2019/12/03 - 2019/12/08
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ずっと行きたかったシェムリアップへやっと行くことができました。
本当は家族と一緒がいいのですが、日程を合わせるのが大変なのでとりあえず一人旅で。
皆さんの旅行記がとても参考になったので、少しでもお役に立てる旅行記になればいいな、と考えて今回はテーマごとに書きたいと思います。
この旅行記のテーマは遺跡・服装です。
1日目(12月4日)
日本語ガイドチャイヤさんと遺跡めぐり 14:00~18:00
アンコールワット(約2時間じっくり見学)
プレループで夕日観賞
2日目(12月5日)
チャイヤさんと遺跡めぐり 5:20~16:30
アンコールワットで朝日鑑賞、第三回廊と昨日見られなかったところ(またもや約2時間半ゆっくり滞在)
一旦ホテルに帰り朝食
アンコールトム 南大門、バイヨン、空中参道からバプーオン、象のテラス
タプローム
ランチを食べて
バンテアイスレイ
3日目(12月6日)
ベルトラ「絶景世界遺産へ!天空神殿プレアヴィヒア&ベンメリア寺院」(クロマーツアーズ催行)に参加 7:15~18:30
4日目(12月7日)
ホテルのトゥクトゥクを半日チャーターしてアンコールワットと国立博物館といくつかのお土産屋さん
ランチの後、「シェモアスイーツスパ」にてチュポンとクメールマッサージ → SPAから空港へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ずっと憧れて、行きたくて仕方なかったアンコールワット。
若いときからアンコールワットが大好きで、カンボジアに興味があって。
興味を持ったきっかけが何だったのか、思い出せません。
(もしかすると「世界ふしぎ発見!」かな~?)
旅行は家族旅行が一番楽しいと思っているのですが、子供達の予定を調整しているといつまでも行けないので、思い切って一人旅で行こうと決意して、4月のうちに飛行機とホテルは取ってしまいました。
ガイドブックは3冊購入。実際に連れて行ったのは色々書き込んだ「aruco」です。でも、結局持ち歩くことはせずにホテルで眺めるくらいでしたが。
他にも上智大学の石澤先生の本や、一ノ瀬泰造さんの本も読みました。
チケットを取ってから8ヶ月間、ほぼ毎日4トラも読んでいました。
先輩方、色々と参考になりました。ありがとうございました! -
歴史やレリーフについて学びながらじっくり遺跡を見たかったので、ツアーではなく日本語ガイドさんと車をチャーターしよう、と決めてネットで探しました。
ネットで検索すると、現地旅行会社や個人でやっているガイドさんが色々見つかります。何件か旅行会社や個人のガイドさんに希望のコースを伝えて見積もりを依頼した上で、今回ガイドをお願いしたのはチャイヤさん。
チャイヤさんはクチコミサイトで見つけて、直接メールでコンタクトを取りました。すぐに返信をくれて、メールは完璧な日本語で漢字も使える人!
こちらの日本語もしっかり理解してくれるので安心しました。
見たいところ、知りたいことをメールして、結構色々なリクエストもして(一般的なツアーよりゆっくり見たいとか、暑さに弱いから暑い時間帯は休みたいとか、団体様にできるだけ会わないようにしたいとか…。)コースを作ってもらいました。
女一人旅なので男性のガイドさんと1対1はどうだろう…とも思ったのですが、ほかの方の口コミとメールから誠実そうな人かな~、と感じられたので決めました。
実際お会いしてみると、本当に日本語が上手で、紳士で、お話がおもしろい!
