2020/02/08 - 2020/02/12
3位(同エリア166件中)
Takashiさん
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パタゴニアの大平原から、氷河が荒々しく削った岩峰がそびえ立つ。パイネ山群である。この景色を眺めたいと長い間憧れていたが、ついに夢を実現できた。滞在したのはエクスプローラ・パタゴニア。ホテルやその近傍から、ペオエ湖の向こうにパイネ山群が広がる絶景を堪能した。パイネの角を中心とした日の出の光景も見事で、写真撮影の対象としても絶好だった。ハイキングなどのエクスカーションにも参加し、パイネの塔の遠景やグアナコの群れも楽しんだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハバナを観光した後、メキシコシティ、サンチアゴを経て、南米大陸最南端の都市、プンタ・アレナスに到着していた。トーレス・デル・パイネ国立公園、略してパイネ国立公園を訪ねるためである。
パイネ国立公園では、氷河が削った岩峰がそびえている。ロンリープラネット・チリの表紙で、これを見て衝撃を受け、憧れてから20年近くが経っている。世界一周の第一の目的地に設定して、ついに夢が叶いそうだ。
パイネを訪れる方法は、様々にある。王道はキャンプ地を回ってトレッキングすることだが年齢的に不可能だ。レンタカーで回るとか日本からのツアーという手もある。レンタカーも厳しくなったので、公園内のリゾートホテルに滞在する道を選んだ。
泊まるホテルは、エクスプローラ・パタゴニア。最低4泊しなければいけないという厳しい条件だが人気が高く10ヶ月前に調べると、4泊連続で予約できるところは、ある程度限られていた。慌ててデポジットを払って、これだと思うところを予約した。料金にはプンタ・アレナスなどのホテルか空港からパイネのホテルまでの送迎が含まれている。滞在時間を長くできるので、プンタ・アレナスに前泊の計画にしていた。 -
2020年2月8日。約束の午前8時、少し前に車がやって来た。390km、休憩時間を入れて5時間弱のドライブが始まった。
車は、やや起伏のあるパタゴニア大平原を飛ばしていった。
天候不順な、この地としては珍しいような晴天だ。 -
やがて遠くに山並みが見えてきた。パイネの山々だろうか。それとも別の山だろうか。
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静かな入り江に面した町に着いた。プエルト・ナタレスだ。そびえている山は何だろうか。おそらくパイネ山群のパイネ・グランデだろう。
ここでもう一組のカップルをピックアップ。それまでは私達だけだった。 -
イチオシ
さらに走って行くと、だんだんパイネの山々が近くなってきた。
運転手は見晴台に車を止めてくれた。
素晴らしい! 湖の向こうにパイネ山群が大きく広がっていた。
「夢が現実になった!」 もう一組の夫婦のご主人が叫んだ。
それ以上かもしれない。こんな景色に巡り会えるとは想像していなかった。私達は、じっと景色を眺め、記念写真を撮って時を過ごした。
パイネは強風が吹くことでも有名だ。しかし、風もなく、湖は静まりかえっている。 -
じきにエクスプローラ・パタゴニアに着いて、部屋に案内された。窓の外に写真のような景色が広がっていた。ただうっとりと眺めた。
このホテルの料金は3食、アルコール、アクティビティー、送迎全てを含むが、2人で1泊2000ドルの大台を超えている。年金生活者には慎重さが求められる金額である。おまけに、お天気が良いという保証もない。これは賭けだとエイッと予約したが、どうやら賭けは当たったようだ。ペオエ湖 滝・河川・湖
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桟橋と船が気になる場合もあるだろうが、別のトレイルがホテルの前の丘に通じていて、障害物無く見渡せるようになっている。完璧だ。
この写真は後日撮った。 -
部屋のベッドはしっかりしている。
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バスも快適。
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ロビー部分。山小屋の雰囲気を出している。
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ホテルの外観。私達の部屋は最上階の2階だった。
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昼食後、午後のアクティビティーである。付近を歩くのと船で湖を遊覧するのがあった。歩きを選択したが、これは船を選択するべきだった。見える景色はホテルからの景色と大して変わらなかったのである。
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逆に言えば、ホテル付近の丘からの景色は、写真に示すように将に絶景なのである。
