熱川温泉旅行記2020 part6 熱川バナナワニ園編

2020/03/14 - 2020/03/14

熱川温泉最終日。帰りは熱川駅13時半頃の特急なのでそれまでの時間、熱川バナナワニ園へ行きます。しかし、天気は雨、しかも結構な雨足です。
バナナワニ園の旅行記なのにタイトル写真がレッサーパンダなのか、と突っ込んではいけない。

エリア 熱川温泉・北川温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

10時、ギリギリにホテルチェックアウト。
予約していた帰りのシャトルバスで10:15、ホテル発、5分で熱川駅に到着。
先ずは荷物をコインロッカーへ。

伊豆熱川駅 駅

一回500円だったか。ちょっと高め。

駅から徒歩3分で熱川バナナワニ園に着きました。
当初、駅から一番近いこの建物がバナナワニ園かと思いましたがこれは別館の植物園。チケットはここから1分ほどの本館で購入します。

こちらが川を挟んだところにある本館。雨が強くなってきました。

熱川バナナワニ園 動物園・水族館

チケットを購入。身障者と介助者は半額でした。

熱川バナナワニ園。てっきりパラダイス状態なのかなと予想していましたが、意外とたくさんのお客さん。

入ってまずお目にかかれるのがこの「立ちワニ」。もう完全にリラックスしていますね。

この立ちワニくん。お互いを温めあうかのように密集しています。もうサン蜜どころではありません。

ワニをしたから見上げることもできます。まるで巨大イモリ。

ワニと一言で言ってもたくさんの種類があるようです。

世界中に分布しているのですね。

ワニの説明。以前テレビで話していましたが、凶暴なワニの遺伝子を人間も引き継いでいるのだそう。人間の凶暴さもその遺伝子のせいなんだそうです。

こちらがマスコットキャラクター、「熱川ばにお」

親子か?

怖い目をしています。

ここは一応屋根はありますが、所々雨が吹き込んできて、傘必須です。園で傘の販売もしていました。

一応こんなのもあるのですね。逃げ出したら大変だわ。

屋内の展示室に行くと巨大淡水魚。

驚いたのはこれ。かつて日本にもこんな巨大ワニが生息していたそうです。

その名も「マチカネワニ」。80万年くらい前に今の大阪あたりに生息していたそう。

展示室から出るとお土産屋さん。

ワニのぬいぐるみや・・

旅行記のタイトル写真にも使ったレッサーパンダ。レッサーパンダは別館にいました。

展示室から出るとチケット売り場はたくさんの人。この日は土曜日だったのですが、東京などは外出自粛とかでみなさんこちらに避難してきたのでしょうか。

さて本園を出て分園へ。別館へは無料のシャトルバスが出ています。

チケットは購入時、本園、分園、植物園とセットになっているので、入館時分園分がもぎ取られます。

そういえばまだ「バナナ」を見ていませんね。

分園に入るとまずは展示室。
ここでは熱帯の植物の標本などが展示されています。

お約束の書割。

バナナの説明。日本語では正式には「みばしょう」というんだそう。そういえば沖縄でもばしょうと呼んでいましたね。

映画「テルマエ・ロマエ」にも熱川バナナワニ園が出ていたそうです。観ていませんが。

松ぼっくりの仲間か?

