2019/12/26 - 2020/01/09
99位(同エリア385件中)
敏じぃさん
1月3日 オーストリア・フェルトキルヒのホテル・ベーレンに3泊してジルブレッタ・モンタフォンというスキー場で滑り翌日は小雨で異常な高温のためスキー場も酷いだろうと観光に切り替えてドイツのリンダウに行くことにしました。
1月5日にスイス・チューリッヒ空港からアウシュビッツに行くため スイスからポーランドに移動、しかしチューリッヒ空港で小綺麗なラクレットのお店があったので思わず入ってしまいました。
ワルシャワのホテルはノボテル、1泊しただけで翌日はクラクフのあと、またノボテルに世話になるので、余計な荷物はホテルに預かってもらいました。 (コンセルジュにチップを渡すのを忘れてしまった)
早朝 ワルシャワ・セントラムからクラクフに特急列車で向かいました。
アウシュビッツ収容所が設立される前に ドイツ人が言っていたこと
「ユダヤ人は完全に絶滅させなければならない人種である」
ナチス・ドイツによって占領されたポーランドでのハンス・フランク総統の言葉
「我々はドイツ国民をポーランド人・ロシア人・ユダヤ人・ジプシーから解放しなければならない」 オット・ティラックドイツ第三帝国法務大臣の言葉
「最も重要な課題はポーランドの指導者全員を痛めつけるために彼らを探し出すことだ。 ポーランド人の専門家全員を我がナチス・ドイツの軍事産業で利用する。 その後ポーランド人全員がこの世から消える」
ハインリッヒ・ヒムラー SS(ナチス親衛隊)最高司令官の言葉
アウシュビッツの犠牲者数(推定)
民族 連行された人数
ユダヤ人 110万人
ポーランド人 14~15万人
ジプシー 23000人
ソ連軍捕虜 15000人
その他 25000人
合 計 約130万人
殺害された人数 (推定)
ユダヤ人 百万人
ポーランド人 7万~7万5千人
ジプシー 2万1千人
ソ連軍捕虜 1万4千人
その他 1万~1万5千人
約110万人
収容所へ連行されたユダヤ人の数・国籍別
ハンガリー 43万人
ポーランド 30万人
フランス 6.9万人
オランダ 6万人
ギリシャ 5.5万人
チェコ 4.6万人
スロバキア 2.7万人
ベルギー 2.5万人
ドイツとオーストリア 2.3万人
ユーゴスラビア 1万人
イタリア 7500人
ノルウェー 690人
その他の収容所と場所不明 3.4万人
計 110万人
ドイツ、イタリア人は主に政治犯を収容した
1944年末に収容所管理局は接近してくるソ連軍を恐れて犯罪の痕跡を消滅させる作業を始めた。
書類は隠滅し建物のいくつかを壊し、燃やしたり爆破した建造物もあったそうです。
ソ連軍が収容所から70Km離れたクラクフ市にいた時、行進できる囚人たちは1945年1月17~23日にドイツ第三帝国の奥に移動させられました。
しかしドイツ人が収容所に残した約7500人の囚人たちは、1945年1月27日にソ連軍によって解放されました。 うち500人は子供でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1月5日
夜 ワルシャワのショパン空港につきホテル・ノボテルまでタクシーに乗りました
50ズウォティ 早朝ホテルから空港に行った時は80 ズウォティだった -
予約したのが遅くて料金も高かったので 風呂はバスタブ付でした
明後日また来るので大きな荷物はホテルに預かってもらいました -
1月6日
ワルシャワ・セントラル駅から早朝の列車でクラクフに向かいます -
クラクフまで293Km 特急EICで2時間37分 料金は398ズウォティ(約1万円超)
-
2時間半かかるので食堂車に行って暖かいスープをいただきました
-
1等に乗ったからでしょうか 菓子パンとティーバッグの配布がありました
-
寒々しい通過駅
-
車両はコンパートメントです
-
ワルシャワ近郊駅を出てからノンストップ2時間半で クラクフ中央駅に着きました
-
ツアーの集合場所まで運んでくれるそうなのでマイクロバスを待つことに
-
ここで降ろされました 大勢の人たちがバスを待っています
-
イタリア語の説明のバスが先に出発しました 英語で説明のバスがきました 私の隣には誰も乗ってこなかったけれど、殆どペアでした
-
イチオシ
アウシュビッツ、メインの施設です、ここにトイレや売店があります、トイレに
2ズウォティ(約60円)必要です 小銭の用意は必須です -
ツアーのお客さんが大勢いるので 私たちは胸にリボンでツアーの目印を付けました
ゲートに書かれた ARBEIT MACHT FREI 働けば自由になる が空しい -
-
-
有刺鉄線には電気が通っていたと説明がありました
-
監視塔のナチスは自動小銃を持っていたそうです
ここのゲートにも 働けば自由になる という嘘の標語が -
