2018/11/10 - 2018/11/18
1088位(同エリア4531件中)
mackさん
この旅行記のスケジュール
2018/11/10
2018/11/11
-
飛行機での移動
アタテュルク国際空港
-
車での移動
スラ ハギアソフィア ホテル
-
スラ ハギアソフィア ホテル 着
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
妻「ハネムーンは南国リゾートに行きたいな」
2018年5月に無事挙式も終えて、2人のハネムーンはどうしようかと話していた際に、妻が発した第一声であった。
やはりハネムーンといえば、ハワイとかバリとか最近だとモルディブのようなザ・南国リゾートでセレブ気分を味わいたいのが女性の本音であり、その気持ちに寄り添うことこそ彼女の最愛の伴侶となった私の勤め。
自身の秘めた冒険心・探究心は心の奥底に閉まっておこうと思った刹那・・・
妻「でも、私と違ってアナタは海外にあまり行くことないみたいだし、アナタの1番行きたい所でもいいよ」
私『じゃあ、トルコに行こう!!!!!!』
妻「えっ・・・ト、トルコ!!!???」
妻の一言で私の秘めたる想いは堰を切ったように溢れ出し、もう誰にも止めることはできませんでした。それからは私から妻へ連日のようにトルコの魅力を伝えるプレゼンの連続で、最終的にはトルコを経由してイタリアのローマとアマルフィ方面まで航路を伸ばすことで最終認可が下りました。
旅自体はJTBさんに成田~イスタンブール行きの往復航空券(ターキッシュ航空、ビジネスクラス)と4泊分のホテルを抑えていただき、現地での旅程やイタリア行きの航空券と滞在ホテルは自分でプランニング、予約した形です。
他の方の旅行記を拝見するとイスタンブールは、周遊ツアーでの滞在や他国へ渡航する際の経由地トランジット観光の方が比較的多いみたいなので、イスタンブールオンリーで4日+1日は珍しいのかなと思います。
もしイスタンブールをメインの旅行先に考えてらっしゃる方は参考にしていただければと思います。
今回はまず1・2日目の日本出発からイスタンブール到着、現地観光までの旅行記になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
-
成田国際ターミナルの出発ロビーにて。
実は海外旅行は高校生以来、10年以上ぶりでワクワクが止まらない私。だいたい旅行の前日って眠れないんですよね~。成田国際空港 空港
-
今回はビジネスクラスでの旅なので、ここぞとばかりにラウンジでセレブる妻。
ここのANAラウンジは賑わってますが、この前に訪れたスタアラのラウンジは閉館間際だったので、閑散としていました。 -
さてターキッシュエアラインのビジネスクラスに搭乗です。機内の様子を伝えよう・・・
とカメラフォルダを探せど探せど、全く写真が無い!!
日ごろから『旅行は写真よりも目に焼き付ける派』を公言して憚らない私をここにきて後悔しました。
これ以外の観光スポットもせっかくの写真が無い、という場面が多く今後はしっかり写真を撮る癖をつけようと悔い改めました。
これは機内の到着前の朝食の様子です。ハイライトとなるはずのフライイングシェフの写真が無いなんて・・・ -
少し時間は飛んで空港到着後、タクシーで移動して滞在先の『スラ ハギアソフィア ホテル』の朝食風景です。(ホテルの情報 https://surahotels.com/sura-hagia-sophia-hotel)
かなりキレイなホテルでハネムーンという事で、ここはケチらなくて良かったと妻も納得のクオリティーでした。スラ ハギア ソフィア ホテル ホテル
-
「トルコ料理って何??」
と聞かれたら、世界三大料理の一つで東西の文明の十字路の地で、オスマン帝国の宮廷料理として発展して・・・
と、よく分からないウンチクを言ってもしょうがないので、多くの方に受け入れやすい要素としては、多彩な乳製品、特にチーズが挙げられます(牛、ヤギ、ヒツジなど) -
妻もご満悦の様子。ちなみにいまだにトルコで一番美味しかった料理はと妻に聞くと、ホテルの朝食と答えます。
確かにホテルの朝食って旅行滞在中はほぼ毎日食べますし、ここの味が最も食した現地料理の味になるんですよね。そう考えたら慎重に選ばないと後悔しますね。 -
空腹も満たしたところで、さっそくイスタンブール旧市街を散策です。
このホテル、名前の通り目と鼻の先にハギアソフィア(アヤソフィア)があるので、旧市街地の観光地を歩き回るのに最適な立地でした。まずは考古学博物館に向かいます。ただタイミング悪く施設の大半が改修中で見ることができなかったので、軽く回っただけで早々に切り上げました(残念)
