2020/02/13 - 2020/02/13
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にゃんこ姫さん
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ミナ・ペルホネンの名を初めて知ったのは、
新聞の日曜版に連載されていたイラストと、
テキスタイルのデザイン画のようなパターン
でした。
その個性的でちょっと不思議な世界観が
気になっていたところ、その同じ新聞に、「ミナ
ペルホネン展」が開催されているとの記事が
載ったのです。
でも、ちょうど体調を崩していたこともあり、
(といっても、例のウィルスとは関係ありません。
第一、まだそんな騒ぎは起こっていませんでした。
念のため。)ぐずぐずしているうちに終了間近に
なってしまいました。
それでも、やはりどうしても見たくなって、
友達を誘って出かけることにしました。
素晴らしい作品群を堪能した後、そこからほど近い
「清澄庭園(きよすみていえん)」の散歩を楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
会場の「東京都現代美術館」。
地下鉄「東京メトロ・半蔵門線」の
「清澄白河(きよすみしらかわ)」駅
から徒歩で10分ほどのところです。東京都現代美術館 美術館・博物館
-
切符売り場には、行列が。
平日ながら、会期終了が間近なせいか、
けっこうな人数です。
若い女性が多いようですね。 -
最初のお部屋。
壁一面に、テキスタイルのデザインが
パッチワークのように展示されています。
おびただしい数です。
これらは、撮影自由です。 -
次は、製品化された服の数々。
-
普通にブテイックで売っている服を、そのまま
ディスプレイしたような感じです。 -
距離が近いので、生地の風合いから仕立ての
細かいところまでわかります。
(上のほうのは無理ですが。) -
エレガントなフォルムと、デリケートな
色遣いが、いかにも「ペルホネン風」と
いうのかな。
着てみたくなります。
実際、来場者の中には、明らかにペルホネン・
ブランドとわかる服を着ている女性の姿も
見かけました。 -
モノトーンの柄でも、このインパクト。
さすがです。 -
ある部屋の壁に掲げられた説明パネル。
「芽」ー『テキスタイルのためのデザイン』
というタイトルです。
ミナ・ペルホネンのデザインのコンセプトや、
デザイン画の段階から、多くの熟達した職人さん
の手を経て、その間にも時間をかけたやりとりを
重ねながら、テキスタイルへと作り上げられる
までのコンセプトを語っています。
そうした工程で生まれるパターンは、柄数にして
800種超え、色やベース生地の違いも入れると
3000種にもなるという膨大さには、あらためて
驚かされます。
別の部屋には、
「種」ー『アイデアと試み』と題した、
ペルホネンの歴史が記されていました。
ファッション・ブランドから始まり、
オリジナル・デザインの家具、食器の
コレクションへと領域を広げ、それはさらに
他の分野へと発展を続けています。
皆川明氏は、それらを「創造的なデザインや
アイデアを社会に提供する集合体」と捉えているようです。
「ここでは、その根幹にある皆川明とミナ ペルホネン
のものづくりの哲学や創作のアイデアを、過去・現在・
未来の試みを通して紹介します。」 -
テキスタイルの生地を組み合わせた
オブジェ。
それぞれ、色もパターンもさまざまなのに、
見事に調和しています。 -
これが、この展示会の一番の見どころ
ともいえる「shell house(シェルハウス)」と
名づけられた構築物。
皆川明氏が将来の夢として構想していると、
自ら語る「簡素で心地よい宿」のプロトタイプです。 -
曰く、「フィボナッチ数列から着想を得たユニーク
な渦巻き型の構造は、その機能やサービスの在り方と
共に、快適な宿とはどうあるべきか、これからの
時代における「旅」の意味とは何かを問いかけます。」 -
室内のデザイン。
シンプルな中にも、遊び心のある構成です。 -
コンパクトなキッチンも
ついています。 -
渦巻き状の梁(と言っていいのか?)の
向かって右奥に、柵のようなものが見えて
いますが、じつはこれが2階部分なのです。 -
その時は2階の部分に気づかなくて、
どこにあるのか判らず、見逃してしまいました。
置いてあるベッドのカバーに、ペルホネンの
ファブリックが使われています。
新聞の紹介記事で写真を見て、どうしても
本物を見たいと思い、これを見るのがメインの
目的ともいえるくらいだったのに・・・。
近くにいた係員に、ここの存在を尋ねたのに、
「ない。」と言われてしまいました。
スタッフのくせに知らなかったなんて・・・!
単なるアルバイトだったのでしょうか?