もちろん遺跡には詳しいし、レリーフの物語も分かりやすく話してくれるし、近代史も含めた歴史の話、政治の話、カンボジアの今の生活の話・・・、たくさんたくさん、興味深い話を聞くことができました。
私一人でガイドさんと車とドライバーさんを占有したわけですから、料金は混載ツアーなどに比べればちょっと高めかも知れませんが、それだけの価値があると思います。車もトヨタのSUVで乗り心地抜群。(残念ながら車の写真は撮り忘れていた~。)クーラー効いているし!おかげで暑さでバテることは一切なかったです。
私はとにかくマイペースで遺跡をゆっくり見たかったし、暑さに弱いのでお休みも欲しい。私のような人は、個人で回った方が絶対充実します。
チャイヤさんは旅行会社には所属せず個人でやっているそうなので、興味を持たれた方はネットで検索してみてください。
オススメできるガイドさんです!
私は次も絶対チャイヤさんに依頼します。 -
1日目(12月4日)
12月3日の深夜便でバンコクへ、バンコクから朝の便でシェムリアップへ到着。
とてもスムーズにホテルに着いたので、ランチを食べて部屋で休む時間も取れました。(深夜便で動いたときには、無理せず休憩を入れるのが大事ですね。)
14:00 チャイヤさんにホテルまでお迎えに来てもらい、遺跡巡りがスタートです。
まずはチケットの購入から。
この時間は全然人がいませんでした。
3日券を購入しました。カードOK。
先輩の旅行記に「チケットに載った写真がひどい」、というものがあったので気をつけたのですが、私も失敗しました・・・。チケットを見返すたびに悔しい!!
カメラが胸の高さにあって(カウンターに付けてある)下から撮られるんですよね。しかもカウンターのお姉さん「撮りま~す」とかも言わずいつの間にか撮られてて、いいお顔をする間もなかった。
お姉さんにカメラを指さされたら、瞬時にアゴを引いていいお顔をしましょう!!
チケットは遺跡エリアに入るたびにチェックされるので、ネームタグのようなホルダーに入れておくと便利だと思います。(ツアーの方はホルダーをもらえるみたいで、皆さん首に下げてましたね。)
ただ、チケットの大きさが7×10センチと大きめなので、普通の名刺サイズのホルダーでは入りません。日本で準備する場合は、100円ショップでも大きめホルダーが売っていますので、よく探して確認して買ってください。アンコール エンタープライズ (アンコール遺跡観光チケット売り場 史跡・遺跡
-
14:30、まずはアンコールワットへ。
お堀の外側からチラっとアンコールワットの姿を見ただけで、感動です。
こんなに美しい建物がこの世にあるんだ・・・!!
本物だ~~~!!
午後なので太陽の光が当たり、本当にきれいに見えます。
午後はツアーの団体が押し寄せているのでは…、と心配していたのですが、大きな声の大人数の団体はあまり見かけず、小さなグループが多かった印象でした。
(最終日、朝8:30頃に行ったときは団体様ですごい状態だったので、団体ツアーは午前中、朝イチのほうが多いのかもしれません。)アンコールワット 史跡・遺跡
-
アンコールワットは間近に見ても、本当に美しくて、涙が出ました。
レリーフもキレイに残っています。
この日は仏日なので第三回廊には登れませんでしたが、第一回廊と第二回廊をゆっくり見て回ります。
レリーフに描かれている物語は、どれも面白い!