ペオエ湖の向こうにはパイネ山群が見事に展開している。左がパイネ・グランデ。標高3000mを超え、パイネ山群では一番高い。中央の双耳峰はパイネの角。標高約2600mだ。氷河で荒々しく削られている。パイネの角がパイネ山群の中で最も素晴らしいと言われている。これも有名なパイネの塔はパイネの角の右肩から顔を覗かせている。
標高はそれほど高くないのに、なぜこれほど感動的なのだろう。一つの要素は、麓の標高の低さだ。エクスプローラ・パタゴニアはわずかに標高50mなのである。そしてパイネ・グランデの頂上まで16kmしかない。この標高差と距離の割合は、ヒマラヤやアルプスの山々、そして富士山にひけをとらない。 -
夕食の時間となった。先ずバーでワインを飲んでレストランに向かった。
食事は冴えているが、特に豪華ではない。
オードブル。 -
メイン。
むろん美味しいチリワインはふんだんに飲める。 -
デザート。
明日を楽しみにして部屋に帰った。 -
2月9日。早起きして日の出を待った。
やや雲が多い天気だったが、それでもパイネの山々が朝日を受けて輝いた。 -
朝食後、半日のハイキングに参加した。多くのコースが用意されていて、前日に参加希望を伝えておく。東側に動物が多いというので、そちらへ行く中級コースを選択していた。
歩き始めるとグアナコが現れた。グアナコはラクダの仲間で体重は100kgほどである。リャマはグアナコを家畜化したもとされている。 -
パイネ山群が綺麗だ。
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またグアナコが登場。
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パイネ山群を眺めながら歩く。
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岩陰には古代人のペインティングがあった。
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パイネの塔が姿を現し始めた。パイネの塔はスペイン語ではトーレス・デル・パイネで、これが国立公園の名前にもなっている。3本の塔が突き出しているのである。
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イチオシ
下っていくとグアナコが見事な大群を作っていた。
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先回りしていた車が私達をピックアップしてくれた。
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車で少し走るとパイネの塔が、さらによく見えるようになった。
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午後はペオエ湖の遊覧である。一度にわか雨があったが、その後晴れてきた。パイネ・グランデが左手に大きい。
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右手のパイネの角をアップで。
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パイネの角の後ろにも岩峰がそびえる。
楽しい遊覧だった。 -
夕食の時間と日没の時間は重なっている。綺麗な日没となれば写真を撮ろうと、カメラは手元に置いていた。昨日は、ましな夕焼けではなかった。
今日は雲が少ないので、丘まで行った。落日を受けて山の一部が輝いている。 -
少しすると、さらに良い雰囲気になった。
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2月10日。また早起きした。今日は雲が少ない。
パイネ・グランデが朝日を浴びた。月が残っている。 -
イチオシ
パイネの角も光を受けた。
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イチオシ
やや下の方にいたのだが、急いで丘の上に戻った。映り込みが綺麗だ。見事な朝の景色だった。
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今日も東部のハイキングを選択した。東部で、数日に一度のバーベキューがある日で、パイネの塔がよく見えるかもしれないから逃すことはできない。
午前中はサルミエント湖のハイキング。歩き出すとオナガマキバドリが近くに飛んで来てくれた。胸の赤色が目覚ましい。 -
ストロマトライトが湖岸を覆っている。ストロマトライトは原始の地球で繁栄した藍藻が作ったのである。
サルミエント湖 滝・河川・湖
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良い景色だ。