すごく悔しいし、心残りです。
(この写真は、新聞の紹介記事に載っていたのを
勝手に複写しました。
著作権侵害ですね。
すみません。) -
他にも、たくさんの作品やイラストなどが
展示されていたのですが、人が多すぎて
撮れなかったり、イラストのように
撮影禁止の物もあったりで、思ったより
画像が少なかったですね。
こちらは、会場を出たところに展示されて
あったテーブルとイスです。 -
蝶々のデザインのカバーがかかった
イス。
「ペルホネン」とは、フィンランド語で
「蝶」の意味だそうです。
うかつなことに、私は「ミナ・ペルホネン」
というのは、フィンランド人のデザイナーの
名前だと思っていました。
「皆川明」さんという、れっきとした日本の
方だったのですね。(恥) -
こちらのイスも、座り心地がよさそうで、
どんな部屋にも調和しそう。
欲しくなります。 -
ミュージアム・ショップにも、
センスの良い小物が売っていて、
何か記念に買って帰ろうと・・・。
いろいろ心惹かれる物はあったのですが、
ここ数年は、なるべく家に物を
持ち込まないように心がけているので、
小さくて、暮らしが楽しくなる「消耗品」
という定義で選んだのが、これ。 -
いかにも、ミナ・ペルホネンという
特徴が出ているマスキング・テープ
3種です。
持ち帰って、友人への手紙の封筒に貼ったら、
期待した以上に美しくて、嬉しくなりました♪ -
どこかでランチでも、と思ったのですが、
美術館の近くには、レストランがなさそうなので、
(いえ、あったのかもしれませんが、来る途中見た
限りでは見当たらなくて・・・。)美術館の中で
食べることにしました。
でも、地下にあるレストランは大混雑で、
待っている人も多かったので、2階のサンドイッチ
の店にしました。
センター・テーブルに並んでいるパンの中の
好きなものを取って、レジで飲み物を注文する
システムになっています。
写真がありませんが、私はケーキみたいな生クリームを
使ったパンとアールグレイ・ティーをチョイスしました。
料金はちょっと高めですが、おいしかった。
レジの女性がすごくおっとりした人で、ひとりあたりの
接客に、ファースト・フードのレジなら3人くらいさば
けるような時間がかかるのですね~。
おかげで、先に注文をすませて席についていた
友達を、長いこと待たせる羽目になってしまいました。(*_*; -
美術館のロビー。
私たちが入ったのと反対側の出口なので、
すいています。
「現代美術館」らしい斬新な造形です。 -
美術館を出てから、晴れて暖かい日だし、
さらに足をのばして、徒歩圏内にある
「清澄庭園」に行ってみようという
ことになりました。
「岩崎家三代が築いた名石の庭」だそうです。 -
入り口を入ってすぐの所にある建物が『大正記念館』。
大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築したもの。
オリジナルの建物は戦災で焼失したため、これは1953
(昭和28)年に再建されたもので、さらに1989(平成
元)年に全面改築されました。
「集会場として利用できます。」だそうです。 -
「回遊式林泉庭園」なので、池に沿って歩けば、
ぐるっと一周できます。 -
梅が咲きだしていました。
-
まだほんの蕾ですが、春の気分に
なります。
きょうはとても暖かい日で、お散歩には
快適です。 -
池は満々と水をたたえて、澄み渡っています。
ここが東京の真ん中だとは思えないほど静かで、
心が洗われるようです。
「清澄庭園」の名前の由来がよくわかります。 -
水仙の花盛りですが、これはまた奔放な
咲き方で・・・。 -
こちらの紅梅は、かなり開いていて、
きれいです。 -
見る角度によって、違った表情が現われてきて、
それぞれ趣きがあります。 -
中の島もあって、橋で渡れるようになっています。
-
庭園越しに高いビルがそびえていて、
かろうじて、ここが東京なのだと
思い起こさせられますが、平日のせいか、
庭園内には人がまばらで、まったくの
別世界のようです。 -
松をはじめ、多くの木々が植えられていて、
手入れが行き届いています。
きょうも、丹念に手入れを行なっている
職人さんの姿が見られました。 -
「名石の庭」と言われるように、園内には
岩崎家が自社の汽船を用いて全国の石の産地から
集めた無数の石が配置されています。
これはそのひとつで、「伊豆石」という木札が
添えてありました。 -
少し行くと、岸近くの岩に寄り添うように、緋鯉が
じっとしていました。
私たちが近づいて覗き込んでも逃げないし、
といってエサをねだるようすもなくて・・・。
私たちを見つめているようでもあり・・・。
「どこか具合が悪いのかな?」
なんて言っていたら、やっと動き出して、
ゆっくりと向こうへ泳いで行きました。
なんとも不思議なお魚でした。 -
池には北の国から渡ってきた冬鳥が
浮かんでいました。
「キンクロハジロ」という鴨の一種
です。
オスの黒と白の羽の色から、別名
「パンダガモ」とも。
頭の後ろの冠羽と金色の目が特徴。 -
あ、フクジュソウ(福寿草)!
春を告げる花で、嬉しい♪ -
こちらには、白梅が。
-
これも青空に映えて、りんとした
風情です。 -
紅白そろいぶみ~♪
季節によって、さまざまな花が見られる
ようですが、今は花の少ない時季ですから。
園内には、まだ他にも明治時代に英国からの
国賓を迎えるために建てられた数寄屋造りの
建物『涼亭(りょうてい)』や、石を並べて
橋を形作った『磯渡り』、『富士山』と
名づけられた大きな築山など、見どころが
たくさんあるのですが、いい写真が撮れて
いなくて残念!
松尾芭蕉の有名な「古池や・・・」の句を
刻んだ句碑は、探したのに見つかりませんでした。
※その後まもなく、「コロナ・ウィルス」なるものが
蔓延して、どこへも行けなくなってしまいました。
「ミナ・ペルホネン」展も、もう少し遅かったら
中止になっていたかもしれません。
早くこの騒ぎが収まって、自由に好きなところに
出かけられるようになってほしいものです。
-完ー
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