2020/02/20 - 2020/02/21
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Halonさん
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今回の主目的は「草枕温泉てんすい」。露天風呂から有明海と雲仙が望める絶景。途中に田原坂があるので帰りに立ち寄ってみました。
前日は熊本城の北にある「城の湯」に午前1時まで滞在。
【今回の温泉】(通しNo.)
(6)熊本城天然温泉 城の湯 弱アルカリ性単純泉 源泉かけ流し(一部循環) 通常600円
(7)草枕温泉てんすい 弱アルカリ性単純泉 源泉かけ流し 通常500円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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合志川の土手沿いに南下。
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県道37号線に合流。角は味の屋台村。ここの温泉は常時100円だそうだからいつか来てみよう。
味の屋台村 グルメ・レストラン
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しばらく熊本電鉄沿いを並走。
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藤崎宮があったのでちょっと休憩。
藤崎八旛宮 寺・神社・教会
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めったに来れない熊本市立図書館で図書を物色。とはいえ熊本市民ではないので借りられませんが。
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午後から中心部へ。小泉八雲の旧居は入ったことがなかったので見学。
小泉八雲熊本旧居 名所・史跡
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八雲は明治24年から3年間を熊本で過ごしている。八雲の家は灯篭のある静かな庭に面した明るい屋敷。
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奥の書斎は西と南が庭に面してさらに明るい。もともとは熊本藩士赤星家として西南戦争直後に建設された家屋。
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元会津藩士の秋月胤永(かずひさ)は第五高等学校(熊本大学の前身校)で八雲と同僚教師だった。
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館長さんが丁寧に解説してくださいました。
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桜の馬場 城彩苑に立ち寄り。平日の夕方とはいえお客が少ない気がする。
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うにまめをちょっと試食。う~ん。
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城の南西に位置する未申櫓。櫓自体は無事だったがその後ろの石垣は全壊。天守閣に向かって行けるところまで行ってみる。
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第三の天守と呼ばれる宇土櫓。西南戦争でも焼けずに残った唯一の五階櫓。
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加藤神社の境内から天守閣が間近から拝めた。
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くまモンだるまバージョン。
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お城の北にある「城の湯」を下見。
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その北にある上熊本駅。
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18:40 「城の湯」に入館。通常600円のスーパー銭湯タイプでフロントで靴箱の鍵と交換にロッカーの鍵をくれる。2階の大浴場コースは深夜1時まで滞在可。3階には宿泊コースもあり。
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休憩室で24:40まで5時間も横になっていた。
本日の走行約32km。 -
2月21日
その後、中心部の下通まで移動。ドンキホーテで買い物。
2:20 松屋で牛めし。椅子席の各コーナーには先客が2人陣取っていた。サラリーマン風の一人が酔ってソファーに寝転んでしまったので店員が起こしに来たが埒が明かず。最後はセコムの警備員が来てタクシーに乗せた。こんなときまで来てくれるんだ。ここで2時間ねばって次の温泉に向けて出発。 -
6:25 角屋敷跡。明治5年。天皇の随員だった西郷隆盛が付き人としていっしょに宿泊した場所。来るのが早すぎた。かと言って明るくなるのを待ちたくもない。
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坪井川の河口。
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海沿いの県道501号線を北上。路側帯が狭くて走り難い。平日の早朝なのに交通量が多くて意外。途中から堤防の上の道を走る。
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途中のバス停はどこもブロック塀で囲われた中に古いソファーなどが置いてある。
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山側はミカン畑。
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海の駅はまだ開いてないので、その横でパンを食う。
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有明海の対岸は雲仙岳。
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熊本市の有明海岸にある河内町。
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河内漁港。
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海辺のオープンなバス停。ロケに使えそう。
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8:26 前田家別邸があったので寄り道。夏目漱石の草枕の舞台。9時オープンらしいが管理の女性が出てきて開けてくれた。県内からの客は逆に珍しがられて歓迎された。欧米人が結構くるらしい。
前田家別邸 名所・史跡
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小説に登場した男湯(右)と女湯。湯口は男湯にしか無い。当時としては高価なセメント張り。
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屋敷は立体的で漱石が迷ってしまったほど複雑な造り。
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続いて坂を上がった先にある草枕交流館。ここで10分ほどの草枕紹介ビデオを私一人のために上映してくれた。
草枕交流館 名所・史跡
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館内には草枕絵巻の複製全3巻28景を展示。
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山鹿灯篭の紙で造られた前田家別邸。右端が先ほど見た浴場。
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交流館の裏山には早咲きの桜が五分咲き。
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急坂を上って草枕温泉てんすいに到着。10時のオープンを待って入場。通常500円
草枕温泉てんすい 温泉
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先日菊水で見かけた石風呂がここにも展示されていた。使われている石材の多くはブラタモリにも出てきそうな溶結凝灰石とのことで、半日かけて湯を沸かすと翌日の昼過ぎまで使えたという石焼きビビンバみたいな風呂だ。
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泉質は弱アルカリ性単純泉で源泉かけ流し。ここの一番の売りは露天風呂からの眺め。正面に有明海と雲仙岳が見渡せる。今回は拝めないが夕景は特にすばらしいようだ。
内風呂には前田別邸を再現したような階段を降りた先の湯舟がありビワ、ヤツデ、ヨモギなどを入れた薬草湯になっていた。
サウナもあったが狭かった。88℃。 -
湯上りは館内の大広間で20分ほど休憩。
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11:50 草枕温泉を出発。グーグルマップの徒歩ルート最短コースに従って進んだが、集落内の細道が思いのほか急坂で息が上がる。車ルートにすべきだったかもしれない。
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「三ノ岳観音」という看板に従って左折。
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なんとか県道191号線に合流しなだらかな上りとなる。
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JRこのは駅に立ち寄り。待合室はミニ図書館&観光案内所のような造り。
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豊岡の眼鏡橋は田原坂の入口にある。1802年製で年号が明らかな石造眼鏡橋では熊本県最古。
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13:50 標高差80mの田原坂を上る。手前で消耗しているので一の坂からは押して上がる。
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坂の途中にあった官軍方、谷村伍長の戦死地の碑。
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14:05 三の坂を過ぎてしばらく行くと田原坂公園に着いた。
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公園内に立つ西南役戦没者慰霊之碑。
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碑のちょうど真後ろあたりに西郷隆盛の名前があった。
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弾跡が残る白壁。
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白壁の内部は赤十字の展示スペースになっていた。
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薩摩軍の軍医から調合を伝授された地元の少年が後に製造開始した「ほねつぎ膏」。
リバテープのルーツ。 -
四斤山砲。フランス製。西南戦争では両軍で使用された。
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田原坂の戦いでは当初、二俣古閑の官軍砲台からは田原坂の薩摩軍陣営が目視できず効果的な砲撃ができなかった。確かにここから官軍砲台は見下ろせる位置にある。
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その後、横平山に砲台移動後、ようやく威力を発揮し始めた。
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谷底には左右に木葉川とその先に鹿児島本線が走る。当初の薩摩軍優位が伺い知れる地形。
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田原坂駅方向へ進むとさらに戦跡があるが今回はパス。
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旧鹿本簡便鉄道跡の自転車道を帰る。本日の走行約51km。
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