2020/03/12 - 2020/03/18
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azianokazeさん
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観光初日の13日、前編で紹介した「ワット・プラケオ」に続いて、超定番メニューの「ワット・アルン」(暁の寺)と「ワット・ポー」を観光
いずれもこれまで観光したことがあるスポットですが、久しぶりのバンコクということで、挨拶代わりです。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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王宮を出たあたりの、路上の「仏陀のお守り」屋さん。
私は特別興味もありませんが、女性ガイドのチャーさん、自分が欲しいので立ち寄ったみたい。
このあたり、いわゆる「お客様第一」のガイドとは異なるチャーさんです。 -
次の目的地「ワット・アルン」(暁の寺)は川向こうにありますので、ボート(チャオプラヤー・エクスプレス・ボート)で。
乗り場(ター・チャーン)は、王宮から歩いていける場所にあります。 -
対岸の眺め
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チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの路線図
ボートは爽快で大好きですし、車のように渋滞もないので便利。
ただ、いろんな種類のボートが発着していますので、外国人にはちょっとわかりにくいところも。今回はガイド同行なので問題ありませんが。 -
船着き場
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このボートが乗船するもののようです。
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船内
欧米人が多いですが、川風が吹き込む開放空間ですから・・・・。 -
ター・チャーンから川沿いの「ワット・アルン」までは一駅、ほんの2.3分で着きます。
もっとボートに乗っていたいところですが。 -
でもって、ボートを降りると、そこは「ワット・アルン」(暁の寺)です。
入場料は50B ワット・プラケオの10分の一 (ワット・プラケオが異常です) -
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アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院です。
アユタヤ時代に建立され、当時はワット・マコークという小さな寺院でしたが、1779年、トンブリ王朝のタークシン王がエメラルド仏を祀りワット・アルンと名付け、第一級王室寺院としました。
トンブリ王朝からチャクリー王朝となってからはワット・プラ・ケオが第一級王室寺院となり、エメラルド仏も移されました。
大仏塔の右にある本堂はラーマ2世の建立で、台座には王の遺骨が納められています。【タイ国政府観光庁HP】
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船着き場にあった看板
「本物よりずっときれい・・・」なんて言ってはいけません。 -
近すぎて、全景がフレームに収まりません。
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チャーさんからひとしきり説明があった後、20分ほど勝手に散策することに。
高さ約75メートルの大仏塔とそれを囲む4つの小塔は、仏教が誕生した古代インドにおける世界観の中心である須弥山(しゅみせん)をイメージしたものとか。 -
塔には、台座部分までほんの数mは上がれますが、それ以上は不可。
昔は上の方まで上がれ、降りるのが結構怖かったような記憶も。もう35年ほど昔の話ですが。 -
仏塔を支えるのは、インドに伝わる叙事詩「ラーマーヤナ」をタイ語に翻訳した「ラーマキエン」に出てくる、鬼神の「ヤック」、猿神の「モック」などだそうです。
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こちらは、猿や鬼ではなく、普通の人間の顔をしていますね。
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4本の小塔のひとつ
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仏塔
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仏塔基壇部 はなやかです。
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仏塔を少し上ったあたりからの眺め
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きれいな女性二人、伝統的衣装で。
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これより先は上れません。
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なかなか豪華なつくりです。
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御本尊でしょうか。エメラルドや翡翠ではありませんが。
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「ワット・プラケオ」に移される前は、エメラルド仏はこちらに祀られていたようです。
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以上、「ワット・アルン」観光終了
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渡し船で対岸に戻ります。
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全景は船上からの方がよく見えます。
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チャオプラヤー川を渡ってやってきたのは、「ワット・プラケオ」「ワット・アルン」と並ぶ、超有名どころ、「ワット・ポー」(涅槃寺)
入場料は覚えていませんが、ネット情報では200B(約700円) -
巨大な涅槃仏とタイ古式マッサージ総本山として有名なお寺です。
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ということで、まずは涅槃仏
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ラーマ3世によって造立された涅槃仏は、全長46m、高さ15m。
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大きさだけで言えば、ここより大きな涅槃仏は他にもあります。
ミャンマーのウィンセントーヤの涅槃仏など、長さ183mと桁違いです。
ただ、美しさ・優美さで言えば、ここ「ワット・ポー」の涅槃仏でしょう。
特に足裏。
足の裏には仏教の世界観を現した108の図が、美しい螺鈿(らでん)細工(貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法)によって描かれています。 -
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維持・保存作業も
