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2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に続いています。今から3か月前の2019年11月に、チュニジア旅行でローマ遺跡を多く見てきました。そのこともあり、暫くぶりにローマへ行きたくなって、11月末に2020年2月中のローマ行き航空券とローマのホテルを、その流れで予約してしまいました。<br />2020年2月に入って、クルーズ船でのコロナ騒動が報道されるようになりましたが、出発日の2月16日時点で旅先のイタリアでの感染者数は3人と報道されており、これなら日本国内よりも安全だろうと判断してイタリアへの旅に出発しました。<br /><br />ところが、その後イタリア国内でのコロナ感染者数が急激に拡大して、北部地域では移動制限が出る事態になってしまいました。旅の途中では、その様な報道に注視しながら移動しましたが、幸いに列車のキャンセルや遅延の影響を受けたものの、2月29日に無事帰国することができました。<br /><br />帰国後は、念のため自主的に14日間は自宅にて隔離生活をし、3月末までは外出等を控えていました。全世界で未だに感染拡大が続いていることや、国内においても緊急事態宣言が発せられる事態になっていることなど考えると、2月の中旬出発とは言え、今回のイタリアへの旅行判断は慎重さを欠いていたと反省しています。<br /><br />この新型コロナウイルス騒動が一日も早く収束すること、被害を受けられている方々の回復を切に願っております。また、現在、感染者らの治療に当たられているドクターやナース、および医療従事者皆様の奮闘に感謝いたします。<br /><br />旅程は下記。<br />2月16日 羽田→ミュンヘン経由ローマ。 ローマ滞在 4泊<br />2月17日 バチカン博物館と大聖堂<br />2月18日 オスティア・アンティカ遺跡<br />2月19日 ローマ市内散策       <br />2月20日 ローマ→サンマリノ 2泊<br />2月21日 サンマリノ散策<br />2月22日 サンマリノ→リミニ散策→ボローニャ 泊<br />2月23日 ボローニャ→フレンツェ 2泊<br />2月24日 フレンツェ散策<br />2月25日 フレンツェ→オルヴィエート 2泊<br />■2月26日 チヴィタ・ディ・バニョレージョ<br />2月27日 オルヴィエート→ローマ  泊<br />2月28日 ローマ→フランクフルト経由<br />2月29日 羽田 <br /><br />この旅行記は、チヴィタ・ディ・バニョレージョを掲載します。<br />表紙の写真は、チヴィタ・ディ・バニョレージョの眺望。

コロナ騒動直前のイタリア旅(5)----チヴィタ・ディ・バニョレッジョ

39いいね!

2020/02/16 - 2020/02/29

13位(同エリア54件中)

you

youさん

2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に続いています。今から3か月前の2019年11月に、チュニジア旅行でローマ遺跡を多く見てきました。そのこともあり、暫くぶりにローマへ行きたくなって、11月末に2020年2月中のローマ行き航空券とローマのホテルを、その流れで予約してしまいました。
2020年2月に入って、クルーズ船でのコロナ騒動が報道されるようになりましたが、出発日の2月16日時点で旅先のイタリアでの感染者数は3人と報道されており、これなら日本国内よりも安全だろうと判断してイタリアへの旅に出発しました。

ところが、その後イタリア国内でのコロナ感染者数が急激に拡大して、北部地域では移動制限が出る事態になってしまいました。旅の途中では、その様な報道に注視しながら移動しましたが、幸いに列車のキャンセルや遅延の影響を受けたものの、2月29日に無事帰国することができました。

帰国後は、念のため自主的に14日間は自宅にて隔離生活をし、3月末までは外出等を控えていました。全世界で未だに感染拡大が続いていることや、国内においても緊急事態宣言が発せられる事態になっていることなど考えると、2月の中旬出発とは言え、今回のイタリアへの旅行判断は慎重さを欠いていたと反省しています。

