2019/11/16 - 2019/11/18
195位(同エリア982件中)
クッシーさん
毎年「今年はどこの紅葉を見に行こうか」と数ヶ月前からそわそわ。
2019年は4トラでフォローさせてもらっている旅行三昧さんの旅行記を拝見して俄然行ってみたくなった小豆島の寒霞渓をメインに、2泊3日の旅を計画しました。
小豆島へは高松か岡山からフェリーを利用するため、どうせなら近隣の絶景も見たいと思い、1日目は徳島・香川(祖谷と父母ヶ浜)、2日目に小豆島に渡って島内めぐり、最終日は岡山(倉敷)を観光するルートに。
2日目に訪れた今回の旅のメイン「寒霞渓」
紅葉のピークには1週間ほど早いようでしたが、それでも圧巻の風景。ロープウェイから見た緑の中に点在する赤や黄色の木々、裏参道をハイキングして出会えた絶景など期待を超えたスケールの大きな紅葉狩りを満喫しました。
【行程】
1日目 羽田 → 高松
奥祖谷、父母ヶ浜観光 <高松泊>
2日目 高松 → 小豆島
エンジェルロード、寒霞渓、二十四の瞳映画村
小豆島オリーブ公園 <小豆島泊>
3日目 小豆島 → 岡山
倉敷観光 → 岡山 → 羽田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝、小豆島(土庄港)に着き、エンジェルロードで潮の満ち引きによって現れる砂の道を渡ったり、近くに住んでいるニャンコと遊んだあとは小豆島を代表する紅葉スポット寒霞渓へ。
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観光の順番的には小豆島王道コース(http://shodoshima.or.jp/course/classic/)にあるように、エンジェルロード→オリーブ園→寒霞渓 の方がスムーズなのかもしれませんが、紅葉時期は寒霞渓ロープウェイの駐車場が混雑すると聞いていたので、寒霞渓観光を先にしました。
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ロープウェイ乗り場に近づくにつれ、車窓に奇岩とそれを彩る見事な紅葉がせまってきて・・・我慢しきれず、猪谷池のほとりに車を停めてパチリ!
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麓から見てもこれだけキレイなのですから、ロープウェイからの絶景が期待できそうですね~!
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標高295mの所にあるロープウェイ「こううん駅」
やはり駐車場は満車に近かったので早めに訪れて正解でした。寒霞渓ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイ乗り場はすいていて、並ぶことなくすぐ乗車できました。しかも40名乗りのゴンドラに乗客はクッシーたちを入れて3組、8名だけ!
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貸し切り状態のロープウェイの中では自由に動き回って、窓の外に広がる絶景を見放題、撮り放題でした。
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そんな中で撮りまくったロープウェイからの絶景に、しばしお付き合いください(^^)
寒霞渓 自然・景勝地
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<寒霞渓>
約1300万年前の火山活動によってできた安山岩層や火山角礫岩層などの岩塊が長い年月の地殻変動や風化と侵食によって多種多様の奇岩と崖地が絶景を創りあげた。この特異な地形からなる渓谷は日本三大渓谷美のひとつとして賞され、小豆島が世界に誇る景勝地となっている。 -
イチオシ
奇岩の渓谷美として知られる寒霞渓は日本書紀にも記述がある景勝地で、元々は鉤懸山や、神懸山などと呼ばれていたが明治11年(1878年)に儒学者の藤澤南岳により寒霞渓と命名された。
(寒霞渓ロープウェイ公式HPより:https://www.kankakei.co.jp/) -
イチオシ
この景勝地、春の桜と新緑、夏の碧、秋の紅葉、冬の深閑と四季折々の魅力があるそうですが、やはり紅葉は圧巻ですね~(^^)/
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イチオシ
寒霞渓の中を進むロープウェイ。こううん駅から山頂駅まで全長917m、標高差317m、間近に奇岩や紅葉、大パノラマを眺めながらの空中散歩♪
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360度、どこを見てもすごいっ!
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イチオシ
真下に見えた木々はブロッコリーみたいです(笑)
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紅葉のピークには少し早かったので、真っ赤に染まった様子は見られませんでしたが・・・
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緑の中に赤や黄色が点在しているのも鮮やかで良いですね!
