北欧の旅　ノルウェーはベルゲンから巡ります♪　初めてのAirbnb体験も

2019/08/10 - 2019/08/12

北欧の旅⑦番目からはノルウェー。

ベルゲンに2泊、オスロに1泊。

今回の北欧3か国の中で私が一番気に入ったのはノルウェー。

ノルウェーなら「良い仕事あるから住まない？」と誘われたら住みたい。
明日からでも。一人当たりのGDPと労働時間の短さ世界一。日本の対極？
うらやましい。
（仕事ないと物価高くて暮らせないからここにムリ･･･）

ノルウェーはEUに入っていないから独自の文化が守れている国。EU内は想像以上に規制が厳しいのだ。それでいてEU域内に準じる協定を結んでるから、経済的には困らない。イギリスも最初からEU加盟を断ってFTA結んどけば今のような困ったことにはならなかったのに。
なーんて、このあと行くイギリスと比べての真面目なことも考えてみる。

物価の高さは　フィンランド　＜　スウェーデン　＜　ノルウェー　＜　アイスランド　の順。今回の旅行の中では一番高いけれど、ロンドンよりまし。
フィンランド＝東京かな。旅行前はどんなに高いんだろう！とびびってたけど、そこまでじゃない。アイスランドよりはずっと安い。

⑦はノルウェー旅のtipsを、⑧、⑨はベルゲンの観光でまとめます。
探し方が下手なのか、個人旅行のベルゲンの情報ってあんまり見つけられなかったので、個人で行く人or次回の旅の参考になるといいな。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

6時半のフライトでストックホルム、アーランダ空港からベルゲン空港へ。LCCを使うことも考えたけど早朝便だからか、安かったのでSASで移動。ラッキー。

ストックホルム アーランダ空港 (ARN) 空港

朝5時、アーランダ空港の朝食。スムージーとシナモンロール。

眠い身体にスムージーがしみる。

順調なフライトでベルゲンへ。まだ8時だよ･･･

空港で受けた第一印象はともかく人がいないっ。地方空港だからなおさらかな。空港～市内までは電車で移動するんだけど、空港駅にも誰もスタッフらしき人はいないので、着いたばかりの外国人観光客同士で助け合って、なんとかするしかない。国籍、話す言葉は様々だけど、気持ちは一つ。切符の自動販売機は英語対応の画面が出るし、クレカで買えるのでなんとかなり、来た電車にみんなで乗り込む。市内までは30分。車窓はとてものどか。

ベルゲン鉄道駅で下車。終点まで行くと一つ乗り過ごすので気をつけよう。

ベルゲン駅 駅

フィヨルド観光を電車でスタートする場合はこのホームから。
バスでスタートする場合のターミナルは駅に隣接。

私はフィヨルド観光をメインにしたので駅前に宿泊。

ベルゲン駅 駅

朝早すぎるので取りあえず荷物は駅のロッカーに。駅のロッカーは大きくて、立派なものでした。タッチパネルを操作してロッカーを開け閉め。英語の画面が出るのでなんとか操作。鍵はなく、レシートに書かれた番号（ code ）がないとと開けられなくなるので、レシートはスマホで写真を撮っておくと安心で便利。一日50NOK。支払いはクレカ。ノルウェーも現金いらないね。

Airbnbはチェックインタイム厳守なので。ホテルと違うので荷物をフロントで預かってはもらえません。

駅前にあるホテルはここだけ。
夏場の料金は高くて私はあきらめたけど、予算があれば泊まりたい素敵なホテル。

Grand Hotel Terminus ホテル

フロント。

Grand Hotel Terminus ホテル

私の泊まったAirbnbは、このホテルのすぐそばに。

ベルゲンにはそんなにホテルがないのでホテルは早めに押さえないと部屋がなくなります。その代わりなのか、Airbnbをやっているお家は多くて、予算や用途に合わせてよりどりみどり。北欧なら普通の家でもインテリアが素敵そうだし、掃除好きだろうから清潔そう。何より予算内。そういうことで、今までAirbnbに泊まったことはなかったけど使ってみることに。

以下、Airbnb滞在について。

Airbnbは看板があるわけじゃないから、家を見つけるにはスマホのGPS必須。スウェーデンで買ったSIMがここでも活躍。本当に使えてる♪　あとは家主が送ってくれた写真を頼りに家を特定し、鍵を探し、ドアを開けます。この家の鍵は秘密の場所に隠されていたので、なんかゲームみたいなきもち。

家主さんは旅行中とのことで、誰もいないのかな？と思っていたら、他のゲストがリビングルームにいて、気さくに挨拶してきました。Airbnbってどんな人が泊まるんだろうと実はずっとわくわくしてたんです。

どうやらこの家は4部屋貸し出されているよう。
一部屋はイタリア人カップル。あとの2部屋は私と同じように1人で滞在する女性でした。この2人の女子は朝早くと夜しか家にいなかったので、お仕事なのか、旅行なのかは聞けなかったけど、私より長く滞在してましたね。

