2020/02/22 - 2020/02/23
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ROSARYさん
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この旅行記のスケジュール
2020/02/22
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ヒジャーズ鉄道の遺構
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Jabal Ithlib
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Jabel AlBanat
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Qasr AlFarid
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アル・ウラのHeritage Gardenで食事
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エレファントロック
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この旅行記スケジュールを元に
2019年9月に観光ビザが解禁になったサウジアラビア。世界遺産のマダイン・サレの観光は3月2日まで、ということで、急遽2月に行くことに。帰国してみたら、コロナ禍のせいでその次の日から日本人の入国が拒否されるようになったとか。まさに滑り込みセーフのサウジ観光でした。
その4は、今回の旅のハイライト、マダイン・サレ(マダイン・サーレハ)の観光です。メディナからバスで荒野を走り、奇岩が見えてきたら、もうそこはマダイン・サレへの拠点、アル・ウラです。そこからバスを乗り継いで、世界遺産にもなっているナバテア文明の遺跡へ。ヒジャーズ鉄道やエレファントロックも見て、すぐそばのテント風ホテルで宿泊しました。
・メディナからバスで4時間、マダイン・サレの入口へ
・バスを乗り継いで、まずヒジャーズ鉄道の見物
・さらに別のバスに乗ってマダイン・サレの中へ
Jabal Ithlib。風が通り抜けるシーク(岩と岩の間のスリット)
Jabal Ithlib。女の子の丘と呼ばれているたくさんの墓
Qasr AlFarid・マダイン・サレ最大の墓
・アル・ウラの打ち捨てられた旧市街を見ながら昼食のレストランへ
・エレファントロック
・本日の宿はエレファントロックからもほど近い、サハリ・アル・ウラ・キャンプ。星空もきれい
・アル・ウラ空港からリヤドへ
表紙写真は、一つ岩のQasr AlFarid。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- サウディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ワールドエアシステム
PR
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メディナから、世界遺産マダイン・サレの拠点となるアル・ウラまでは陸路です。
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メディナはナツメヤシ(デーツ)の名産地。郊外にはナツメヤシのプランテーションが広がっていました。
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赤茶けた礫砂漠を暫く行くと、奇岩が姿を現します。
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そんな中をまっすぐの道が走る。
サウジアラビアでは、下道でも速度が出るし、揺れることもなく快適そのもの。 -
途中、ラクダの群れに遭遇。
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羊たちも。
ベドウィンたちが闊歩した、その昔のサウジアラビアを彷彿とさせます。 -
途中で見かけた、干し草を満載したトラック。
今や遊牧よりも、定住して牧畜を営む人が増えているのでしょう。 -
産油国ならでは、石油やLNGを積んだトレーラーも行き交います。
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メディナを出て4時間ほど走ると、さらに奇岩地帯に。
もうアル・ウラに近づいています。 -
すごい岩ですね。砂岩だそうです。
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アル・ウラの街のスーパー。ライダーがたくさんいました。
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そして、マダイン・サレへのチェックポイント。
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ここでチケットを買って、入場します。
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ゲート近辺にはファーストフード店も。世界遺産の中では飲食禁止ですから、腹ごしらえしておかなきゃ、って感じですね。
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この近辺の地図ですね。今いるのは①の地点。
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冬の間の催し物も告知されていました。
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チケットはプラスチック。
これを見せて、バスに乗り込みます。 -
奇岩の間を抜けて。
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20分ほど走ると、マダイン・サレを示す道路標識が出てきました。
この先にある北門が3月2日で閉じてしまうのです。まさに滑り込みセーフ。 -
バスはヒジャーズ鉄道博物館のあたりで止まります。
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かつての機関車。客車はオリジナルなのだとか。
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ヒジャーズ鉄道。オスマン帝国が敷設した鉄道。
かつてはシリアのダマスカスと、メディナとを結んでいました。 -
イチオシ
ここで、アラビアンコーヒーのもてなし。
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デーツも一緒に。真ん中のゴマ風味のディップともよく合いました。
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ここでバスを乗り換えて、いよいよマダイン・サレの中に入ります。
マダイン サーレハ(アル=ヒジュル古代遺跡) 史跡・遺跡
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紀元前1世紀ごろからナバテア人が住んでおり、ヨルダンのペトラに次ぐ、二番目の都市だったそうです。
岩に墓穴が開いています。 -
最初のストップ、Jabal Ithlibが見えてきました。
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Jabal Ithlibの標識。
ディワンと言われる集会場や、たくさんの祠がある祈りの場。 -
イチオシ
シークと呼ばれる岩と岩の隙間も印象的です。
右手に見えるのがディワン。 -
ディワン。岩をくり抜いて作られています。
入口部分には柱や柱頭状の掘り抜きも。
右横部分は雨水を集めた樋になっています。 -
真っ直ぐに削られた壁。下にはベンチ状の石がありますね。
ここで集会を開いていたのでしょう。 -
柱頭部分。
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岩には昔の文字が彫り込まれていました。
これ以外にも、あちこちに文字が残っていました。 -
イチオシ
ナバテア人の祠。鷲のマークが見えます。
イスラムになって、偶像崇拝を廃するため、頭が削り取られていました。
他にも傷ついた祠が多かったです。 -
シークの先には広い空間。
岩の奥にも祠が彫られています。 -
祠をアップで。
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もう一度、ディワンとシーク。
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Jabal Ithlibを手前から眺めたところ。
