2020/01/01 - 2020/01/01
66位(同エリア1721件中)
ねこいしさん
2019/12/28~2020/1/4 バンコク8日間の記録
アユタヤへは日帰りツアー参加か自力か悩んだ挙句、自力でゆっくり、1泊することにしました。(行きはロットゥ、帰りは鉄道)
2日あるので、1日目は「水上マーケットに行きましょう」と嘘ではないが詐欺のような誘い方で同行者をたぶらかし、またもや変寺ワット・タッカーローンへ。ついでに遺跡も数か所行き、個人的には大満足の初日。
◇12/28 移動と夜市
◇12/29 バンプリー、プラカノン
◇12/30 マハーチャイ
◇12/31 ナコンパトム
◆01/01 アユタヤ1日目 アユタヤ泊
◇01/02 アユタヤ2日目、中華街
◇01/03 バンコクの下町
◇01/04 機内泊で帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝ごはんはクロックカノム。コーンや南瓜入りを初めて食べたけど、生地が甘いのでネギが一番合うかも。(30B≒110円)
-
ホテル近くから北バスターミナルへ行くバスがあるはずなのに、バス停が見つからない。誰に聞いてもわからず、皆さん口をそろえて「BTSが早くて便利だ」と。バスを断念してBTSに乗りました。バスが好きなんだけど。
-
モーチット駅からミニバスターミナルまで、チャトゥチャク公園を横切ったのが間違いで、なかなかの苦戦。
-
神々しいほど親切なご家族が道を教えてくださったけれど、道の構造の問題で、最後は目前に居ながらタクシーに乗るしかありませんでした。モーチット駅でタクシーに乗るべきでした。
-
まぁでも、シリキット王妃公園も象がいたりして(偽)、楽しかったので良しとしましょう。あ、奥の木も象だ。
-
結局ロットゥに乗れたのは10時でした。ロットゥなんて名前ですがただの箱形の車(バン?)で、高速道路だから味気ない車窓。ただ乗り場はわかりやすく、すぐに乗れて確かに便利。70B(≒257円)
-
1時間ほどでアユタヤに着いてしまいました。ホテルからバスターミナルまで2時間かかっているのがおかしい。
-
ロットゥ降り場は、今日のホテル「Baan Suan Krung Kao」の目の前。
チェックイン時間前ですが、部屋に入れてもらえました。 -
ホテルのご主人に午後の予定を聞かれ、「ワット・タッカーローンに!」と元気に答えると、しばし沈黙の後「Oh,Really?」と驚き、半笑いから呆れ顔に移行。そんなに驚かれるとアレだたなぁと、ちょっと計画を練り直し、予定を3箇所に増やしました。
-
まずは腹ごしらえ。屋台みたいな店しかないので、同行者も勇気を出してこの店で。
-
待ってる間に揮発した唐辛子で目や喉が痛いので、「辛くしないで」と頼んだら、辛くもなく(見た目濃いけど味は濃くない)、とても美味しかった。メニューはクイッティアオ ルアのみ、20B(≒75円)
帰りに「アリガトー」と言われた。なんでバレるんだ。 -
トゥクトゥクを4時間チャーターすることに。1時間300Bと言うのだが、通訳に入ってくれたホテルのご主人があまりに品良く、目の前での価格交渉が憚られた。とりあえず乗りましたが、「200Bにしてくれたら、明日も乗りますぜ」と事後交渉に成功。2日間お世話になりました。
-
初めてのトゥクトゥクで、見えるものが楽しくて仕方が無い。
-
しかしこのトゥクトゥク、柵もシートベルトも無いし、車外に放り出された暁には、もれなく後続の車に轢かれます。細身の同行者には奥に座ってもらいました。
-
最初に到着したのは「ワット・ローカヤスターラーム」
ワット ローカヤースッター 史跡・遺跡
-
全長37m、漆喰の涅槃仏
蓮を枕にしていたんだ。ワット ローカヤースッター 史跡・遺跡
-
あ、足の指が長すぎ
-
涅槃仏の奥に遺跡が広がっているので、吸い寄せられるように移動。
-
なんとも「おじいちゃん」ぽい遺跡。
(同行者は「遺跡は想像するのが楽しい」と言っていたが、わたしは歴史に疎く、感想が小学生) -
後にいくつも見ることになる、ビルマ軍に破壊された仏像。
-
いかなる注意も、警告も、柵も無いので、「じいちゃん」に登ってみました。