この新型コロナウイルス騒動が一日も早く収束すること、被害を受けられている方々の回復を切に願っております。また、現在、感染者らの治療に当たられているドクターやナース、および医療従事者皆様の奮闘に感謝いたします。

旅程は下記。
2月16日 羽田→ミュンヘン経由ローマ。 ローマ滞在 4泊
2月17日 バチカン博物館と大聖堂
2月18日 オスティア・アンティカ遺跡
2月19日 ローマ市内散策       
2月20日 ローマ→サンマリノ 2泊
2月21日 サンマリノ散策
2月22日 サンマリノ→リミニ散策→ボローニャ 泊
2月23日 ボローニャ→フレンツェ 2泊
2月24日 フレンツェ散策
2月25日 フレンツェ→オルヴィエート 2泊
■2月26日 チヴィタ・ディ・バニョレージョ
2月27日 オルヴィエート→ローマ  泊
2月28日 ローマ→フランクフルト経由
2月29日 羽田 

この旅行記は、チヴィタ・ディ・バニョレージョを掲載します。
表紙の写真は、チヴィタ・ディ・バニョレージョの眺望。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0

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  • コロナ騒動直前のイタリア旅(4)----フィレンツェ編からのつづきです。<br /><br />2月26日 宿泊しているオリビィエートの駅前、9時20分発のバニョレージョ行バス(手前の大型バス)に乗ります。チケットは駅の売店で購入します(往復8ユーロほど)。<br />この日は、終日チヴィタ・ディ・バニョレージョの観光を予定しており、ランチ用の食料も駅の売店で調達します。<br />

    コロナ騒動直前のイタリア旅(4)----フィレンツェ編からのつづきです。

    2月26日 宿泊しているオリビィエートの駅前、9時20分発のバニョレージョ行バス(手前の大型バス)に乗ります。チケットは駅の売店で購入します(往復8ユーロほど)。
    この日は、終日チヴィタ・ディ・バニョレージョの観光を予定しており、ランチ用の食料も駅の売店で調達します。

  • 10時過ぎ 約40分でご覧のバニョレージョのバス停に到着。バスの乗客はyouを含めて4人と少ないでした。<br />帰りのバスの時間を確認します。午後は14時25分と17時25分があり、17時で戻るとすると、7時間以上は滞在できそうです。<br />バスが着いたバニョレージョは、チヴィタ手前の街で、チヴィタへ行くミニバスが出ていますが、バニョレージョも丘上の古い街の様なので、ブラブラ徒歩観光しながら、チヴィタへ向かいます。

    10時過ぎ 約40分でご覧のバニョレージョのバス停に到着。バスの乗客はyouを含めて4人と少ないでした。
    帰りのバスの時間を確認します。午後は14時25分と17時25分があり、17時で戻るとすると、7時間以上は滞在できそうです。
    バスが着いたバニョレージョは、チヴィタ手前の街で、チヴィタへ行くミニバスが出ていますが、バニョレージョも丘上の古い街の様なので、ブラブラ徒歩観光しながら、チヴィタへ向かいます。

  • バニョレージョのメインストリートです。<br />街角にチヴィタへの案内板が出ています。

    バニョレージョのメインストリートです。
    街角にチヴィタへの案内板が出ています。

  • バニョレージョは人口約3600人の小さな街で、この辺が街の中心のようです。

    バニョレージョは人口約3600人の小さな街で、この辺が街の中心のようです。

  • 街の中央広場に建つ17世紀創建のカテドラル。

    街の中央広場に建つ17世紀創建のカテドラル。

  • カテドラルの中を覗きます。ちょうどミサが終わったようです。<br />小さな街にしては、豪華な祭壇が見られます。<br />

    カテドラルの中を覗きます。ちょうどミサが終わったようです。
    小さな街にしては、豪華な祭壇が見られます。

  • バニョレージョのメインストリートを歩きます。

    バニョレージョのメインストリートを歩きます。

  • 脇道に入り込んでバニョレージョの端に出てきました。この街も崖上に造られています。<br />坂を上って来たご夫婦に出会います。ボンジョルノ・・・朝の挨拶をしたら、額に汗した笑顔が返ってきました。お年寄りには坂道の多い街での暮らしは大変みたいです。

