タイ・バンコク2020･･･（6）カオサン、非常事態宣言前の最後の賑わい ちょっとヤバイ感じも

2020/03/12 - 2020/03/18

観光三日目の3月15日

この日はバンコク市街中心部のマーブンクロンセンター（通称MBK）で私用をすませ、夜にカオサン界隈をブラブラ。

タイでも帰国直前の17日あたりから新型コロナの関係で慌ただしくなりましたが、この日あたりはまだ普段の賑わい（コロナ禍以前に比べればだいぶ人出は減っているのでしょうが）を見せていました。

ただ、感染震源地の欧米から観光客がウヨウヨしているので、コロナの危険は････

表紙写真はカオサンのワニ肉屋台　欧米系観光客に人気とか。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

3月15日　朝のホテル「BBハウス　ランブトリ」

いつものように、別ホテルのプールサイドのカフェで朝食

観光三日目となるこの日から、日本語ガイドはザンさんに交代。

大学院日本語学科在学中で、日本にも何回も遊びにいっているということで、彼女の日本語は非常に高いレベル。

普通に話していて、「外国人」を感じることは殆どありません。

タクシーでザンさんとやってきたのはバンコク中心部にある大規模ショッピングモールのマーブンクロンセンター（通称MBK）

入口に置かれたジェルで消毒して入店

なお、タクシーはすべてメーター制で、トゥクトゥクより安いです。
トゥクトゥクは完全に外国人観光客用のアクティビティで、料金は近場でも100Ｂぐらいは要求されます。

ＭＢＫ内の写真館

左に写っているマスク姿がザンさん。

ここへやってきたのは私用ですが、事情により非公開です。

私用を終えてＭＢＫ内のフードコートでランチ

いろんな種類の料理から選べて、とても安いということで便利です。

ザンさんとの二人分で、飲み物代まで入れて200Ｂ前後ですんだように思います。

昼食後、カオサンまでザンさんとタクシー移動。
この日は、特に観光の予定もなく、カオサンのカフェでザンさんとはわかれ、私はホテルへ。

暗くなって、夕食のためにホテルからランブトリを通ってカオサンまで一人ブラブラ。

写真は夜のランブトリ界隈。

賑わいがあるなかにも落ち着いた雰囲気。

チャクラポン通りとの交差点

カオサン

通りにはいろんな屋台が。

ワニ肉も。

欧米人観光客に人気のようですが、そう美味しいものではなさそうですし、いまどき新型コロナの件もありますのでゲテモノ食いは････

新型コロナの影響で中国系観光客が消え、欧米系のみ。

ただ、この時期すでに感染拡大の中心は中国から欧米に移っていますので、ちょっとヤバイ雰囲気。

路上のテーブルで屋台の料理を食べることに。

衛生面はともかく、オープンエアですから三密にはなりません。

タイ風焼きそばのパッタイ

激戦区カオサンで営業している屋台ですから、美味しく、安い。


皿の右下に少しのぞいているように、料理はラップの上に盛られています。

屋台の皿は衛生面が心配ですが、これなら多少は･･･
店の方も洗う手間が軽減されます。

カオサンの大型バー　階段状に並んだテーブルが目を引きます。

路上に並んだ客引き店員が目立ちます。

人出はそこそこありますが、やはりコロナ以前に比べるとだいぶ減っているのでしょう。

なお、客引き店員など、カオサン地区のタイ人の多くがマスクを着用しています。

欧米系観光客を警戒してのことでしょう。
欧米人はこの時期、マスク着用はごく少数という感じ。

通りを歩く客より、客引きの方が多い？

以前カオサンを訪れたのはいつのことだったか･･･かなり昔ですので思い出せません。

当時の雰囲気も忘れましたが、少なくともこんな「繁華街」ではなったようにも。
人と街並みの距離感がもっと近かったように思います。

でもって、自分の旅行記からカオサンの写真を探し出してきました。

2002年の年末（たぶん大晦日前日）、17年前のカオサン。

写真を見て思い出しました。

大晦日の夜は道路を埋め尽くす人出。
満員電車の中をドアまで進むような感じで、人波を文字通りかき分けてようやくホテルまでたどりつきました。
とても写真など撮れる状況ではありませんでした。

再び2020年3月　コロナ封鎖直前のカオサン

ここでも客引きが目立ちます。

こんな感じの欧米人（マスクなし）が多い中を、私もマスクなしで歩いていました。

タイ人店員は多くがマスク着用

先ほど見かけたＢＢＱ屋台を探して、通りをマスクもつけずに行ったり来たり。

長居してしまいました。

改めて見れば、タイ人店員の多くはマスク着用。
欧米人はウヨウヨ。

「これはマズイね･･･」って、マスクを着用。でも今更遅いですね。

まあ、帰国後（3週間、仕事にも出ず、ほぼ自宅待機）何もなかったので･･･
無症状感染していれば、抗体もできて好都合･･･というのは不謹慎かな？

でもコロナからの出口戦略は「免疫パスポート」というのが世界の流れです。日本は「自粛、自粛」と叫ぶだけですが。

ヤバイ「カオサン」を退出して、「ランブトリ」へ。

こちらは、随分と落ち着いています。

以上で3月15日は終了。

翌日は、ガイドのザンとアユタヤに出かけます。