こんな時期ですが、どこかにマイルで大雪山旭岳で滑ってきました＝2020年３月

2020/03/04 - 2020/03/05

２月は近場でしか滑らなかったので、３月は泊まりがけで行こう。JALのどこかにマイルで、行き先候補が北海道か東北で固まるまでシャッフルを繰り返す。旭川、帯広、三沢、松山となったところで、＋2000マイルで候補を３カ所にするオプションを使って、松山を外す。行き先は旭川に決まり、どのスキー場に足を伸ばそうか、と考えていたら……。まさかのコロナ感染拡大による緊急事態宣言！　どうしたものか、と考えた末

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

スキー場はアウトドア。ただ公共交通機関はそれなりのリスクがある。ということで、今回は旭川空港からレンタカーで移動することにします。羽田空港までは朝早いにもかかわらず、地下鉄やＪＲは普段より混み合っている感じ。皆さん、時差通勤している？　逆に旭川行きのJALは空席ばかり。クラスＪはそこそこ混み合うものの、エコノミーは数えるほど。合わせて20人くらいって感じ

実は雪道の運転はほぼ初めて。なのでレンタカーには安心保証もつけておきます（バジェットレンタカー1泊2日6540円）。初日は富良野に行くか、大雪山旭岳に向かうか。迷ったものの、この日は快晴。せっかくなので絶景を眺めることができる旭岳に決定。午前11時、旭岳ロープウェーに到着です

旭岳ロープウェイ 乗り物

チケット売場に山頂駅からライブ映像。絶好のコンディションのよう

ロープウェーは20分おきの運行で、1回券が1300円で4時間券が4200円、１日券が5200円。ロープウェーの上りの最終便は15時40分なので4時間券を購入。4回乗れば元は取れる計算です

10分ほどで山頂駅へ。雲一つない空に目の前には一面白銀の世界

山頂からのコースはＡとＢの２つ。なんですが、ここはゲレンデスキーとは違ってスキーコースもある山というスタンスなので、一応、コースは整備されているけれどパトロールとかありません。ちなみにロープウェーを降りて右に進むＡコースは「雪不足」ということで、コースクローズということになっています。ただ、常連の方や海外からのスキーヤー、ボーダーは気にしていないようですが

旭岳初心者なのでまずはＢコースを滑ります。目の前に広がる白銀の世界。絶景なんですが、吹雪いたら簡単にコースを見失いそう。頼りはコース上に並べられているポールだけだし

最初はコースだけ滑ろう……、と思っていたのですが、山頂付近はそこら中が新雪だらけ。ふかふかの雪を楽しみましょう

ただ新雪を滑った後にはかなりの登り坂あり。勢いをつけても登りきれないので注意

コースを外れて皆さん自由に滑っているようです

コース後半は緩やかになるので

木々の間をゆるりと滑ります

ロープウェーから眺める雪景色

大雪山連峰の主峰で標高2,291m、北海道最高峰の旭岳

極上のパウダースノーを満喫します

旭岳をバックに滑ります

2本目を滑り終えるころ、雲が増えてきたかなと思ったら

3本目を滑ろうとロープウェイで山頂駅に降りたら

山野天気は変わりやすく、あっという間に一面真っ白

コースを示すポールも良く分からない。一度、深雪に板を取られてずっこけた

お腹がすいたので山麓駅の

姿見食堂 グルメ・レストラン

姿見食堂で腹ごしらえ

ラーメンをいただきます

エネルギーを補給したら、もう一滑り。山頂駅を右へ

山スキーのノリで皆さん自由に滑っていますが、ノーパトロールなのであくまで自己責任。時には雪崩も発生するので十分注意しなきゃいけません

少しばかり視界は悪いけれど、新雪を自由に滑ってみます

といっても、今回もショートなので攻める、って感じではありませんけど

滑りごたえという点でいえば

山頂駅を右手に出た方が面白い

大雪山の自然の中での滑り

ということで最後の1本。4時間で6本ならまあまあ、ってとこでしょうか

ふかふかの深雪を

十分堪能できました

もっともコースを外れて行方不明になっている外国人の方もいます。基本山スキーなので十分注意して滑る必要があります

最後の最後でまた雲が晴れてきました

時刻は15時30分、1回券を購入すればもう1本滑れますが、ここまでにしておきましょう

最後にもう一度、旭岳の雄姿を見ることができたので

宿泊先の旭川に向かいます。ちなみに「スキー場」ではないので、ここには更衣室はありません（コインロッカーはありますが）。なので、着替えは駐車場に止めている車の中です