    脇道に入り込んでバニョレージョの端に出てきました。この街も崖上に造られています。
    坂を上って来たご夫婦に出会います。ボンジョルノ・・・朝の挨拶をしたら、額に汗した笑顔が返ってきました。お年寄りには坂道の多い街での暮らしは大変みたいです。

  • ひっそりとしたメインストリートを進みます。

    ひっそりとしたメインストリートを進みます。

  • バニョレージョの東側、12世紀創建の SS.ANNUNZIATA教会。

    バニョレージョの東側、12世紀創建の SS.ANNUNZIATA教会。

  • 道路右側「↑Civita」の標識に従い更に進みます。<br />やがてこの道の先に、チヴィタが見通せる展望台があります。バス停から道草しながら歩いてきましたので30分ほどかかりました。

    道路右側「↑Civita」の標識に従い更に進みます。
    やがてこの道の先に、チヴィタが見通せる展望台があります。バス停から道草しながら歩いてきましたので30分ほどかかりました。

  • 10時30分 崖上のチヴィタが見える展望台に来ました!!!。<br />pedaruさんの旅行記を見て、ここが崩れ去る前に是非訪れたいと思っていた憧れの場所なので、感無量~です。

    10時30分 崖上のチヴィタが見える展望台に来ました!!!。
    pedaruさんの旅行記を見て、ここが崩れ去る前に是非訪れたいと思っていた憧れの場所なので、感無量~です。

  • 橋の手前の小屋で街への入場料5ユーロを支払います。<br />こちらは、そこで頂いたチヴィタの地図で、観光ポイントの説明も付いています。<br />この地図を見る限り、街を貫く1本のメインストリートと、そこから左右に分かれる何本かの脇道がある小さな街なので、地図がなくとも全ての道を歩けそうです。

    橋の手前の小屋で街への入場料5ユーロを支払います。
    こちらは、そこで頂いたチヴィタの地図で、観光ポイントの説明も付いています。
    この地図を見る限り、街を貫く1本のメインストリートと、そこから左右に分かれる何本かの脇道がある小さな街なので、地図がなくとも全ての道を歩けそうです。

  • チヴィタのある崖上に通じている長い~連絡橋を進みます。<br />下から風も吹きつけますが、周りの凄い景色を見ながら、ワクワクしながら上ります。

    チヴィタのある崖上に通じている長い~連絡橋を進みます。
    下から風も吹きつけますが、周りの凄い景色を見ながら、ワクワクしながら上ります。

  • 坂を上り切ったところで見上げた崖上の風景です。城壁の上に予想外に立派な外観の館が見えています。

    坂を上り切ったところで見上げた崖上の風景です。城壁の上に予想外に立派な外観の館が見えています。

  • チヴィタの街に入るゲートです。これも立派な中世の城門です。<br />どこが死にゆく街なの・・・と言う感じです。最も日本を含め世界各国から多くの観光客が来るようになったので、それなりに修復されているのでしょうけど。

    チヴィタの街に入るゲートです。これも立派な中世の城門です。
    どこが死にゆく街なの・・・と言う感じです。最も日本を含め世界各国から多くの観光客が来るようになったので、それなりに修復されているのでしょうけど。

