2020/03/12 - 2020/03/18
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azianokazeさん
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3月16日 バンコク観光4日目 この日は日帰りで終日アユタヤ観光
バンコクは欧米系観光客ばかりですが、アユタヤは日本人に人気があるようで、欧米系観光客があまりいない分、日本人観光客が目立っていました。
表紙写真はお馴染みのもの アユタヤの定番で、芸がないと言えばそうですが、他の写真ではどこだかわかりませんので・・・。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3月16日朝 これまで朝食を食べていたカフェとは別のお店で朝食。
これまでの超シンプルな朝食よりカロリーが多くなりそうなのがちょっと気がかり。 -
この日は、日本語ガイドのザンさんとバンコク郊外のアユタヤ観光にお出かけ。
先ずはタクシーでバンコクの表玄関フワランポーン駅(正式にはクルンテープ駅ですが、地元ではフワランポーン駅の方がとおりがいいようです)へ。
画像はタイ国政府観光庁のHPから拝借。 -
駅舎内部
バンコクの中央駅にしては比較的閑散としています。
もはや列車の時代ではない・・・ということでしょうか。 -
同上
ピンクのシャツの女性がザンさん。
大学院日本語学科で勉強中ですが、これまでも何回も日本に遊びに行ったことがあるとかで、その日本語レベルは非常に高く、普通に話していて殆どストレスを感じさせません。 -
待合室
この日は、アユタヤ行きがすぐに出るとのことで、待つ必要もありませんでした。 -
エアコン付きの特急を使うとそれなりの料金になりますが、普通列車なら驚くほど低料金(よく覚えていませんが、100円程度だったような)
アユタヤまでは2時間ほどですが、窓からの風にふかれてのんびり行けばいいので、普通列車で。 -
チケットを買ったら、そのままホームへ。
乗車したのは、写真左端に見えている列車。 -
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手前の列車に乗車
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車内はすいています
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いろんな食べ物・飲み物を売る人が車内を行き来しています。
飲み物は重くて大変そう。 -
これは何だったか?
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これも商品がブレて判別できないですね。(なにせ、揺れる車内での、動く人の撮影ですから)
何かビニール袋に密封されているような・・・ -
これはお弁当屋さん
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出発して間もない途中駅の様子
アユタヤまで2時間ですが、最初の1時間余りはチンタラチンタラ走っており、「こんな調子では、到着はいつになるのやら・・・」と心配しました。 -
途中駅ホームで列車を待つ人
タイでもドラえもんは人気者のようです。 -
車窓より
黄色い花房は、タイの国花、ゴールデンシャワー -
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アユタヤも近くなった途中駅構内に飾られた現国王夫妻肖像画
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アユタヤ駅に到着
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ザンさんが交渉して車をチャーター
料金は忘れましたが、お寺を4カ所ほど回って、リーズナブルな金額でした。 -
先ずは昼食 ドライバーお勧めのお店
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店内
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シーフードの麺料理 名前は・・・忘れました。
美味しかったです。 -
ガイドのザンさんと、アユタヤ観光一カ所目「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」に到着。
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1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、別名を「ワット・プラ・チャオプラヤータイ」といいます。
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仏塔に巻いている布は、お寺への寄進でしょう。
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寝釈迦仏
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1592年に19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の仏塔、高さ72m。
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本堂を示す、周囲四隅に設置されているもの
その形状で、国王が建立したものとか、そうでないものとかの区別がわかるとか。 -
仏塔見学の前に、仏さまにご挨拶
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こちらの仏様にもご挨拶。
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19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗たときの様子
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お詣りを済ませて仏塔へ
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仏塔の周りには仏様が並んでいます。
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仏塔へ上がってみましょう。
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中央に井戸みたいなものがあります。
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その井戸みたいなものをのぞき込むと・・・
上からお賽銭を落として、底の中央の部分にうまく落ちると願い事が叶うとか・・・やってみましたが、ハズレ。
仏様に頼らず、自力で頑張ることにしましょう。 -
仏塔から眺める下界。
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2カ所目、「ワット・マハタート」
アユタヤで一番の観光スポットです。 -
現在では、その多くが崩壊していますが、往時の全容を示す模型
1369年~70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロムラーチャー1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の一つです。【タイ国政府観光庁HP】 -
かつては塔の頂上が黄金に輝いていたこの寺院もビルマ軍の侵略により廃墟と化し、今では、建物の一部が残るのみ
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日本人の感覚・美意識からすれば、こうした廃墟と化した遺跡の方が、きらびやかな建物よりは心惹かれるものがあります。
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そうした美意識の違いもあってか、崩れかけた遺跡などが多いアユタヤ、特にこの「ワット・マハタート」では日本人観光客の姿が目立ちました。
バンコクでは圧倒的に欧米系が溢れていましたが、欧米人はアユタヤにはあまり興味がないようです。 -
数少ない欧米系観光客
ファッションセンスが日本人とは違いますね。
遺跡より女性に目がいってしまいます。 -
もう一枚 ストーカーですね。
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カンボジア・アンコールワット近郊の「タ・プローム」にも似た、人間の作った建物を侵食する自然
「タ・プローム」も、日本人が大好きなスポットですね。 -
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廃墟の仏像は、ことごとく首が落とされています。
でもって、その首は・・・ということで、有名な光景につながります。 -
木の根の間に取り込まれた仏像の頭
アユタヤ紹介のガイドブックのトップページに必ず出てくる光景。 -
不気味と言えば、超不気味ですが・・・
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お前の方が不気味だよ・・・そうですね。
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新型コロナのせいか、敷地内は閑散としています。
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一部、壁を残すだけの本堂(多分)
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画像中央に見えているのが、さきほどの木の根の間の仏頭
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木の根の間の仏頭だけでなく、ワット・マハータートの遺跡内には時間の移ろい、栄枯盛衰を感じさせるものが多く残っています。
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つい調子に乗って、帰りの車の中で大学院日本語学科で勉強中のザンさんに「どうして日本人はこういう遺跡がことのほか好きなのか?それは日本人の無常ということに関する美意識が関係している。無常ということについて理解しないと、日本人のことはわからない・・・」といった、つまらない講釈をしてしまいました。すいません。
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本堂であることを示す標識
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「ワット・マハータート」観光を終えて、寺院前でしばし休憩。
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「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」「ワット・マハータート」に続いてやってきた3カ所目は「ワット・プラ・シーサンペット」
写真は往時を再現した模型 -
現在は、廃墟となっていますが、仏塔は残っています。多分、修復かな?