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外に出ると人だかりが。
左側の青い看板は新型コロナ関係
この人たちは消毒作業の関係でしょうか。
後日、17日にワット・パクナムを訪れると消毒作業で閉鎖されていましたが、そのときの話では、王宮周辺の有名どころも軒並み閉鎖になっているということでしたので、おそらくワット・ポーも閉まったのでしょう。 -
仏塔でくつろぐ猫
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猫にはコロナも関係ないようですが・・・参拝客が長期に途絶えると、どうでしょうか・・・。
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境内の仏塔
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仏塔の装飾
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回廊に並ぶ仏像
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ワット・ポーの境内は広いです。数百あるバンコクのお寺の中では一番広いとも。
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植木の狛犬
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本物の猫
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飼い猫に留守番させて旅行に出ていますので、どうしても猫に目がいってしまいます。
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涅槃仏と並ぶ、ワット・ポー名物がタイ式古式マッサージ
アユタヤ王朝以降、宮廷医師らによって治療法がまとめられ、ラーマ3世(1824–1851)の命で壁画や鋳像、石版に記録されたもの -
境内にはマッサージサービスセンターがあり、参拝者が利用できます。
【タイ国政府観光庁HP】
夕食までには少し時間があったので、30分ほどマッサージを楽しむことに。
チャーさんにそのように話すと「いいですね! チャーさんマッサージ大好き」って、はなから自分も一緒にやるつもり。(もちろん、費用は私の負担)
私も「一緒にどうですか?」って勧めるつもりではいましたが・・・
このあたりの感覚が、少し「ガイド」としてはいかがなものか?という感じも。 -
料金表 ネットから拝借したもので、いつの時点かはわかりませんが、大体こんな料金だったように思います。
30分で300B超と市内の“普通の”マッサージ屋さんに比べるとかなり高めです。(市中にも、もちろんピンからキリまであります)
例えば、フットマッサージで30分340Bになっていますが、市内で“キリ”を探せば、ランブトリ界隈なら90B、カオサン開催でも150Bですみます。 -
マッサージサービスセンター内部
手前に置かれているのは消毒用ジェル
バンコクでは至る所、例えばショッピングモールや地下鉄駅など消毒担当係員とともに置かれています。
マッサージはチャーさんと二人、古式マッサージを30分で。
30分のショートコースなのであっという間でしたが、気持ちよく眠くなりました。
昔、ここでハーブマッサージを試したことがありますが、下着をつけたままやったので、下着が草木染になってしまいました。 -
ワット・ポーのマッサージで気持ちいい時間を過ごしたあと、夕食のため徒歩移動。
街には宝くじ売りがあちこちに。
ガイドのチャーさん(左端の女性)、宝くじが大好き。
これまでも買っていましたが、私にも買うように勧めます。
私はあまり買いません。当たった試しがありませんので。
するとチャーさん、「じゃ、半分ずつで」
そこまで言うなら・・・と、「いいよ」
ワンセットを二人でお金を出して購入し、半分ずつもらう・・・みたいな話かと思いましたが、おカネを私が全額出して2枚購入して(200B)、1枚ずつ分けるということでした。
どうして私がガイドの宝くじを買ってあげないといけないのか理解に苦しみましたが、チャーさんは全然気にしていないようです。
ガイドというよりは、ゴーゴーバーの女性を連れ出したような感じ。 -
16日に当選発表でしたが、見事に・・・はずれました。
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夕食はチャオプラヤー川沿いの眺めのいいお店で、観光客相手のレストランではなく、ローカルな雰囲気の店で・・・と依頼してありました。
でもチャーさんが連れて行くのは、「ザ・デッキ」のようないわゆる観光客相手のレストラン。
「安い所の方がいい?」「そうだね」
「でもそんな高くないよ。一皿250~300B(1000円前後)だよ」
二人分で総額は1000B近く(3500円ほど)にもなるでしょう。
金額もさることながら、そういう店の雰囲気は好きじゃないからローカルな店にしてくれと、出発前の打ち合わせでガイド紹介先にメールで伝え、了解を得ていたことです。
チャーさん、どうもこれまでお金持ちのガイドばかりしてきたようです。
それにしても、ゲストの負担を考えないというのは・・・。
先ほどの宝くじの釈然としない一件もあったので、私も「だから、ローカルな店を探して」と譲りません。
2,3軒後にやってきたのが、ターティアンのボート桟橋の2階(写真左端)のお店。 -
左手には「ワット・アルン」が見えます。
ここなら格安・ローカルで、眺めも有名レストランにそれほど劣りません。
「いい店じゃない」「ボートを降りるとき気が付いて、店のおじさんに、後で来るからねって言っておきました」
だったら、最初からここへ連れて来いよ!とは思いましたが、雰囲気のいい店だったので、「早く、注文して食べよう!」 -
桟橋を発着するボートを眺めるのもいい気分です。
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対岸の仏塔は「ワット・アルン」
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丁度、日が沈む時間でした。
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日が暮れると、「暁の寺」はライトアップされて明るさを増します。
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食事(チャーさんと二人分)も出てきたので、食べながら景色を堪能。
「チャーさん、ビール飲みたい!」とのことで、彼女にはビールも。私は飲みません。
料理の真ん中はイカです。非常に美味しかったです。
飲み物代も入れて総額で300Bしなかったと思います。
チャーさん「わー安い!」 それは支払う私が言う言葉です。 -
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左は、この店で隣同士になった日本の学生。
この春就職するとかで、一人タイを旅行中。 -
左手前の桟橋の蛍光灯の灯りが邪魔でうまく撮れませんが・・・
以上、観光初日、「ワット・プラケオ」「ワット・アルン」「ワット・ポー」、マッサージ、夕暮れの「暁の寺」を楽しんで終了。
トゥクトゥクでホテルに戻ります。(150B 前にも書いたように、タクシーの方が安いです。今や、トゥクトゥクは外国人観光客用のアトラクションです)
タクシーの中でチャーさん、ビールのせいか、もともとの性格なのか(多分、こっちでしょう)、歌ったり、外に手をふったりしてはしゃいでいました。
翌日は、またチャーさんとメークロン市場に遠出しますが、それは次編で。
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