  • ゲートにはお土産屋さんまでオープンしています~。<br />

    ゲートにはお土産屋さんまでオープンしています~。

  • 門を潜って街の中に入って来ました。振り返って見ると・・・中世の門と古びたアーチ・・・なるほどひなびた感じがします。

    門を潜って街の中に入って来ました。振り返って見ると・・・中世の門と古びたアーチ・・・なるほどひなびた感じがします。

  • こちらも。街全体が城壁で囲まれた要塞となっているようです。

    こちらも。街全体が城壁で囲まれた要塞となっているようです。

  • 植木鉢が並び生活感のある中世の街です。<br />現在は20人ほどの住人が暮らしているそうです。

    イチオシ

    植木鉢が並び生活感のある中世の街です。
    現在は20人ほどの住人が暮らしているそうです。

  • ゲートを潜った先の道を進むとすぐに街の中央広場に出てきます。<br />広場に面して、街で一番高い鐘楼とサン・ドナート教会が建っています。地図の説明によれば、この教会の創建は7世紀とあります。<br /><br />この日は、広場に観光客の姿はほとんど見当たらず、静かで清楚な中世の街に浸ることができそうです。

    ゲートを潜った先の道を進むとすぐに街の中央広場に出てきます。
    広場に面して、街で一番高い鐘楼とサン・ドナート教会が建っています。地図の説明によれば、この教会の創建は7世紀とあります。

    この日は、広場に観光客の姿はほとんど見当たらず、静かで清楚な中世の街に浸ることができそうです。

  • 教会に入ります。<br />まずは、椅子に座ってあこがれのチヴィタに来られたことを感謝するとともに、コロナ感染騒動の早期の収束を祈ります。また、この街がいつまでも存続するようにと祈ります。。。

    教会に入ります。
    まずは、椅子に座ってあこがれのチヴィタに来られたことを感謝するとともに、コロナ感染騒動の早期の収束を祈ります。また、この街がいつまでも存続するようにと祈ります。。。

  • 歴史を刻んできた祭壇。長い間街の人達の祈りが詰まっています。

    歴史を刻んできた祭壇。長い間街の人達の祈りが詰まっています。

  • 黒いベールを羽織ったマリア像。<br />街の人達の願いを、中世の時代からず~と受け止めてこられたのでしょう。

    黒いベールを羽織ったマリア像。
    街の人達の願いを、中世の時代からず~と受け止めてこられたのでしょう。

  • 教会前から広場を見ています。<br />広場は、黄褐色のレンガや石で作られた建物で囲まれており、中世の息吹が感じられます。

    教会前から広場を見ています。
    広場は、黄褐色のレンガや石で作られた建物で囲まれており、中世の息吹が感じられます。

  • 広場を囲んでいる中世の建物の一つがB&amp;Bになっています。<br />ふむふむ~ここは、Pedaruさんが泊まったホテルかなぁ~。<br />ああ~悪戦奮闘した問題の扉の鍵って・・あれかなぁ~その姿が目に浮かびますwww(笑)。

    広場を囲んでいる中世の建物の一つがB&Bになっています。
    ふむふむ~ここは、Pedaruさんが泊まったホテルかなぁ~。
    ああ~悪戦奮闘した問題の扉の鍵って・・あれかなぁ~その姿が目に浮かびますwww(笑)。

  • 広場から北側に延びた脇道に入って来ました。<br />崖に沿って城壁が造られていますが、奥の部分は崖から離れて空間ができています。う~ん・・このままだと崩落するのは時間の問題かも。

    広場から北側に延びた脇道に入って来ました。
    崖に沿って城壁が造られていますが、奥の部分は崖から離れて空間ができています。う~ん・・このままだと崩落するのは時間の問題かも。