-
そもそも日帰りツアーを検討したのは、元旦のアユタヤが大混雑で、電車も乗れないとの記事を見たから。でも、これはどういうことでしょう。誰もいない。
-
よかったツアーにしなくて。
-
小道を挟んで立派な仏塔と仏像が見えたので、てくてくと。
お隣は「ワット ウォラチェータラーム」という遺跡でした。ワット ウォラチェートターラーム 史跡・遺跡
-
メインパゴダのお供え
-
礼拝堂の入り口に犬が寝ており、跨がないと入れないもので離れて観察。
生まれ変わったら犬好きになりたい。 -
礼拝堂の仏像、笑ってます
-
王の兄を荼毘に付すため、この場所に大きな火葬場を作り、10,000人の僧侶を火葬に招待した、とか。火葬に招待・・・
-
この実がたくさん落ちていました。
-
干してる
-
ピラミッドがある!とまた隣の遺跡へ。こちらは「ワット ウォラポー」という遺跡でピラミッドではなく、クメール様式のメインパゴタ(上部が欠損)だそうです。
-
わー♪っと考えなしに登りましたが、降りる時はかなり怖くて、緊張のあまり肉離れを起こしそうでした。
-
この後も、「X」をいくつか見たのですが、アユタヤの流行でしょうか?
-
八角形の2段式チェーディー。
ちょっと斜めで、トグルスイッチみたい。 -
薄汚れ気味の「白い仏陀座像」
驚いたお顔と、お供の腰の角度がよい。 -
楽しげなお供えがしてある
-
ふざけているようだけれど、多分まじめ。
-
最初の涅槃仏前でトゥクトゥクを降りてから、我々はずんずんと遺跡を歩いてきてしまった。「おじさん心配してるかも、そろそろ戻ろう」と話したちょうどその時、目の前におじさんのトゥクトゥクが。グッドタイミングでした。
-
次のワットタッカーローンまで、あちこちで渋滞に。時々道路脇をバイクみたいに進んでくれますが、なかなか進みません。
-
空いていれば10分のところ、50分も渋滞に揉まれていると、目的地近くのモスクが見えました。チャチな感じでいいなぁ。
-
やった。着きました。ワットタッカーローン!
わたしがアユタヤで一番楽しみだったところです(←ばか)。 -
同行者に「着いた時から目が輝いていた」と言われました。
-
まずこの電動人形が「サワディーカー・・・」と出迎えてくれます。
大福でも食べたみたいに、口の周りが白いです。 -
とりあえず心を落着かせるためにトイレへ行くと、すでにトイレからして常人の理解を超えた楽しさでした。
-
歯が光って、凶悪なパンダ
-
顎が欠けた→捨てよう→タッカーローンに→トイレに立たしとくか、と、いう運命を辿っているに違いない(合掌)。
-
パンみたいな前髪
足元の亀裂が、このお寺らしさを物語っています。 -
可愛げでいて、全然可愛くない像が多数。
ただものでないトイレだった。 -
心の小休止
-
堂内に入ると、中は中で、何から突っ込んで良いやら、賑やかしいことこの上ないです。
-
とりあえず中央のお方。隈取がすごい。
-
住職は情緒不安定かもしれない。
-
この前で真剣に祈っている人がいたけれど、何がありがたいのだか、心配になってしまいます。頭のわるい金持ちにしか見えないんですけど。
-
この子に至っては、口の中に虫がわいて末期状態
-
タイの人は何かに挑戦しながら寄付するのが好きらしく、これは上下に動きながら回転しています。
-
ここはカラスに縁のお寺らしいんです。カラスがすきで、ここまで変寺とは知らずに来たのでした。
-
遺跡に色塗っていいのでしょうか。
-
こんな電飾しても良いのでしょうか。
-
くったくのない人
-
意外に遺跡もたくさんあり、その下には、
-
首の折れたフラミンゴ。
他の遺跡で首を切られた仏像が多いことに倣っているのかもしれない。 -
置場所が無かったのか、隅に群れている。表情が無邪気すぎて、つい微笑んでしまう。
-
団体さんの撮影コーナー
薄い劇団員たちは、みんなそっくり。 -
あったあった、水上マーケットが。
タイと言えば水上マーケットですよねぇ、と詐欺まがいの勧誘で来たので、本当にあってひと安心。川は流れておらず、水溜りに舟を浮かべただけの、水上マーケットと言えなくはないレベルです。(土日祝のみ) -