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5分間の空中散歩はあっという間、もっと見ていたかった~。。。
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山頂からの風景
瀬戸内海に浮かぶ島々が見えます。 -
山頂からの風景
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山頂には展望所やレストラン、売店などがあり、多くの観光客で賑わっていました。クッシーたちはオープンデッキで名物の「オリーブ牛コロッケバーガー」をいただいてみました。
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イチオシ
熱々のコロッケとたっぷりの野菜がサンドされたバーガー、それをこんな絶景を見ながら食べられるのですから贅沢です(^^)
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第一展望所へ向かう道には真っ赤なモミジ
多くの人がこの木と記念撮影していました。 -
第一展望所
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眼下には色づいた木々と瀬戸内海
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記念写真を撮る海外ゲストの波が去った一瞬の隙にパチリ
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ツアーなどでは上りをバス、下りをロープウェイ、またはその逆というパターンが多いようですが、クッシーたちは登山道を歩いて下山します。
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登山道は表、裏2コースあり、それぞれ「表十二景」「裏八景」と呼ばれる見どころがあります。下りの所要時間はどちらも45分~50分。ならばやはり見どころの多い表登山道で下ろうと思っていたのですが、事前に写真で見た裏八景の「松茸岩」は見てみたい。
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ロープウェイに乗る際にもらったマップでは「松茸岩」、そんなに遠くなさそうだったので、岩だけ見たら再び山頂に戻って表登山道を下ろう、そんな軽い気持ちで裏登山道を下りはじめたのですが・・・
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行けども行けども山の中、いっこうに「松茸岩」は現れない!
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まぁ、随所でキレイな紅葉は見れたのですが、10分、15分とけっこうな勾配の山道を下ってしまい・・・この距離を再び登って山頂に戻るのは辛くなってきました(><)
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結局、山頂に戻るのは諦め、このまま裏登山道で下山することに。
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表十二景から裏八景への変更で、見どころは4ヶ所減ってしまいましたが、山の中は光が射してフォトジェニック
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名前なんかついていなくても、目を楽しませてくれる風景がそこかしこにありました。
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そして、ついに「松茸岩」に到着~!
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名前の由来はもちろん「形が松茸みたいだから」ということなのですが、松茸に見えますか?
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人の横顔とか、ミャンマーのゴールデンロック(行ったことありませんが)の方が似ているんじゃないかなぁ・・・というのがクッシーの感想です。
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でもね、こんなに大きいんですよ!
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岩の反対側に回ったらこんな景色を見ることができました。
実は「松茸岩」は裏八景の第二景。第一景は「鹿岩」という鹿が山並みを見ているような形の岩があったはずなんですが、案内板を見落としたのか、見損ねてしまいました。あとで調べたら、松茸岩があるところから、後ろを振り返ると見えたらしいのですが、気付かなかった~(^^;)
※裏八景の詳細はこちら
http://www.town.shodoshima.lg.jp/olive_station/kankakei-sannsaku3.html -
それでも松茸岩を過ぎたあたりからだいぶ視界が開けてきて、こうした寒霞渓の絶景を見ることもできるようになりました。
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青モミジに光が当たってキラキラ
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第三景の「石門」まで下りてきました。
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光の加減で見えづらいのですが、岩がアーチ型になっています。
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アップにするとこんなカンジ
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石門の向こう側には、紅葉し始めた木々や寒霞渓の風景が広がっています。
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自然が創り出したアート
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石門をくぐって真下から見てみると・・・
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巨大な火山角礫岩が今にも落ちてきそう!
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なかなかの迫力ですが、まわりの木々が飾りのようで、良いアクセントになっています。
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さらに下って行くと
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小豆島霊場第18番札所「石門洞」が見えてきました。
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第四景は、岩肌にできた天然の岩窟を利用したお寺でした。
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立派な不動明王大石仏がにらみをきかせています。
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弘法大師が修行をしたという洞窟
せっかくなので本堂にお邪魔してみることに。 -
石段の途中からも不動明王の姿が見えました。
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石段はうす暗い本堂に続いています。
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イチオシ
本堂に入ると窓から絶景が飛び込んできました!