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パイネの山々とストロマトライトの競演。
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3時間ほどの楽しいハイキングの後、バーベキュー会場を目指した。
途中で、またグアナコの大群に出くわした。グアナコは夏の終わり頃から大群を作る。季節は秋に移りつつあるのだ。 -
山の上の方まで群れが展開している。
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イチオシ
パイネの塔がハッキリ見えてきた。運転手は一番よく見えるところに連れて行ってくれた。3本の塔が青空に突き上げていた。
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バーベキュー会場に着いた。バーベキューと言っても、小屋の中でする。パイネ国立公園は、キャンパーが引き起こした山火事で酷い被害を受けたからだ。火はエクスプローラ・パタゴニアのすぐ近くまで迫ったそうだ。
ヒツジとウシの肉がどっさりとある。写真はパーティーがかなり進んでから撮ったので、最後のヒツジが侵食され始めている。
ワインもガブガブ飲めるが、この後さらに3時間のハイキングがあるので、飲み過ぎるわけにはいかない。 -
窓からはパイネの山が見える。パイネの塔も。
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さあハイキングだ。グアナコの群れの脇を通って、ゆるやかに登っていく。
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登り切ると、パイネの塔が綺麗に見えた。
パイネの塔の直下まで行く体力が無い私達は、車から降りて見たのと併せて、これで満足である。 -
下っていくとblack-faced ibis (カオグロトキ)が現れた。
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さらに下ると、花の中にレアがいた。
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2月11日。朝日は華々しくない。天気が下り坂のようだ。
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今日は頑張って一日ハイキングを選択していた。
一日ハイキングはWの一部を歩くのである。Wはパイネ国立公園のトレッキングコースとして有名で、W字のように歩き、W字の上部3点に見所がある。数日かかり、歩き通せば自慢できる。エクスプローラ・パタゴニアからの一日コースは3つに分かれる。東部コースは、パイネの塔の直下まで行く、健脚者用の究極のコースだ。ただ、出発点まで車の移動に時間がかかる。ここへ行こうと思えばこのホテルは、あまり良い選択ではなく、希望者は少ない。
中央コースはペオエ湖を船で渡ってフランセス谷を目指す。さらに一般コースと、健脚者用コースに分かれる。後者ではプラトーまで達し、360度を岩峰に囲まれる経験が出来るという。一般コースはその少し前で止る。人気があるのは一般コースで私達はこれに参加した。一般コースと言っても歩行時間は6時間の予定である。なお西部コースはグレイ氷河へ行く。
パイネグランデのキャンプ場から歩き始めた。キャンプ場は沢山のトレッカーで賑わっていた。 -
湖岸を歩き、やがて高度を上げていった。
そのうちに雨がやって来た。ゴアテックスの雨具を引っ張り出して着た。直に止むだろうと思ったが、雨は続いた。 -
イタリアンキャンプに達し吊り橋を渡る。
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しばらく林の中を行き、開けたところに出た。近くに氷河が見える。しかし雨は止まない。
ここで昼食を摂り、引き返すことになった。もう少し行けば、さらに景色が良いだろうが、雨の中では苦行である。
このハイキングの参加者は7名。ガイドの後に若いカップルが続き、その次を私達が歩いた。長い下りで疲労が押し寄せてきて、残り3名はやや遅れた。
ガイドが若いカップルに聞いた。「結婚何年目だい」
「2年」
「いいなー。あなたたちは」
「51年」と妻。
「おいおい、それはあり得ないよ。年齢が合わないよ」
「そうか、日本人は長命だっていうからなー」妻の説明を聞いたガイドがうなづいた。
さらに下ると、山火事に会いながら生き残った木があった。
「サーバイバーだ。あなたたちと同じだ」とガイド。
サーバイバー、コロナが身近となった今では良い称号だが、本当にそうだろうか。 -
雨の中でも花はよく見える。赤い花が特に目に付いた。
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アップでも撮ってみた。花の名はノトロ。南アフリカのプロテアと同じ科に属する。