ちなみにここから回るのはハギアソフィアなどの主要施設を回るのに便利な『ミュージアムパス』に入手するためでした。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
トルコは街中猫だらけの猫大国だとか、そもそもムスリム自体が猫をとても大事にしている、という話をご存知の方も多いと思います。
でも実はイスタンブールは野良犬も多いです!!ただ日本の野犬のイメージ(危ない、野蛮、汚い)とは全く異なり、たいていの犬はこんな感じで寝ています。
ムスリム自体は犬を汚れた生き物として遠ざける教えがあるそうですが、トルコは元来遊牧民としての文化も内包しているので、犬やそもそも生き物全般に対して寛容、共生していこうという面も感じます。
トルコという国、国民、文化が歩んできた歴史がにじみ出てくる部分だなと、勝手に解釈してしまいました(笑)トプカプ宮殿 城・宮殿
-
トプカプ宮殿までやって来ました。オスマン帝国歴代スルタンの居城として名高い宮殿です。
きらびやかな西洋風の装飾が印象的です。 -
西洋風の装飾が映えるのも、イスラム文化に特徴的な装飾タイルがあってこそのものなんでしょうね。
特にここ見えるような白と青を基調とするタイルは旅行中に何度も目にしましたが、イスラム建築に総じて感じることができる『清浄感』を際立たせます。トプカプ宮殿 城・宮殿
-
当時の様子を再現した人形です。水タバコを吸っており現代でいうところの『ヤニ部屋』です。
うちの会社にも当然ありますが、意外とヤニ部屋での会話とか関係って組織内政治に大きく影響しますし、この時代もそうだったのでしょうか??トプカプ宮殿 城・宮殿
-
トプカプ宮殿内のカフェから見たボスポラス海峡。今さらですが、ああ本当にいま日本じゃなくて、異国、トルコに来ているんだな~と何故か再確認しました。
おそらく元々瀬戸内の生まれ(広島県尾道)なので、海に対して太平洋のような大海原よりも、内海や海峡のような狭い範囲に島や対岸がある景色の方が親近感を覚えるのだと思います。
ここには映ってないですが、海にはタンカーが見えた方が落ち着くかも(笑)トプカプ宮殿 城・宮殿
-
次は場所を変えてハギアソフィア(アヤソフィア)に移動します。
今回の旅行はジャーミィ(モスク)多めのスケジュールなのですが、この旅行の前に妻と一緒に夢枕獏先生著『シナン』を読んだ影響です、完全に。
イスラーム建築の大家であるミマール・シナンに多大な影響を与えたというハギアソフィア、私達夫婦の人生にもきっと衝撃的なインスピレーションを与えてくれるはず!!
そして、高まる期待を胸に中に入っていく私達の眼に飛び込んでいた光景は・・・・アヤソフィア 寺院・教会
-
『鉄骨足場!!!!』
妻「すごいね、こんな昔から鉄骨の足場使ってたんだね(棒読み」
私「ああ、シナンもびっくりだね(棒読み」
施設内は長きに渡って改修工事を行っているみたいで、施設内の半分は完全にこの足場で隠されており、どうしても眼に入ってきて気になってしまう、残念。
ただそれでもこの空間の広大さは十分に感じられ、この中にキリスト教的社会の残り香とイスラームが両立していた事実を感じることができました。
イスラームの盟主とはいえ多民族、多宗教の世界帝国であったオスマン帝国だからこそ、この歴史的建造物を残す判断が出来たのだと感じます。アヤソフィア 寺院・教会
-
修復をしているのだろうけど、ここまでハッキリとモザイクが残っているのもすごいものです。
早く改修工事が終わって完全な姿を目にしたいものですが、トルコ人の知り合いも「あの工事は一生終わらないよ」と冗談交じりに言う始末で、本当に工事終了はいつの日になるのか・・・アヤソフィア 寺院・教会
-
そしてこの辺りから妻の興味が猫に移ってきます。
実は妻は大の猫好き、ネコファーストを自称し、『ネコ1番、自分2番、旦那3番』を体現するツワモノです。アヤソフィア 寺院・教会
-
そんなネコ好きなツワモノに対して、この国のネコ達はこんな感じですり寄ってくるわけです。
もうイチコロですよ(笑)アヤソフィア 寺院・教会
-
この子はたぶんトルコで一番有名なネコ『グリ』です。
ハギアソフィアに長年住みついているみたいで、近くにいたトルコ人の子どもも「kedi,kedi (トルコ語でネコ)」と駆け寄ってました。アイドルみたいなものですね。アヤソフィア 寺院・教会
-
施設内は改修工事中でしたが、外観は問題なし!!