フタゴヤシの実。アレに似ています。

次に来たのが温室。

ソテツやアンスリゥムという植物が展示されています。

綺麗な花もたくさん咲いていました。温室なので雨に濡れることはありません。

なになに、ハート型の花があるとな。

あった。なんとハートに矢が刺さってしまっています。

ひとつ見つけると次から次へと見つけてしまいました。これが「アンスリゥム」という植物なんだそう。

その他にもこんな花や・・・

これはランの種類でしょうか。

温室を抜けだしやって来たのがここ。おっ、なにやらいます。

レッサーパンダ。まあ、かわいい。よくできたぬいぐるみです。

やっぱり「パンダ」と名付けられているためかササが餌のようです。

屋外の木の上にレッサーパンダ発見。雨のためかじっとしています。

へぇ、レッサーパンダは木登りがすきなのか。

レッサーパンダエリアの隣にもワニがひっそりと生息しています。

左側の木の上にレッサーパンダがいます。雨が強くなってきたので再びレッサーパンダ舎へ逃げ込みます。

ササを食べて満腹になったのか活動が鈍くなってきました。

しっぽが太くてかわいいですね。

レッサーパンダ舎の次が本命のバナナ園。

あった、バナナ。

さて答えは・・・現地で確認してください。

おっ、このバナナは手が届く高さ。盗ってはいけません。

バナナの成長。

大好物のバナナを見てご機嫌な"ゆう"。毎朝バナナは欠かせない。

小さな釣鐘型をしたかわいい花があちこちに咲いていました。

更に奥へ進みます。

バナナ温室から屋外のフラミンゴ園へ。

フラミンゴを直近で観たのはホノルル動物園。あちらは檻もなく放し飼い状態でしたが、不思議と逃げ出さないようです。

ゾウガメもいてる。

ここにもお土産屋さん。

さてシャトルバスで本園に戻ります。

そしてラストは植物園。植物園と言っても全て温室です。

ここでチケットを見せます。

入ってまず咲いていたのがハイビスカス。
沖縄では雑草扱いで、花屋でハイビスカスを買おうとしましたが「雑草なので売っていません」とのつれない返事。

熱帯の花がたくさん。

八重のハイビスカス。

黄色もあります。

ブーゲンビリア。

温室はこれだけかと思っていましたが、隣にも温室。こちらはシダ類ですね。

マナティもいます。

オシドリなインコ夫妻。まあ、仲のよろしいことで。

ここにもワニが少しいました。

ワニって卵から孵化するのですね。なんかジュラシックパークみたいです。

ここはまた別の温室。食虫植物。
この植物園、温室が8つもあったのです。

中を覗き込んでみましたが虫はいませんでした。

次はプロメリア・ゾーン。

記念撮影ゾーンですね。

こんなカラフルな花?に囲まれています。

その隣にはウーパールーパーの水槽。ここ湿度が高くてカメラのレンズが曇りなかなか写真が撮れません。

ここから一旦屋外に出て、上の温室に移動します。
途中の通路から見えた熱川市街。

そこから見える本園の屋根。この下にワニがいます。

ここからまた別の温室。

なんか変わった植物。藤のようですが、花そのものは藤とは全く違います。

ごはんが美味しく炊ける植物とな?
ちょっと試してみたいですね。

これはタコノキ。足が8本以上ありますが。

マルハチの木。この幹の皮に漢字の「八」の模様があります。わかりますか?

日本では見られない植物が密生しています。

その次が熱帯スイレンの温室。

可憐なスイレン。

たくさんの種類のスイレンが咲いていました。

更にオニバスの温室が最後にありましたが歩き疲れてパス。もう戻りましょう。

最後は出口付近にあるランの温室。

こういう花は癒されます。

12:40、植物園を脱出。駅に戻ります。まだ雨は降り続いています。
駅前に食堂がありましたが、朝食べ過ぎでまだお腹が減っていません。帰りの電車でつまみでも買ってビールを飲むことにしましょう。

ここが駅の山側出入口。

伊豆熱川駅 駅

私たちは切符は既にあるので購入の必要はありません。
コインロッカーから荷物を取り出しましょう。

ここで電車で食べるかまぼこを購入。

隣でビールも。この2店、中で繋がっているので会計は一回で済みました。

待合室で時間つぶし。有料ですがマッサージチェアがあります。

13:20、改札を通りホームへ。山側の温泉やぐら。

河津桜と湯けむり。

この景色ともお別れです。

そんなときこんな電車がやってきました。

昨日で運転を終わったスーパービュー踊り子にかわってこの日から運転が始まったサフィール踊り子。なんでも全席グリーン席なんだそう。

サフィールが出て行ったあとやって来たのはリゾート列車。こちらは乗車券のみで乗れるそう。

13:32、私たちが乗る踊り子がやってきました。

乗り込むと車内はガラガラ。

ビールを「シュパァ」と開け、ああ、極楽極楽。そのようにして旅を終えたのでした。
ホテルのスタッフによると、キャンセル続出で、その影響で従業員も減らされたとのこと。残されたスタッフは益々忙しくなっているとのことでした。
スタッフはほとんどが外国人のようで、だからこんなに安くなっているのでしょう。なんか複雑です。

この旅行記へのコメント （8）

• チーママ散歩さん 2022/04/03 19:11:36

  こんばんは♪

  こんばんは　くわさん
  今朝沢山のいいねを頂いてありがとうございます。
  びっくりしました～(^▽^)
  
  くわさんの熱川旅を一気読みしました。
  今書こうかなと思っているのが下田も入っています♪
  電車の旅はお酒がのめていいですね。
  ラストランが見れてよかったですね。
  
  奥様ゆうさん？いつも笑顔がステキですね。
  お食事もたのしめてプールと卓球もあって。
  露天風呂も。電車代も込で2万(O_O)
  いい旅行を見つけましたね。
  BBHホテルも今度行って見よう♪
  
  バナナの回答を提出します　1年半！
  いかがですか？　先生？
  ・・・って書いてあったんだけど(^▽^)
  お邪魔しました。
  
  