途中で気分が悪くなり何回か表に出て休みました
-
-
部屋が狭いので先発達を待つています
-
イチオシ
アウシュビッツ公認ガイドさん ビルケナウも彼女の案内でした
-
-
-
-
-
死の道………
-
1944年にヒトラー達は約43万人のユダヤ人をハンガリーからアウシュビッツ収容所に連行してきました。
その時にドイツのカメラマンたちはアウシュビッツ2号・ビルケナウ収容所で約200枚の写真を撮りました。
その写真にはSS(ナチス親衛隊)隊員によって新しく連行されてきた人々の選別シーン、ガス室に向かう人々の姿、そしてガス室に入る順番を待っている人々が写っています -
ユダヤ人を選別しているところです
-
イチオシ
大量虐殺に使われた毒ガス チクロンBの空き缶の山 その量25トン
-
この猛毒を健康な人々の殺戮に使ったのです……
-
体の不自由な人々から奪ったギブス類
-
囚人たちから取り上げられた食器類
-
イチオシ
ユダヤ人の囚人から奪ったスーツケースやカバン類
-
大量のヘアブラシ
-
-
-
写真は収容所で登録された人々の写真
-
1945年1月27日に解放されたアウシュビッツ収容所の囚人7500人のうち 500人が子供だった
-
-
マットが敷いてある収容所職員の居室 板張り、わらぶきだった囚人と大きな違いです
-
-
-
-
-
こんな嫌なものも見せられる
-
有刺鉄線の先の監視所
-
-
イチオシ
恐ろしいほど静寂のなかの収容所
-
-
帰国してからヒトラー関連のNHKBSの番組をよく見ました、1944年ころ フランスの小さな村をドイツ軍隊が襲い 人々を納屋に閉じ込めてそれに火を放った……
信じられないことをしたのです、
そしてその殆どの戦争犯罪人が恩赦等で罪を問われず、のうのうと生きていたことを知り怒りがこみあげてきました こんなおかしいこと あるのでしょうか? -
一番大きかった監視塔
-
アウシュビッツ収容所の死体焼却場
-
-
ビルケナウにて ここは物凄く広くて足の弱い人には無理だと思った 私たちのツアーでも足の不自由な人はビルケナウには不参加でした
ここはアウシュビッツより遥かに大きい -
証拠隠滅のため 建物を爆破した後
-
-
イチオシ
ナチスが証拠隠滅のために建物を爆破した なんという汚いやり方だ!
-
死体を焼却したと言われる煙突が嫌な感じだ
-
重い足取りでビルケナウを後にしました
日独伊三国同盟は、日本、ドイツ、イタリアの軍事同盟。1940年(昭和15年)9月27日にベルリンで調印された日独伊三国間条約に基づく、日独伊三国の同盟関係。
ヨーロッパ戦争、日中戦争に参戦していない国(主にアメリカを想定)からの攻撃に対する相互援助を約した。第二次世界大戦における枢軸国の原型となり、その後複数の枢軸側に与した国や友好国も加盟した。
という事は日本も大量虐殺に加担していたのでは?
考えることが多くて今日の見学はとても疲れました -
イチオシ
駅から離れた場所でバスを降ろされて途中のラディソンというホテルで道を聞きました とても親切に教えてくれました、結局歩いてクラクフ中央駅まで戻ってきました ホテルは目の前です
-
イチオシ
ホテルPURO 外観は派手だけれど とても良いホテルだった
-
枕元にA4サイズのタブレットがあったのには 驚いた
-
シャワールームと居室が ほぼフラットでシャワーのお湯がベッドルームに流れてしまう……
これが唯一の欠点でした -
食事に中央広場にやってきました
-
外は寒いのでビニールで覆っていました
-
左 聖マリア教会 塔の高さは82m 隣は聖バルバラ教会
-
ここに決めました
-
ジントニックとピエロギを注文しました
-
ピエロギは ワルシャワで食べたより美味しかった
-
王宮広場を馬車が走ります
-
見方を変えた聖マリア教会
-
電飾が美しい!
-
ホテルまで帰ってきました
ポーランドやハンガリーも自国第一主義者がリーダーのようです、世界的に自分の国さえ良ければ という風潮はアメリカの大統領が火をつけたと思います、これでいいのでしょうか? これじゃ国連なんかいらないでしょ
アウシュビッツで日本語ガイドをされている中谷さんが、ここを訪れる外国人で韓国人より日本人のほうが少ないのです………と言っていたのが印象的で私も元気なうちに必ず来ようと思いました
明日はワルシャワに戻ります
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
敏じぃさんの関連旅行記
アウシュビッツ(ポーランド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アウシュビッツ(ポーランド) の人気ホテル
ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
74