まずは御本尊の勝軍地蔵菩薩にお参りをし、改めて窓の外をのぞいてみると・・・ -
イチオシ
目の前にはこの風景
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ロープウェイの山頂付近とは異なり、ほとんど観光客のいない秘密の場所を見つけた気分♪
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外から見た本堂
先ほどはこの窓から外の景色を楽しみました。本堂に入らず通り過ぎて行くハイカーがほとんどでしたが、もったいないな~ -
不動明王に御礼を言って登山道へ戻ります。
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石門洞のまわりにはモミジが多く、これが全部色付いたらさぞキレイでしょうね~
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第五景「幟岳」
幟(のぼり)のようだと、この名前がついていますが、クッシー的には砦のほうがしっくりきます。。。 -
こちらは第六景「大亀岩」
カメがこっちを向いているのだと思ってカメの顔を一生懸命に撮ったのに、どうやら勘違い。「岩肌をカメがよじ登っている姿」なのだとか。もしかしたら岩自体も間違えているかも・・・(^^;) -
第七景「二見岩」
あれ? やっぱり「大亀岩」と混同しちゃった~!
ということで、「大亀岩」の写真はこちらをそうぞ。
http://www.town.shodoshima.lg.jp/olive_station/kankakei-sannsaku3.html -
「二見岩」は伊勢の二見ケ浦の夫婦岩に似ていることから、名付けられたそうです。
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グランドサークルやセドナを旅した時も思いましたが、人は岩に名前を付けるのが好きですね。カッパドキアもそうでしたが、自然の作り出した壮大なアート、別に名前なんてどうでもよいのに目印になるからなのかな~
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イチオシ
第八景「螺貝岩」
まぁ、これは納得のネーミングではありますが(笑) -
およそ1.8kmの裏登山道、無事に下りきると、最初に写真を撮った寒霞渓の入口「猪谷池」にぶつかりました。
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表登山道を下りてくればロープウェイの「こううん駅」がゴールだったのに、裏登山道だと「こううん駅」まで車道をのぼっていかないといけません(泣)
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でもまぁ、天気も良いし、景色はキレイだし、あともうひと頑張りだ~!
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「こううん駅」前の駐車場を目指して歩いていると・・・
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トンネルの先に人影ならぬサル影!
しかも一杯やってる???
からまれたらイヤだな~、でもここを通らないと駐車場に戻れないし。。。恐る恐る近づくと、向こうが気づいて道をあけてくれました。ホッ(^^) -
どうやらトンネルの出口付近は彼らのたまり場のようでした。
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思わぬ出会いもありましたが、何とか駐車場に戻ってこれた~!
11時にロープウェイに乗ってから約3時間、よく歩き、よく撮りました。
14時の時点で下の駐車場は満車で長い列ができ、マイカーの人たちはみな山頂の駐車場へ行くよう誘導されていたので、やはり午前中に来てよかった (^^) -
表十二景は見られなかったけれど、期待をはるかに超えた紅葉と絶景、ハイキングを堪能し、大満足の寒霞渓でした☆彡
ここへ来ようと思わせてくれた旅行三昧さんに感謝です~ (^^)
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この旅行記へのコメント (2)
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- mirukuさん 2020/02/12 13:03:13
- 紅葉の絶景、素晴らしいですね^^
- 紅葉の時期とドンピシャとはまったようで、素晴らしい光景に圧倒されます^^
奇岩の数々、初めて見る光景です@@;
自然といえど、すごいものなんだなぁ~と・・・。
石門洞、岩窟にできたお寺、不動明王大石仏等々、絶句するほど素晴らしい^^
見てみたい光景になりました~^^
上りよりも下山の方が膝に負担もかかり、大変かと^^;
ホント、お疲れ様でした~^^
今回も期待を裏切らないクッシーさんの旅行記、堪能させていただきました^^
miruku
- クッシーさん からの返信 2020/02/12 23:27:24
- Re: 紅葉の絶景、素晴らしいですね^^
- mirukuさん
いつも見てくださって、ありがとうございます!
各地から梅や菜の花の便りがたくさん届くなか
未だに季節外れの旅行記を作成していてお恥ずかしい限りですが
寒霞渓はホントに圧巻でした~(^^)
小豆島は小さな島なので1日あれば十分かなと思っていましたが
寒霞渓以外にも写真を撮りたくなるスポットがいっぱいで
もっと滞在時間を長くすれば良かったと後悔したほどです。
島はアクセスがちょっと大変ですが
足腰が丈夫なうちにもう一度行きたい場所になりました(笑)
次こそは「表十二景」を見てきたいと思います♪
クッシー
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