お花見、お花見♪

2017/04/06 - 2017/04/06

今年もやってきました、桜の季節！
お花見は、家の近所でもできるのだけど、
たまには違う所でも・・・ということで、
少しだけ足を延ばして、同じ沿線の数駅先の
「岩月城址公園」へ出かけました。
母が生きていた頃、一緒にお花見に行ったな～、
と、あらためて感慨にふけりましたが、オットは
初めてなので、おっくうがるのを半ば強引に
連れ出しました。（笑）

エリア 岩槻(埼玉)

• 交通手段: 私鉄 徒歩

東武野田線（現在では、アーバンパークラインと
改名されていますが、どうもピンとこない。）の岩槻駅から
徒歩２０分ほどなのですが、ずいぶん久しぶりで、
街の様子がすっかり変わってしまって、道を間違えたようで、
かなり遠回りをしてしまいました。

やっと到着。
この横断歩道を渡ると入り口です。

うん、ここですね。

公園は広いので、桜が咲いている場所まで、
どんどん歩いて行きます。

奥のほうの池のほとりに、
たくさん咲いています。

池には、朱塗りの橋がかかっています。

中国の九曲橋のような形で、
「八つ橋」という名前です。
赤い色が池に映えて、なかなか素敵です。

一部は蓮池なのですが、今は残念ながら
枯れ蓮です。
夏になったら、きっと見事な睡蓮の花が
見られるのでしょうね。

今がちょうど見ごろで、天気も
まずまずなので、平日にもかかわらず、
ピクニックを楽しむ人たちがたくさん
来ていました。

文字通りの花曇りで、写真にすると、
桜の色がいまひとつですが。

一番奥が岩槻城址ですが、お城は
跡形もなくて、石垣だけが残って
います。

何も見るものはありませんが、
城跡に登ってみます。

このあたりは人が少なくて、静かです。
奥のベンチに腰かけて、ゆっくり桜を
眺めることにしました。

通常「岩槻城址」と呼んでいますが、
「白鶴城」というのですね。
初めて知りました。
きれいな名前♪
姫路城が「白鷺城」と呼ばれたように、
この「白鶴城」も美しいお城だったのでしょうね。

そばの木の根元に、野生のスミレが
咲いていました。

ここは露店もないし、人もいなくて、
ただ桜だけ・・・。
こういうのが本来のお花見なのかな～。
とても穏やかな、満ち足りた気分に
なりました。

いけの反対側から、もと来た道を
見ています。

食べ物の露店が数軒。
お祭り気分で楽しいかな。

画面が暗くて、わかりにくくなりましたが、
公園の一隅に、山桜がひっそりと咲いていました。
なんとなく奥ゆかしくて、これもいいなぁ・・・。

桜の間に、紅のしだれ梅が１本。
鮮やかで、目を引きます。
桜もいいけど、梅もまた別の良さが
ありますね～。

公園の広場に、なぜか１本のトーテム・ポールが？

「トーテムポールとは、環太平洋地域の先住民族文化を
代表するもので、それぞれの彫刻は、カナダの先住民族に
語りつがれている物語にもとづいています。
このトーテムポールの１番上にあるサンダーバード」（伝説の鳥）
は、大空の支配者、巧みな鯨のハンターを表現しています。
２番目のシャチは海の王者です。
３番目の?（この字が見えません）の杖を持った人物は、精神と富の豊かさを表現しています。」（案内板より）

「カナダ・ナナイモ市友好トーテムポール」との
説明板がありました。
旧岩槻市（現さいたま市）との友好都市１周年を記念して、平成９年に建立
されたものだそうです。
（「ナナイモ」という地名は、先住アメリカ人の言葉で
「人の会う場所」という意味。）

ーおまけー
ひと回り、お花見を楽しんで、駅へ戻る
途中にあったマンホール。
「時の鐘」（今回は見ませんでしたが）など、
岩槻の名所が描かれています。
こういうマンホールのデザインは、その土地ごとに
面白いものがあるので、けっこう好きなのです。
ところが、意外にも同好者が多いようで、各自治体でくれる
マンホール・カードなるものが大人気で、
品切れになっているとの記事が、最近の新聞に
載っていました。
オドロキ！

　　　　　　　　　　　　　　　　ー完ー