ホークス』に会うため。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Gallery 241
Georges Seurat
A Sunday on La Grande Jatte, 1884
これぞシカゴ美術館の目玉という作品なのでしょう。
じっくり見ている人が多いので、なかなか全体像が撮影できません。
斜めになっちゃった。
タイトルは『グランドジャット島の日曜日』。「…の午後」はつけないことになったってどこかで読んだような気がするけど、どうだっけ? -
こんな子がいたり…
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こんなカップルがいたり。
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スーラによくある点描額縁。
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周囲も見てみましょう。
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ここからモネが続きます。
Claude Monet
Poppy Field(Geverny), 1890/91
ポピー畑シリーズ。明るくて好き。 -
Claude Monet
Cliff Walk at Pourville, 1882
あの日傘の人は誰? カミーユは79年に亡くなっているけど…。 -
Claude Monet
Boats on the Beach at Etretat, 1885
これもモネですか…。なんだか意外な色遣い。エトルタで描かれたものはたくさんありますが、これは言われなきゃモネだと思わない…。あちこち旅をして描いていたころ。 -
Claude Monet
Rocks at Port-Goulphar, Belle-Ile, 1886
これもモネ。水の表現をごらんあれ。 -
Claude Monet
Bordighera, 1884
これもモネ。ボルディゲーラってどこ? と、調べてみるとイタリアですって。フランスとの国境のすぐそばのあたり。
ルノワールと一緒の地中海沿岸旅行から帰って、一番美しいと思ったこの地を再訪したのだそうです。(Wikipediaさん情報) -
Claude Monet
Apples and Grapes, 1880
モネもこんな静物画を描くのね。風景画より売れるかと思い、静物を描いたとのことで。
明るい色。おいしそう。 -
こちらにはルノワール。
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Pierre-Auguste Renoir
Woman at the Piano, 1875/76
売り上げが増えてきた頃ですね。でも、サロンでは落選したりも。 -
ルノワールの壁。
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そしてこれ! Gallery 201のこの壁面には通常カイユボットの『パリの通り;雨の日』があるわけで。そう信じてけっこう楽しみにして来たのですが、「あれ??」
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件の作品はカイユボット展でベルリンへ出張中。
で、代わりにオルセーからこちらを借りてきて8月末まで展示中。
Gustave Caillebotte
The Floor Scrapers, 1875
こちらは2013年にパリの本家で、2014年にオルセー美術館展で見ました。
お目にかかるのはこれが三度目。まさかシカゴに来ているとは思わないので、「バージョン違いですか?」などと思ってしまったのですが、違います。オルセーから来ているのです。
カイユボットが好きな夫はとてもうれしそうにいっしょに写真に収まっていました。 -
ベランダもおしゃれ。
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この削りかすがすごい。
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右下にサインです。
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壁の反対側にはこれが。こちらもカイユボットなんですが、夫は「これはだめ」とのことです…。まあ、ね。
Gustave Caillebotte
Calf's Head and Ox Tongue
牛タンかぁ………。 -
こちら、カイユボットにもまして夫の好きな画家さん。
Alfred Sisley
The Seine at Port-Marly, Piles of Sand, 1875
ああ、ポールマルリーか。洪水の絵の。 -
Camille Pissarro
Rabbit Warren at Pontoise, Snow, 1879
1879年の冬は非常に寒かったとのこと。 -
もう一度、モネです。
モネと言えば…の一つでしょうか、サン=ラザール駅。12点あるようです。
Claude Monet
Arrival of the Normandy Train, Gare Saint-Lazare, 1877
モネは駅構内やその周辺で絵を描く許可を得るために奮闘し、また駅の付近に、絵を描くための部屋を借り、4月まで同駅の連作の制作に取り組んだ。(Wikipediaさん情報) -
あの真ん中のは、やはりここの人気作品。
Pierre-Auguste Renoir
Two Sisters (On the Terrace), 1881
いつもこんな感じで人が途切れないので、近くでじっくり見ることができず。 -
シスレーをもう一枚。
Alfred Sisley
Watering Place at Marly, 1875
これもポールマルリーか。 -
シスレーの空。
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ピサロを挟んでモネが2枚。
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右端。
Claude Monet
The Artist's House at Argenteuil, 1873 -
アルジャントゥイユのモネの家。
5歳か6歳かのジャンが遊んでいる。このころの男の子の常で女の子のかっこう。 -
カミーユ。素敵ですね。
-
真ん中はピサロ。
Camille Pissarro
The Crystal Palace, 1871
1870年に勃発した普仏戦争を逃れ、ピサロ一家はロンドンへ。
水晶宮は1851年のロンドン万博の会場。
1854年に移築。 -
左はモネ。
Claude Monet
On the Bank of the Seine, Bennecourt, 1868
セーヌ川の島。座っているのは未来の妻カミーユ・ドンシュー。 -
んー、やっぱりあのルノワールの前には人が。ほんとに人気だね。
では、我々は移動しましょう。
また印象派の部屋を通り抜け、オキーフの『雲』まで行ってModern American Artのセクションへ。いよいよ。 -
とうとう。とうとう来ることができました。
Gallery 262 -
Edward Hopper
Nighthawks, 1942 -
触れていそうで、触れていない手。
顔を上げた店員が何か言っているような。ということは、客の男が何か話しかけたのか。
常に人がいるのでまっすぐ撮れない~。 -
そして一人背を向けているこの男。手に持っているのは…コップ?
