ヒュッゲの国デンマーク＆フィーカの国スウェーデン9日間③ローゼンボー離宮散策＆ヤコブセンの世界を求めてベルビュービーチへ！

2019/08/09 - 2019/08/17

旅3日目。

コペンハーゲン郊外にも行って盛りだくさんなので、旅行記2冊に分けました。この旅行記では、ローゼンボー離宮、ベルビュービーチ、美味しいパンのお店について綴っています。

【行ったところ】

ローゼンボー離宮★ココ
ベルビュービーチ★ココ
デザインミュージアム
運河クルーズ
カラフルな街並み
ラウンドタワー展望台
絶品ディナー

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

コペンハーゲン後半2泊はサンクト・ペトリ（Hotel　Skt Petri）に宿泊。

デパートを改装したホテル。詳細は次の旅行記で。

最寄りの駅はノアポート（Nørreport）

SKT PETRI an Ascend Hotel Collection Member ホテル

まず最初にむかったのは「ローゼンボー離宮」
ホテルから徒歩10分ほど。

同じく最寄り駅はノアポート。駅からは徒歩５分ほどです。

ローゼンボー離宮 城・宮殿

1600年初頭、クリスチャン4世が、絶世の美女と恋に落ち、彼女と一緒に暮らすために建てた宮殿。オランダ・ルネサンス様式。

この宮殿はコンパクトで歩き疲れることなく、見応えもあり、とてもヨカッタ。

ローゼンボー離宮の模型。
ヨーロッパのお城らしく可愛い^^

・コペンハーゲンカード可。
・荷物はコインロッカーに預けます。（あとでコインが返却されるタイプ）
・日本語パンフレット有。

天井と壁が一面絵画の部屋！

クリスチャン４世の化粧室。

壁一面タイルで可愛らしい。

大理石の間。

真っ白い天井と彫刻が大迫力。

廊下にも歴代王様のコレクションが飾られてます。

この宮殿に住んでた王様の年表見てると、
クリスチャン××世とクレゼリク××世が交互に即位していました。

クリスチャン４世→フレゼリク３世→クリスチャン５世→フレゼリク４世という具合に。なぜだろう…不思議です。

どの部屋も天井画が豪華で、上を見てしまう。

ザ・ローズという名前の部屋。

天井の高さに合わせて特注で作らせたと思われる棚。
機械仕掛けのオーケストラが収納されてて、演奏が聴けるそう。

大広間。

白い天井がずっと向こうまで続いていた。

銀のライオンに守られた王と王妃の玉座。

この部屋は絶対王政時代のものらしい。

数々の調度品も豪華。
写真に写ってるような、小さな子連れファミリーが多数見学に来てました。

一面タペストリーの間。

ローゼンボー離宮は、宮殿なのになんとなく生活感があって、昔ココにいた人々の営みを感じるなぁと思ってたのですが、展示されてる品は今も特別な機会に、王家の人々が使用しているのだそう。

外出たら兵士が行進していた。
きのう要塞でもこの光景見たなぁ。

ローゼンボー離宮のもうひとつの見どころ『宝物庫』

別の入口が地下にあり、ココでもチケット提示が必要。

写真：ローマ人VSアフリカ人の黄金のフィギア。

キラッキラ。
クリスチャン４世の王冠。

上部分が開いているのが特徴。
4世の時代は、まだ国が統一されていなかったそう。

クリスチャン５世の王冠。

国を統一したという意味で上部分が一つにまとまっているそうです。
この時代から絶対王政が始まったのだとか。

王妃の宝石コレクション。

『宝物庫』の名前どおり、王家のお宝が多数展示されていました。

離宮には大きなお庭もあり、皆さんゆったりとお散歩中。

都会のど真ん中にあるのことを忘れてしまうぐらい、ノンビリした雰囲気もローゼンボー離宮の魅力でした。

「TAFFELBAY　BAKERY」
ノアポート駅に戻る途中、見つけた小さなパン屋さん。

地元民がたくさん買いに来てました。
パンの種類は少なめ。

美味しそうだったのでココでお昼ゴハン調達。

ノアポート駅周辺。

赤いレンガの建物がいっぱい。

「ラウケーフーケット」（LAGKAGEHUST）
コペンハーゲンで人気のパン屋さん。

地元民でかなりの賑わいでした。

美味しそうなパンがたくさん^^

ここでもお昼用にテイクアウト。
デンマークはパンが美味しいので色んなところで食べてみたかったのです。

中でも食べられます。

サンドイッチも種類豊富。

写真のカラフルなボトルはスムージーとかフルーツジュース。
果汁100％オレンジジュースが、フレッシュでめちゃくちゃ美味しかった(≧▽≦)

