2017/12/25 - 2018/01/02
3348位(同エリア10319件中)
いちのすけさん
- いちのすけさんTOP
- 旅行記17冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 17,149アクセス
- フォロワー3人
2017年12月25日~2018年1月2日の年末年始に
彼女と行ったイギリス+フランス旅行。
5日目はロンドンからフランスのパリへ移動。
St. PancrasからGare du Nordまで二時間強。
いよいよ大好きなイギリスとも別れを告げ
個人的に大の苦手なフランスへ入国です。
国内旅行感覚でへらへらふわふわと気軽に
楽しんでいた勝手知ったるイギリスと違い、
ギュッと心を引き締めて行動しました。笑
大好き過ぎて勝手に両国の歴史的背景も
背負い込んでしまったのかただの妄想か、
フランスという国に対してもフランス人に対しても
前に行った時の経験からも
あんまり良いイメージはなく、
質実剛健なイギリスに比べ豪華絢爛なフランスは
観光地としても1回来たらそれで十分で、
もう良いやと思ってました。
完全に彼女のお付き合い的な気分でした。
イギリス人にもお高くとまった感じの
人は多いけど、少なくとも僕にとっては
彼らはみんなとても親切で優しい。
それは僕には上品でエレガントに見える。
そこがイギリス人とフランス人の国民性の
絶対的な違いに思えていたからです。
でも、そう思うには早過ぎたのかもしれない。
今回ここで忘れられない体験ができた上に
生涯忘れられないお店に出会うことになりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は午前からフランスに移動なので
朝から観光はせず、初めてのんびりな朝。
色々と行けなかったところもあるけど
またのお楽しみということで。
朝食はホテルから歩いて10分くらいにある
大好きなスーパーWaitroseに行きました。
またエビをたくさん買う。笑
3日目の夜にOxford Streetを通った時も
これまた大好きな近くのSainsbury'sで
山ほど買い物したけど、ここでもやっぱり
買い過ぎたってくらい買い物をした。 -
ホテルの自販機で売っていたアイス。
彼女はこれを毎日のように部屋に帰った後
うきうきで買って食べていた気がする。 -
ホテルのお部屋。
団体旅行客の近くになると
めっちゃうるさいかも...という
口コミもあったけど、静かだった。
何の不自由もなく快適な時間を
ありがとう。 -
名残惜しくもチェックアウトして
ホテルを後にします。
この日も天気は小雨でどんより雲。
まぁまぁ寒かった気がする。 -
フランスでお土産買えるのか??ってくらい
荷物パンパンで重たくなってしまったので
地下鉄の駅まで徒歩3分という距離は
本当に(特に彼女にとって)助かった。
また来る時は候補に入れたいホテル。 -
地下鉄でSt. Pancrasに到着です。
道中カラフルで面白い通路を見つけたので
彼女をおもちゃに遊ばせて撮ってみた。
こいつら一体何してんだと周りに見られながら
同じ場所で20枚くらい撮ってた気がする。笑 -
これから2時間ちょっとの電車の旅で
時差を考えるとフランスに到着した時は
+1時間になることもしっかり考えて、
お昼ご飯を調達しました。
St. Pancrasにはカフェやスーパーもあるし
洋服屋さんやお土産屋さんもいっぱいあって
個人的にはいくら時間があっても飽きない。 -
これからイギリスを出国します。
空港から海外に行くのと同様に、
ユーロスターでフランスに行く時は
出発駅のSt. Pancrasで出国します。
空港と同じくらいのレベルの厳しい
セキュリティを無事に通過したら
パスポートに出国のスタンプを押してもらい
出国の手続きが完了します。
空港と違うのは、スーツケースは預けず
自分で最初から最後まで持ったままです。
そして何より面白いのは、そのまま入国。
出国審査が終わり出国スタンプを押されると、
まだ海も渡っていないのに入国です。
フランス領イギリス的な感じなのかな。
パスポートには飛行機のマークではなく
汽車のマークのスタンプが押されます。 -
ここは既にフランスです。笑
まだSt. Pancras内にいるけど。
電車に乗るまでの待合スペース。
みんな暇そうにしてます。笑
出国の手続きの渋滞で時間がかかったり
時間厳守で電車に乗らないといけないので
みんなかなり早めに集まっています。
僕たちも2時間近く前にはSt. Pancrasに
到着し、出国の手続きを行いました。 -
僕はずっとこの旅の写真を見てました。
このカメラで色んなところに行ったけど
よく頑張ってくれてます。
もう一人の相棒。 -
いよいよ乗車の時が来ました。
電車で外国に出入りするという経験は
日本では絶対にできないことなので
僕もわくわくです。 -
乗るのはユーロスター9022便。
11:31発14:47着というスケジュール。
フランスでは時差が+1時間なので
実質2時間ちょっとの電車の旅です。 -
大きなスーツケースが2つあるので
早めに乗って早めに場所確保せねば!
