チェンマイ一人旅（１）

2019/12/13 - 2019/12/18

12月中旬、のんびりしたくて4泊6日でチェンマイへ一人旅してきました。英語は全然なのに海外旅行が大好きなアラフィフ女です。今回は旅行会社に頼らず初の自力での手配旅行。15年ぶりのチェンマイはちょっとお洒落な街に変身してました。

《出発～2日目　だいたいこんな感じ》
(初日)成田空港 － バンコク経由チェンマイ着 － （2日目） ドイステープ － ワット・パラット － ワット・チェーディ・ルアン － ワット・チェンマン － サタデーマーケット（ワット・シースパン）

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

12月半ばは、成田空港もクリスマス仕様。

いつも利用する旅行会社のフリーツアーだと一人参加はかなりの高額になってしまうため、今回初めて直接タイ航空のサイトでチケットをとり、事前にｅチェックイン。
朝早めの出発だったので、eチェックインで気持ち的に少し余裕が。
予約時にシートの指定もできるし、いいかも。

成田国際空港 空港

成田発タイ航空641便でまずはバンコクへ。
どこまでも続く白い雲海に降りそそぐ太陽の光、機上の窓からの景色にテンション急上昇♪
予約時に指定したシートは、54A。座席により窓の位置が微妙に前後にずれますが、この席は窓が前寄りで、ずっと窓の外を見ていたい私にはちょっと微妙。

機内食。
英語が「チキン」しか聞き取れなかったので、迷うことなくチキンを選択(^^;

映画を観たり音楽を聴いたり、うたた寝しているうちにバンコクに到着。
スワンナプーム空港で乗り継ぎです。

イミグレーションでは、こんなシールを貼ってくれました。
到着地のチェンマイ空港で、これを目印に係の人が手荷物受け取り場所の方向を案内してくれます。

スワンナプーム空港は広大と聞き相当不安でしたが、運よくゲートまでは10分かからずすんなり到着して拍子抜け(笑)

そして何のトラブルもなく無事チェンマイ空港に到着～♪
翌日の観光をお願いしているトラベロコ（現・ロコタビ）のmasaruさんが車で空港へ迎えに来てくれて、途中スーパーに寄ってホテルにチェックイン。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

ホテルはagodaで予約したナイトバザール・イン。
名前の通りナイトバザールに近く、口コミ評価が非常に高かった小規模ホテルです。

部屋は小ぶりでスペースに無駄がなく、まぁまぁ。
小さなテラスがついていて灰皿も置いてありますが、隣のテラスとお互いに丸見え状態。
リラックスはできないなぁ。。
団体客はいないようなので、静かに過ごせると思ったのですが。。

ナイトバザー イン ホテル ホテル

冷蔵庫・ポット・テレビもあって、ドライヤーも完備。

バスタブは無くシャワーのみ、トイレは紙を流さずごみ箱に入れるタイプ。
使用方法が図解してあります。

翌朝、masaruさんの案内でドイステープの朝日を見にいくため、5時半に出発。

ドイステープ周辺は食事のできるところが無いそうで、先に24時間営業のお粥の店で朝食を済ませてから向かいます。

ここはドイステープ寺院へ続く坂の入口にあるお寺（？）
文字通り道を切り拓いた偉い僧侶を祀ってあるそうです。

ここでタンブン体験。
朝の托鉢をするお坊さんへ、前日スーパーで購入した食料品を渡します。
幼さが残るお坊さんたちが、声をそろえて歌うようなお経を唱えてくれました。

買いすぎて渡すのに時間がかかってしまったインスタントラーメンを何とか渡し切った後、車で坂道をしばらく登り、いよいよドイステープ寺院に到着！
日の出には若干間に合わなかったものの、早朝の神秘的な雰囲気に包まれ厳かな気持ちになります。
しかし思った以上に、さむっ
中にはダウン着てる人も。

靴を脱いで、ドイステープ寺院の本堂を拝観
太陽はぐんぐん昇ります

ワット プラ タート ドイ ステープ 寺院・教会

彫刻の細かさがすごいです

ぴかぴかの仏像がたくさん

様々な色の仏像

頭と体のバランスが可愛い仏像
でもよく見ると意外に足が長いのね。

仏像に限らず、チェンマイはこんなクスっとしてしまうような像が至るところにありました。

ドイステープ寺院伝説の白い象

行きはケーブルカーで登ったので、帰りは階段で。ここは下り切った入口付近。
欄干の龍の彫刻が上から下までずーっと続いてます。

次に、車で坂を下る途中にあるワット・パラットへ。
ここは是非来てみたかった自然豊かな穴場のお寺。

と、いきなり駐車場に孔雀が・・！！
動物園以外で、しかもこんなに近くで見たのは初めて。
人や車を気にすることなく悠々と歩く姿に風格が漂います。

あちこちに孔雀のモチーフが存在するお寺なので放し飼いしてるのかも、とのこと。

入口の像
穏やかで優しい表情

境内は広く、いくつかお堂があります

屋根の中央部分に孔雀のレリーフ

かわいらしい像があちこちに

無邪気なしぐさ

夜に見たらちょっと怖いかも？ですが、今は朝。可愛さが勝ります

ここにも孔雀が

こちらはご機嫌な(？)象さん

緑が豊かです

私たちのほかに欧米人の3人ほどのグループがいただけで、とても静かでした。
今は乾季のため水量は少なかったですが、敷地内には小川も流れていたり。
雨季や雨上がりには緑がもっと濃く深くなり、違った表情が見られるそうです。