詳しくは省きますが、「王様とビシュヌ神、ヒーロー過ぎる!」って感じでした。
こんな美しい大きな建造物を、どうやって造ったのか。
当時の王様の威光と、庶民の生活や思いを想像するだけで何時間でも見ていられそうです。
ちなみに、アンコールワットは中心部分に土が盛られていて、その周りに石でこのような建造物を造ったそうです。私はピラミッドのような石だけの建造物だと思っていたのでびっくりしました。
よく「一度は行きたい」と言われるアンコールワットですが、「行きたい」と思っているなら、すぐにでも行くべきです。
本当に素晴らしいですから。 -
アンコールワットをじっくり2時間以上見た後は、プレループへ。
到着したのは17:00少し前。
夕日が有名な遺跡ですが、遺跡そのものもきれいでした~。
赤いレンガ作りなので、夕日の色でさらに赤く輝いていました。プレ ループ 寺院・教会
-
家族を代表して一緒に連れて行った「ねずちゃん」と一緒に夕日をのんびり眺めます。日の入りは17:30過ぎだそうで、40分くらいはぼーっと見ていました。
こんなにゆっくり空を眺めるなんて・・・。こんな時間を過ごすのは久しぶりだなあ。
そんなに混みあっていなかったけれど、夕日に向かっての最前列は埋まっていました。
かなり急な階段にみんな腰かけているのですが、「落ちないかしら…」と人の様子を見てハラハラしたり、カップルが多くて、一人旅の寂しさをちょっと感じたりしながら…。 -
空の色が刻々と変わり、太陽がどんどん沈んでいきます。
カンボジアに来て良かった~と心から思います。
この後、チャイヤさんおすすめレストランの『チャンレイツリー』まで送ってもらい、夕食後はオールドマーケットやパブストリートに意気揚々と繰り出したのでした。 -
2日目(12月5日)
この日はチャイヤさんに1日ガイドを依頼していました。
ホテルに5:20にお迎えに来てもらって、アンコールワットのサンライズを見ます。
チケットは持っているので5:35ごろには着きましたが、まだまだ暗い。アンコールワット 史跡・遺跡
-
朝焼けの色がキレイ。
睡蓮が咲いていてキレイ。
アンコールワットのシルエットがキレイ。
とにかくキレイ。
サンライズを見るのはアンコールワットに向かって右(南)側の池が有名らしいですが、この時期の日の出を見るには左側の方がキレイに見えるよ、ということで左(北)側の池へ。
このとき、左側の池は工事中で柵が作られていたのですが、ロープの部分を乗り越えて池のすぐ前でサンライズを鑑賞しました。
そんな観光客を誰もとがめない、のんびりした雰囲気。(とがめるどころか、どうせサンライズ見に来るでしょって感じで一部をロープにしてくれているような・・・。)カンボジア大好き。
6:30ごろ日の出のはずでしたが、太陽が出る頃には雲がかかってしまい太陽の姿は見られなくて残念でした。でも朝焼けの色が素晴らしくて感動です。
驚いたのは、肉眼で見るより、iphoneのカメラのほうが色鮮やかで鮮明だったこと!くっそー!iphoneに負けた…。
チャイヤさんの話によると、もともと、サンライズを見るのは日本人観光客が始めたらしく(もちろん地元の人はサンライズもサンセットも毎日当たり前に見られるので、大して価値を感じていなかったみたい)、それが日本人以外の観光客にも広がったらしいです。
今では地元の人も見に来るようになったそうですよ。
日本人って「日の出」「ご来光」が大好きだからね! -
そのまま第三回廊へ向かいました。
まだ7時前でオープンしていませんでしたが、30人ほどの列ができていて、早めに開けてくれたみたいですぐに登れました。
第三回廊から見えるまっすぐに伸びる参道。
王様が見ていた景色か・・・(感激で涙)。
ゆっくり20分ほど見ましたが、まだ7:10。
第三回廊を降りて、昨日見られなかった第一回廊のレリーフを見たりしました。
壁画の物語は本当に面白い。
壁画では速く動いている手や足を表現するのに、何本も重ねて描く方法がとられていて、漫画みたいでいいなあ、と気に入りました。
個人的には5人の王子と100人の王子が争う話が好きだな。 -
一旦ホテルに帰り朝食を食べて、10時にお迎えに来てもらって遺跡巡りを再開!