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アユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院で、バンコク王朝におけるエメラルド寺院のような存在。
トライローカナート王時代の1448年に建立され、以降はここで宮中儀式が執り行われてきました。
寺院のシンボルは、東西に並ぶ3基の仏塔で、それぞれにトライローカナート王(1448~1488年)とその王子らの遺骨が納められていたと言われています。
仏塔の東側に本堂が後に建立され、高さ16メートル重さ171キロの、純金に覆われた立仏像が置かれていました。この仏像が寺院名にもなった「プラ・シーサンペット」といいます。
1767年のビルマ軍による第2次アユタヤ侵攻で寺院そして仏像は悉く破壊されましたが、戦後になって修復され、現在の姿となりました。【タイ国政府観光庁HP】
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遺跡周囲をぐるっと一回りする形で見学します。
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立派な遺跡ですが、「ワット・マハータート」の仏頭のようなメインとなるものがないので、ちょっと掴みどころがない感じも。
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3本並んだ仏塔はきれいです。
手前に転がっている丸いものは、本来は仏塔の上にあったものでしょう。 -
仏塔の手前にあるのは、頭部が失われた仏像の胴体。
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アユタヤ観光の最後、4カ所目は「ワット・ロカヤ・スターラーム」
広大な草原に悠々と寝そべる高さ5m、全長28mの巨大寝釈迦仏です。
1956年に復元されたもので、80歳で入滅した仏陀をあらわしています。【タイ国政府観光庁】 -
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まわりには寺院も本堂もなく真っ青な空、澄みきった空気のもと、長い手足をゆったりと伸ばし、静かな笑みを浮かべているかのように横たわりながら、繁栄を続けたアユタヤ王朝から今に至るまで、時代の栄枯盛衰を見つめ続けています。
何ともいえない優しげで穏やかな表情と人間味あふれる姿に、現実をしばし忘れ、心がやすらぐことを実感【同上】
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タイ国政府観光庁も、なかなか上手な言い様です。 -
往時は、足元の方向に建物などもあったようです。
今は仏塔のようなものが残るだけ。 -
仏陀に祈るガイドのザンさん
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行きは列車でしたが、帰りはミニバス(10名程度の乗客が一杯になったら発車するバン)で。
列車より早いのが利点ですが、情緒はまったくない単なる「移動」です。
どうしても早く着きたいという事情がある方以外は、アユタヤは列車をお勧めします。
でもって、到着したメトロのチャトゥチャック駅 -
地下鉄は(列車などに比べると)高いです。
ホテル近くのファラムポーン駅まで、一人が40Bほど。
アユタヤまでの二人分の列車運賃よりも高いです。(列車が安すぎるということも。あまり安いと維持管理が十分にできません) -
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車内では、ほぼ100%マスク着用 (窓ガラスに映っているように私も)
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到着したファラムポーン駅 35分~40分ほどかかります。結構遠いですね。
ファラムポーン駅はバンコクのメトロ駅のなかで一番美しい駅だとか。
確かにきれいです。 -
地上に出て、タクシーでホテルへ。
ザンさんとはホテルで別れますが、明日の特別依頼について相談。快諾してもらえました。
相談の内容は・・・秘密です。今回旅行はそういうのが多いです。(笑)あしからず。 -
3月16日夜、昨日まで朝食を食べていたカフェで夕食を。
細切れの肉を使った料理でしたが、うまい・まずい以前に、カリカリ固く食べられたものではありませんでした。
食べている最中、通りで仕事をしていた男性が店内に入ってきて、TVのボリュームをあげるように要求。
TVでは、なにやらプラユット首相が演説しています。
そのうち他にも何人か入ってきて、みな首相の演説を聞いていました。
内容は全くわかりませんが、ただならぬ雰囲気も。
おそらく、新型コロナに関する新たな対策に関する演説ではないでしょうか。
タイも、だんだんとヤバくなってきました。
そういうこともあって、翌日ちょっとバタバタする一幕も。
そのあたりは次編で。
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