カウンターで注文してレジでお会計だったかな。

中央駅の観光案内所にも入ってけるど、こっちの方が充実してました。
もちろんパンは美味しかった^^

ノアポート（Nørreport）駅に戻ってきました。

コペンハーゲンでイチバン利用者数が多いターミナル駅だそう。
さすが自転車の国だけにスゴイ数( ﾟДﾟ)

ホームは地下にあります。

午後は電車でベルビュー・ビーチへ。

今日は日曜日とあって、自転車を積んで向かう人が多数。

15分ほどで、終点クランペンボー（Klampenborg）駅に到着。

駅の終点は写真のようになっていた。

小さな駅舎。

コペンハーゲンとは違うマッタリした空気。

クランペンボー駅は郊外にあります。

パカパカと馬の列が道路を歩いてた。

コペンハーゲンから電車で15分でこの光景！

のどか～( ´∀｀)

駅周辺は公園になってます。

可愛い茅葺屋根のたてもの。

緑がいっぱいで大きく深呼吸したくなる(о´∀`о)

公園をすこし歩いたら、海が見えてきた。

海～(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
白い砂のビーチ、ベルビュービーチです！

ベルビュー ビーチ ビーチ

「ベルビュー・ビーチ」はアルネ・ヤコブセン（Arne Jacobsen）が手がけた一大リゾート地。

アルネ・ヤコブセン（Arne Jacobsen）とは、デンマーク出身の北欧デザインの巨匠（1902年-1971年）

こちらのマリン調の監視塔は、ヤコブセンがデザインしたもの。

こちらのスワンチェアやエッグチェアも、アルネ・ヤコブセンの不朽の名作のひとつ。

帰国後、調べたらコペンハーゲンにあるSASロイヤルホテルのロビーのために作られたものだそう。近くにいたのに行きそびれたな、残念(;_:)

写真は以前宿泊した北欧のホテルに置いてたもので、ここぞとばかり座りまくって、喜んでました(^^;

砂浜にいくつかあったビーチバレーのコートも監視塔と同じデザイン。

ネットもラインもブルーです。

ヤコブセンの名前がついた売店。

全て白い！

これは着替える場所かな。

青空に白い建物が映えていた。

スタイリッシュなシャワー。

海の方を向いたベンチがいくつかありました。

今日はココで座ってランチ^^

ランチはサンドイッチやクロワッサン。

スムージーめがけてハチがやって来て、しばらく逃げ回ってたのを思い出した^^;

海を見ながら食べるランチはとっても美味しかった～(^^♪

あぁ…満ち足りていく(*´ω`*)

まさにヒュッゲな時間でした。
ヒュッゲとはデンマーク語で心地よいというニュアンスの言葉。

海の反対側は緑の公園。

音楽に合わせて、踊る人々。
だれでも参加OKで、通りすがりの人も加わってました。

ヒュッゲだ～♪( ´▽｀)

ビーチから大通りを渡って住宅街へ。

ヤコブセンがデザインのベルビューシアター。
屋根がうねってます。

併設のレストラン・ヤコブセンは残念ながら閉店していました。

ベルビューシアターのすぐ先に、ヤコブセン設計の集合住宅があるということで見に来ました。

こちら1934年竣工のベラヴィスタ（Bellavista）
ヤコブセン初期の作品だそう。

ここに人が住んでるのがスゴすぎる！
バルセロナでガウディのカサミラに人が住んでるのにも驚いたけど。。

駐まってる車は私でも知ってる高級車ばかり。

窓が重ならないように設計されていて、どの家からも海が見えます。

こっち側は真正面のオーシャンビュー！

全景はこんな感じ。

100年近く前のデザインとは思えないくらい近代的！
今に通じるものがある！！

アルネヤコブセンの文字発見！

こちらはスーホルム（Søholm I）という住宅。

ヤコブセンは屋根が斜めのこの家が好きで、晩年はこの中で海がイチバン綺麗に見える家に暮らしていたそうです。

横から見てみる。
面白いカタチ。

こっちにもある～(*´▽｀*)
住宅好きな私はワクワクが止まらない。

夫も面白かったようで楽しんでました。

ココも窓が重ならないように、互い違いに建てられている！

よく考えたらとても贅沢な建て方。。

この家は天井の高さまで窓！
日本のマンションもハイサッシが人気だよなぁ。

これまでヤコブセンはデザイナーだと思っていたので、建築家の一面を知ることができ大満足でした(^^)

住宅地の前に広がる海。

ヤコブセン設計のすべての住宅の窓から、この綺麗な海が見えるようになっていた。
なんて贅沢で素敵なんでしょう！

帰りは、一般の住宅街もちょっと見てみることに。

白い家ばかりでかっこよかったな。

ベルビュービーチ楽しかったな～(≧▽≦)
夫もすっかり気に入ったようです。

バルト海に続いてる綺麗な海を見に行くだけでも楽しめると思います^^

帰りも電車で。
車窓から見る海もとても綺麗だった。。。

残り時間でふたたびコペンハーゲン街歩き！
つづく。