アンコールトムへ。
南大門。
人がいなーい。アンコール トム 南大門 史跡・遺跡
-
バイヨン。
ここでも「逆さ」。
人がいないので写真撮り放題。バイヨン 史跡・遺跡
-
バイヨンのご尊顔。
これらのお顔を見た私の感想は「思ったより小さい・・・。」
もっと大きなお顔がドドーンと迫力で迫ってくるのかと思ったら、やさしいお顔がニコニコ見てくれている感じ。
バイヨンはご尊顔が有名ですが、レリーフもキレイでした。
面白いレリーフがたくさん。動物がかわいくて好きです。
アンコールワットより人が多く感じました。狭いからかな。でも、有名な撮影ポイントでも1組くらい待てばすぐに撮れたので、ストレスはなし。 -
ネコがいる~。
モデルみたい。 -
バイヨンを後にして空中参道を通り、
バプーオンです。この時11:30。
だんだん暑くなってきました。しかも日影がない。
せっかくなので上まで急な階段を登ります。
こりゃ、明日は筋肉痛決定だ・・・。
でも、上からの景色は中々のものでした。
さすがに暑くて汗が吹き出しますが、風がきもちいい!
ここでも王様気分~。バプーオン 史跡・遺跡
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降りてきたところをチャイヤさんに撮ってもらいました。
涅槃像~。(わかりにくい) -
12:00になりました。
結構気温は上がっていますが、カラッとしていて不快ではなかったです。
しかも、遺跡の影や木陰に入ると涼しい~。
風がきもちいい~。日本の夏とは大違い。
ピミアナカスを見て、伝えられている蛇の話にゾ~っとして、
(それにしても人がいないな…)ピミアナカス 史跡・遺跡
-
象のテラスへ。
またまた王様気分で周りの景色を眺めます。
ほとんど人がいないので、テラスを独り占めで気分いい!
ここで12:15でしたが、私は朝食を2回食べていますので、お昼ご飯は後回しで、つぎ行こー!象のテラス 史跡・遺跡
-
そして来たのがタプローム。12:40。
見てびっくり、こりゃ、すごい。
遺跡として人気になるのも分かるなあ。
遺跡の存在自体が迫力あるのに、植物の生命力が加わってここでしか見られない景色を造っていました。
有名な木(撮影スポット)が何カ所かありますが、全然人がいなくて並ばずに写真を撮ったり眺めたりできました。
さすがにお昼時は人が少なくなるのかしら。
ここは写真を撮るのに夢中になってしまい(次に待ってる人がいると気になるし...。)遺跡自体をじっくり見ることができなくて少し残念だったかも。タ プローム 寺院・教会
-
タプロームを堪能した後ランチをゆっくり食べて、次はバンテアイスレイです。
車で30分くらい離れていたと思います。
車窓からお家やお店を見たり、田んぼを見たりするのも楽しかった~。
ちょうど稲刈りをしてました。全部手作業で、懐かしい感じ。
(私も小さい頃は稲刈りの手伝いしてました。私が子供の頃はまだ手作業がたくさん残っていましたね。今はほとんど機械だけど。カンボジアも、あと数年すればそうなるのでしょう。) -
バンテアイスレイには14:30前には到着。
バンテアイスレイは、本当に美しい遺跡だ~。
フランス人が盗んだという「東洋のモナリザ」ももちろん美しいのですが、それよりも私好みのデバターがたくさんいました。
一つ一つの彫刻が細かくて見応えがあって、周りを何周もグルグル。そんなに大きくない遺跡なのですぐに一周しちゃうのですが、見るたびに発見がある感じです。
ここでもたっぷり1時間は見ていたでしょうか。
この後、ホテルまで送ってもらい、16:30頃、チャイヤさんのガイドは終了です。1日半、本当に楽しかった。
またきっと会いましょうね!バンテアイ スレイ 史跡・遺跡
-
3日目(12月6日)
ベルトラで見つけた「絶景世界遺産へ!プレアビヒア&ベンメリア寺院」というツアーに参加します。(お弁当、プレアビヒアでの4DWトラック代込み)
プレアビヒアは是非行きたかったのだけれど、一人で行くのは大変なのでツアーを探しました。
ツアーだとプレアビヒアとベンメリアとコーケーのセットが多いのですが、欠点は出発が早すぎること。
私は朝食が美味しいと評判のホテルに泊まっていたので、絶対に朝食はホテルで食べたかった。(詳しくは、「フライト・ホテル編」をご覧ください!)
