2020/02/01 - 2020/02/01
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ドクターキムルさん
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源頼朝の法華堂があるのは法華堂山の中腹である。山は源頼朝墓に向かう尾根と北条義時やぐらと呼ばれる横穴墓に向かう尾根とに岐かれている。前回の踏査(https://4travel.jp/travelogue/11549539)では随分ときつい斜面を上ったが、今回はそれほどでもなかったので、北条義時やぐらからは山を上って尾根に出てみることにした。
多少傾斜がある法面を上ると尾根だ。しかし、想像していたような台地状ではない。両側が崖の馬の背の尾根が続く。右手眼下には崖下の谷戸にある西御門2の最近の団地を眺めながら進むと、左側には大江広元墓の参道石段と島津忠久墓の参道石段が見える。下から見ても崖だったが、尾根は本当に幅が狭い。その尾根の両側に根の土ごと倒木して、それぞれ東側と西側に倒れ込んでいる。西側の倒木は島津忠久墓の西側山頂辺りに見える大木である。しかし、倒木は風向きで倒れる向きが決まる。昨年秋の台風で倒木したのは間違いのないことではあるが、1つの台風の風で東側と西側に倒木することは考えられない。それぞれが昨年の台風15号と台風19号で倒木したのであろう。
その先の頂からは左側に山道が見える。これが三公の墓の上の尾根を通り頼朝墓の尾根に至る山道であろう。しかし、今回は先の天園ハイキングコースを目指す。
狭い馬の背の尾根道を上ったり下ったりしながら進むと最高点に達するがその先は崖で崖下に大きなお寺の屋根が見える。来迎寺だろう。地図では町内の境界線がこの尾根上に描かれおり、北上すると遥か先の天園ハイキングコースに続いているのであるが、山頂からはその尾根道は分からなかった。そこから左の尾根を下ると、数mで水準点がある。そこからは眼下に国大のテニスコートが見える。さらにその先からは来迎寺の墓地が見える。その入口が切通になっており、まるで城壁の土塁のようだ。こちら側の尾根道も相変わらずの尾根道で、進むと次第に勾配がある下りとなる。右手には民家が迫り、尾根には崖を覆う鉄製の落石防止用の網を支えるワイヤが設えてある。その先はコンクリート壁の最上部になっている。そのコンクリートの上にはフェンスが設えてある。フェンス脇の崖を下りる。斜度は急であるが、椿の木が群生しており、その木を伝って崖を下りる。ようやく、竹林を伐採した竹の廃材が積まれた裾まで下りられた。山からは狭い小路になっており、その先にある舗装道路は金沢街道から国大付属小中のグランド脇を北上する道路である。
法華堂山は馬の背の狭い尾根が続き、上り下りの場所は勾配がきつい急斜面というか、崖というか、そんな山道であった。それでも尾根には打たれた境界杭が点在しており、こんな山に分け入る人がいることも驚きでもあった。
(表紙写真は山頂直下にある水準点)
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