湯田中温泉ふたり旅　いい意味で裏切られた旅館

2020/02/10 - 2020/02/11

前日の渋温泉に続き、二日目は湯田中温泉のよろづやに泊まった。
一日目の金具屋に行く道でよろづやの建物を見つけていた。
見た瞬間、まずいな。これはヤバイぞ。と想わせる外観。一日目の金具屋の外観が素晴らしいだけに、何故同じ料金でこのオンボロでオドロオドロシイ旅館を選んだのか、彼を少しだけ疑う。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 私鉄

前日に長野電鉄の二日フリーキップを買っていました。

ランチを食べるため権堂で下車。ロマンスカーだったのであっという間です。

旅館のご飯は和食なので中華が食べたい！あげ焼きそば食べたい！というリクエストに彼がリサーチ

懐かしのショーケース。くもってみえない。
味は甘いあんで珍しいあんかけ焼きそばを食べたことには満足感

権堂の商店街の地図が道に埋め込まれてます。

商店街をぬけて善光寺へ

わたしは六地蔵さまが好きです。一番右の地蔵さまがいち早く助けにいこうとする急いた気持ちの現れの片足だちが何ともなんとも言い難く。
乙女心を突き刺します。

善光寺はさらりとお参りし八幡屋磯五郎でお土産購入

珍しいからゲット

ここからまた湯田中温泉へ戻り、今夜の宿のよろづやへ

これが私に恐ろしい印象を与えたよろづや看板
こちらは別館の建物でした。

本館。まあ、外観は古い温泉旅館そのもの。金具屋のようにオモムキがあるわけでもない。

館内に入った瞬間から裏切りは始まる。

まずは館内の香り。
御香のいーい香りが漂う。

チェックインまでの時間のお抹茶サービスを落ち着いたロビーにて振る舞われる

さらにさらに、
グレードアップしてくれた部屋。

新型コロナの影響で中国人は皆無。旅館にとっては大打撃だが、わたしにとっては落ち着ける。

お・も・て・な・し
小さなこころくばり

パンシロンとノーシン１包ずつになんか微笑ましい

外の共同浴場
一緒に入った同じく観光客である女性。
熱くて入れないのは解るのだが、水をじゃーじゃー入れすぎ。

あーあ。温泉じゃなくなっちゃうよ。。
仕方なくその女性の適温に従うことに。

気を取り直して

絶賛されている桃山風呂。
本当に絶賛。大野天風呂も、そこから眺める桃山建築も。

一番の裏切り。
旅館のご飯。

昨夜と似たり寄ったりなメニューであったのに、すべてが旨い！！同じ鴨でも違う鴨。同じ土瓶蒸しでも違う土瓶蒸し。刺身も新鮮。旨い旨い！

蕎麦も腰がある。
あー、もうよろづやのあの恐ろしい印象はなんだったのか。

りんごで育った牛
ってのは結構あるし食べたけど、リンゴ牛と名付けても良いくらいりんごでした。


旅館のすべてのスタッフが感じよく挨拶をし、いきすぎたゾワっとするサービスではない心地よいサービス。


よろづや、好きになりました