そこで見つけたのが出発が7時過ぎ、というこのツアーです。
しかも、VIP車が選べる。
ロングドライブですから、絶対VIP車でしょう、この歳になったら・・・。
ガイドも選択できて、私と同じ3人の子持ちだというキムリンさんにお願いしました。
ねずちゃん、やっぱりVIP車にして良かったね。疲れないもんね。 -
さて、朝食を食べていたら予定より早く7:05頃にはホテルに迎えに来てくれて出発です。
今回のツアーは私を含めて5人女性ばかりでした。気楽~。
途中の風景も興味深い。 -
シェムリアップを出発して1時間半ほど。
ベンメリアに着きました。8:50。入場料5ドル。
行ってみるとビックリ!!
廃墟というか、崩れて石がゴロゴロと積み上がっている姿も美しくて。
ラピュタみたい、とよく言われますが、私は全然ラピュタとは思わなかったなあ。ベンメリアの方が迫力があります。
自然に崩れたのではなく、戦争によって人が崩した、という話を聞いたからでしょうか。
造るパワーもすごいけど、壊すパワーもすごい・・・!ベンメリア 森林・ジャングル
-
ガイドのキムリンさんです。
小さいお子さんもいて、お母さんに協力してもらってガイドの仕事をしているそう。
ガイドは朝早かったり、忙しいと休みが取れなくて大変、と言っていました。
でも、この仕事が大好きだって。
働くお母さんは、かっこいいよ! -
次はプレアビヒアに向かいます。
3時間くらいかかる、とのこと。
途中、学校が終わって下校する生徒達を見かけました。
みんなバイク乗ってるけど、免許は?二人乗りとか当たり前だし・・・。
ダラダラとおしゃべりしてる子達も結構います。さっさと帰って勉強したり家の手伝いしたり、やるべき事があるでしょ!子供はどこでも同じですね。
学生が多くて先生が足りないので、午前部と午後部に分かれていると聞きました。 -
途中お弁当を食べ、トイレ休憩したりしながら3時間半。
牛の群れに会って、牛飼いのおじちゃんと手を振り合ったりして~。 -
やっとプレアビヒアの麓に着きました。
やっぱり遠かった~。13:00近くなっています。
麓で4WDのトラックに乗り換えます。
チケットもここで購入。10ドル。 -
4WDのトラックで急坂を上り、小さな集落まで上がります。
このトラック、アトラクションとして優秀!
思わずキャー!と声を上げ、時々見える眼下の景色に感動し、崖の地層まで興味深い。
上の集落には、国境を守る警察(軍隊?)とその家族が住んでいるそう。
集落からしばらく上ると、遺跡と旗が見えました。
カンボジアの国旗とユネスコの旗です。プレアヴィヒア寺院 寺院・教会
-
向こう側にはタイの建物が。
ビックリしたのはスマホにタイからメッセージが入ったこと!
「Welcome to Thailand!」と、ネット事業者でしょうか。
国境が曖昧な地域だということを感じました。
でも、ガイドのキムリンさんは、タイとカンボジアは仲が悪いわけではなく、カンボジアとタイは兄弟みたいなものだ、と言っていました。
言葉も文字も似ているし。
じゃあ、ベトナムは?と聞くと、微妙な表情。
ベトナムは「チャンパ」という国だったころからカンボジア(クメール王国)とはずっと戦っていたみたいですしね・・・。(遺跡のレリーフにチャンパとの戦いがよく出てきます。)ベトナム戦争でも色々あったようですし・・・。
とにかく、島国の日本では感じられない微妙な空気感が漂っていました。 -
ずんずん登っていくと頂上です。
これだ~、見たかった景色。
素晴らしい景色が広がっていました。
確かに、長い時間をかけても来る価値がある!