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さらに先に進みます。4WDの一行とすれ違いました。VIPツアーだそう。
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Jabel AlBanat(Qasr AlBint)。
女の子の丘と呼ばれています。たくさんの墓があるところ。 -
最初の墓。かなり大きいですね。
上のほうには、ペトラでも見た天国への階段が刻まれています。 -
次の墓。この2つの墓は、中に立ち入ることも、覗くこともできません。
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正面から。
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さらに奥へ。やや小ぶりです。
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この墓には随分立派な鷲のマークがついています。
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中を覗いてみました。
副葬品を置くところ? -
縦型のは墓穴かな。
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もっと奥までいってみましょう。
2つの墓が並んでいます。左側、入口上のアーチや、上部の天国への階段が並んでいるところなど、ちょっと洗練されたデザインですね。 -
イチオシ
最初の墓に戻りました。
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アップで。入口上の三角の部分にメドゥーサが彫り込まれています。
髪の毛がヘビ。 -
1つ目と2つ目をパノラマで。
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3番目のストップへ。
4WDのコンボイ。 -
私達はこういうバスで進みます。
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いよいよ最大の見せ場、Qasr AlFaridです。
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あ! 見えてきました。一つ岩に彫られた、マダイン・サレ最大の墓。
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正面やや引いたところから。
これもあまりそばまでは近づけません。 -
このあたりは細かい砂がひろがっています。
そんな砂地に咲いていた可憐な花。 -
イチオシ
向かいの砂山にのぼってみました。
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ドローンを飛ばしていますね(左端)。
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アップで。
4本の柱を持つ墓は、マダイン・サレではここだけだそう。 -
墓穴のあたり。実は未完の墓なのです。
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このあたりをパノラマで。
この岩がどれだけ大きいかがわかりますね。 -
イチオシ
丘の上から、今回は行かなかったJabal AlAhmarが見えました。
この2つ並んだ絵も、マダイン・サレの紹介でよく見かけます。 -
さっき見たお墓たちかな。
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足元には砂漠に咲く激しい花。Cistanche tubulosaでしょうか。
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もう一度、カサール・アル・ファリドを眺めて・・・
下の方で女性たちが記念撮影をしていました。 -
戻ります。
さっき記念撮影していた人たちですね。 -
あら、小型飛行機も飛んでいる。これも撮影用かな。
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帰りのバスで。こんなかわいいボトルに入った水が配られました。
確かに喉が乾きます。 -
ヒジャーズ鉄道のところまで戻ってきました。
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木が邪魔だけど。機関車と客車をセットで。
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このあと、アル・ウラの街を目指します。
途中、打ち捨てられたかつての街の廃墟が。 -
お昼は街のレストランで。
Heritage Gardenです。 -
中は個室が並びます。
顔を隠した女性たちが、人に見られずに食事ができるように、という工夫。 -
中はこんなふうになっています。床に座って食べるんですね。
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私達はテーブルで。
大量のピラフの上に肉が乗って出てきました。野菜サラダとディップもね。 -
飲み物は? コーラ、ファンタなどのほか、飲むヨーグルトもありました。
これ、結構いいかも。 -
途中のガソリンスタンドで。これ、ATMなんです。
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さて、今度はエレファントロックを目指します。
赤茶けた荒野の道。 -
イチオシ
エレファントロックです。右足を少し後ろに引いた姿。
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このあたりには他にもいろんな奇岩が。
穴の空いた岩もありました。 -
本日の宿泊地、Sahary Al-Ula Campです。
ここにも奇岩(笑)サハリ アルーラ リゾート ホテル
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レセプション。
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でも、部屋はこんなふうに岩山の麓にたつ小屋です。
一応、テント風ということになっている。 -
中はたしかに、ちょっとテント風ですね。
朝晩は冷え込むので、外気が入らないのはうれしいです。
電気もつくし、お湯もちゃんと出ました。
(このあたりのホテルは、電気やお湯のないところも多いそうです) -
ホテルの敷地は三方を山に囲まれています。
北側だけが開いていて、そこに沈む太陽の残照が。 -
夜のホテル。泊まった部屋はかなり奥まっていたので、この足元の灯りを頼りにレセプション方向に向います。
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カフェには大きなコーヒーポット。
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今日の夕食はビュッフェ。トマトシチューが美味しかった。
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食後、部屋の裏側の岩をライトアップしていました。
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空の星。ちょうどオリオンが上がってきました。
ライトアップがなければ、もうちょっと見えるのかな。 -
ところで、毎日ゲットした水。並べて撮ってみました。
250mlくらいの小さなボトルが多かったです。 -
これらは、海水を淡水化したもの。
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翌朝。ホテルのレセプションに、飛行機のチェックイン機がありました。
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去り際にバスの中から撮ったホテルの看板。
この取付道路は未舗装でした。 -
奇岩も見納めかな。
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アル・ウラの空港が見えてきました。
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新しい建物。
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入口のドアには、マダイン・サレの風景。
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空港の中も素敵です。
チェックインした後にあったお土産売り場も、今回のサウジ旅行の中で一番洗練されていました。 -
サウジアラビア航空でリヤドに向かいます。
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