新型コロナの影響もあって旭川のホテルは厳しい状況。ドーミーイン旭川も楽天トラベルで4500円（税込）と格安。で、夕飯を食べに繁華街に出たものの、街中は人通りもまばら。産直海鮮居酒屋「浜焼太郎」では飲み放題90分890円也で喉を潤し

刺身や焼き物をいただきました。しかし店内も人はまばら。飲食店は厳しい状況です

2日目は雪質が素晴らしいと聞いていた名寄ピヤシリスキー場に遠征しようかと思っていたのですが、コロナの影響で営業停止に（20日から再開した模様）。残念

カムイスキーリンクス スキー場

ということで、１月に続き今シーズン２度目のカムイスキーリンクスへ。ただしコロナ対策でゴンドラは営業停止。山頂にはリフトを乗り継いで向かうことに

山頂までは３本のリフトを乗り継がなきゃいけない。しかも高速リフトではないのが……

もともと混み合うスキー場ではないのだけれど、コロナの影響で人はまばら

この日は太平洋岸やオホーツク海沿岸は荒れ模様でしたが、旭川近郊は雪は舞ったりするものの、強風も吹くことはなく

遅いリフトに多少は物足りなさを感じつつ

今季最後？のパウダースノーを滑走します

前回はクローズだったディープパウダーゾーンもこの日は開放していたので

手つかずのパウダースノー。人がいないので気ままに滑ろう

お昼を過ぎるとだんだん視界が悪くなり

カツカレーとビールでランチタイム

さて、もう一滑りですが、そこそこ雪も降ってきました

リフトにもほとんど人が乗っていない

ゴンドラが動いていないので、ロイヤルコースに挑む人は皆無に近い。シュプールもほとんどない。しかも、程よく雪が降り続いているので

まさにヴァージンスノーの新雪。ここはボードで滑りたかったかも

午後３時30分を過ぎればゴールドコースもほとんど人がいません

さて十分に滑ったので帰るとしますか

今回借りた日産ノート。そこそこ雪が降り続いている。慌てず急がす空港へ

羽田行きを待つ間、フードコートで腹ごしらえ。二條亭で刺身7点盛り&ビールのセット1550円と

旭川空港 空港

梅光軒で野菜醤油ラーメン1000円。野菜系なので、こってりは期待していないけどちょっと淡白だったかな。さてコロナ終息が見えない中、今季はあと何回滑れるかな

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2020/05/06 15:14:16

  お久しぶりです

  itaruさん
  旭岳スキーの画像、懐かしかったです。私も10年以上前に一度だけ、滑りました。
  滑り応えは正直微妙ですが(笑)、非日本的かつ非日常的景色という点では抜群と思います。
  詳細な画像で記憶が蘇りました。ありがとうございます。
  
  カムイのゴンドラ運休理由が笑ってしまいます。カムイのゴンドラが感染心配なほど混むことってあるの!?
  散々な2020シーズンでしたね。３月23日に安比高原で滑ったら、あの広いスキー場にウン百人という閑散ぶり、まあおかげでストレスなく滑り放題でしたが(苦笑)

  itaruさん からの返信 2020/05/08 01:55:49

  Re: お久しぶりです

  ねもさん
  
  コメントありがとうございます。
  確かにゴンドラの運転間隔が微妙だし、コースだけを滑っていたのでは物足りないですね。今回は絶景を楽しめましたが、冬は荒天も多いと聞きます。ここで滑るのは天気予報とにらめっこして、大丈夫と確信した時でないと楽しめないような気がします。
  カムイのゴンドラも以前に比べれば混むようになったとは思いますが、「3密」空間になるほどかと言われると確かに微妙。何しろコロナの影響で滑る人が大幅に減っていましたから。ゴンドラ1本だけ動かして、リフト運休でも「3密」にはならなかったと思います。