  • こちらは既に大地の一部が陥没しています。エアコンの室外機が地下部分で頑張っていますが。。。

    こちらは既に大地の一部が陥没しています。エアコンの室外機が地下部分で頑張っていますが。。。

  • こちらは住宅の部屋部分が崩落してしまったようで、白壁や床の梁などがそれを物語っています。

    こちらは住宅の部屋部分が崩落してしまったようで、白壁や床の梁などがそれを物語っています。

  • 広場から南側に延びる脇道です。突き当りの向こうは崖みたいですが・・・

    広場から南側に延びる脇道です。突き当りの向こうは崖みたいですが・・・

  • 脇道の突き当たりです。<br />柵の向こう側は深い谷が広がっています。

    脇道の突き当たりです。
    柵の向こう側は深い谷が広がっています。

  • 隣り合う建物はお互いにアーチの壁で支え合っています。<br />トンネル内はテーブルと椅子が並んでいて、観光客用のバールもあるようです。

    隣り合う建物はお互いにアーチの壁で支え合っています。
    トンネル内はテーブルと椅子が並んでいて、観光客用のバールもあるようです。

  • こちらも。<br />外階段で2階に行くような構造です。2世帯住宅かなぁ~。。。

    こちらも。
    外階段で2階に行くような構造です。2世帯住宅かなぁ~。。。

  • この街は2~3階建ての建物が多いようです。<br />崖上の限られた大地ですから、土地の有効利用が中世の時代から求められたのでしょう。

    この街は2~3階建ての建物が多いようです。
    崖上の限られた大地ですから、土地の有効利用が中世の時代から求められたのでしょう。

  • こちらも。1階部分は倉庫の様です。

    こちらも。1階部分は倉庫の様です。

  • こちらは崖下の谷間風景を楽しめるテラス付きの建物です。<br />ホテルでもなさそうなので、誰かさんの週末用の別荘か隠れ家かも知れません。

    こちらは崖下の谷間風景を楽しめるテラス付きの建物です。
    ホテルでもなさそうなので、誰かさんの週末用の別荘か隠れ家かも知れません。

  • 立派な館です。玄関前に花が飾られていますので人が住んでいるようです。

    立派な館です。玄関前に花が飾られていますので人が住んでいるようです。

  • メインストリートを東側に進みます。<br />左側の家の壁に馬をつなぐためのリング石が埋め込まれています。馬と人が一緒に生活していた中世の歴史が蘇ります。

    メインストリートを東側に進みます。
    左側の家の壁に馬をつなぐためのリング石が埋め込まれています。馬と人が一緒に生活していた中世の歴史が蘇ります。

  • この街に住む人たちが手入れしたであろうスイセンが咲いています。

    この街に住む人たちが手入れしたであろうスイセンが咲いています。

  • 街の一番東側に来ました。

    街の一番東側に来ました。

  • 東端の展望台から見る風景。<br />崖下にちょっとした広場があります。広場の脇で雄大な景気を見ながら、持参の食料でピクニックランチをとります。

    東端の展望台から見る風景。
    崖下にちょっとした広場があります。広場の脇で雄大な景気を見ながら、持参の食料でピクニックランチをとります。

  • この広場の脇に崖下に向かう石畳の道路があるので下って見ます。

    この広場の脇に崖下に向かう石畳の道路があるので下って見ます。

  • 崖下に来ました。<br />おお~、凄~い・・・崖上に家が見えているよぉ~。

    崖下に来ました。
    おお~、凄~い・・・崖上に家が見えているよぉ~。

  • チヴィタのあるこの赤茶色の大地は、火山噴火による凝灰岩でできていて、地震で崩れやすく、風や雨の侵食でも年々削られているとのことです。

    チヴィタのあるこの赤茶色の大地は、火山噴火による凝灰岩でできていて、地震で崩れやすく、風や雨の侵食でも年々削られているとのことです。

  • こちらは大地が崩落して建物の土台がむき出しになっています。<br />う~ん・・このまま放置すれば、崩れ落ちるのは時間の問題かなぁ~やっぱり、チヴィタは、死にゆく街・・・かぁ。<br />

    イチオシ

    こちらは大地が崩落して建物の土台がむき出しになっています。
    う~ん・・このまま放置すれば、崩れ落ちるのは時間の問題かなぁ~やっぱり、チヴィタは、死にゆく街・・・かぁ。