そして怖い! -
遺跡も素晴らしいです。
ヒンズー教寺院として建てられ、今は仏教のお寺として使われているそうで、仏様が祭られていて地元の人も参拝に来るそうです。
まだまだ修復が進んでいないそうですが、それもまたいい。
ちなみに、パスポートチェックがあるとの情報もありましたが、今回は特にチェックされませんでした。ツアーだったからかな?
山を下りたときには15:00。
この後は爆睡しながらシェムリアップに帰りツアーは終了となりました。
朝ゆっくりの出発なので仕方ないけど、ちょっと駆け足になってしまって残念。
プレアビヒアはもう一度行ってみたいなあ。 -
4日目(12月7日)
夕方の便で帰ります。
午後はSPAの予約をしていたので、午前中だけホテル付きのトゥクトゥクをチャーターして国立博物館に行こう!ついでに買い物も!
「10ドルでいい?」「いいよ~」って決めちゃったけど、値切れば良かったかな。
ホテル付きだし、そんなに高くは言ってないだろう、と思って別に気にしませんでした。(そのかわり、チップはあげません。←ケチ)
実はこのときトゥクトゥク初体験!
風が気持ちいい!!薄いカーディガンでは寒いくらいです。 -
運転手さんに国立博物館のチケット持ってるの?と聞かれ、持ってない、と答えると、チケット屋さん?ツアー会社?のような所に連れて行かれて、購入しました。
もらったのはチケットではなくこんな紙。(バウチャーっていうんですかね。)別に正規の料金より安いわけでも高いわけでもない・・・。何のためでしょう? -
ホテルを8時頃出たので、国立博物館がまだ開いていなくて(8:30オープン)、プラス2ドルでアンコールワットまで連れて行ってもらいました。
国立博物館の時間をゆっくり取りたいので、寺院の中には入らず修理している橋を眺めます。
日本の国旗が付いたクレーン車やトラックが働いていました。
誇らしいぞ、頑張れ!日本!
それにしても、この時間は団体様が多い・・・。ここは中国か?!と間違えるくらい中国語が飛び交っていました。他の国の人が見当たらないくらいです。
ガイドのチャイヤさんのおかげで団体様と一緒になることがあまりなく意識しませんでしたが、すごい数の団体様です。
今、カンボジア(シェムリアップ)を訪れる外国人は、1位中国人、2位韓国人、3位日本人、4位その他欧米などの人々、だそうです。
十数年前は日本人が1位だったのにね・・・。アンコールワット 史跡・遺跡
-
名残惜しいけど、また絶対来るからね、と心に誓ってアンコールワットにさよならして国立博物館へ行きました。
国立博物館は写真が撮れないのでとくに写真はありませんが(外観くらい撮ってきなさいよ!)、かなり面白かったです。
イヤホンガイド(5ドル)は絶対に借りるべきだと思います。
しっかり聞いて一つ一つを見ていたら2~3時間はかかります。
イヤホンガイドから流れてくる日本語のお姉さんの語り口がハマる。
途中、明らかにテンションが下がって面倒くさそうに語ってくれるのが、カンボジアっぽくて好きでした。これはぜひ聞いてほしい。
国立博物館を満喫した後は、買い物をしてランチを食べて、SPAに行って帰国、となりました。
SPAは『TNKトラベル』というところを通して『シェモアスイーツスパ』でチュポンとクメールマッサージを予約しましたが、お迎えに来てくれないし、チュポンはゆっくりできなかったし(マッサージはまあまあでした)、ちょっとがっかりSPAでした。こんなことならケチらないで『スパクメール』とかにしておけばよかったかな。(TNKトラベルさんは日本語のスタッフもいて、お迎えが来ないよと電話するとすぐに対応してくれました。悪い感じではなかったです。) -
さて、12月のシェムリアップの気候ですが・・・。
現地の人は「寒い、寒い」としきりに言っていました。
(プレアビヒアでは子供にセーターを着せてマフラーを巻いていた!そんなに寒いかな~!観光客はみんな半袖ですよ~。)
フリースや分厚いジャケットを着ている人も多くて。
みんな寒いと感じているためか、アジアあるあるの「お店の中クーラー効き過ぎで寒い!」も全くなし。オープンエアで扇風機すら回っていない、というお店がほとんどだったので、冷房対策はいらないかも、です。
でも、日本人(私)にとっては十分に暑いよ!!!