ということで僕たちの車両の最後部に
スーツケースを置きました。 -
意外と座り心地はそれなりに良くて
足元のスペースも十分にありました。 -
今日のお昼ご飯は再びM&S。
彼女はもう一度スモークサーモンを!
ということでかじりついてました。
チーズの生ハム巻きも美味しかった。 -
僕はまた例のごとくエビ。笑
毎日食べたいくらい美味しい。
そしてサンドイッチもライに行った時
食べたものと全く同じものを調達。
このために走って買いに行きました。
また食べたいなー。 -
電車は定刻通りに出発しました。
最初の方は流れゆくロンドンの景色や
イギリスののどかな田園風景を眺めて
車窓を楽しんで別れを惜しんでいたけど
確か30分ちょっとくらいでドーバー海峡が
近づいてくるので、地下に潜ります。
しばらくトンネルで何も見えないので、
持ってきたパリのガイドブックでお勉強。 -
僕たちが乗っていた車両は満員でした。
遊びに行くのか里帰りなのか。
気軽に行けるのは良いですね。 -
定刻通りにパリに到着。
Gare du Nordに着きました。
時差ボケにはだいぶ慣れてきたけど
疲れは結構溜まっていたので、
たまに移動があるのも助かります。 -
JR九州の特急に似ている形。
St. Pancras内で既に入国したので、
Gare du Nordでは電車から降りた後も
普通にそのまま外に出ることができます。 -
ホテルまでタクシーで行くことに。
ちょっとパリの中心部から離れる上に、
街中を見ながらできるだけ時間も節約...
という自分たちのわがままを叶えるため
ここは出費には目をつぶることに。
と思ったけど、タクシー乗場が長蛇の列。
結局1時間近く待ったと思います。
重くて大きな荷物もあるし、自分たちで
地下鉄やらバスやら乗るよりは良いかと
当初の予定通りタクシーを待ちました。 -
無事にタクシーにも乗れ、パリの街中を
あれは何だー!これは何だー!と
眺めながらホテルまで連れてってもらいます。 -
ロンドンと違うのは、いたるところに
金色が目立つパリの街中の装飾。
時折目に入る乱暴な落書きや荒れ果てた
お店やら建物を見ては、ここからは
一瞬の隙も見せないようにしようと
一人で密かに気を引き締める。笑 -
景色はとても綺麗で楽しかった。
どんより雲だったロンドンとは違い、
今日のパリはとても良い天気だった。
ホテルはKyriad Paris Sud Porte Divry
という、とっても長い名前だった。
正しい読み方は何なんだ...難しい。
ここはネットでの評判がすこぶる悪い。
今はどうなのか知らないけど。
部屋の設備や清掃に関してだったり
スタッフの対応だったり治安だったり。
治安は確かに夜はちょっと怖いと思った。
日本人は狙われることもあるらしい。
実際、ホテルの周辺を歩いてみると、
物陰のような場所はいっぱいあったし
周囲の投棄されたごみはとても多かった。
けど、結果的にホテルに入ってしまえば
あとは可もなく不可もなく普通だった。
運が良かったのだろう。
スタッフについては、僕は外国に行ったら
日本の5倍くらい常に挨拶には気を付ける。
日本でも気を付けているけど、日本以上に
外国では挨拶の持つ力は違うと感じる。
あとは相手が聞き取りやすいように話すことと
できるだけ笑顔での会話を心がける。
これだけで対応の良し悪しは全く違うと思う。
お客様は神様ではない。 -
タクシーで約30分ちょっとで到着後、
ホテルにチェックインをして中心部へ。
ホテルの近くには中華街?があった。
ホテルから徒歩10分くらいで
Porte D'Ivryという地下鉄の駅に着く。 -
ロンドンの地下鉄は大体プラットフォーム一つに
一方向の電車しか来ることはない。
基本的に逆方向の乗客と同じ場所にはならない。
中心部以外や新しい路線だとあったりもするけど。
福岡では真ん中にプラットフォームがあって
両側を双方向の電車が走る。
僕が見たパリの地下鉄は真ん中が線路で
両側をプラットフォームが挟む形だった。
国や地域によって色々あって面白い。 -
観光客が思う「ロンドン」とは、
実はロンドンのごく一部だったりする。
つまり、ロンドンは実際にはとても大きい。
パリもそうだった。
僕が思っていたパリは本当にごく一部で、
このPalais Royal/Musse du Louvreという
僕たちが降りた駅は、7番の地下鉄に乗って
14個もの駅を20分強かけて到着した。 -
外に出るともう空は暗かった。
-
Metropolitainの看板がかわいい。
-
月が綺麗に出ていた。
パリも車が多い。
仕事帰りだったり晩ご飯に行く
旅行客だったりなのかな。 -
パリのことはあまり知らないので、
とりあえず到着後すぐに夜の観光!は
リスクがあるかと思ったので、
今日はLouvre Museumのみ。
のんびり見て回ることにした。
早速敷地の中?へ。
でかすぎてどこからが敷地なのか
いまいちわからない。笑 -
どーんと目の前に広場が広がる。
規模の大きさが全然違う。
吹き抜ける風も冷たかった。笑 -
どこからどこまでが美術館?