その後、山を下りてタニン市場を見学

チェンマイはカフェブームで、ラテアートも盛んと聞いてましたが
市場の片隅にあるスタンド式のカフェでもこんなラテアートが。
ちょっとしたひと手間に、おもてなしの心を感じて嬉しくなります。

タニン市場 市場

午後は一人で街歩き。
まずはホテルの周辺から。
近所のお寺に入ると早速かわいらしい置物を発見（いやよく見ると目がこわい？笑）

お寺の名前読めず。観光化していない地元の寺院、という感じ。

お庭の隅にはこんな微笑ましい像も

かの有名なターペー門。

ホテルからは徒歩15分くらいかな
ぶらぶら歩いて到着～

ターペー門 建造物

ワット・チェーディ・ルアン

写真が皆この角度になってしまうのがわかった(笑)
大きいなぁ。。
空をみるような角度で見上げます。

ワット チェーディ ルアン 寺院・教会

裏手にはどこかユーモラスな仏像

敷地内の裏手にあった像
まるで歌っているよう

てくてく歩いて見つけた、3人の王像。
意外と見過ごしてしまいそうな広場の奥にあります。

三王像広場 広場・公園

ワット・チェンマンの仏塔

ワット チェン マン 寺院・教会

遥かな時の流れを感じます

なんて発音するのかな？
とても気持ちの良いお寺でした

ワット ドークカム 寺院・教会

チェンマイの朗らかさが感じられて思わずこちらも笑顔に

旧市街をうろうろ歩き回って汗だくになり、着替えるため一旦ホテルに戻ってチェックイン。

実は初日に泊まったナイトバザール・インが隣や廊下の物音が丸聞こえでどうにも落ち着かず、結局ほとんど眠れずで、残り3泊を捨ててホテルを変えたんです。
急遽ホテル探しを手伝ってくれたトラベロコのmasaruさんに本当に感謝です。

今度のホテルはデュシット・プリンセス。
ナイトバザール目の前、フロントが広々とした大きめのホテルです。

デュシット プリンセス チェンマイ ホテル

クリスマスの飾りつけがCute！

お部屋も広々

バスタブもあり、水回りはとても清潔で快適です。
最初からこっちにしておけば良かったぁ。。

ホテル目の前のレッツ・マッサージで、ふかふかのチェアに座って60分のフットマッサージを受けてから、いざサタデーマーケットへ！

想像以上の人出で、食べ物飲み物を買うのに一苦労。
冷え冷えのフルーツスジュースを飲みながら端から端まで歩き回りました。
これほんと美味しくて大好き！

ウアラーイ通りをしばらく進んだところで、流れてくる音楽に誘われ入ったお寺はどうやら「銀のお寺」として有名なワット・シースパン。

僧侶たちの歌が終わると、その場にいた人々は何やら一列に並びだしました。
つられて並ぶと、お坊さまが頭に聖水を振りかけてくれました。

青いライトアップで妖しく浮かび上がるお寺、流れる美しく物悲しい旋律に心奪われ、金縛りにあったように動けなくなる、ため息が出るほど幻想的な空間です。

女性は残念ながらお堂の中には入れません(>_<)
でも外からでも十分、感動を味わうことができました。

昼間はまた雰囲気が違うのだろうなぁと思うと、
たまたま夜に訪れることができて、本当にラッキーでした。

ひとつ、あの美しいメロディをもう一度聴きたいのに曲名もわからず、
動画を撮らなかったのだけが悔やまれます。
（容量いっぱいだったし。。泣）

感動のあまりしばし放心。（ついでに休憩）
体力も回復したので、再びナイトマーケットの雑踏へ。

チェンマイは今、日本ブーム（？）のようで、こんな風な、なんちゃってのお寿司屋台がたくさんあります。どうみても美味しそうには見えないが。。

人ごみを歩き回りすっかり足を棒にして、トゥクトゥクでホテルまで戻ってこの日は終了。

ホテルの部屋で寛ぎタイム♪
帰り道コンビニで買ったビールと味の濃～いマンゴーで。

スマホの万歩計アプリを見ると、なんと1日で2万８千歩。
2万８千て。。(^-^;