  • 崖下につづく小道を更に進むと、ご覧のトンネルが見られます。この先は侵入禁止ですが、明るく見えているトンネルの出口は、向こう側の崖側に通じているようです。<br />地図の説明によれば、このトンネルは、紀元前に彫られたもので、かっては北側からチヴィタの街に入る通路だったようです。また、ローマ時代は水道が引かれていたとのこと。

    崖下につづく小道を更に進むと、ご覧のトンネルが見られます。この先は侵入禁止ですが、明るく見えているトンネルの出口は、向こう側の崖側に通じているようです。
    地図の説明によれば、このトンネルは、紀元前に彫られたもので、かっては北側からチヴィタの街に入る通路だったようです。また、ローマ時代は水道が引かれていたとのこと。

  • こちらは、崖下にある洞窟チャペル。<br />元は2500年以上前のエトルリア人のお墓だったようですが、その後洞窟住居として使われた時期を経て、現在はご覧のように十字架が入口に取り付けられたチャペルになっています。

    こちらは、崖下にある洞窟チャペル。
    元は2500年以上前のエトルリア人のお墓だったようですが、その後洞窟住居として使われた時期を経て、現在はご覧のように十字架が入口に取り付けられたチャペルになっています。

  • 崖下から再びチヴィタの街に戻ります。まだ歩いていない、脇道をブラブラ探索します。

    崖下から再びチヴィタの街に戻ります。まだ歩いていない、脇道をブラブラ探索します。

  • こちらも。

    こちらも。

  • 南側の城壁越しに連絡橋側を見ています。左側は深い渓谷です。<br />

    南側の城壁越しに連絡橋側を見ています。左側は深い渓谷です。

  • こちらは西端の展望台から連絡橋側を見ています。正面の森が最初にチヴィタ全体を眺めた展望台のある場所です。あそこから坂を下り、連絡橋を上ってこちら側まで来ました。

    イチオシ

    こちらは西端の展望台から連絡橋側を見ています。正面の森が最初にチヴィタ全体を眺めた展望台のある場所です。あそこから坂を下り、連絡橋を上ってこちら側まで来ました。

  • こちらは北側の風景。<br />確かにチヴィタはこうして見ると周囲を谷に囲まれた陸の孤島です。あの連絡橋だけが生命線ということになります。

    こちらは北側の風景。
    確かにチヴィタはこうして見ると周囲を谷に囲まれた陸の孤島です。あの連絡橋だけが生命線ということになります。

  • こちらはホテル兼レストランでしょうか。どなたもお客さんがいませんが。

    こちらはホテル兼レストランでしょうか。どなたもお客さんがいませんが。

  • 中世の街並みで~す。

    イチオシ

    中世の街並みで~す。

  • こちらも。

    こちらも。

  • 鐘楼の見える小道。

    イチオシ

    鐘楼の見える小道。

  • ぼ~と・・この建物を見上げていたところ、チヴィタで生まれ育ったというお土産屋さんの女将が話しかけてきました。<br />&quot;素敵な館でしょうww。住んでみたくはありませんかぁ~。お気に入れば現在この宮殿は売り出し中なのぉ~、お値段交渉しますよww~&quot;と・・・<br /> えぇ~ハイ素敵な宮殿ですねぇ~でも、私はお金ありません・・。<br />と言いながら、参考までに、売値は・・いくら??? と聞いてみました!!!<br />&quot;あら、お買いになるのぉ~日本人お友達だから・・70万ユーロでどうですかぁ&quot; ですって。<br />アア・・やっぱり、買えません~ハイ。<br />&quot;中世から続く歴史ある建物なので、そのくらいの価値はあるのよぅ~&quot;<br /><br />廃墟同然となったチヴィタの街が再生され、大勢の観光客が来られるようになり、この街を誇りに思うと言う女将との楽しい会話でした。