後になってもわからん。笑 -
空はほとんど真っ暗になって
ライトアップされた建物は
とても雰囲気があって綺麗だった。
パリはとても煌びやかで華やかな分、
陰と陽の部分がはっきり分かれて見える。
...ような気がした。 -
昨今の世界情勢を考慮し、美術館に入る時も
セキュリティのチェックがあります。
そのため列の長さと待ち時間は半端ない。 -
どれほど待ってもなかなか進まないので
写真を撮って遊ぶ。
三脚持ってくれば良かったかなと思うけど
セキュリティは大丈夫なんだろうか。 -
1時間くらい待ってやっと入口の近くに。
みんなで寒さで震える中耐え忍びました。笑
列に並んで30分くらい経った時に
前に並んでいたスペイン訛りの女の子3人組が
トイレに行きたいから順番を取っておいてほしい、
必ずまた戻ってくるから入れてください。
と言ってくるのでとりあえずOKと返事した。
しかし、予想通りその後30分経っても
その子たちが戻ってくることはなかった。
僕たちがヨーロッパ人の細かい区別がつかないように
彼女たちにもアジア人の区別は難しいのだろう。
ましてやこの人の多さ。無事入れたことを祈る。 -
セキュリティを通った直後。
あの有名な三角屋根を下から撮ってみた。
想像以上に時間を食ってしまったので、
急いでチケットを買って中に入る。 -
まず目指したのはモナ・リザ。
前に一度来た時は柵なんてなかったのに、
今回来た時は半径3mくらいの距離までしか
近づけず、近くでは見れなかった。
ここが一番の人の多さだった。
自撮りをしてる人の数がすごい。 -
続いてはナポレオンの戴冠式。
と思っていたら、この絵の正式な名前は
ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠
というらしい。
横に10mくらいあるこの絵はこの美術館の中でも
僕が確認した限りでは一番大きい部類に入るほど
大きかったように思う。
それだけに圧倒的な存在感を誇る。
初めて見た時、つまり前回来たまでは
世界的に有名な絵があるんだなー程度にしか
思っていなかったけど、実際見て圧倒された。
それで今回もぜひ見たいと思ってやってきた。 -
ルブランの絵。
「画家とその娘」というらしい。
この人の作品はとても柔らかく温かみのある
美しい感じがとても好き。
母親の表情や二の腕なんか最高だ。 -
ミロのヴィーナス。
ここにも人だかりができていた。
腕はどんな風になっているのか
しばし考えてみた。
せっかく実物見たんだしね。笑 -
天井の装飾がすごかった。
彫刻に金があんまり合わないと感じるので
パリの町並みはちょっと行き過ぎだと
感じるのだけど、絵画に金は良い気がする。 -
しばらく立ち止まって天井の絵を楽しむ。
幸い広いので人の邪魔にはならないけど
首の痛さでそろそろ歩こうという気になる。笑 -
それでも色々歩いて立ち止まっては
天井を見て撮影していた。 -
館内はとてつもなく広いので、
気を抜くと自分がどこを目指していて
どこを歩いているのか分からなくなる。笑 -
なんて言ってるうちにまた戻ってきた。笑
無理やり戴冠式の絵を納めてみる。
本当に大きい。 -
この美術館の中で僕が一番好きな絵。
民衆を導く自由の女神。
よくCDのジャケットにもなっている。
フランスという国のため、力強く勇敢に
前へ向かおうとする姿勢が好きだ。 -
絵画があるフロアの全体図。
一つ一つとても大きいけれど
建物自体がそれ以上に大きくて
掲載作品数も非常に多いので、
一つ一つをのんびりじっくり見れる。 -
ジャンヌダルクの絵画。
正式な名前は「シャルル7世のランス大聖堂での
戴冠式におけるジャンヌ・ダルク」らしい。
これも好きだ。 -
本当に一つ一つを見ようと思ったら