朝夕は涼しくてクーラーいらないけど、日中の強い日差しの下を歩いていると、やっぱり汗が噴き出ます。
でも乾期だからか、ジメジメした感じがなかったなあ。
日陰は涼しくて気持ちいい~。
遺跡を見て回るには、最高の季節だと思います。
塩分補給タブレットを大量に持って行ったのですが、大量に余りました。 -
基本的にTシャツにアームカバー、スカーフと帽子。
山に登った時はちょっと涼しかったので、薄い長袖のUVカットカーディガンを羽織っていました。
街歩きの時はズボンをロングスカートやワンピースに変えてサンダルを履くくらいで。(道が砂っぽいのでサンダルがザラザラになりますが・・・。)
薄い羽織るものが1枚あれば十分ですね。 -
ちなみに、スマホはsimフリーにしてあるので、ホテルでSmart社のツーリスト用フリーsimをもらい、街のお店で3ドル分チャージして使いました。(でも面倒だったので、simを入れ替えて使おうと思っている方は、空港で購入することをお勧めします!)
郊外は確かに繋がりにくくなったり4Gが3Gになったりしましたが、有名な遺跡周辺や街(家がたくさんあるところ)ではちゃんと繋がりましたよ。
ポケモンGoをやってみたりしました。
そして、スマホのカメラの位置情報をONにしておくと、後で見たときに楽しいですよね。
シェムリアップとその周辺の遺跡は、本当の素晴らしいものばかり。
行ってよかった~、家族でまた絶対行こう、と思います。
道ばたには犬がウロウロ、ゴロゴロしていて、犬好きの私は喜んでいたのですが・・・。カンボジアでは犬はとても身分が低く、家に入れたりリードを付けて散歩なんてとんでもない!って感じらしいです。(1回だけリードを付けて犬の散歩をしている人を見かけましたが、明らかに日本人でした。)
「犬」を使って悪口を言うと、とっても侮辱したことになるそうな。
でも、番犬として役立つから飼われているらしい。
野良犬もたくさん。狂犬病の心配もあるので近づかない方がいいようですね。(そもそも人懐こくない。)
家にかわいい犬が待っている身としては、ちょっとさみしかったです。
【フライト・ホテル編】
【食事・買い物・街歩き編】
も書いていますので、お時間がありましたら読んでください。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たはらけママさん 2020/01/09 23:03:58
- ありがとうございます!
- コメントありがとうございます。うれしいです!
アンコールワットはずっと行きたかったのになぜかご縁がなくて行けず、やっと行けただけに感動も大きかったです。
感動に涙しながらも頭の片隅では「もっと早く来られたんじゃないか…。色々理由をつけて動かなかっただけじゃないか…。こんなに素晴らしい場所なのにもっと早く来ればよかった!」と冷静に後悔・反省(?)してました。
仕事や家族との調整など自由にならないこともありますが、まだまだ行きたいところもたくさんあるし、いい旅をつづけたいな、と思っています。
Pメテオラさんも、これからも素敵な旅を!
-
- Pメテオラさん 2020/01/09 20:46:03
- まさに、すぐ行くべきですね
- 作者さまのおっしゃるとおり、アンコールワット観光は、思い立ったが吉日、行きたい思ったら、すぐ行くべき場所だということに同感です。気分がのっているうちに、あちこち見て記憶に深く刻むというパターンに大賛成。乾季なので暑いながらも快適な観光ができた様子が手に取るように分かりました。中国人に遭遇するかどうかは、やっぱり運次第のようですね。ご家族ともども次回も感動体験ができますように。
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