日本の絶景を求めて徳島・高松・岡山へ 　（5） 旅の最後は倉敷散策

2019/11/16 - 2019/11/18

毎年「今年はどこの紅葉を見に行こうか」と数ヶ月前からそわそわ。
2019年は４トラでフォローさせてもらっている旅行三昧さんの旅行記を拝見して俄然行ってみたくなった小豆島の寒霞渓をメインに、2泊3日の旅を計画しました。

小豆島へは高松か岡山からフェリーを利用するため、どうせなら近隣の絶景も見たいと思い、1日目は徳島・香川（祖谷と父母ヶ浜）、2日目に小豆島に渡って島内めぐり、最終日は岡山（倉敷）を観光するルートに。

3日目は早朝のフェリーで岡山へ渡り倉敷へ。大原美術館をゆっくり見学するほどの時間はなかったので、アイビースクエアと白壁の街並みを散策。時間がない中でもフルーツ王国岡山のフルーツパフェはしっかりいただいてきました。

【行程】
1日目　羽田 → 高松
　　　　奥祖谷、父母ヶ浜観光　　　　＜高松泊＞

2日目　高松 → 小豆島
　　　　エンジェルロード、寒霞渓、二十四の瞳映画村
　　　小豆島オリーブ公園 　　　　＜小豆島泊＞

3日目　小豆島 → 岡山 　
　　　　 倉敷観光 → 岡山 → 羽田

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の最終日
小豆島に別れを告げ、8時のフェリーで岡山へ向かいます。

1時間10分ほどで新岡山港に到着
フェリーに新岡山港～JR岡山駅のバス乗車券が付く「かもめバスキップ」を利用して1300円也。

JR岡山駅前
桃太郎は鬼ヶ島を目指しましたが、クッシーたちは倉敷を目指します。

岡山から倉敷まではJRの在来線で20分ほど
駅前の塔は今はなき「チボリ公園」の名残りでしょうか。かつて母と岡山旅行をした際、来たのが懐かしく思い出されます。

この日の目的は美観地区散策
まずはアイビースクエアへ向かいます。途中に通った「えびす通商店街」、レトロな良いカンジの純喫茶などがあったのですが、月曜日はお休みなのでしょうか。ほとんどのお店のシャッターが下りていました。

タイムスリップしたような本町通り

古くは倉敷と早島を結ぶ街道で、倉敷川沿いより先に町となり箪笥屋、桶屋など職人達が軒を連ねる場所でした。

現在も格子戸の宿、杉玉が軒に下げられた造り酒屋、阿智神社へと続く参道など、昔のままのような風景に出会うことができる静かな通りです。（倉敷WEBより）

右下はなんと提灯屋さん！初めてみました。

町家を改装したカフェやギャラリー、土産物屋などもありましたが、平日だからか観光客が少なく、しっとりとした情緒ある風情 (^^)

アイビースクエアに行くのに道を間違えて、偶然通りかかったこの建物も良い味を出していました。

かなり遠回りをしてアイビースクエアに到着

倉敷アイビースクエア 宿・ホテル

まずは正面をパチリ

青空じゃないのが残念ですが、ほとんど人がいないので写真は撮り放題

ツタも良いカンジに紅葉しています。

風見鶏を発見！

アイビースクエア
会社に入ったばかりの頃に友人と来たはずなんですが。。。

こんなだったかな～

建物の中に入ってみましたが、やっぱり記憶がないぞ～

でもすごくステキな空間
ちなみに右側はカフェ＆レストランです。

最初はレストランでお茶でもと思いましたが、写真を撮る方が楽しくなって、休憩タイムは撮影タイムに変更

いや～、このカンジ、好きだな～(^^)

中庭
ちなみに、公式HPによると、アイビースクエアは明治時代の倉敷紡績所（現クラボウ）発祥工場の外観や立木を可能な限り保存し、再利用して生まれた、ホテル・文化施設をあわせもつ複合観光施設。結婚式もあげられるそうですよ。
https://www.ivysquare.co.jp/

赤レンガを覆う蔦は、紡績工場であった頃、工場内部の温度調節のために植えられたそうです。

当時の社長の大原孫三郎が「自然と調和しながら健康的な労働環境を」という信念の元に、夏は赤煉瓦を覆って暑さをしのぎ、冬は落葉して太陽の暖かさを受けて温度調節が出来るようにと蔦を採用したのだとか。

倉敷は白壁の街のイメージが強いですが、ここは別世界ですね。

倉敷川畔にやってきました。

川と柳と白壁の家

江戸時代の風情を残す倉敷の代表的な風景

3度目の倉敷ですが、こんなに人が少ないのは初めて

まるで映画のセットの中にいるみたいです。

河畔の萩の紅葉もキレイ

シャッターを押す手が止まらなくなってきました。

柳と人力車って、似合い過ぎ！

川舟流しのお兄さんも絵になりますね～
舟に「天領丸」と書いてあるのは、きっとこの地が幕府の天領だったことが由来なのでしょうね。

かつて物資を積んだ川舟も今は観光舟として活躍中

皆さん傘をかぶって川舟流しに出発

舟から眺める白壁の町並み
どんなカンジなんでしょうね。

舟はゆっくりと静かに

滑るように川を進んで行きました。

川沿いの風景
萩の花がまだ少し残っていました。

静かな川面に写った柳と萩

オレンジ色に染まった萩
萩の紅葉がこんなに美しいなんて知らなかった～

河畔では結婚写真を撮るカップルもちらほら
こちらのお二人はレトロな衣装で撮影中♪

「くらしき桃子」は人気のスィーツ店
併設のカフェでは、フルーツ王国岡山ならではの贅沢なパフェがいただけます。
https://www.kurashiki-tabi.jp/buy/7443/

倉敷に来たらパフェは絶対食べると決めていたので迷わず入店。でも食べたのは岡山ではなく、山形産のラ・フランスのパフェでした。クッシー的にはもう少し熟れたラ・フランスが好きなので、やっぱりシャインマスカットのパフェにすれば良かったかな～

パフェで一休みしたあとは再び散策

大原美術館も捨てがたかったのですが、今回はゆっくり鑑賞する時間がなかったのでパスして、町並みの景観を楽しみます。

今橋からの風景

奥に見えるのが中橋、よくテレビなどで映る場所です。

倉敷川、けっこう鯉がいるんですね。

同じような写真が続きますが、この風景が気に入って

何枚も撮ってしまいました。

今橋から反対側を見ると、こちらには白鳥の姿

そして見事な紅葉

モミジと萩の共演です。

白鳥は紅葉の下を静かに進み

また戻ってくる・・・

優雅に行ったり来たり
モデルになってくれてありがとう(^^)

絶景・グルメ・紅葉をたっぷり満喫した2泊3日の旅もそろそろ終わり
岡山から飛行機で東京に戻ります。

季節外れの旅行記に最後までお付き合いいただきありがとうございました。