-
通りの向こうの店。白いレジスターが目にとまる。
何の店なのかは、わからない。たぶん意図的にそうしている? -
作品に添えてあるホッパーの写真と解説。
-
お隣のGallery 263には
Grant Wood
American Gothic, 1930
夫はこれに興味があったらしく、いっしょに写真に収まる…。
これもシカゴ美術館の目玉ですよね。 -
でもね、私の目的地はさらにその隣なの。
オキーフがたくさんの Gallery 265 -
Georgia O'Keeffe
The Black Place, 1943 -
Georgia O'Keeffe
Green Mountain, Canada, 1932 -
1932年の夏に訪れたケベックはガスペ半島の風景。
-
Georgia O'Keeffe
Red and Pink Rocks and Teeth, 1938
ニューメキシコの砂漠で見つけた動物の骨に魅せられる。 -
Georgia O'Keeffe
Black Cross, New Mexico, 1929 -
1929年の春、長らく夢見ていた南西部の旅へ。
夏のタオスで。
「十字架はよく目にしました。しかも、思いがけない場所でしょっちゅう。それはカトリック教会の薄い黒いヴェールがニューメキシコの風景全体を覆って広がっているようなもの」と綴った十字架。 -
Georgia O'Keeffe
Cow’s Skull with Calico Roses, 1931
大好きな動物の骨に造花を飾る。 -
アップで。
-
こんな風に展示されておりまして。
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Georgia O'Keeffe
Red Hills with Flowers, 1937 -
Georgia O'Keeffe
Yellow Hickory Leaves with Daisy, 1928 -
反対側の壁には、小さい作品がこんなふうにまとまって。
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Georgia O'Keeffe
Peru - Machu Picchu, Morning Light, 1957
1956年、3か月間のペルー旅行。首都リマからマチュピチュへ。 -
Georgia O'Keeffe
The White Place in Sun, 1943 -
Georgia O'Keeffe
Road - Mesa with Mist, 1961
アビキューの家とサンタフェを結ぶ道路を見おろす
この感じはすごく好き。 -
Georgia O'Keeffe
Spring, 1923/24
レイクジョージ。夫スティーグリッツの暗室のある建物。夫妻は1919年から1927年の間、夏を過ごす。 -
Alfred Stieglitz
First Snow and the Little House, 1923
これを描いたのね。この写真は写真家の旦那さんの作品。
煙突や窓を省略し、建物の前の旗竿は強調し、上部を曲げて描いた。 -
隣の壁の作品はちょっとテイストが違いますね。
-
Georgia O'Keeffe
Abiquiu Sand Hills and Mesa, 1945
1945年にニューメキシコに家を買う。 -
Charles Demuth
…And the Home of the Brave、 1931
ちょっと気になったこちらの作品。チャールズ・デムース。
タイトルはアメリカ国歌の最後の行から。
オキーフと関連がある人? と思ったらWikipediaさんによると、
「デムスの遺言で、彼の絵の多くはオキーフに委ねられたという。その絵を受け取った美術館がデムスをプレシジョニズム派の主要画家として固定評価しかねないという、オキーフの戦略的な判断であった。」だそうです。 -
Gallery 271
ここにもオキーフ作品があります。 -
並んで2枚。
-
Georgia O'Keeffe
Blue and Green Music, 1919/21
完全に抽象的な作品の大半が制作された1918年から1930年。
1918年の Music, Pink and Blue No.2 に連なるMusicシリーズか。 -
Georgia O'Keeffe
Ballet Skirt or Electric Light, 1927
これもいいな。 -
あ、もう一枚ありました。
-
Georgia O’Keeffe
The Shelton with Sunspots, N.Y. 1926
Shelton Hotelのシリーズは何枚か見たことが。
シェラトンかと思っていたらSheltonね。今はマリオットになっているらしい。 -
Paul Theodore Frankl
Skyscraper Cabinet, c. 1927
と、ともに。 -
1時近くなっているので、Museum Cafeに移動しお昼ご飯にしましょう。
ミレニアムサラダというものに、サーモンを添えて。 -
ポテトスープにロールパン、それとコーヒー。コーヒーはお代わり可。
二人分で43.49㌦。
おなかいっぱいですよ。
このあと、さらに鑑賞は続きます。主にモダンアート。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Kahalanさん 2020/09/22 11:34:59
- こんにちは!
- 先日はいいね!投票や掲示板への書き込みありがとうございました!
シカゴ美術館いいですね~。
20年ほど前に訪問したことを懐かしく思い出しました。
ルノワールの赤い帽子の姉妹の絵のトートバッグをお土産に買って帰りました。
私も年末にニューヨークとボストンへ行こうと計画していたので残念ですが、仕方ないです。
安全に旅行できる日が来ることを願って!
- Minty Pinkさん からの返信 2020/09/22 13:51:13
- Re: こんにちは!
- おお!Kahalanさん!
こちらにお越しいただきありがとうございます。昨日はヴェルサイユ訪問とても楽しめました。Kahalanさんのおかげです。
ニューヨークとボストンですか~。ボストンは「もしかしたら来年」と思って(幻と消えた)今年の旅行を計画している最中だというのに「地球の歩き方」買ってちょこっと調べ始めてました。(^^)ゞ 乗り気なのは旅とも?の夫なのですけどね。うちは今のところ出かけられるのは夏だけで、来年もどうなることやらという感じですが、きっと行ける日が来ると信じて4tra巡りです!
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