四日目　ミュンヘン（アリエンツアレーナ）～ザルツブルク

2019/07/25 - 2019/08/03

息子が一番楽しみにしていたバイエルン・ミュンヘンのスタジアム、アリエンツアレーナへ。思う存分スタジアムを満喫した後は電車でザルツブルクへ移動。ドイツ到着から晴れが続いていましたが、雲行きが危うくなってきました。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

昨晩は早くも旅の疲れが出て早寝したため、5時に起きました。
楽しみにしていた朝食に一番乗り。
テラスからフラウエン教会を眺めながら優雅な朝食をとりたかったので一番乗りしましたが、こんなに早起きするセレブはいないらしく、誰もいません。
しかも、真夏だというのに朝は寒くて外で食べるどころではなく、いそいそと店内に戻ってきました。

Bayerischer Hof ホテル

ハムとサーモン

欲張って全種類いただきました。

チーズ、ソーセージ、スクランブルエッグ

カプレーゼ、ゆで卵、クロワッサン等

シャンパンはコルクが抜かれていない状態で置いてあったため、お願いして開けていただきました。
新人と思われる女性が対応してくれました。

しばらくすると何組かの方たちが朝食会場に入ってきました。
一組の高齢のご夫婦は、旦那様は朝食をとっているものの、向かいに座った奥様はコーヒーを飲みながらずっと新聞を読んでいます。
そして旦那様の食事が終わると帰って行きました。

朝食だけでも400ユーロするのに、コーヒー一杯だけで帰ってしまうなんて！
お金持ちとはこういうものなんだなぁと感心しながら、やはり自分の身の丈に合ったホテルを選ぶのがいいのだなと思い知らされました。

でも、とても良い経験になりました。

チェックアウトの際、Vallentineさんという方に対応していただきましたが、わかりやすい英語と親しみやすい笑顔でとても感じの良い方でした。
さすが一流ホテルはサービスも素晴らしい。

ホテルに荷物を預けてアリエンツアレーナに向かいます。

建物の間から見えるフラウエン教会。
ミュンヘンのシンボルだけあって、いろいろな場所から見えます。

こちらも何回も前を通った新市庁舎

昼間は人でごった返すマリエン広場も、朝は人が少なくて良い感じ。

アリエンツアレーナへは、マリエンプラッツからUバーンで向かいます。
午後からはザルツブルクへ移動するため、昨晩アプリでバイエルンチケットを購入していました。
バイエルンチケットがあれば、Uバーンも乗れます。

U6でFrottmaningまで約16分でした。
サッカーボールのマークがついていてわかりやすいですね。

Frottmaningに着きました。
見えづらいですが、こちらにもサッカーボールマークがついていてわかりやすいです。
降りたら右側へ進みます。

人の流れに沿って歩いていくと遠くにアリエンツアレーナが見えてきました。
他にこれといったものはないので、道には迷いようがありません。

だんだんと近づいてきます。

やっと入口に到着しました。

案内に従い、アレーナツアーの方へ向かいます。

こちらがツアー受付です。
まだツアーには早すぎるため、先にミュージアムとショップを見ることにしました。

サッカー好きの息子は大興奮。

が、私はサッカーに興味がないので全くわかりません。

バイエルンミュンヘン、すごいチームらしいですね。

この後ザルツブルクへ移動しなければならないため、時間が限られており、息子はもっといろいろ見たいようでしたが、お土産も買いたいとのことでショップへ移動します。

サッカーのユニフォームって何て高いんでしょう！
日本で安いものも買えますが、本物は違うようで、私にはよくわかりませんが、楽しみにしていたのでお誕生日とクリスマスプレゼントということで買ってあげました。
普段は人の後ろに隠れて英語を話そうとしませんが、こういう時は自分でちゃんと店員さんに聞きに行っていました。

ツアーはドイツ語と英語がありましたが、もちろん英語のツアーにしました。
といっても英語もよくわかりませんが。

50人以上入る参加者を3グループに分け、ツアーが始まりました。
ハイテンションなガイドさんがみんなを盛り上げようと頑張っていました。

まずは応援席へ。
ガイドさんの説明を聞き、最後にみんなで「ゴーーーーーーール！」と叫ばされました。

こちらは選手のロッカー

こちらは選手が入場する際に通る通路だそうです。

他にも記者会見場などを見学させてもらいました。
サッカーファンにとっては嬉しいツアーですね。
もちろんサッカーファンではなくても楽しめました。

私は英語は20%ぐらいしかわかりませんでしたが、息子はサッカーの知識が私よりありますし、今までの頑張りの成果が出たのか、半分以上はわかったようです。
聞き取れるだけではなく、自分から話して旅行時も通訳してくれると楽になるんだけど。

マリエンプラッツからザルツブルクへ向かう際、バイエルンチケットが使える列車は限られており、予定している列車を逃すと到着がかなり遅くなってしまうため、急いで一旦ホテルへ戻ります。