    ぼ~と・・この建物を見上げていたところ、チヴィタで生まれ育ったというお土産屋さんの女将が話しかけてきました。
    "素敵な館でしょうww。住んでみたくはありませんかぁ~。お気に入れば現在この宮殿は売り出し中なのぉ~、お値段交渉しますよww~"と・・・
     えぇ~ハイ素敵な宮殿ですねぇ~でも、私はお金ありません・・。
    と言いながら、参考までに、売値は・・いくら??? と聞いてみました!!!
    "あら、お買いになるのぉ~日本人お友達だから・・70万ユーロでどうですかぁ" ですって。
    アア・・やっぱり、買えません~ハイ。
    "中世から続く歴史ある建物なので、そのくらいの価値はあるのよぅ~"

    廃墟同然となったチヴィタの街が再生され、大勢の観光客が来られるようになり、この街を誇りに思うと言う女将との楽しい会話でした。

  • 14時過ぎ 街の隅々まで歩きまわりました。この日は観光客は少なくて、数名ほどしか見かけず、静かな中世の街を堪能することができました。<br />城門を出て連絡橋を下ります。

    14時過ぎ 街の隅々まで歩きまわりました。この日は観光客は少なくて、数名ほどしか見かけず、静かな中世の街を堪能することができました。
    城門を出て連絡橋を下ります。

  • 陸の孤島の斜面にタンポポが咲いています。この大地が自然災害に耐えて、いつまでも同じ時期に花が咲き続く様に願って・・・

    陸の孤島の斜面にタンポポが咲いています。この大地が自然災害に耐えて、いつまでも同じ時期に花が咲き続く様に願って・・・

  • 連絡橋の一番下まで下りてきました。<br />橋の下は駐車場ですが、停車している車は少ないし、橋の上にも人影はありません。イタリア北部はコロナ感染拡大で都市封鎖が始まりましたが、その影響でしょうか。

    連絡橋の一番下まで下りてきました。
    橋の下は駐車場ですが、停車している車は少ないし、橋の上にも人影はありません。イタリア北部はコロナ感染拡大で都市封鎖が始まりましたが、その影響でしょうか。

  • 陸の孤島のチヴィタの街と対峙する展望台に再び来ました。

    イチオシ

    陸の孤島のチヴィタの街と対峙する展望台に再び来ました。

  • う~ん、チヴィタはここからの眺めが一番いいと思います。

    う~ん、チヴィタはここからの眺めが一番いいと思います。

  • 展望台の片隅でスケッチを楽しみます。

    展望台の片隅でスケッチを楽しみます。

  • 17時  バニョレージョの街を歩いてバス停に向かいます。<br />道沿いに建つユニークなお宅です。入口の扉上に、人生は短い・・日々笑って過ごそう~・・・と書かれたプレートが下がっています。<br /><br />翌日の2月27日のことですが、このお宅(アトリエ)のご主人Aさんと偶然、オルヴィエートの駅でお会いし、ローマ までご一緒しました。Aさんは、世界各地の展示会に作品を出展して活躍しておられる宝石デザイナーです。pedaruさん、興味がおありでしたら下記サイト覗いてみてください。<br />http://alessio-boschi.com/<br />コロナ感染拡大が続くイタリアですが、Aさんやチヴィタの土産屋の女将さんら、元気でいるかなぁ。<br /><br />コロナ騒動直前のイタリア旅(6)----オルヴィエート編につづく。

    イチオシ

    17時  バニョレージョの街を歩いてバス停に向かいます。
    道沿いに建つユニークなお宅です。入口の扉上に、人生は短い・・日々笑って過ごそう~・・・と書かれたプレートが下がっています。

    翌日の2月27日のことですが、このお宅(アトリエ)のご主人Aさんと偶然、オルヴィエートの駅でお会いし、ローマ までご一緒しました。Aさんは、世界各地の展示会に作品を出展して活躍しておられる宝石デザイナーです。pedaruさん、興味がおありでしたら下記サイト覗いてみてください。
    http://alessio-boschi.com/
    コロナ感染拡大が続くイタリアですが、Aさんやチヴィタの土産屋の女将さんら、元気でいるかなぁ。