ここと対を成すように反対側にスルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)が鎮座する景色も、イスタンブールのハイライトですね。 -
そしてこちらがそのスルタンアフメット・ジャーミィ。
しかし何とこちらも内部を改修中!!何てこった・・・
多少残念な気持ちと、多数のムスリムの方が各々お祈りをしていたのを憚って、内部の写真を撮るのは辞めておきました。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
-
またネコネコタイムです。
-
みんな仲良く食べてね~
-
どうやら妻のご指名はこの子みたいです。
-
歩き疲れたのでひと休憩、トラム『スルタンアフメット駅』近くのレストランに入りました。入口で店員さんにメニューを見せてもらい注文したのですが、単品で注文したつもりがまさかセットで来るとは!?
後々聞いた話だと、トルコでは頼んでないものもまとめて持ってくることがあるみたいで、それは断らないと注文したことになるとか・・・
でも今回の旅でこういうのはこの店だけだったので、ただの注文間違いかも・・・
どちらにせよ、味は間違いなく絶品で改めて私はトルコ料理合ってるなと感じました。ただ何かハミガキ粉みたいな味のペースト、これだけはダメです。 -
ホテルに戻って一休みした後は事前に予約していた『ボスポラス・ナイトクルーズ』です。ただここでトラブル発生で、ネットの事前予約では19時ごろホテルに迎えに来るとか書いていたのに、18時半ごろにホテルのフロントから部屋に電話がかかってきて「迎えが来ているよ(的な英語)」と。
すっかり油断していた私たちはとりあえず貴重品だけ持ち、フロントまで飛び出すはめに(妻にいたってはスッピンでした)。
時間に対するアバウトさは流石トルコ人。もしくは予約時の不適際か??
まあ、ちゃんと乗船できたのでOKです。
写真は船から撮ったイスタンブールの街並みです。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
デッキから船内に戻るとセクシーなダンスショーが始まっていました。
これぞナイトアクティビティという感じですね。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
トルコ版芋洗坂係長がやって来ました。
トルコ風に言うと『芋洗坂・ベイ』ですかね。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
そして実際にかなりダンス上手かったです。やはり古今東西、モテる男の条件の一つは踊れることですね。
この後は女性ダンサーが各テーブルにやって来て、セクシーダンスで誘惑しつつ、おひねりを貰うという時間なのですが・・・ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
まさかのトップバッター指名、からの超絶塩対応(笑)
普段ならこういう時は率先して「ウェーイ!!」とか「フォー!!」とか謎の奇声と共におひねりを出すのですが、この日は時差ボケ、寝不足による判断力低下、さらには財布に100リラ札以上しか無いという準備不足により、セクシーダンスをただただ真顔で見続けるという最低な観客でした(・_・;)ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
本来ならこうやって一緒にダンスするのが正解のはず。
いや、そもそもハネムーン中なわけでどの選択肢を選んでも、私は最初から詰んでいたようです。ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
塩対応、申し訳ありませんでしたorz
ボスポラス海峡クルーズ アクティビティ・乗り物体験
-
クルーズも終わり再び旧市街に。
スルタンアフメット・スクエアから見たスルタンアフメット・ジャーミィ。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
-
それに対するハギア・ソフィア。
この対照的、象徴的なイスタンブールの2大建築を交互に、同時に見る事ができる事実にただ感激です。
一方は古代ローマ帝国から続くビザンツ帝国、及びキリスト教世界の象徴的な建築(ハギアソフィア)であり、もう一方はそのローマ、ビザンツ両帝国からイスタンブール(コンスタンティノープル)を引き継ぎ、新たな世界帝国を築き上げることになるオスマン帝国の象徴的な建築(スルタンアフメット・ジャーミィ)。過去の偉大な帝国の遺産を破壊or踏襲するのではく、新たな要素を加えて時代を切り開いていったオスマン帝国とイスタンブールの歴史に感慨深さを感じた夜でした。
明日以降もさらに範囲を広げてイスタンブールの街を散策していきます。アヤソフィア 寺院・教会
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- Nicochanさん 2020/02/09 21:30:18
- トルコ
- とても面白かったです。
続きを楽しみにしてます!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
スラ ハギア ソフィア ホテル
評価なし
この旅行で行ったスポット
もっと見る
イスタンブール(トルコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 海外☆ハネムーン トルコ+イタリア9日間~ローマ帝国の2大都市を巡る悠久の旅路~
1
33