いくら時間があっても足りない。 -
彫刻よりは絵画が好き。
柔らかく母性を感じる美しい女性の絵も
好きだけど、花や植物の絵も大好きだ。 -
野菜と植物でできたおじさんたち。
ドラえもんの映画に出てきたキー坊の
外国のお友だちの写実画のように見える。笑 -
時間もそこそこになってきたので、
今回もとりあえず見たいものは全部見て
出口へ向かった。
楽しかった。もっとゆっくり見たい。
少なくとも1-2日は必要だなー。笑
ここにスタバがあって、フランスデザインの
ミニマグカップを早速手に入れることができて
彼女はご満悦だった。
因みにロンドンでもしっかりと購入済み。 -
考えてみればユーロスターを降りた時から
何も食べたり飲んだりしてなかったので、
とんでもなく疲れていた。笑
フランス料理と言えばフォアグラ!な彼女の
リクエストに応えて、美味しそうなお店を
予約しておいた。
フランスに来たらオランジーナ!とずっと
心に決めていたので、早速目標を達成した。笑 -
あなたはイタリア人ですか?と疑うくらい
陽気なフランス人の店員さんが案内してくれた。
ステレオタイプな人間になっていた僕は
ちょこっとだけ反省しました。笑
この店員さんも全てにおいてとても良い人で、
この人がフランスのイメージを良いものに
変えてくれた人の一人。
このお店に行くためだけに
またフランスに行きたいと思わせてくれた。
フォアグラの販売も行っているこのお店は
とても小さくて狭い。
多分20人も入らないくらいだったと思う。
少しでも肘を張れば隣の人にぶつかるくらい
小さくまとまって座っていたのを思い出す。笑 -
最初に頼んだのはフォアグラのカルパッチョ。
このお店を選んだのは、フォアグラのソテーがあって
このカルパッチョがとても美味しそうだったから。
薄くスライスしたフォアグラにバルサミコ酢、
塩胡椒、オリーブオイルをかけただけ。
何枚でも食べれるわってくらい美味しかった。
少しねっとりしている食感なので、食感だけは
好き嫌いが分かれるのかもしれない。 -
次に来たのがオニオングラタンスープ。
今まで食べた中で断トツの一番。
これも何杯でもいけるわ。笑
とろとろになったオニオンの甘みと
チーズの塩っ気がたまらんかった。 -
お店の中も撮ってみた。
今回の旅でイギリスで行ってきたような
ちょっと綺麗な格好しないと...ではなく
カジュアルにフランス料理を楽しめる感じ。 -
彼女が頼んだのはフォアグラのソテー。
まぁこれもめっちゃ美味しかったよね。
外はカリッと、中はとろっとつるっと。
毎週通いたくなるような味だった。
彼女も満面の笑みであっという間に
平らげてしまってた。 -
僕が頼んだのはこれ。完全に想定外。
これを頼んだのにもストーリーがある。
そしてこのストーリーも僕は忘れない。
本当は彼女と同じのを頼むつもりだった。
陽気なフランス人スタッフも美味しいよ!って
勧めてくれたからね。
まだ食べてもいなかったけど、入店時から
メニューを説明してくれる時までの短時間の間で
僕はもう最高なディナーにしてくれくれそうな
親切丁寧な彼のことを完全に信用していたし、
実際ソテーだってめちゃくちゃ美味しかった。
でも、メニューを見て彼女と色々悩んでいる時、
僕の左隣にいたフランス人のイケメンが
連れのグラマーな超美人が席を外している間に
親しげに話しかけてきた。
「今までここに来たことある?」って。
「僕たちはこの近くに住んでる大学生で
ここには月に2-3回来るほど通ってるから
おすすめを教えてあげるよ」と言った。
僕は旅行で来たから初めての来店であること、
がっつりフォアグラを食べに来たから
彼女と一緒にソテーを頼むんだと答えた。
そしたら「ソテー美味しいよ。悪くないね」って。
まぁ結構な上目線で言われたから、いいじゃんか!