預かってもらった荷物を受け取り、駅で昼食用のパンと飲み物を買い、ザルツブルク行きの電車に乗り込みました。

ザルツブルクへ向かう電車の中から雨が降り始め、気分もどんよりしてきました。
ザルツブルク中央駅でザルツブルクカードを購入したため、トラムやバスは乗り放題です。
Googleマップで本日宿泊予定のアパートメントの住所を入力すると、何時出発の何番のトラムに乗ればいいか教えてもらえます。
本当に素晴らしい。これさえあれば、世界中どこへでも行かれる気がしてしまいます。

本日の宿に到着しました。

カフェのオーナーが経営しているアパートメントのようで、最初にカフェに寄ってほしいとのメッセージが届いていたため、客でにぎわうカフェにまずは向かいました。
ダンディーなオーナーが鍵やお部屋の使い方を丁寧に説明して去っていきましたが、気が付くと鍵を持って行ってしまっていました。
慌ててもう一度カフェに行って鍵をもらってきましたが、ダンディーな割にお茶目なおじさまでした。

お部屋はそれほど広くはないですが、二人なら十分の広さですし、日本のビジネスホテルなんかとは比べ物になりません。

お洒落で必要なものが何でも揃っていました。
一泊しかしないのがもったいない感じでした。

雨が結構強く降っていたため観光する気分ではありませんでしたが、ザルツブルクカードを購入してしまっていたので観光しないわけにはいかないと、重い腰を上げて観光に出かけました。

幸いザルツブルクはトラムがたくさん走っているし、室内の観光地も多いので、そういうところを中心に観光することにしました。

遠くに見えるのはホーエンザルツブルク城です。

まず向かったのが「モーツァルトの家」。
雨が降っているため移動も大変で、晴れていれば簡単に見つかりそうな場所もなかなか見つかりません。

やっと見つけて中に入りますが、英語のオーディオガイドしかないため聞き取るのに疲れてしまい、途中でガイドは断念しました。

次に向かったこちら「モーツァルトの生家」も同じようなもので、ほとんど記憶に残りませんでした。
元々モーツァルトに興味があったわけではないので、なお更ですね。

雨降りで写真を撮るのも大変で、この写真もブレてしまっていますね。

モーツァルトの生家 建造物

こちらは観光客で賑わうゲトライデ通り。
雨は降ったり止んだりでした。
いつまた降り始めるかわからない状況で、のんびり街歩きを楽しむ余裕もなく。

ゲトライデ通り 散歩・街歩き

こちらは旧市街にある大聖堂

大聖堂 寺院・教会

12世紀に建てられたドイツ圏最大のロマネスク様式の聖堂だそうです。

フュッセンで見たロココ様式のヴィーツ教会、ミュンヘンで見たバロック様式のアザム教会とも違うと思ったらロマネスク様式なのですね。

祭壇の両側にあるオルガンはモーツァルトも演奏したものとのことでしたが、これがオルガンなのかな？

この辺りは普段であれば賑わっているのかもしれませんが、お天気が悪く、こちらのアート作品も寒々しい感じでした。

金の玉と男性像のアート作品の横に、巨大チェスがあり、ちょうど若者二人が遊んでいました。

続いて聖ペーター修道院のカタコンベへ。

ザンクト ペーター教会 寺院・教会

カタコンベって学生の頃に習ったなぁと調べてみると、古代キリスト教徒の地下墓地とのこと。
ザルツブルクのカタコンベは、岸壁を利用したものでした。
そして、すでに時間を過ぎてしまっていたため、中を見学することはできませんでした。

雨が降っていて歩く気になれず、疲れもマックスになったので観光はやめ、アパートメントに戻ることにしました。

広場に戻ってきたときにザルツブルクの有名なお菓子クーゲルの元祖のお店「Frust」を見つけました。

カフェ コンディトライ フュルスト カフェ

お土産に良いとのことだったので、味見をしてみようと２つだけバラで購入し、息子と一つずつ食べました。

お味は、、、
あまり私の好みではありませんでしたが、とりあえずお土産に決定！

トラムでザルツブルク中央駅まで戻り、駅の中にあったスーパーで本日の夜食を購入することにしました。

こちらはスーパーのチーズ売り場。
この種類の多さには驚きました。
ワインを飲みながらチーズ食べたいなーと思いましたが、ゆっくりする時間がないので断念。

ザルツブルク中央駅 駅

アパートメントの冷蔵庫には飲み物やお菓子が用意されており、飲んだ分だけ料金を貯金箱のようなところに入れるというシステムでした。

PHILIPSのコーヒーマシーンも用意されていました。

珍しいのでこちらのお菓子を購入してみましたが、甘すぎて１つだけ食べれば十分でした。

こちらが料金表。
ドイツ、オーストリアは物価が高いですね。

翌日は雨が上がることを願って、早めに就寝。