着くなり濁った川で包丁を洗うところを目撃し、同行者と頷きながら進みました。まぁ、そりゃ、洗いますよね。
-
バナナ焼き機。自動回転しています。
買うと練乳をかけてくれるようです。 -
あまり食べたくない可愛いお菓子
-
ココナッツとタロ芋のプリン(素焼きの壷入り)「カノム・モーケン」を40B(≒146円)で購入。とても美味しかったけど、かなりの量でふたりでも多いです。
-
ご主人がひたすら卵を割り、
-
奥さんが卵焼きを焼く、連携プレー
-
これは「ボーンネン」といって、「光輝く坊主頭」という意味らしいです。すばらしいネーミング。10B(≒37円)で、アメリカンドックでした。
-
これは甘そうでいて甘みはなく、にんにくと落花生のみじん切り(味噌味)が道明寺で饅頭になっています。20B(≒74円)でした。美味しいけれど、これもお腹がふくれて、とても食べ切れなかった。
-
あちこちにこういう子が仕込まれている。
-
たぶん要らなくなった眼鏡を持ってきてかけていく人がいる
-
間違いないです
-
まともな雰囲気の一室があり、この寺では浮いていました。
-
時々気分を落着かせないと持ちません。
-
スリに注意。ここにいるとそんな些細なことは気にならなくなりますが。
-
下半身をピンクのライトで照らすの止めてください
-
この仏像は銅のような金属製で、無数の穴。何のために!
-
この人たちは誰なのか。
-
不眠症と思しき小僧さん
カメラ翻訳したら、「まあまあ メリットを生む」と、笑。 -
古い旅館みたいに、次々と部屋があり、
-
どの部屋もおかしいけど、麻痺してきて普通に思えてきました。
-
置き場所に困ったかのように、巨大な高僧が。
頭が結露することでしょう。 -
こちらは等身大
-
高僧と可愛い小僧さんが交互に配置
-
てかり過ぎでは
-
くつろぎ過ぎな一家
-
愛すべき昭和の勘違い、みたいなお寺でした
-
同行者が「こっちのトイレもすごかった」というので、わざわざ見に行きました。
これは「ladies」と書く代わりの展示。
トイレの中にもやたらと寅がいました。 -
はー(小休止)。
-
頭つかえてます。もういろいろありすぎて息ができない。
-
一休みしていたら、奥に未踏の地を発見してしまった。
(アイスを買ったら「飲食禁止」と書いてあった。そんな馬鹿な!) -
わー、なにこの部屋。危うく見逃して帰るところでした。
手前で撮影中の方と大きさを比べてください。 -
麻生さん?
この寺のメイン会場と言っても過言ではない。 -
この子、お母さんの撮影を全力で邪魔していて、超可愛い。
-
わたしが飼い猫に引っかかっている間に
-
同行者がこんな楽しい写真を撮っていた。変寺巡りに連れまわされ、脳が開発されてきたかもしれない。
-
ん?
-
まだ後ろ髪引かれるけれど、じゅうぶん堪能したかな。
-
運転手さんは、またもや行方知れずとなった我々を探していた。
指で眼鏡を作って探していた。
長居してごめんなさい。 -
お手紙出したい。さよなら、また来ますね。
-
相当な長風呂をした気分で、もう帰るべと思っていたら、あと1箇所良いと。ワット・タンミカラートに寄ってもらいました。夕方だからかチケットブースが終わっていて無料で入ってしまった。
ワット タンミカラート 建造物
-
こちらはアユタヤの多くの遺跡のように「廃寺」ではなく、現役で信仰対象のお寺。町内会にいそうな人風の大仏に迎えられました。
-
ナークの顔アップ
-
ガネーシャがいるんだ・・・
-
この獅子たち(クメール様式)は、アユタヤ王朝初期に作られた貴重なものだそうです。一対、でなく並んでいるの珍しいですね。
ワット タンミカラート 建造物
-
こういうのが好き
-
アユタヤは「入るな」とか「触るな」が無くて、鷹揚ですね。
-
くつろいでいたカップルが、写真の邪魔かと立ち上がってしまった。そのままが良かったのに、ごめんね。
-
きた。これだこれだ。実はこの「闘鶏(ガイチョン)」を見に来たので、こんな立派な遺跡とは知らなかったのです。
ワット タンミカラート 建造物
-
ビルマからの独立を勝ち取ったナレースワン王が闘鶏を好んだので、皆さん闘鶏の像を寄進するようになったとか。
-
おすもうさんみたいな人が、これらの人形を売ってました。