  くわさん からの返信 2022/04/04 07:16:34

  Re: こんばんは♪

  チーママ散歩さん、コメントありがとうございます。
  
  例の絶景から芋づるのように旅行記を楽しまさせていただきました。
  島根県や境港は出張で何度も行ったところなので、懐かしく読ませていただきました。
  
  あの旅行からもう二年も経ってしまったのですね。コロナ騒ぎが出だした頃で、まさかこんなに続くとは夢にも思いませんでした。
  
  あのホテル、飲み物もフリーなので、ホント、リーズナブルです。お勧めです。
  
  バナナ！　今、旅行記を読み返してそんなクイズがあったのですね。答えはすっかり忘れてしまいました。
  
  くわ

• しにあの旅人さん 2020/08/11 08:43:07

  こんにちは

  バナナワニ園と聞いて、ニヤニヤしながらやって来ました。はるか昔、どういうわけか、「ワナナバニ園」と覚えてしまい、今でもワナナバニ園と言っております。
  行ったことはないのですが、今は亡き両親が気に入っておりました。私が二十歳台の頃で、たしか相当古い動物園？植物園？ですよね。むかーしの話なのに、よく覚えています。
  両親はバナナとワニがいた、と言っておりました。だから「バナナワニ園」　ネーミングにもう一つ工夫があってもいいような。名は体を表して、いいといえばそうですが。
  ワニはどっさりいますね。バナナは少ないような。
  両親は、こういうのを見たのかなと、懐かしかったです。
  そういえば、お盆ですね。

  くわさん からの返信 2020/08/12 22:01:21

  Re: こんにちは

  しにあの旅人さん、コメントありがとうございます。
  「ワナナバニ園」ですか。
  そういえば我が家ではバナナのことを「ナババ」と表現しています。スーパーでも「くわ、ナババ買おか?」とか大きい声で。よく考えればちょっと恥ずかしいですね。もう少し小さな声で話すようにします。

• snow whiteさん 2020/05/21 16:34:02

  ご訪問ありがとうございます。

  いつも私の旅行記へのご訪問及び、「いいね」」をいただきありがとうございます。
  くわ様の旅行記も楽しく拝見させていただいております。
  熱川バナナワニ園、一度行ってみたいスポットなので興味津々で見させていただきました。（ワニというより、ワニ革のハンドバッグに興味のある私です）
  バナナもいろいろあるんですね。沖縄に出張に行くたびに沖縄県産バナナをお土産に買ってくるので、これも興味深く拝見しました。
  今はどこへもお出かけできません。代わりに皆様の旅行記を読ませていただいております。今後も楽しい旅行記をお待ちしております。
  

  くわさん からの返信 2020/05/21 22:04:01

  Re: ご訪問ありがとうございます。

  snow whiteさん、書き込みありがとうございます。
  フランス旅行記、興味深く拝見しました。
  
  私の妻も杖を突きながら歩いているのですが、海外ではどこも体が不自由な人に対してすごく親切で、しかもその対応が自然でいつも感激してしまいます。来年、パラリンピックが開催される某国とは大違い、見習ってほしいものです。
  
  あちこちに行かれているようで、たくさんの旅行記、これからも読ませていただきます。
  よろしくお願いします。

• salsaladyさん 2020/04/29 09:54:35

  熱川ワニ園今も健在？

  ☆外出出来たのはこの頃まででしたね。
  
  ☆子供が小学生の頃（35年くらい前？）YMCAのOB&OG8人（人形劇部＆放送部）家族ぐるみで出掛けたことを懐かしく思い出します。
  
  ☆バナナより凶暴なはずのワニが皆口を開けて（ポカーンと）微動だにしなかった不思議さが目の当たりに。。。寝てたのかな？
  
  ☆楽しかったのに、仲間（放送部）の一人が結膜炎に罹った（多分温泉）と憂鬱にしてたのが気がかりで、それ以来合同旅行を企画しなくなって～残念な想い出～
  
  ☆蛇足ですが、GWがSHWとなって暇ならばyou tube”にじひろフィットネス”をごらんください。ヨガ＆バレエの基礎を取り入れたBALLETONと太陽礼拝ABで身体がすっきりします。その後、元気ならエアロも5－6本！楽しいわよ！～see you～

  くわさん からの返信 2020/04/29 10:30:04

  Re: 熱川ワニ園今も健在？

  salsaladyさん、書き込みありがとうございます。
  
  昭恵夫人はこの日の翌日、大分に行ったとかでマスコミに叩かれていましたね。今から思えば、この頃が旅行ができるギリギリの線だったかと思います。
  
  ちなみに私は連休とかステイ・ホームとは全く関係なく仕事続きです。今日もこれから出勤します。