好きなもの食べさせろぃ!って思ってたんだけど、
「このお店の本当のお勧めは、ラビオリだ。」
「フォアグラ食べたいなら絶対ラビオリだ。」と彼は
にやっと笑って最後に言った。
「あまりみんなそれを知らないんだ。」
本当に?冗談でしょ?と僕は返しました。
気取ったフランス人がまたアジア人の旅行客を
からかおうとしとるんだな!(完全なる最低な偏見)
とさえ心の中では思ってました。
だって、メニューにフォアグラ料理はいくつかあって
その中にラビオリあるってのもわかっていたけど
食べたい順番つけるなら最後だったもん。
文字だけ見ると完全に魅力度は他のに劣ってた。
そもそもラビオリはイタリア料理だったはずだ。
でも彼は笑ってはいたけど至って真面目に
「本当だ。僕を信じてくれて良いよ。」と言った。
何となくキーワードで会話の内容を察していた彼女と
目を合わせ、ここは男らしく乗ろう!と決めた。
わかった、信じてみる。教えてくれてありがとう。
と僕が答えると彼もとても嬉しそうな顔をしていた。
ちょうど美女が帰ってきたので、そこで僕たちの
会話は終わり、彼らはフランス語、僕たちは日本語で
お互いの会話を再び始めた。彼女は笑っていた。
前菜のカルパッチョとスープを楽しんでいると
隣のイケメンと美女が爽やかに帰る準備を始めた。
「旅行楽しんでね。ラビオリ美味しいよ!」と
席の去り際にこれまた爽やかに話しかけてくれたので
ありがとう!楽しい夜を!と言ってお別れした。
その数分後、ソテーと一緒にラビオリが来た。
クリームとトリュフオイルの良い香りがする。
普通に美味しそうじゃん!良かったねー!と
彼女は微笑んで自分のソテーの写真を撮り始めた。
食べてみて僕は心からとても驚きました。
ほっとするような優しいクリームの味と
トリュフオイルの良い香りが鼻を抜け、
ちょうど良い加減に茹でられたラビオリの中から
小さいけれどもとろっとして最高に美味しい
フォアグラの味がぶわーっと口の中に広がった。
何だこれ。死ぬほど美味しい。
冗談抜きで、今まで海外で食べたご飯の中で
本当に本当に本当に一番美味しかったです。
彼女のソテーよりも美味しかった。笑
彼女にも少し食べてもらったけど、びっくりしてた。
振り返ってみたけど当然イケメンはもういなかった。
もう一度会って謝罪とお礼をちゃんと言いたい。
あの夜のご飯は本当に最高のディナーでした。
このお店のためだけにもう一度パリに行きたい。
親切にして頂いて本当にありがとうございました。
またもや最高な夜に身も心も大満足した僕たちは
もう1人のこの日のヒーロー、陽気なフランス人に
最後まで楽しい思いをさせてもらって
お互いにHappy New Year!と言って店を出た。
年の瀬がすぐそこに来ていた。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
イギリス+フランス 7泊9日
-
前の旅行記
2017-18 年末年始イギリス+フランス ④日目: ハリーポッターとアフタヌーンティー
2017/12/25~
ロンドン
-
次の旅行記
2017-18 年末年始イギリス+フランス ⑥日目: モン=サン=ミッシェルと空模様
2017/12/25~
モンサンミッシェル
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ①日目:イギリスへの移動とクリスマスの現実
2017/12/25~
ロンドン
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ②日目: 王道のロンドン観光と時差ぼけ
2017/12/25~
ロンドン
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ③日目: 可愛い田舎町ライとベストレストラン
2017/12/25~
ライ
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ④日目: ハリーポッターとアフタヌーンティー
2017/12/25~
ロンドン
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ⑤日目: フランスへの移動と僕の偏見
2017/12/25~
ロンドン
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ⑥日目: モン=サン=ミッシェルと空模様
2017/12/25~
モンサンミッシェル
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ⑦日目: 大晦日のパリ観光とカウントダウン
2017/12/25~
パリ
-
2017-18 年末年始イギリス+フランス ⑧⑨日目: 元旦のパリと帰国
2017/12/25~
パリ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- えだまめさん 2020/02/15 12:37:01
- フォアグラ!
- フォアグラのラビオリのエピソード、ステキですね。
私もフォアグラ大好きです。
もしよければお店の名前や場所かわかれば教えていただきたいです!
フォアグラのラビオリ、私も食べてみたい^ ^
- いちのすけさん からの返信 2020/02/17 10:08:39
- Re: フォアグラ!
- ありがとうございます!
まだまだフランスに対する印象を完全に変えた訳ではない(ひねくれ笑)ですが、とても良い思い出を作ってもらい、やり取りを忘れてしまう前にどこかに纏めておこうと書いてみました。
お店は、Le Comptoir de la Gastronomieというところです。確かルーブル美術館から歩いて15分もかからないところだったと思います。ほんとどの料理も外れがなかったので、全部食べて頂きたいくらいです。笑
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ロンドン(イギリス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ イギリス+フランス 7泊9日
2
61