-
礼拝堂の中でお坊さんがマイクでお話しているのだが、何度も笑いが入り(しかし聴衆は笑わないので)、何が「ワッハッハー」なのか気になる。
-
飴のように濃密な空気の内部
-
奥には素敵な涅槃仏もあり、
-
シャンプーハットみたいな光背、ネオンでキラキラしています。
-
祈る親子
-
青銅の仏像(頭部)はレプリカだと思いますが、この仏像の前で嘘をつくと死んでしまうという只事でない言い伝えがあるとか。
しかし現在は食堂の奥で、バーベキューか何かの煙が漂い、こんな所で死んでしまう訳にはいかない雰囲気です。 -
遺跡の方の礼拝堂には大きな柱が連なり、壮観です。ホテルのご主人の顔に「この素晴らしいアユタヤに来て、ワットタッカーローンに行く?」と書いてったもんなぁ。そのとおりですよ、アユタヤは遺跡を見ないと。
-
のんびり周ったおかげで、約束の4時間をゆうに越えてしまったけれど、細かいことは言われなかった。
-
ホテルに戻り、我々も休憩。
-
部屋でくつろいでいたら、外がピンク色。慌ててお庭に。
-
暗くなるまで眺めていました。
-
アユタヤのライトアップは無いようだけれど、今日は1/1(祝)だし、もしかしたら?と一応見に行きましたが、遺跡は真っ暗でした。
-
お昼に買ったものの余りが沢山あるので、コンビニで買い足して夕食に。(このあたり夜は、欧米人向けの小奇麗なレストランくらいしか無く、気が進まないのもあり)これは卵の黄身など入った豪華な雰囲気の肉まん(22.5B≒82円)。しかしこれが今までに経験のないほど不味く、こんなに美味しくない肉まんってあるんだと逆に感心した。
-
このホテルは実にセンスがよく、素晴らしいけれど、枕もとの外に鳥の巣があるのか、夜中に大声で「キェー!」と鳴いたり、隣室の声も息遣いまで聞こえそう。コンセントが少なく、風呂場で充電したり、電気を全部消しても部屋が明るい。あげく一晩中蚊の羽音で眠れず、こんなに眠れないホテルは久々でした。お洒落のためなら魂を売っても良い人しか無理かも。
ご主人も従業員の女の子も、すごく感じよかったのに惜しいなぁ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 小心者さん 2020/01/28 12:06:10
- 遺跡が霞んどる!
- ねこいしさん
一体どうやってこんな素敵(変)な寺を見つけられたのでしょうか。
正直、「遺跡巡っとる場合やなかったわ」と思いました。
いや、遺跡も人が少なくて素晴らしかったですけどね。
この寺の魅力はそれ以上です。トイレだけで白ご飯4~5杯はイケますね。
「口の中に虫がわいた小坊主さん」が怖くて泣き叫びました(「くったくのない人」もそこそこ怖い)。
彼らを知る前の無垢な世界に戻りたいです。
巨大な僧侶の並ぶ部屋でうたた寝して悪夢にうなされたいですし。
ねこいしさんの旅行記で知るタイがあまりに魅力的すぎてもう…
小心者
- ねこいしさん からの返信 2020/01/28 17:55:05
- RE: 遺跡が霞んどる!
- 小心者さん、
>トイレだけで白ご飯4〜5杯はイケますね
うまい!
いけます、いけます!
恐らく多くの人が「なにが嬉しいのか?」と思われるであろうところ、小心者さんだけはわかってくださると思いました。
ありがとうございます。
ワット・タッカーローン、すごいですよね。
ここはわたしの変寺履歴で、最高かもしれません。
珍スポ狙いのあざとさも無く、お寺が(それなりに)本気だからなのか暖かい気持ちになり、地球っていいな、と生きる歓びすら感じてしまいます。
このお寺は売店以外で殆ど「お寺の人=坊さん」を見かけず、本当に人間が運営しているのか、気になっています。
是非巨大な僧侶の部屋でうたた寝して、さらに深いワット・タッカーローンを経験してください。
(あの部屋は、ほんとにお昼寝できそう)
ねこいし
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
アユタヤ(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019-20 バンコク8日間
2
128