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船着き場に着くとホテルの船が待っていた。雨の中で船待ちをしなくて良いのは有り難い。
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2月12日。今までとは違った日の出だ。
正午に出発なので、軽く歩くことが出来たが、昨日は十分に歩いたと、ノンビリしてホテルの周囲を散策した。
順調なドライブでプンタ・アレナスに送って貰い、幸運にも夢を実現できたと振り返った。さて、南米大陸最南端の都市から、世界で最も遠い島の一つ、イースター島への移動が待っている。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- Tripにこちゃんさん 2025/12/19 22:39:31
- こんばんは。
- Takashiさま
いつも見て頂き、ありがとうございます。
パタゴニアは、私も憧れの場所です。
チリへ個人で旅行した際に、パタゴニアに行くかアタカマ砂漠か迷いました。
結局パタゴニア行は時間が足りず(イースター島に時間を割きました)、諦めました。
ホテルからの景色は最高ですね。
ホテル料金はびっくりするほど高額ですが、それに見合った現地ツアーや景色
だと思います。私たちも早くいかないと、歩けなくなりそうです。
旅行記は、とても参考になりました。ありがとうございました。
- Takashiさん からの返信 2025/12/20 15:12:56
- RE: こんばんは。
- Tripにこちゃんさん
こんにちは
コメントを頂き、大変有難うございます。
私達もチリで最初に訪問したのはアタカマ砂漠でした。良かったです! アンデスの只中にいる感覚はたまりませんね。ご選択の順序は正しいかとぞんじます。
勿論、パイネも最高でした。ホテルからすぐに山を見られるので、日の出を満喫できました。そして、共に日の出を見た人は数人でした。パタゴニアの楽しみ方も色々あり、私たちの様にパイネに絞る人はむしろ少数で、アルゼンチン側でも山と氷河を楽しむ贅沢な人が多いかもしれません。
次の旅の計画を練られるのも楽しいですね。どうぞ素晴らしい旅をお続け下さい。
Takashi
-
- ドロミティさん 2020/04/05 23:25:53
- 素晴らしい☆彡
- Takashiさん、こんばんは。
トーレス・デル・パイネ国立公園、素晴らしいところですね。
パタゴニアと聞くとアウトドアブランドの「patagonia」が浮かぶのですが、このような形容しがたい絶景に出会えるところなのですね☆
この素晴らしい自然の中でハイキングをしてみたいです。
1泊2000ドルはちょっと、、と尻込みしましたが、これだけ至れり尽くせりなら納得できます^^ 夫にもこちらの旅行記を読ませて洗脳します!
パイネ山群の景色、私にも憧れの地となりました。
とても素晴らしい眼福をいただきましてありがとうございました。
ドロミティ
- Takashiさん からの返信 2020/04/06 10:51:00
- RE: 素晴らしい☆彡
- ドロミティさん
おはようございます
コメントを頂き、大変有り難うございます。
トーレス・デル・パイネ国立公園を気に入って頂いて嬉しいです。
岩峰ですとドロミテで十分満足できるのですが、湖、氷河が加わり、朝日、夕日を簡単に楽しめるとなると、パタゴニアは結構ユニークな場所と存じます。
帰ってきて、写真を整理してみても、パイネの山々はやはり凄かったと感じます。チリの大富豪がこのホテルを作ったそうですから、彼のセンスとゆとりが生きているのでしょうね。
ドロミティさん達ですと、私達より一段レベルの高い活動が出来そうです。
パイネの塔の直下に行ったり、プラトーに行ったりです。また、パタゴニアのマークになっているらしいフィッツロイも良いようですね。アルゼンチン側ですが、カラファテまではホテルの車が送ってくれるようで、両方楽しむ人も結構居るようです。私はエクスプローラからの景色から入ってパイネに憧れ、十二分に満足しましたが、もっと広くパタゴニアを回ると、それだけで一つの旅になるのでしょう。
時節柄、お気を付けてお元気でお過ごし下さい。
Takashi
-
- olive kenjiさん 2020/04/04 10:44:53
- パイネ素晴らしすぎる
- Takashi先生 遂にパイネにやって来ましたね。
パイネの山々の写真が素晴らし過ぎます。
朝焼けに夕焼けに泣きたくなるほどの感激を与えてくれます。
ここは本当に神様が住む山々かと思ってしまいます。
wコースも知ったし、テントがあんなに沢山あるのも驚きでした。
ここへはマゼラン海峡のプンタ・アレーナスからが便利なのですね。
私はブエノスアイレスから直行便でも出ているのかと思っていました。
前述ではマゼラン海峡の記述が少ないのも、8年前に南極クルーズに行かれていたのですよね。