カップルはめっちゃ面白かった。この2人はほぼいつも家にいて。もうこの家を乗っ取ってる。なんで？と思って話してみたら、なんと、ノマドライフの真っ只中。彼はIT系で、世界中どこにいてもパソコンがあれば仕事ができるから収入には困らない。だから、住所は持たず二人で行きたい所を巡っていると。今までにメキシコや南米を回っていて、ここ2ヶ月はベルゲンにいるんだそう。そんな人生うらやましい。

この写真が私専用の個室。すっごくきれいにお掃除されていました。

ハウスルールとして夜は静かにとあったので皆さん、夜は早く寝て、部屋では静か。
バスルームは共用だったので、マナー良く使うことや譲り合いの気持ちが大事。
キッチンも共用。好きなときにお茶やコーヒーを入れて飲めるのはうれしい。ガスや冷蔵庫を使えるから、料理もできます。カップルさんはベジタリアンで、そういう特別食を食べたい人にはホテルよりいいよね。
洗濯機も使用可だけど、家主さんは洗剤を自分で買ってという指示。困ったなとおもったら、カップルさんが分けてくれました。朝食のパンも女子の一人にもらったし。このもらったパンが石窯で焼いた感じのハード系ですっっっごく美味だった。
ゲスト同士の助け合いとコミュニケーションがAirbnbの醍醐味。楽しかった。

朝のベルゲンの街もやっぱり人がいない。歩いているのは観光客だけ。道を聞きたくても皆迷っているというかなり面白い状況。治安はめちゃくちゃいい。だって人もいないし、車だって走ってないもん。

こんな広場もあったりする。

駅前からひたすら歩いて、港に。ベルゲンの観光は港沿いに集中しているので、ベルゲン観光をメインにするなら港のそばに泊まったほうがいい。雨が良く降るからね･･

ここで、大雨が降ってきた。しかも寒い。まずはツーリストインフォメーションに逃げ込む。暖房が効いてて暖かい。ベルゲンの地図もゲット。私はフィヨルドツアーをネットで申し込んできたけど、ここでも申し込める。ベルゲンでのツアーもいろいろと売っていました。海老食べ放題つきナイトクルーズとか（ちょっとやってみたかった）。ここには人がたくさんいて、ちょっと安心。

ベルゲン 観光案内所 散歩・街歩き

ずっとインフォメーションにいても仕方ないので外へ。建物がかわいい。ブリッゲン楽しみだなあ

ベルゲンNo.1観光地ブリッゲンに着いた。

歩いてみたいけど、雨が激しい。足に水がしみてきたよ･･･

散策はあきらめて

Baker Brun 　というベーカリー＆カフェに避難。

すごく良い雰囲気。

美人なお姉さんたちがおしゃべりしながら店番。

サンドイッチやスムージーも美味しそう。

チャイと甘いパンでひとやすみ。

この「スコーレブルー」というパンはとっっても美味。
甘いパン生地にカスタードクリームが入っていて、ココナッツフレークがついてる。再現したい！！　この旅行中、一番のパン。
フィンランドのパンもよかったんだけど、ノルウェーのパンはどれも当たりだった。

お茶の間に雨も止み。靴も乾いて、身体も暖まった。
北欧を旅行してるとしょっちゅう雨が降ってくるけど、長くは降らないから、降ってきたらコーヒーを飲んで休憩するといいのね。
イギリスのティーみたいに北欧のフィーカが有名なのはこういうことかも！

のんきに休憩してもまだ午前。早朝便すごいな

ローセンクランツの塔とホーコン王の館　に入場。

ホーコン王の館 建造物

このカクカクした建物がローセンクランツの塔。

なんだかイギリスっぽいと思ったら、イギリスから職人が来て建てたんだそう。

ホーコン王の館 建造物

こちらが王の館

玉座の間

1247-61年に建てられたもの

ホーコン王の館 建造物

天井が船の底のようなバイキング建築ですね。

好き！

普通と違う十字架も、いかにもバイキングぽい。

塔を登ります

塔の中は武器とか飾られていて

「あなたも体験」コーナーもあり。

ノリノリでポーズをとってくれた通りすがりの人(笑）

美術品も飾られていました。

一番上からは外が見えました

外にいた中世の衣装の人達。

何かのイベントの練習かな？

この博物館は何？

ミリタリー博物館！

国連にこんな風に貢献しています！という展示でした。

Arven gold and silver factory & shop

1868年創業のベルゲンを拠点とする金銀細工のブランドの工房。

平日2時からのガイドツアーで造っているところを見ることもできるそう。

出生祝いの銀のスプーンセットかな。

銀食器、どれも素敵

バイキング船の置物。

ぽんと買って帰れるようなお金持ちになりたいよ･･･

St. Mary's church

1130年頃　造られたベルゲン最古の教会。

ブリッゲン博物館でこの教会のガイドツアーのチケットを売っています。200ＮＯＫ
80分間のツアー！　

この人だかりはもしかして･･･

またまた結婚式に遭遇。

皆に祝福されて幸せそう。

続きは、「ブリッゲン」「フロイエン山」の旅行記で。