    コロナ騒動直前のイタリア旅(6)----オルヴィエート編につづく。

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  • パルファンさん 2020/04/28 14:53:42
    大地に抱かれた町のスケッチ
    youさん、こんにちは~

    チヴィタ・ディ・バニョレージョ、崖を下りたり上がったりで
    村中、細かに案内して頂き様子がわかりました~

    それにしても、教会のまわりはともかく路地に入ると
    チヴィタ独り占めですね!
    次はどんな光景に出会うか、きっとワクワクしながら
    歩き回ったのでしょうねー

    時間に余裕がありそうなので、スケッチもされたかなと
    思いながら旅行記みていましたら、チヴィタ全景登場♪

    山あいに佇むチヴィタは “youさん、いらっしゃい~”
    と出迎えてくれている・・
    死にゆく町なんて思われないイメージで捉えているのですね!

    サンマリノの砦のスケッチも含め、大地に抱かれた町の
    スケッチ、旅の醍醐味を存分味われたことでしょう

    * あぁ、早く海外旅行に行きたいなぁ~

    パルファン

    you

    youさん からの返信 2020/04/28 22:47:26
    Re: 大地に抱かれた町のスケッチ
    パルファンさん  こんばんは。

    嬉しいコメント有難うございます。

    ハイ、pedaruさんの旅行記などでチヴィタの街を予習して訪れましたが、死にゆく街との予想に反して、エトルリア時代からの歴史と中世の街と雄大な周りの渓谷美とを感じる魅力的な街です。

    確かに地震などで大地が崩れる心配はありますが、それでも、2500年以上の長きにわたって街が耐え、存続してきたという実績があります。住民が住み続け、観光客が多く訪れるようになって、街が再生されましたので、死にゆく街にはならないと思います。

    コロナ渦が去って、早く安心して海外旅行ができるように、youも願っています。
  • pedaruさん 2020/04/27 05:02:03
    懐かしいチヴィタ
    youさん おはようございます。

    旅行記に出演させていただいて、光栄です。
    あのB&Bが鍵と格闘した宿です。
    同じ町でも、youさんは余すところなくチェックされて、私の見落としたところを
    探索なさってますね。
    下まで降りて、見上げる崩れそうな崖、エトルリア人の墓など視点が違います。
    あっ そうだ 宿の前の教会の中も見なかったなぁ。遠いからと言い訳はできません。

    ジュエリーデザイナーのホームページを拝見しました。豪華な作品ですねー。
    私も若かりし頃は、何度か国際コンテストに入選しています。(日本主催ですが)

    スケッチもしっかりされて思い出深いチヴィタになりましたね。youさんの場合、コロナとニヤミス、運がいいですねー、相手はあのイタリアですから。
    海外旅行の頻度からいって、こういう危険に遭遇する確率は他の人より高いのは仕方ないことですね。
    pedaru

    you

    youさん からの返信 2020/04/27 22:55:21
    Re: 懐かしいチヴィタ
    pedaruさん こんばんは。

    旅行記に無断でpedaruさんを出演させてしまいましてすみません。快くご承諾いただき有難うございます。本来でしたら、ギャラをお支払いしないといけませんが・・・

    あの陸の孤島の寂しいチヴィタに泊まられたのは、いい思い出ですよねぇ。youは、あの中世の建物の中で一人で夜を過ごすことを考えると、多分いろいろの事を想像して寝られなくなるのではと思いました。

    何人もの人々が生活してきた古い歴史ある建物なので、エトルリア人や過去に住まれた方たちのゴーストが現れるかもしれない・・、地盤が緩んで建物が崩れるかもしれない・・・あの連絡橋が落下したら・・・鍵が開かなくなったら・・・などと妄想し始めると落ち付かないのです。

    you

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