またサンチャゴでのコンドル観察記は、先生のバードウオッチング愛好家の熱心さを感じるばかりです。2日に渡って観察に行くのですから。
パイネは私も何時かは行ってみたい地ではありますが、1人1泊10万円×4泊かかるのですね。ウーンと唸りパイネは遠くになりけり。でも先生は20年前から行きたかったそうで、私はこの地を知ったのが10年前だから、そう焦ることはないかと、言い訳がましく我慢しております。
私も後期高齢者に近くなっていますので、先生の旅行方法(旅費は別として)が参考になりますし、何よりももっと頑張りなさいと喝を入れられているみたいで励みになります。
これまた行ったことのない地 イースター島の旅行記も楽しみに待っています。
olive kenji
- Takashiさん からの返信 2020/04/04 16:14:51
- Re: パイネ素晴らしすぎる
- olive kenji さん
こんにちは
コメントを頂き、大変有り難うございます。
パイネの山々の魅力が、つたない写真でもお伝えできて嬉しいです。
パイネへ入る表玄関は、今は確かにプンタ・アレナスです。ここから、パイネにより近いプエルト・ナタレスまでバスがあるようです。しかしプエルト・ナタレスまでの飛行機便も段々増えてきたようで、しばらくすると、ここが表玄関になるかもしれません。プエルト・ナタレスから、たくさんのパイネ一日ツアーが出ていまして、これを利用される方々も多いようです。また、私のようにパイネ一発ではなく、ペルトモレノ氷河、フィッツロイを組み合わせてパタゴニアを満喫される方はカラファテにパス便が通じていますので、プルト・ナタレスが重宝されているようです。多彩な方法で楽しめるのがパタゴニアの良いところかもしれません。
おっしゃる通り、プンタ・アレナス、ウスアイア、共に南極観光の拠点です。プンタ・アレナスからは何と南極航空という飛行機まで飛んでいます。プンタ・アレナスには海軍の博物館もあり、訪問を予定していましたが、バタバタして逃しました。明らかに動きが鈍くなっていますね(笑)。
イースター島は、さほど強い興味は無かったのですが、有名所で、ここに行くためにOne Worldの世界一周を選択される方もいるので、逃すことはないと出かけました。良かったです! 多くの方が評価するところは、やはり良いですね。
コロナがあちこちに、じわじわ広がっているようです。お気を付けてお元気でお暮らし下さい。
Takashi
-
- beanbagさん 2020/04/04 08:38:56
- 勇気が出ます。
- Takashiさん、初めまして。
One World の世界一周、楽しみに拝見しています。と、いいますのも私たちも似たようなルートで世界一周を計画中だからです。でも、諸事情あって実行できるのは多分5年先、私は今年古稀ですので、その時は後期高齢者入りです。私よりおそらく10歳ほど先輩のTakashiさんの旅行記はあらゆる面で参考になり、また、勇気づけられます。
私どもはパタゴニアを世界一周のメインと考えています。サンティアゴとトーレス・デル・パイネで検討中のホテルは、全く同じでした。偶然というより必然ですよね。
この先の旅行記も心待ちにしています。パタゴニアの他の地域も回られるのでしょうか?ヨーロッパに入ってからのルートは?など、興味が尽きません。
beanbag
- Takashiさん からの返信 2020/04/04 14:40:39
- Re: 勇気が出ます。
- beanbag さん
こんにちは
お便りを頂き、大変有り難うございます。何時も旅行記を楽しませて頂いているので、嬉しいです。
75歳で世界一周をされるとすると、私達が4年前にスターアライアンスで回ったときと同じですね。絶好の時です。予約も苦労なくスイスイすすめられましたし、あまり心配なく出かけられました。フットワークも軽くあちこち行きました。今度は、ややノンビリした旅程にして丁度良かったです。
パイネとサンチアゴの宿が同じなのは、やはりビックリです。考え方も似ていらっしゃると存じます。
パタゴニアはパイネの他に、ペリトモレノ氷河とフィッツロイを回るのが常道でしょうが、何しろノンビリ、かつ全行程を長くし過ぎないという方針で、割愛しました。結果的には、もっと長くしていたらコロナによる混乱に巻き込まれたかもしれないので、幸運でした。
ヨーロッパはアイスランド中心でした。オーロラは大したことがありませんでしたが、冬のアイスランドは良かったです! その後はバルト3国でしたが、アイスランドからヘルシンキに入ったときは考えました。日本のコロナがひどくなってフィンエアーが飛ばなくなったら困るから、ここで打ち切って帰ろうかと。まだ一週間は大丈夫とバルトを回りました。予想以上に良かったです。
今後とも宜しくお願い致します。
時節柄、お気を付けてお元気で過ごし下さい。
Takashi
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